引用元https://www.amazon.co.jp/
お元気ですか?うめきちです(^o^)/
マンガ・荒川弘先生&原作・田中芳樹先生の新巻「アルスラーン戦記」12巻が2019年11月8日にKCマガジンから発売されました。
- 魔導師から「宝剣ルクナバード」のありかを知らされるヒルメス。
- ギスカールミスでアンドラゴラスが牢から脱出!!
- エクバターナを目指す途中でペシャワールの援護に戻るアルスラーンは、エステルと騎士の別れをする。
今回の記事は「アルスラーン戦記」12巻の紹介をしたいと思います。
「アルスラーン戦記」12巻
- まずは11巻のおさらいから(#^.^#)
- 12巻のあらすじと感想
- 「アルスラーン戦記」を無料で読む方法
- 「アルスラーン戦記」13巻の発売日
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「アルスラーン戦記」12巻
まずは11巻のおさらいから(#^.^#)
突然起こったイスファーンとギーヴの喧嘩騒ぎで、ギーヴはパルス軍から出ていくことに。
しかしこれはケンカを装って、実はルシタニアや王都の内情を探らせるためにナルサスがやらせたことだった。
一路、エクバターナを目指すアルスラーンとパルス軍は、シャフリスターンの野で偶然にもルシタニア軍と出会いそのまま戦闘に!
聖マヌエル城に攻め込んだアルスラーンたちの目の前で、次々とその身とプライドを守るためにルシタニアの女たちが塔から身を投げる。
最後に飛び降りたバルカシオン伯爵の遺体にすがって半狂乱になるルシタニアの見習い騎士エトワール(女・エステル)は、捕らえられた牢の中でアルスラーンから、明日、敵味方の遺体を埋葬する時にルシタニアの死者のためにルシタニア語で祈ってほしい」と頼まれるのだった。
スポンサードリンク
12巻のあらすじと感想
第71章 ギスカールの野望
ギスカールはザブール城を攻略して戻ってきた銀仮面ヒルメスから、彼の素性を打ち明けられていました。
『このままではアルスラーンが救国の英雄となりそのまま王位に就くのは必定。後からヒルメスがいくら「自分が正当な王だ」と言ってもパルス国民には無視される・・・そう考えて今のうちに己の素性を明らかにしたのか・・・』
ギスカールはヒルメスの話を聞くうちに不快感が募って来るのを感じましたが、ここはとりあえず応じることにして逆にコイツを利用してやろうと考えます。
ヒルメスの方もルシタニア軍の力がパルス軍より強いとは思ってないので、またもや魔導師の力を借りようと考えますが、そんな彼に魔導師はデマヴァント山に封印された正統なパルス王の証と言われる「宝剣ルクナバード」のありかを教えたのです。
ヒルメスはすぐにデマヴァント山へと向かって出発し、彼の出立を知ったギスカールは代わりに地下牢に捕らえてあるアンドラゴラスを使おうと考えますが・・・。
しかしギスカールの口からヒルメスの名を聞いたアンドラゴラスはこの時を待っていたとばかりに、日頃からスープや尿をかけて錆びさせておいた鎖を引きちぎってギスカールとその護衛兵に襲いかかりました。
そして自分が繋がれていた鎖でギスカールを縛りあげると、ぶきみな笑い声と共に地下牢から出て行ったのでした。
第72章 王の帰還
戦闘でなくなった両国の兵の埋葬を終えたマヌエル城では、アルスラーンは残ったルシタニアの女子供たちを連れて王都エクバターナを目指すことに決めました。
最初は反発していたルシタニアのエステルも少しづつエラムやアルフリードたちと仲よくなり・・・。
ところでその頃、山中ではメルレインの案内でヒルメスの所へ向かおうとする、亡国マルヤムのイリーナ姫の一行が旅を続ける姿がありました。
一方、エクバターナでついに牢から脱出したアンドラゴラス王は、ギスカールを人質にして立て籠もっていたのでイノケンティス王の側近たちは王弟を助けるために、王の妾で元はアンドラゴラスの妻であるタハミーネを使って人質交換をしてはどうかという案が出しました。
しかし王は強く拒絶し、側近たちの怒声が響く中、タハミーネは「わたしはかまいません」と名乗り出たのです。
第73章 生命の賛歌
アンドラゴラス王の部屋に入ったタハミーネは、最初こそ静かに王の言葉を聞いていましたが、すぐに、
「私の子を返してくださいまし!!!」
アンドラゴラス王は興味もなさそうに、
「アルスラーンは東方ペシャワールにおいて兵を起こし、エクバターナを目指して進軍しつつあるそうな」と言いながらただ目の前の美貌の妻の心を得ることだけに執念を燃やしているようでした。
パルス歴321年5月末、アスラーン王太子軍はエクバターナへの道をすでに3分の1踏破していました。
