【贄姫と獣の王】9巻ネタバレ感想 アミト姫の恋の行方・10巻発売日予想

     

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おげんきですか?うめきちです(^0^)

【贄姫と獣の王】9巻が2018年11月20日にHCコミックスから発売されました。

友藤結先生の最新刊『人外×少女』の9冊目は、やさしくてしとやかなアミト姫の恋の行方と王妃代理となったサリフィの事件簿です。

国政に関わるできごとや合間合間にかいまみえる陰謀の影にハラハラドキドキ!

今回の記事は、【贄姫と獣の王】9巻の紹介をしていきたいと思います。

【贄姫と獣の王】9巻

  • 見所は?
  • あらすじ
  • 感想
  • 【贄姫と獣の王】10巻の発売日予想
  • まとめ

(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【贄姫と獣の王】9巻

見どころは?

9巻は、前半にアミト姫とヨルムンガルド将軍のロマンス、後半には王妃代理のサリフィに冒険譚です。

ヨルムンガルド将軍がアミト姫にもらったアミュレットを返した理由とは?

そして後半の大本命!サリフィのお妃代理のお仕事は、囚われの王女を救い出すという冒険譚では、おーさまへの絶大な信頼に裏付けられたサリフィの正義感と優しさに満ちた行動は、貴族も平民も関係ありません。

囚われの王女の種族が猩々(しょうじょう=猿)だったのにはビックリしましたね!

あらすじ

アミト姫、まさかの失恋?

遠征に出かけているヨルムンガルド将軍がもうすぐ帰ってきますが、アミト姫の様子がいつもと違います。

予定より長引いた遠征でもしもヨルムンガルドがケガでもしていたらと思うと、心配で不安になるみたいです。

サリフィに励まされて不思議に安心感を取り戻したアミト姫でしたが、帰ってきヨルムンガルドからお守りにと差し上げたアミュレットを返されてしまい、さらに

「貴女にとってもっと大切な方に差し上げて下さい」

と言われてしまったのです。

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ラント、ヨルムンガルドと決闘する!

一目一目想いを込めて編み上げたアミュレットを見つめながら涙にくれるアミト姫を心配したサリフィは、ヨルムンガルドがなぜそんなことを言ったのか考えてみました。

いくら考えてもわからないので直接本人に聞いてみることにしましたが、「個人的なことなので・・・」と教えてもらえませんでした。

そんなサリフィを見かねたラントが突然ヨルムンガルドに決闘を申し込んだのです。

「俺が勝ったらサリフィの質問に答えてもらう!」

王の許しを得て始まった決闘は、ヨルムンガルドの勝ちに終わりますが、戦いを見ていた王の見解でサリフィは一つの可能性に気づいたのです。

それをアミト姫に話すと、彼女は大胆にもヨルムンガルドの袖をめくりあげ、彼が腕にケガをしているのを見て自分が渡したお守りに効果がなかったと悲しみました。

ヨルムンガルドの事情とアミト姫の決意!

ヨルムンガルドがアミト姫にアミュレットを返した理由はそこにありました。

常に危険を伴う任務についている自分はケガでもしたらきっとアミト姫を悲しませるのは必定。

ヨルムンガルドが心を鬼にしての決断だったと知ったアミト姫は

「それならば私も同じ覚悟を持ち、もっと強くなります・・・だから・・・」

もう一度受けってくださいとアミュレットを差し出すのでした。

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場面は変わり、反王派組織の噂をしている数人の男たちの前に、何やら不穏な空気を漂わす片目の男が現れ、「お前たちはこれより”王”に仕える兵になってもらう」と言うのでした。

ボルストバスへ視察に向かう王様とサリフィ

その頃、サリフィは王様と一緒に視察のために、船で海の向こうのボルストバスという国へ向かっていました。

今回は何もすることがないというサリフィに王様は、

「お前はお前の心のまま、感じたままに動けばいい。それはどこかで必ず誰かの希望へとつながる」

そう言いながら、サリフィの頬を撫でて彼女の持つ美しさをこれでもかってくらいに褒め上げてくれるのでした。

王の行列に乱入した子供

やがてボルストバスの港に着くと、国王ティルム3世と民衆に大歓迎で迎えれた一行は宮殿へと向かう途中で、突然乱入した一人の子供に止められてしまいました。

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子供は何かを必死に訴えていましたが、警備の者たちに捕らえられてしまい、止めようとしたサリフィも「無用な前例を作らないために」と押し止められてしまいます。

