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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
桜井海先生のほっこりモフモフ猫まんが「おじさまと猫」8巻がガンガンコミックスpixivから2021年9月10日に発売されました。
- おじさまの娘の空子は虫が大好きなワイルドな猫好き女性
- おじさまの息子の星鳴(ほしなり)は臆病だけどおじさまそっくりの超イケメンの猫嫌い
- 星鳴に森山良春のバンドとコラボのオファーが?
今回は「おじさまと猫」8巻の紹介をしたいと思います。
「おじさまと猫」8巻
- あらすじと感想
- 9巻の発売日予想
- 「おじさまと猫」を無料試し読みする方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「おじさまと猫」8巻
あらすじと感想
おじさまの娘・神田空子!
「女の子よ」
「鈴音!頑張ったね お疲れさま 大好きだよ」
8巻は、若き日のおじさまと奥さんの鈴音さん、そして生まれたばかりの長女”空子”の微笑ましいシーンから始まります。
『無限の可能性を忘れず自由に生きてほしい』との願いをこめて名付けられた空子は虫が大好きな少女に育ち、もっとたくさんの新種の虫を見つけるために世界へと羽ばたいていきました。
そんな娘からの「近々帰るね」というメールに嬉しそうなおじさまですが・・・。
野生児空子
その頃、神田家の玄関先ではメガネをかけて髪を振り乱した女がジョフロワの首根っこを捕まえて吠えていました。
「よっしゃ!!泥棒を押さえつけたわ!!」
そこへ帰ってきた日比野奏がびっくりして慌てていると、
「・・・かなで・・・この人・・・神田の娘らしい・・・」
「は?」
「言葉だけで信用してたら命が幾つあっても足りないからよ」
『どんな人生歩んできたんだよ!!』とは奏の心の声
警戒心の強い空子に信用させるためにおじさまの親友の小林夏人(旧姓:高御堂夏人)に連絡して来てもらうことにしたのでした。
その頃、家の中では怯えるマリンや子猫たちの中でふくまるは自分が守らねば!と頑張っていますが、玄関ドアが開いた瞬間に一斉に逃げ出して柱の影から覗いていました。
奏とマリン、涙の再会
小林の後の空子に戦々恐々とする猫たちですが、マリンは奏を見つけて駆け寄っていくのでした。
「るるにゃん」
「マリン!」
ヒシっと抱き合う二人!
マリンは奏が海外公演中の間、おじさまに預かってもらっていたこと、子猫たちはジョフロワが拾ってきてそのまま猫と一緒に居着いてしまったことなどを説明されてようやく納得した空子でした。
空子の心のキズ
皆の話からおじさまがようやく前を向けるようになったことを知って大粒の涙を流して喜んだ空子。
「あの日、母の訃報を父に伝えたのは私なの。あの日、伝えるのを少しでも遅らせていれば・・・父が会場で倒れることもなく、今でも観客から惜しみない拍手を送られていただろうに・・・」と。
母の鈴音さんが亡くなった時に、コンサートの最中だった父親の神田冬樹に連絡を入れたのは空子で、そのタイミングのまずさからおじさまはステージに立てなくなったと後悔しているのです。
そんな後悔を抱いて父を支えようとする空子におじさまは「親の運命に子が囚われてはいけないよ。自由に生きなさい」と笑って送り出してくれたのです。
空子はあらためてふくまるを見つめ『今思えばこの子を飼ったのが始まりだと思う・・・』と、ふくまるによって父が明るくなったと感謝の涙をまたこぼすのでした。
おじさま 事故に遭う!
そんなところへ急に電話が鳴って森山からおじさまが事故に遭ったという連絡が!
「いやああああ!!!」取り乱す空子。
代わりに電話に出た小林が詳しく聞いてみると車に同情していた森山は、軽く追突されただけで自分もおじさまもケガはないが、相手の運転手がパニクってしまったので警察が来るまで付き添っているということでした。
「神田は無事だ」という小林の言葉を聞いて安心してまた泣き出す空子に、「ふにゃん」とふくまるが体を寄せてきて「さあパパさんと同じようにふくまるを見るにゃ」と膝に乗ってきました。
ふくまるにモフモフしているうちに元気になっていったおじさまみたいに空子にも笑顔が戻り、この短時間ですっかり猫派になったのでした。
チョーイケメンの神田星鳴登場!
元気になった空子が秘蔵のカナブンを出して、それをふくまるたちが追いかけて遊んでいたところにやってきたのがおじさまそっくりでチョーイケメンの弟の星鳴(ほしなり)だったのですが・・・。
虫嫌いの星鳴は頭にカナブンが止まったのでびっくりして大騒ぎです!
「姉ちゃん、早く虫取ってよ~!!」
家族写真
おじさまは一人ぼっちのこの家にふくまるを連れてきた時に見せてくれた家族写真をとても大切にしていたので、ふくまるはその写真に自分も入ることが夢でした。
猫嫌いの星鳴は手強いが・・・!