そんなある日、ペシャワールへ向かって進軍してくるトゥラーン軍の存在を知ったシンドゥラのラジェンドラ国王は恩を売るためにすぐにペシャワールへ連絡を入れ、急報を聞いたペシャワールのルーシャン卿は籠城で城を守る作戦を取り、この事を王太子に伝えてくれと使者パラザータを送り出したのです。
パラザータは一刻も早く伝えなければと昼夜問わずかけ続け、おかげで途中で馬が死んでしまい困っているところに偶然クバートと出会い、彼の馬を借りてアルスラーンの元へと向かうのでした。
第74章 流浪のマルズバーン
パラザータからトゥラーン軍侵攻の報を聞いたアルスラーン一行は、全軍もと来た道を東に向けてペシャワールの援軍に行くのが最良であるというナルサスの案を受け、ただちに方向転換することを決めました。
すでにファランギース隊は先鋒として出発しています。
アルスラーンは連れていたルシタニアの人たちはここで置いていかなければならばいことを伝えに向かう道々、絶対にエステルが怒ると思って気が重かったのですが・・・。
ところが意に反して彼女は「必ず生きて戻って来い」と言ってくれました。
ファランギース隊がクバートの野営地を通りかかった時に、少し話をしたクバートは彼女を気に入り、この隊に加わることを決めました。
到着したペシャワールは、すでにトゥラーン軍と膠着状態となっていて城に入るのは難しいと思われました。
しかし勇猛な女神官であるファランギースは「今宵、闇に乗じて押し通る!」と言ったのです!!
そこで素早くそれぞれの分担を決め、クバートは囮として派手にトゥラーン軍を引っ掻き回す役割に名乗り出ました。
第75章 囮の名は
一方、トゥラーン軍でも膠着状態の現状をどうするべきか話し合っていましたが、どうも一枚岩というわけではなさそうで、親王イルテリシュ(トゥラーン王弟の子息)を小バカにしたような態度のカルルックが作戦を牛耳っています。
そんなところへクバールの小隊が攻め込んできて陣営の中で大暴れしたので、意表を突かれたトゥラーン軍は大騒動です。
そのスキにファランギース隊は城の入り口を目指し、すでに城壁の上から様子を見ていたルーシャン卿は門を開ける準備をしています。
ファランギースの「開門!」の呼び声に答えて門が開き、彼女の戦いぶりを惚れ惚れしながら見ていたクバートも一緒にもぐり込むのでした。
ファランギースはそこで初めてクバートがマルズバーンだったことを知ります。
第76章 トウラーン軍の猛攻
翌日も籠城戦は続き、ファランギースはアルスラーンたちが来るまであと3日堪えてくれと言い、クバートはわざと大立ち回りを演じてペシャワールの兵たちを盛り立てます。
やがてトゥラーン軍は穴を掘って地下から城内に侵入しようと作戦を変えますが、作戦を練るカルルックの言葉から彼らは総勢6万の兵力があり、パルス軍の来襲に備えて西方に3万配置してありペシャワールには3万置いているようです。
そのうちの1万人で穴を掘るとか、まるで目指せ!1万人穴掘り大会!!ってことこですかね(笑)
そんな中、ようやく到着したパルス軍は、予想に反してシンドゥラ側である東側から現れ、意表を突かれたトゥラーン軍は浮足立って混乱しています。
「今後、トゥラーンは草原の腐肉漁りとでも自称するがよいぞ!!!」
キシュワードの雄叫びを皮切りに、キシュワードと敵方の武将ボイラとの一騎打ち、ダリューン、クバートの参戦を見ていたカルルックは、
「人の形をした災厄めが・・・・!!」とその強さに恐れを感じるのでした。
ついに戦闘開始!!
戦いながら嬉しそうに再会を喜ぶダリューンとクバート。
死屍累々の中でのほのぼのシーン・・・ちょっと怖いかも(-_-;)まあ、戦争なのでこれもありなんですね。
それにクバートはどうやらファランギースのことがかなり気に入ったみたいだし、そこでもひと波乱あるかも(#^.^#)
それにしても思いもよらない敵の登場で、敵はルシタニアとかアンドラゴラスだけじゃないと思うと、この先どうなるんだろうとちょっと不安になりました。
13巻ではどうなっているのかドキドキですね。
「アルスラーン戦記」を無料で読む方法
どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
「アルスラーン戦記」13巻の発売日
「アルスラーン戦記」13巻の発売日は、2020年5月8日前後での発売です!
関連記事:「アルスラーン戦記」第13巻ネタバレ感想 蛇王ザッハークの復活!
まとめ
今回の記事は「アルスラーン戦記」12巻の紹介でした。
少しずつ凛々しく成長していくアルスラーンにキュンキュンしちゃいますね!
ではでは(^o^)/
✒合わせて読みたい↓
✒書籍情報↓Amazon
✒楽天での検索はこちらから↓
☆