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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
音久無先生の執事×JKのラブコメディ「執事・黒星は傅かない」1巻は2019年7月19日に発売されました。
- コミュ症なお嬢様・西園寺紫(16)は執事の黒星に恋心を抱いている。
- 黒星はそんなお嬢を愛を込めていじって楽しんでいる変態執事だった。
- しかしこの春、お嬢はコミュ症を克服すべく閉鎖的なお嬢様学校から公立高校へ転入することを決心したのだ。
そこで今回は「執事・黒星は傅かない」1巻を紹介したいと思います。
「執事・黒星は傅かない」1巻
- あらすじと感想
- 2巻の発売日を予想
- 「執事・黒星は傅かない」を無料で立ち読みする方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「執事・黒星は傅かない」1巻
あらすじと感想
第1話
日本でも屈指の大邸宅と名高い西園寺家。
この屋敷の執事・黒星は今朝も時間きっかりに紫お嬢様(16)を起こしに来ます。
けれど紫なかなか起きないので、そのベッドにもぐり込んで一緒に寝ようとして紫に殴られますが、そんな事はものとせずに紫の世話を焼き、着替えさせようとしながら彼女の後ろで「ハアハア」しているド変態です。
「変態!」とビンタを食らわしながらも、なぜか紫は黒星に恋をしていました。
黒星の過保護(他の人間の目に紫をさらしたくないだけ)のせいですっかりコミュ障になってしまった紫は、コミュ障を克服するためにも思い切ってお嬢様学校から普通の高校へ転校すると決心します。
素晴らしい思いつきですが、それを聞いて勝手な妄想を暴走させて心配しまくるお爺様は黒星に紫を守るように命じます。
「無事ご卒業された暁にお嬢様を渡しにください!!!」
「誰がお前みたいなのにやるか!!!」
調子に乗った黒星に間髪入れずに返すお爺様です。
さらに黒星は「ちっ」と舌打ちをするという自由奔放さで、主人に全く傅かない執事でした。
第2話
お嬢様学校から普通の高校に転校することに決めた紫は、編入試験のために勉強を始めました。
教師はもちろん黒星です。
意地悪な黒星は、寝る時間以外はすべて勉強時間に費やすというスケジュールを組み、厳しく紫を勉強させるためにその手には鞭が握られています。
しかしその鞭は勉強をサボった紫を打つためではなく、自分を打たせるための鞭だと言って「ハアハア」するのでした。
そんな変態な執事の黒星ですが、執事の仕事はきちんとこなしていました。
なので彼のためにバレンタインのクッキーを作ろうと思ったた紫は、まっ黒焦げのクッキーを、
「お嬢が作っってくださったものならすべて平らげますよ」
「お嬢を幸せにすることが私の使命ですから」
そんなことを言って紫を翻弄し、あまつさえ主人である紫に馬乗りになって涼しい顔で忠誠の言葉を吐く食えない執事なのです。
そして3月14日、ホワイトデーでもあるこの日は紫の編入試験の日でもありました。
黒星からバレンタインのお礼にと渡された黒星手製の『ミニグレゴリー氏』には、密かにGPSが仕込まれていたのでした。
第3話
今日から紫は新しい高校に通います。
今朝に限って紫がすでに身支度もすんでいるのを見て黒星はちょっと驚いています。
しかし黒星の予想通り、コミュ症の紫は新しい学校が不安で昨夜は眠れなかったようで目の下にうっすら隈ができているのを見逃しません。
「お嬢、脱いでベッドに横になってください」
彼女のブレザーを脱がせた黒星は、彼女をそっと横たえるとその顔の上にぽすっと小豆のホットアイマスクを乗せたのです。
恥ずかしくもドキドキが止まらない紫は横を向いてしまいますが、そんな彼女を見ながら黒星が不埒な発言をかまします。
「目隠しをしてしどけなくされているお嬢・・・最高に倒錯的でドキドキします。(ハアハア)」
さてお爺様との登校初日の記念写真をカメラマンスタイルの黒星の手で撮ってから初めての登校です。
緊張でドキドキの紫が出発した後、黒星も支度して高校へ。
「さて、私も支度をします」
「ああ、頼んだぞ黒星。あの子を学校でしっかり見張ってくれ!」
「しかとお守りします。お嬢は私の嫁ですので」
「いや、おまえなんかにやらねーよ?」
主人と使用人だというのにとんでもなくかみ合わない会話です。
新しい学校に到着した紫は車から降りようとドアを開けた拍子に歩いてきた男子生徒にぶつけてしまったのです!
その男子生徒は紫が「お嬢様」と呼ばれていたのを聞いて、
「ふーんお嬢様ね。こんなとこに車停めてぼけっとしてんじゃねーよ!」
「ごめんなさい」と謝る紫に、キツイ一言を残して去って行くのでした。
いきなり最初からの失敗に落ち込む紫を、向こうの塀の影から何者かが見ています。
関連記事➜「執事・黒星は傅かない」第3話(花とゆめ9号)ネタバレ感想・旅立ちの日
第4話
朝のホームルームでクラスメイトたちに紹介された紫は、自分の席の隣にいた梶が、車のドアにぶつけてしまった生徒だと気づいてビックリしました。
しかし梶が手を擦りむいたと聞いた紫は、
「あの時のケガですね!?」
と、紫は急いで梶を手洗い場へ連れて行って手当てをします!
