引用元https://www.amazon.co.jp/
お元気ですか?うめきちです(^o^)/
マンガ・荒川弘先生&原作・田中芳樹先生の新巻「アルスラーン戦記」15巻が2021年6月9日にKCマガジンから発売されました。
- ペシャワール城に自力で戻ってきたたアンドラゴラス王!
- 「地上に国王はただひとり」と王太子アルスラーンを南部海岸地方へと追いやる命を下す。
- 事実上の追放だと感じたナルサスたちは、たった1人で旅立ったアルスラーンを追う計画を立てるのだった。
今回の記事は「アルスラーン戦記」15巻の紹介をしたいと思います。
「アルスラーン戦記」15巻
- まずは14巻のおさらいから(#^.^#)
- 15巻のあらすじと感想
- 「アルスラーン戦記」を無料で読む方法
- 「アルスラーン戦記」16巻の発売日
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「アルスラーン戦記」15巻
まずは14巻のおさらいから(#^.^#)
ペシャワール城に帰還したアルスラーン軍。
城外のトゥラーン軍と睨み合いが続く中、更なる大軍がペシャワールを目指して南下していた。
率いるのはトゥラーン国王トクトミシュ! 開城を迫るトゥラーン国王。
その非道な挑発が、アルスラーンの逆鱗に触れた時、新たな大戦が幕を開ける…!
敵の包囲網を打破するため、ナルサスは策謀を巡らせ、離脱中のギーヴも戦場へ急ぐ。
己の信念のため立ち上がった少年と共に、英雄達の戦いが始まる!!
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15巻のあらすじと感想
第89章 追憶の情
英雄王カイ・ホスローの墓から宝剣ルクナバードを掘り出そうとして失敗したヒルメスは、魔道士のところに戻る途中でメルレインらに護衛されながら旅を続けるイリーナ姫の一行に出会います。
無視して行ってしまおうとするヒルメスの声を聞いたイリーナ姫に、
「ヒルメス様ではございませんか?」と声をかけられますが、「知らぬな」と立ち去ってしまうのでした。
かつて16年前、ヒルメスはアンドラゴラス王に暗殺されかけてパルスを脱出して最初に亡命した隣国マルヤムで第二王女・イリーナと出会いって互いに惹かれ合うが、彼の立場を厄介に感じたマルヤム王宮から追放されたのです。
第90章 行軍の果て
ヒルメスは彼女のことを今も大切に想っていましたが、去り際にザンデに命じてエクバターナには近づかないようにと伝言を残すことしかできませんでした。
一方、パルス兵たちに護衛されてエクバターナに到着したエステルは、聖マヌエル城から連れて来たルシタニアの病傷人や幼児たちをなんとかルシタニア貴族に保護してもらおうとしますが、誰も相手にしてくれません。
途方にくれていたところで、とある塔の上に幽閉されているイノケンティス王を見つけました。
イノケンティス王は自分が王弟ギスカールによって幽閉されているとは知らないので、彼女の話を聞いて明日にでも正式に騎士に叙任してやろうとのんびりと言いってくれましたが、エステルはルシタニア兵に追っ払われてしまいます。
万策尽きて力なくみんなの所に戻ろうと歩いていたいたエステルはに、ふとパルス兵から別れ際に渡された手紙のことを思い出して開いてみました。
『困ったら牛車の右前の車輪の軸を外してごらん』と書かれたいたので、軸を外してみるとそこから出てきた袋にはお金が入っていたのです。
「助かった!これでしばらくは生きていける!!」と喜ぶ一行でした。
そんなことがあった翌日、ペシャワール城にアンドラゴラス王が現れたのです!
第91章 唯一の国王
アンドラゴラス王はアルスラーンたちに丁重に迎え入れられますが、跪いて出迎えの挨拶をする王太子アルスラーンに横柄な態度を見せ、母である王妃タハミーネにも会わせようとせずに、
「地上に国王はただひとり」と、休息のために部屋に引っ込んでしまいました。
二人の様子を見ていた周りはこの先、国王と王太子とで二頭政治になってパルスは分裂するのではと心配そうです。
アルスラーン自身やっと両親に再開できたというのに、少しも嬉しくない自分がどこかおかしいのではないかと不安に思うのですが・・・。
しかし午後になって臣下一同を集めたアンドラゴラス王は、
「兵権は国王に帰す」と、アルスラーンが兵を上げて王権を代行したのは大逆であると言い出したのです。
そしてアルスラーンに今すぐ南方の海岸地帯に行って5万の兵を集めよと命じました。
これは事実上の追放です!