猫嫌いの星鳴に避けられているのが嫌なので、ふくまるはなんとかして好きになってもらおうと追いかけ回します。
ただ闇雲に逃げ回る星鳴に「お前が神田に似てるからだろうな」と言う小林の言葉は少し響きましたがそれでもそう簡単に猫嫌いが克服できるものでもありません。
星鳴VSふくまるの戦いが繰り広げられているところにようやく帰ってきたおじさまが、猫を飼っていることを黙っていて悪かったねと言いながら明るい笑顔で言いました。
「ふくまると一緒に生活してくうちに気づいたんだよ。小さい頃のお前たちのようで本当に愛らしい。大好きだよ」
その言葉がなぜか胸に響く星鳴。
天才は嫌いだ!
ところで星鳴は「天才」というものが大嫌いでした。
なぜかというと、彼も子供の頃にはピアノをやっていてその頃親友だと思っていた九重輝明(くじゅうてるあき)という少年に裏切られた辛い過去があったからです。
天才ピアニスト神田冬樹の息子なのに、ピアノの才能は今ひとつで毎回落選して陰口を叩かれていた星鳴をかばってくれたのが九重でした。
謎の作曲家KIRA
けれど彼の目的が神田冬樹に近づくために仲良くしているだけだったことを知ってしまったことから深く傷ついた星鳴は『もう誰も信じない!』と、「天才」を見返すためだけに顔を隠した謎の作曲家”KIRA”として、現在、世間を騒がせています。
そんなKIRAのところに森山のバンドに入ってみないかとプロデューサーの佐久間から電話が入ったのです。
KIRAは陰キャだけど容姿という才能は抜群だという佐久間は、神田冬樹がとても好いている森山とのバンドの話を、一度会ってから決めてもいいじゃない?と言いますが「嫌です」プツンと電話を切ってしまう星鳴!
けれどその森山が目の前でふくまるを「かわいいかわいい」と言って撫で回しているので星鳴はキレそうです。
臆病は家族の絆?
おじさまは年齢は性別問わず天然タラシですが、実は家族と一部の友人意外とは深くつながろうとしないお家大好きな臆病者だということを、星鳴は家族ゆえに自分と同じだと思っていました。
しかし目の前で父が猫と戯れ、他人を家に泊めるようになっている状態をどうにも理解できず、『誰が父さんを変えた?』森山を見て『まさか男!?森山か!?』と疑心暗鬼になっていたところへ「にゃん!」といきなりふくまるが!
そして思わず触ってしまったふくまるのふわふわに毒されていくことになるのです。
記念写真
森山から父が母との約束もあってペットショップで一目惚れしたふくまるを飼ったと聞いた星鳴は、母が無類の猫好きだったことを思い出し、『どうしてこの猫だったんだろう?』と思っているうちに無意識にふくまるに頬ずりしていました。
そこを偶然目撃したおじさまは、帰ろうとしていた奏とマリンを呼び戻して「にぎやかなのが嬉しいから」と言って、みんなで記念写真を撮りました。
森山のバンド
「星鳴くん 佐久間さんから話を聞いていますか?」
森山から声をかけられた瞬間、その明るさや人の良さそうな雰囲気が九重と重なって『あ、俺こいつ嫌い』と思ってしまった星鳴。
だけど森山が大真面目に「神田先生は俺のヒーローです!」と言ったことや、佐久間から出されたデビューの条件が神田冬樹をメンバーに入れることだったから「断った」ことや星鳴の名前を出されて「断った」と聞いてだんだん呆れてきました。
そして「お前 成功できないわ」と星鳴がひねくれた持論を展開すると怒った森山が、
「一言いいですか?」
「目を見て話せ!クソ野郎!!」
そこからはメンタルが弱いゆえに人と目が合わせられない星鳴と、どこまでも真っ直ぐな森山の平行線の言い争いとなり、すっかり迷いが吹っ切れた森山は
「俺は神田先生とバンドが組みたい!!今すぐ伝えてくる ! !」
「させるかああ!!!」
「クソ野郎! !」
そんな応酬の果てに、はずみでつい「俺はお前のバンドに入るぜ!!」と言ってしまった星鳴でした!
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後半に掲載されていた「プリティキャット」という短編がメチャかわいかったですね~
星鳴が猫好きな母のために猫を連れてきてあげようと思って野良ボス猫に酷く引っかかれたのが猫嫌いの原因だったようですが、両耳がちぎれて傷だらけの如何にも獰猛そうな野良猫に「かわいい」と言って手を出す星鳴・・・運が悪すぎます・・・猫を見る目もわるいのか(-_-;)
いやそれにしても、おじさまの若い時にそっくりの超絶イケメンなので許します(*^^*)
9巻の発売日予想
「おじさまと猫」9巻2022年5月12日に発売しました。
関連記事:→「おじさまと猫」9巻ネタバレ内容と感想 猫カフェに行く
「おじさまと猫」を無料試し読みする方法
ふくまるを想像しながら読めば幸せになれますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
まとめ
今回は「おじさまと猫」8巻の紹介でした。
おじさまの娘と息子の登場で、ますますにぎやかになってきました!
星鳴が参加することになった森山のバンド・・・どうなるか楽しみです!!
ではでは\(^o^)/
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- →「おじさまと猫」9巻ネタバレ内容と感想 猫カフェに行く
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