「聖巫女の守護者」2巻ネタバレ感想 翻訳者との出会い&偽の大司教・3巻発売日情報

     

スクリーンショット 2022-03-12 134624引用元https://www.amazon.co.jp/

お元気ですか?うめきちです(^o^)/

 

贄姫と獣の王」で一世を風靡した友藤結先生の最新ファンタジーコミック「聖巫女の守護者」2巻が白泉社花とゆめコミックスより2022年3月18日に発売されました。

  • 聖地に向けて旅立ったシアリズとサビ
  • ハーヴァリー卿の孫のエルテルと出会い、現ハーヴァリー(翻訳者)となった彼も旅の道連れに。
  • アリスの身体に宿る魂のはずなのにシアリズの心はサビを想って揺れ、聖都アスタルで偽の大司教に捕まるが・・・!

そこで今回は「聖巫女の守護者」2巻のあらすじや感想、3巻の発売日の紹介したいと思います。

「聖巫女の守護者」2巻

  • あらすじと感想
  • 「聖巫女の守護者月」3巻の発売日は!?
  • 「聖巫女の守護者」2巻を無料で読む方法
  • まとめ

(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「聖巫女の守護者」2巻

あらすじと感想

ハーヴァリーとの出会い

聖地に向けて旅立ったシアリズとサビは、聖地の場所を知っているとされるハーヴァリー(翻訳者)に会うために旅をしていたところ、何者かにいきなり襲われたのです。

その男は現ハーヴァリー卿の孫のエルテルだったのですが、彼はハーヴァリーとしての才能がないために次代になれないことこから「守護者」を目指していたのですが…。

ハーヴァリーとは古代文字を読み解くことができる能力を持つ一族で、その能力とは聖力を用いることでしかできないことでした。

けれどエルテルはハーヴァリーの能力が目覚めることはなかったということです。

山奥の遺跡へ

聖地の場所を知るには山奥の遺跡に厳重に保管されている聖典をハーヴァリーに読んでもらわなければなりませんが、聖典を持ち出せるのはシアリズのみなので、シアリズ、サビ、エルテルの3人は聖典を取りに山奥へと向かっていました。

ようやく遺跡に着いたけれど、原典が保管されている祭壇にはハーヴァリーの結界が張られていてサビには通り抜けることができません。

ところがエルテルは古代文字の呪文を唱えて結界を開けてしまったので、才能がないなんておかしいんじゃないかと言うサビですが、シアリズは原典を目の前にして急に迷いが出たのです。

『聖地に着いて「事」を済ませたら私の役目は終わる…そうしたら私はもうサビとはーー』

そう思った瞬間、脆くなっていた足下の床が崩れ、シアリズは床下に伸びた枝の上に床板ごと落ち、エルテルはかろうじてサビに腕を捕まれてぶら下がった状態になってしまいました。

シアリズは原典を持ち帰れなければサビと別れなくてすむのでは?と心が揺れていました。

シアリズの手を取れとサビに言われたエルテルですが、サビの腕から流れる血を見て気絶しそうになるも、

「テメェーは一度その口でシアリズに身を尽くすつったろうが!」

「約束ほっぽり出すクズは許さねぇーぞ!」

そう怒鳴られたエルテル、そしてそれを聞いていたシアリズ自身もサビとの約束を思い出してハッとなったのです。

エルテルの才能

サビのバカ力のおかげで助け上げられ、ハーヴァリーの元へ戻った一行。

ところがエルテルはその原典を幼い頃に読んだ記憶がありました。

あの頃、ただの本だと思っていたけれど実は本物の原典で、ハーヴァリーが勝手に読むことは最大の禁忌とされていたことを知らなかったエルテル。

わずか5歳にして無意識に祖父の結界を解いて古代文字を完璧に読んでしまったエルテルを、教会から守るために祖父であるハーヴァリーはわざと「才能がない」と辛く当たり、後継者から外したのです。

ということで、ハーヴァリーの後を継ぐことになだたエルテルはサビたちとともに旅をすることになりました。

人の心を渡る聖力

三人は原典に記された聖地を目指していましたが、その聖地とは東の果ての極東の未開の地にあり、シアリズはそこで白き龍を起こして世界を浄化しなければなりません。

そのために必要な聖巫女の聖力として「人の心を渡る聖力」を使うのですが、シアリズは一度死んで魂だけの存在になった時に多くの力を失って「人の心を渡る聖力」も失くしたのです。

※「人の心を渡る聖力」とは人々の心にテレパシーを送るような同調能力

このまま聖地に行って白き龍を起こしても世界は浄化できないため、「人の心を渡る聖力」を持っている人間を探すことにしました。

もうひとりの処女受胎の子・カミル

カミルは男子禁制の修道院でシスターが産んだ処女受胎の子で、生まれてから泣きも笑いもしないのに妙に聞き分けはいいという、まるで人の心を読んでいるような気味の悪い子供でした。

そのせいで牢のような部屋に押し込められていた彼を、シアリズの器を探しいたクロウが見つけました。

クロウは穢れの発生する場所なら世界中どこでも干渉できるので、カミルを疎ましく思うシスターたちの心の穢れから偶然見つて連れ帰ったのです。

アリスの聖力

けれどここでもいつも一人ぼっちで寂しかったカミルの心に、ある日アリスが干渉してきました。

ただ愛する人に愛されたいと願って泣いていたカミルの声が聞こえたアリスは「人の心を渡る聖力」に目覚めて彼のところに現れ、その優しさに触れたカミルはアリスにサビたちの様子を教えると約束したのです。