驚いているアルスラーンに「お受けあそばせ 殿下」とナルサスはそっと囁きますが・・・。
さらにアンドラゴラス王は「すぐに出立するがよい」と今すぐに出ていけと言い、ナルサスやダリューンが随行することは許しませんでした。
- たった1人で5万もの兵を集める旅に出ることになってしまったアルスラーン。
- アルスラーンにつこうとするものを王権を行使してことごとく奪い取ろうとするアンドラゴラス王。
- アンドラゴラス王の冷たい態度に怒りを感じている臣下一同。
その様子を柱の陰で見ているギーヴは『宮位を持つと不自由だな』とつぶやきながら、タハミーネの冷めた目から親子の確執だけではない何かがあるのではと感じ取っていました。
第92章 独りの夜
たった1人で旅立ったアルスラーンを見送ることも許されずに怒りに燃えるダリューンに、ナルサスは指文字で自分の計画を伝えました。
ナルサスの部屋はダリューンと二人だけですが、扉の外にはアンドラゴラス王側の見張りが聞き耳を立てています。
もはやアンドラゴラス王にとってアルスラーンは潜在的な敵なので、彼に味方すればそれを口実に殺そうとするのは確実です。
なのでナルサスはアルスラーンのことは心配するなと軽いおしゃべり口調で話しながら、テーブルの上に置かれた指はこれからどうやってアルスラーンに合流するかの計画を語っていました。
そしてその夜、突然、飼葉小屋から火事が起こり、その騒ぎに乗じてナルサスたちはペシャワール城から脱出することになります。
逃亡を図るダリューンを止めようと立ちはだかるキシュワードは、ファランギースの矢に馬が射られて逃げられた体で彼らの出奔を見逃しました。
アルスラーンの方はすでに日没近くなった草原で野営地を探しながら己の見通しの甘さに呆れていました。
なんとか野営の準備を整えましたが、いつもエラムたちにやってもらっていたので一人でやるのは大変だと改めて思い、真っ暗な夜に一人で外にいる心細さにドキドキです。
第93章 盗賊の長
いつの間にか眠ってしまったアルスラーンがアズライールに起こされると、朝日の中、遠くの岩山の影に仲間たちの姿が見えて大喜びしました。
打ち合わせなどしていないはずなのそれぞれの意思でアルスラーンの元に集まった、ナルサス、ダリューン、ファランギース、ギーヴ、エラム、ジャスワント、アルフリードが跪き、「共に戦う」と誓い、そんな彼らに「部下ではなく友人だ」と8人と1羽(アズライール)の固い絆を誓いあうのでした。
それからしばらくは彼らは南部海岸の都市・ギランを目指して進んでいましたが、ある日、一行を襲おうとする盗賊に出くわしたのです。
ところがよく見れば盗賊はゾット族の者たちで、ゾット族の族長の娘であるアルフリードに一括され、有事のときには協力すると約束を取り付けることができました。
まずは40人ほどで、残り4万9千953人です。
その二日後、彼らの目の前にはギランの明るいな海が広がっていました。
第94章 王弟殿下の憂鬱
ヒルメスは魔道士の所に戻ると「ルクナバードは手に入らなかったが、宝剣はなくとも俺はパルスの正当な王だ」と宣言します。
ヒルメスが立ち去った後で、魔道士たちは「悪こそが世界の根源」という蛇王ザッハークの教えに従って、正義の名の元に大量に血が流されることを喜びほくそ笑んでいました。
また一方、アルスラーンがアンドラゴラス王に追い出されたことを聞いた王弟ギスカールは、パルスではアンドラゴラスとの対立や内部分裂がまったく起きなかったことに驚き、「なんと柔弱な王子だ!!!」と呆れてしまいました。
そして目の前に山積みになった王の仕事に忙殺され、いつになったら自分の王位簒奪が上手くいくのかと気苦労が耐えません。
そんなところに現れたのが銀仮面卿ヒルメスでした。
場面は変わって、ギランの街に無事に入ったアルスラーン一行は、ナルサスがまずは旧友シャガードに会いに行こうと提案していました。
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なんですか?あれは???アルスラーンは本当にヤツの子じゃなくて良かったですね。
あんな男の血を引いたアルスラーンなんていやだな・・・。そしてアンドラゴラスの目をかいくぐって上手く脱出したナルサスたちがカッコいい!
敵対する体を装っているキシュワードとか、もう小気味いいったらないですよ(*^^*)
『アンドラゴラスは俺が見張ってるから、殿下を頼む!』という声が聞こえてきそうです。キライなやつだけど可哀想なヒルメスは、初恋のイリーナ姫もスルーしてどこへ進むのか!?まだまだこの先、長そうですね!
「アルスラーン戦記」を無料で読む方法
どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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「アルスラーン戦記」16巻の発売日
アルスラーン戦記16巻は2021年12月9日発売です!
関連記事:「アルスラーン戦記」16巻ネタバレ感想 海賊退治とギランの忠誠獲得
まとめ
今回の記事は「アルスラーン戦記」15巻の紹介でした。
ついにパルスの分裂か!?
次巻の発売が待ち遠しいです!!
ではでは\(^o^)/
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