その子のことがどうしても気になるサリフィに、王様は「王としては奴と同意見だが、レオンハートならばお前と同じであろうな」と言うのでした。

しかしそんな時に限ってアヌビスからの伝書が来て、急きょ国に返らなければならない事態になってしまったのです。

けれどその時、サリフィはラントとキュクロプを連れて例の子供が閉じ込められている牢へと来ていました。

ボルストバスの秘密

子供は羊蹄カシミア族のネシリという名で、この国は今の国王になってからよその国からたくさんの人を連れて来て奴隷のように働かせているというのです。

ボルストバスの人々は自分たちも奴隷にされることを恐れて何も言わないし、オズマルゴ王が滞在している間は奴隷にされている人は隠されているとも。

しかも奴隷にされた人たちに暴動を起こさせないために、一緒に連れて来こられた王女がこの宮殿のどこかに閉じ込められていると言うのです。

ネシリはその王女が友達のようでした。

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ボルストバスに残るサリフィ

サリフィはその事を王様に話しますが、王様も悪い知らせを受けて急いで帰らなくてならないのでとてもそんなことに関わっている時間はありません。

けれどサリフィにとっても今がきっと大切な時だと思ったのです。

「おーさま以外の人たちも、いつかきっと私を必要としてくれる時が来るって言ってくれたよね!今がその時なの!!」

「おねがい!!私をここに残らせて!!」

サリフィの強い気持ちに負けた王様は危険なことだけはするなと、指輪にまじないをかけて聖獣に乗って帰っていくのでした。

サリフィ宮殿を捜査する!

『さて私は私のやることをしなきゃ!』

さっそくティルム3世に宮殿内を調べる許可を取って探索することに。

しかし宮殿銃をくまなく探しても、どこにも王女は見つかりませんでした。

ベンヌに言われてもう一度じっくりと人を隠せる場所を考えてみると、二つ並んだ塔の奥の方をまだ見ていなかったことに気づいたのです。

サリフィ危機一髪!

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ベンヌに乗せてもらってその塔のてっぺんまで行くと、王女クリスティナが牢にとじ込めらていました。

サリフィが何とか格子を開けようとしていると、ティルム3世が現れてサリフィを殺そうとしました。

「妃殿下、あなたは不幸な事故に遭って頂きます」

けれどそんな脅しに屈するようなサリフィではありません。

今ここで起きていることはキュクの視界を通して相棒のロプスと親衛隊長ラントベルトに伝わっているし、街外れの収容所に閉じ込められている人々の解放にも向かっていると逆に脅しをかけるのでした。

王の権威とは!

強者が弱者を支配することこそが魔族の理だと信じ、オズマルゴ王にそむいてなどいないと叫ぶティルム3世にサリフィは「ちがう!」と叫びました。

「オズマルゴ王が力を示すのは、踏みつけられる者たちを守るためです!」

「この人間風情がァ!!」

逆上したティルム3世がサリフィに襲いかかってきたその時、メキメキと牢の格子を引き破って出て来てティルム3世を吹っ飛ばしたのは、なんと!猩々族のクリスティナ王女だったのです!

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ヴィッツ国のクリスティナ王女

平和主義でのんびりした猩々族の国・ヴィッツはいつの間にかティルム3世に国民と王女を拉致されていたのです。

クリスティナ王女とヴィッツ国の人々を船で送りながら王様の元へ帰ることにしたサリフィは、ちゃんと勤めを果たすことができて胸を張って変えれる喜びに満ちていました。

その頃、海上では恐ろしいことが起こっていました。

謎の片目の男と、片耳のフェンリルと名乗る狼が船を襲っています。

「狼王フェンリル、お前たちの新しい王だ!」

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ケモ姫と普通の姫

今回はアミト姫の人間版です。

アミト姫(ワニ)を人間風にするとこんなスゴクエキゾチックな顔立ちで美人になるんですね~。

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対するヨルムンガルド将軍も蛇ですが、ミステリアスなイケメンで、じっと見つめられたアミト姫が突然の至近距離で気絶してしまうのもうなずけます。

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感想

アミト姫の切ない恋の物語・・・泣けました~(*´ω`*)

ヨルムンガルド将軍の誠実さもバッチリ伝わり、この先の2人のロマンスの行方が気になりますね~♡

サリフィが王妃代理としてどんどん強くなってきて、王や貴族などの力や立場の強いもののありかたや考え方をしっかりと提唱できるようになったことに感動でした。

平和を築こうとがんばっている王様とサリフィの国にまたしてもとんでもない輩がやってきそうなラストシーンとか、次回が気になってしまいますね~。

物語りの中だけでなく、現実社会でも同じような辛い出来事はたくさんあって深く考えさせられた9巻でした。

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【贄姫と獣の王】10巻の発売日予想

【贄姫と獣の王】10巻の発売予想日は、2019年2月~3月くらいだと思われます。

また詳しい情報が入り次第更新していきたいと思います。

「贄姫と獣の王」10巻は2019年3月20日に発売されました!

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まとめ

今回の記事は、【贄姫と獣の王】9巻の紹介でした。

平和に暮らすサリフィの世界に何やらきな臭い空気が漂ってきそうです。

次回から新たな展開が始まります!

ではでは(^0^)/

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