聖都アスタルの偽の大司教

一方、「人の心を渡る聖力」を持つ人間を探すサビたちは、聖都アスタルへとやってきました。

ここはアスタル教会の総本山で、世界各地のあらゆる聖力の持ち主を登録したリスト「聖光録(シーリムス)」があり、それを見れば「人の心を渡る聖力」をもつ人間がわかるので、アスタル大司教に目通りを願い出ますが…。

堕天街

ところがここで、文字が書けないサビは通行許可証を得られず、外で待つことにし、アチコチ歩くうちにゴミ溜めのような堕天街へと入っていきました。

そこでサビは口のきけない少女エイダにいきなり剣を取られ、追いかけていくと棚の下敷きになっていた片足の男ガルダと出会いました。

ガルダの話からこの街の実情がわかりました。

・教会に認められた証を持つのは神の子で、それが無いものは異端の証をはめられてこの堕天街に落とされる

・ケガなどで働けなくなった者もアスタルへの敬愛が足りないと堕天街に落とされる

・エイダのように口がきけなかったり、読み書きできない者は、聖書が読めない、聖歌が歌えないことでアスタルへの敬愛が足りないと堕天街に落とされる

怒れるシアリズ

その頃、教会では第150代大司教レクレイアがシームリスを見るためには順番がある、聖堂で祈ってこいと言って話が噛み合いません。

だんだんイラ立ってきたシアリズが怒りだしたのでシーリスムを出してきましたが、その時、サビのことをバカにするような言い方をしたことで、彼女の怒りが教会のガラスをすべて粉々にしてしまいました。

過去100年分のシーリスムをだしてもらったシアリズとエルテルですが、中々「人の心を渡る聖力」を持つ人間は見つかりません。

そんな中、シアリズが待ちくたびれているサビに会いに行こうと提案して外に出ようとすると、レクレイアが「それはなりません」と止め、「この世界に聖女は二人もいらないのです」と言いながら何かの聖力を使ったのです。

穢れ

その頃、堕天街では「浄化」と称してレクレイアの弟ロレンス教会側の者たちとともにが人間狩りを始めていました。

ところがロレンスは人間狩りをしながらエイダのことを探しているようです。

ガルダが自分が囮になっている間にエイダを連れて逃げてくれとサビに言いますが、そんなことに従うサビとエイダではなく、ガルダを背負ってロレンス一派を蹴散らしました。

すると『浄化』という言葉に取り憑かれたようなロレンスが、次第に穢れの気配をまといつかせたかと思う間もなく『穢れ』になってしまったのです。

『穢れ』は周りの者たちに次々と伝染していき、逃げてきたシアリズが穢れの気配を察知して戦っているサビを見つけるとその胸にキスして浄化の聖力を発しました。

この時どういうわけかシアリズはカミルに導かれてサビのところまで来れたのです。

本物の大司教レクレイア

浄化のおかげで呪いをかけられていたエイダは呪いが少し解けて喋れるようになり、自分の素性を打ち明けました。

彼女が本物のレクレイアだったのです。

ニセのレクレイアの本当の名前はローリーンといい、亡くなった先代大司教の実の孫でしたが、大司教にふさわしい聖力を持たなかったのでレクレイアが当代に選ばれました。

それを憎んだローリーンは独学で学んだ呪術(聖職者には禁忌)でレクレイアを呪って堕天街に落とし、消えた大司教レクレイアの身代わりとして君臨していたのです。

サビの両親とは・・・

本物の大司教レクレイアが戻り、聖力を使いすぎたシアリズは寝込んでしまった夜に、サビが気づくといつの間にか目を覚ましたシアリズがバルコニーに出ていました。

彼女はサビに手を貸して欲しいと手を差し出しましたが、

「その前にお前に聞いてほしいことがあんだ」

そう言うと辛そうな顔で、自分がなぜ罪の子と言われるのかを打ち明けたのです。

「俺の両親は血の繋がった実の姉弟だったらしい」と。

しかしシアリズは「なめるな!」と言ったのです。

「私はアリスの記憶を共有している。来る日も来る日もお前のために祈りを捧げ、自らの身に代えてお前を守った娘の想いをお前が疑ってどうするのだ!」

「そんなことで壊れたりしない!!」

そう言いながらシアリズは心の中で『私だって・・・』と思うのでした。

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 う~~ん
こう来ましたか・・・。
かなり上から目線だったシアリズが、些細なきっかけでサビに惚れてしまうとは・・・。この気持はできればもっと後に浮上させてほしかったなぁと思いました。端々に散らばる伏線程度にしておいて、ずっとエラそうなシアリズ様でいて欲しかった。そうすればもっとキュンキュンなったのに残念。あまりにも素直すぎちゃって、このままサビはアリスを忘れてシアリズと結ばれちゃうんじゃない?って思ってしまいました^^;
それはそれで別のキュンキュンがありますがwww

「聖巫女の守護者月」3巻の発売日は!?

「聖巫女の守護者」3巻は2,022年6月20日に発売です!

関連記事: 「聖巫女の守護者3」完結巻ネタバレ感想 シリアズの恋心とクロウとの決戦

「聖巫女の守護者」2巻を無料で読む方法

どうなっていくのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!

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「聖巫女の守護者」2巻を電子書籍で無料試し読みする方法・あらすじ・3巻発売日情報
引用元 お元気ですか?うめきちです(^0^) 「贄姫と獣の王」で一世を風靡した友藤結先生の最新ファンタジ...

まとめ

今回は「聖巫女の守護者」2巻の紹介でした。

サビとシアリズにエルテルという仲間が増えました。

偽の大司教の出現にも負けません!

ではでは\(^o^)/

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