「ポーの一族 ユニコーン3話」(flowers5月号)ネタバレ感想・村の起源

     

2019-03-28_165402引用元https://flowers.shogakukan.co.jp/

お元気ですか?うめきちです(^o^)/

月刊フラワーズ9月号で一旦お休みになっていた「ポーの一族ユニコーン」が2019年5月号から再会しましたね!

  • 時は1975年6月、バラを買うために公園近くの花屋を訪れるエドガーとアラン。
  • その少し前に同じ場所ににクロエに連れられてバリーも。
  • エドガーはクロエからポーの村の由来を聞くことに。

今回は月刊フラワーズ5月号に掲載された「ポーの一族ユニコーン」Vol.3を紹介したいと思います。

「ポーの一族ユニコーン」Vol.3

  • あらすじと感想
  • まとめ

(※なお、ネタバレを含みますので結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「ポーの一族ユニコーン」Vol.3

あらすじと感想

2019-03-28_165453引用元https://flowers.shogakukan.co.jp/

花屋と公園

1975年6月ロンドン、公園の向こうにある花屋を訪れたエドガーとアランは注文しておいた「ダマスク・ローズ」7鉢をイーストサセックスのストラスフォード・ウェルズ村のアーサーの家に運んでほしいと頼むと車で出かけた息子が1時間後に帰って来るからそれまで待ってほしいと言われます。

そこでエドガーは近くにある病院を見に行き、アランは公園のバラを見に行くことにしました。

エドガーは花屋の中にいた時に、窓の外をシスター姿のクロエが病院の方へ行くのを目撃して後を追ってみることにしたようです。

エドガーが予想したように、クロエは入院患者に祝福を与えるふりをして眠っている患者たちからエナジーを採っていたのです。

クロエの話し

声をかけると逃げ出してしまったクロエを追いかけていったエドガーは、今は庭の隅で彼女と話しをしています。

「あんたが逃げ出したおかげでルールが変わってばくは毎年ポーの村へのご奉仕がなくなったよ・・・まァ代わりにぼくはポーの村へバラを送っているけどね」

クロエはポーの村のバラを枯らして逃げたようですが、

「枯れやしないわ。また再生するわよ。百年もたてば!」

「百年?どうしてわかる?」

「わかるのよ。だってあの村のバラが枯れてしまったのははじめてじゃないもの!」

クロエはエドガーにポーの村に伝わるわらべ歌のような歌を聞いたことはないかと訊ね、

「一族の者にとって永遠の楽園。でもそのためには永遠の地獄がある」

「地獄」という意味深な言葉に興味を持ったエドガーは、クロエがポーの一族に加わった千年以上前の話を聞くことになりました。

ポーの村

かつてクロエが住んでいたヨークシャーの小さな村や周辺の地域は、ある夏、流行り病であっという間に人々が死に絶え、クロエも死を迎えるために森へ向かいました。

すると一人の老婦人から声をかけられます。

その人は老ハンナ・ポーで、クロエに「お前と同じブリトン人だよ。安心おし」と囁き、仲間に加わることになったのです。

クロエが紹介された一族は

  • 「キング」
  • 「フォンテーンという美しい男」
  • 「フォンテーンの異母弟・バリー」
  • 「フォンテーンに仕える彼の母親と若い二人の娘」
  • 「フォンテーンの護衛のような3人の男たち」

これらの9人は「ポーの一族」と名乗り、ローマから旅してイングランドに辿り着いたローマ人だと言いました。

ここでエドガーが「キングはギリシャ人のはずだよ」と言いますが、真相はさておき、老ハンナと彼女が増やしたブリトン人の仲間たちは小さな谷に「ポーの村」を作り始め、キングたち9人は古いローマの砦跡にある「トリッポの城」に住み始めたのです。

老ハンナとキングでは仲間を増やすことについて考え方が違っていました。

でも二人は仲がよくてキングはバリーをつれてポーの村をよく訪ねて来ていました。

その後フォンテーンはトリッポの城主が亡くなった後、その奥方と結婚し、10年後には奥方の娘と。さらにその10年後にはまた若い娘と結婚を繰り返したのです。

人間に滅ぼされたトリッポの城

村に比べれば華やかな城の生活に憧れたクロエはシルバーを誘って城へと逃げましたが、二人が見たのは燃える城と町でした。

教会付きの騎士たちがバンパネラ征伐にやって来たのです。

ポーの村に帰ってきたキングは燃える城に閉じ込められた仲間たちは胸に杭を打たれ焼け死んだと言いました。ただ1人、逃げおおせたバリーだけを除いて。

その年、村のバラはたくさんの大輪の花を咲かせて冬になっても枯れずに咲き誇りました。

地下に眠るフォンテーン

そして雪の日にバリーが戻って来てキングに言ったのです。

「棺に閉じ込めて連れ去ったフォンティーンに会わせてくれ」と。

フォンテーンは村の畑の地下深くにバラの根に絡みつかれて眠っていました。

2019-03-29_000741

今年のバラが枯れなかったのはフォンティーンの力だったのです。

バリーはその後、村中を駆けまわってバラを打倒してエナジーを吸い取り、枯らして逃げました。

それからキングはフォーンを閉じ込めたまま村に結界を張ってバリーを締め出し、やがてバラが再び咲くようになるまで百年近くかかったのだとクロエは言いました。

エドガーたちを見送るバリー

エドガーがクロエの話を聞いていた頃、公園にいたアランはバリーに出会い、あれこれ誘われて気分が悪くなっていましたが、エドガーの姿が見えたのでさっさと彼の方に行ってしまいました。

そして翌1976年、エドガーとアランはエディスを救うために火事の中に消えていったのです。

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ポーの村の起源がわかって今さらだけど、それでバラが枯れないのか~と納得しました。

それにしても千年とは気が遠くなりそうです。

地下に閉じ込められてバラの根に絡みつかれ、動かなくなったフォンテーン・・・スゴク綺麗ですがエロイです。

アランを通してフォンテーンを見ているバリーが今後、どう動くのか気になりますね。

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まとめ

今回は月刊フラワーズ5月号に掲載された「ポーの一族ユニコーン」Vol.3の紹介でした。

続きはflowers6月号ですが、待ちどうしいですね~(#^^#)

ではでは(^0^)/

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