一方、咄嗟の事とは言え、勝手に他人の手に触ったことを詫びる紫と、驚きのあまり普通の返事しかできない梶、そして物陰から二人のことを黒い影が見つめていました。
翌日、登校した紫はクラスの女子・相馬花織と徳井に声をかけられますが、彼女らの名前を紫が覚えていたことに驚いた二人に、
「私、暗記が苦手だから・・・」と昨日の自己紹介の時に書き込んだメモを見せると、
「頑張りすぎ-!」と言われてしまったのです。
紫はお嬢様学校の時にも同じことをして、クラスメイトに引かれてしまったことを思い出してハッとしましたが、彼女たちは、
「がんばりやさんなんだねー 紫ちゃん!」
「うちらのことを覚えようとしてくれたの嬉しいよ」
「努力する人はかっこいいです」
「うちら友達になれんじゃなーい?」
「そうね 紫さんて呼んでいいかしら」
人間関係にトラウマを抱えていた紫の心に響くうれしい言葉でした。
その後に登校してきた梶は、紫が涙ぐんでいたので驚いて「いじめか?」と聞くと、「優しくしてもらってうれしかった」と聞いて安心します。
ところが紫の方は、昨日梶を怪我させてしまったことを思い出して彼の手を摑んで傷をジ~っと見つめていると、ヒュッとフォークが飛んできて机に突き刺さったのです!!
逃げるように立ち去る黒い影を追いかける紫は、
「こんなところでなにしてるのよ!黒星!!」
それは清掃係に変装した黒星だったのです!
「お嬢を変な男からお守りするのが私の使命ですので」
女が男に手を握られたらどういう気持ちになるのかを、身を持って教えようとワザワザ手袋を外して素手で握ってきました!
突然の事にビックリした紫はつい振り払ってしまいます。
「結構。これからは男に手を握られたらそのように」
ホームルームに向かう紫の後ろ姿を見送りながら、ふり払われた手を見つめ、
「結構キツイものですね・・・」とため息をつく黒星でした。
関連記事➜「執事・黒星は傅かない」第4話(花とゆめ10・11号)ネタバレ感想
第5話
黒星は今度は紫の高校のイケメン清掃員となって、女子高生たちにモテモテで毎日キャアキャア言われて目立ちまくっています。
それがおもしろくない紫は、
「黒星はもう学校に来なくてもいいんじゃない?生徒たちが騒いで学校生活に支障がでているわ」
と、ついイジワルな言い方をしますが、お嬢一筋の黒星は、紫のイヤミの上をいくストレート過ぎる愛の言葉を浴びせられてしまうのです。
「私にはお嬢が光り輝きすぎてほかの人間など見えていません」
黒星が初めてこの邸に来たのは、紫がまだお嬢様学校の幼稚舎に通い始めた頃でした。
イギリスのフェリス伯爵家で働く執事の家系に生まれた黒星は、両親が離婚すると日本人だった母親と共に日本で暮らしていましたが、病気で母親を亡くすと彼の両親と親交のあった紫のお爺様に引き取られます。
しかしお爺様からの養子縁組の話しをあっさり断って使用人となったのです。
ある日、休憩時間で本を読んでいた黒星はまだ幼稚園児の紫に難しい本を渡すというイジワルをします。
けれど翌日、難しすぎる本に挫折してどんよりとした紫を見て、『ヤベー』と思いつつ、紫が本の中の漢字に読み仮名が振ったのを見て彼女の根性に感動してしまったようでした。
それから黒星は紫付きの教育係になり、毎日彼女の世話をするようになったのです。
ところがある日、突然黒星は「執事の修業をする」と言い残して渡英してしまうのでした。
その翌年、紫は両親を事故で亡くしてしまいました。
そのときの絶望感は今でも彼女の心の底に忘れられない記憶として残っています。
やがて2年間の修業を終えて帰ってきた黒星が、真っ先に抱きしめたのは紫でした。
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黒伯爵は星を愛でる(番外編)
「黒伯爵は星を愛でる」の番外編であるこのマンガは、主人公のゲイリー・ウィンターソン・ルーク男爵が、幼なじみで初恋の相手のレベッカに気持ちを伝えるまでの物語です。
幼い頃から良く遊んでいたゲイリー、従妹のレオン・ウィンターソン、レベッカですが、パブリックスクールに入ることになったゲイリーは妹みたいな存在だと思っていたレベッカに、「髪をおろしている方が好きだ」と言われた一言がきっかけで彼女を意識するようになります。
レベッカの方でもゲイリーを意識しまくっていることは明白でした。
けれどゲイリーを避けまくるレベッカの「大好きな人がいる」という一言に、「青天の霹靂」だと感じたゲイリーは、ウィンターソンの諜報部まで使ってまでレベッカの相手を探し出そうとしました。
そしてとある舞踏会で、酔ってしまったレベッカの肩に手を回す男を見たゲイリーは・・・!
翌朝、目を覚ましたレベッカは自分のベッドに眠るゲイリーを見てビックリ!
実は酔いつぶれたレベッカが離してくれないので仕方なく同衾したというそれだけでした。
でもその後、お互いの気持ちを知って結婚することになりました。
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実のところは両想いの二人ですが、普通じゃない黒星の重すぎる愛のせいで簡単にいかないのが面白いですね。
お爺様と黒星のメールの攻防にも爆笑させてもらいました!!
ハチャメチャな設定の上に、年齢差のあり過ぎるこの二人が結ばれるという未来はまだまだ遠そうです(#^^#) 黒星、ガンバレ!!
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2巻の発売日を予想
「執事・黒星は傅かない」2巻の発売日は2019年12月20日です。
「執事・黒星は傅かない」を無料で立ち読みする方法
ハチャメチャな展開に次はどうなるのかとドキドキですが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
まとめ
今回は「執事・黒星は傅かない」1巻の紹介でした。
愛が重すぎる執事・黒星・・・彼の想いは叶う日がくるのでしょうか(笑)
ではでは(^0^)/
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