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お元気ですか?うめきちです\(^o^)/
藤村真理先生の時代絵巻コミックス「めでたく候」1巻が2020年3月30日に発売されました。
「玉の輿」の語源となったと言われる一人の女”桂昌院”の生涯を描く日本一のシンデレラストーリー第1巻です。
- 江戸城三の丸では臨終の時を迎えた桂昌院が、初恋の相手:亮賢によってあの世へと導かれた。
- あの世の大きな扉の向こう(いわゆる閻魔様のお裁きの場)では彼女の生涯を鑑賞しようと待っている人たちが!
- 山寺で暮らす少女・光子はある日、行き倒れの旅の僧侶・亮賢を助け、彼は光子に「将来は高い地位につく」と予言する。
なんかワクワクしますね。ということで今回は「めでたく候」1巻の紹介をしたいと思います。
「めでたく候」1巻
- あらすじと感想
- 「めでたく候」1巻を無料で立ち読みする方法
- 「めでたく候」2巻の発売予定は?
- まとめ
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「めでたく候」1巻
あらすじと感想
臨終の桂昌院
今から数百年前のこと、江戸城三の丸では徳川幕府第五代将軍綱吉の生母・桂昌院が臨終の時を迎えていました。
桂昌院はその病床を囲んで僧たちが祈祷するのを聞きながら、懐かしい僧侶「亮賢殿」に想いをはせつつ自分の命もここまでかと感じていたところへ迎えに来たのはその亮賢殿だったのです。
まだやり残したことがあると思う一方で、亮賢殿の手を取ってしまった桂昌院は一言、
「・・・めでたく候・・・」
そう言い残してこの世を去りました。
亮賢殿に導かれ・・・
あの世の入り口へと導かれた桂昌院は、体が楽になったことや淡い初恋の相手である亮賢殿が隣にいることで嬉しくなって「昔のように玉と呼んでください」と言うと、なぜかお婆さんから若い頃の姿に戻ったのです。
やがて大きな扉が開き、中へと入るとそこには大勢の人たちが集まっています。
「光子」と声をかけてきたのは亡くなった母でした。
周りを見ませば、そこにはあの恐ろしい春日局や、ライバルだった夏殿の姿があり、目の前には釈台が置かれています。
「これからあんたの人生の一部始終をここでたっぷり鑑賞してあげる。つまりここはあっちの世でいうところの閻魔様がいるお裁きの場ってことね」
そう言いながら夏殿がニヤリと嬉しそうに笑っているところへ、
「ごちゃごちゃるせえなぁ 早く上映始めろや」
と言ったのは、家光その人でした。
桂昌院は自分の人生のアレもコレも、誰にも秘密にしてきたことさえもすべて見られてしまうことに気づいて大扉へと駆けより「ここから出して」と叫びますが・・・。
鑑賞会始まる!
上映会が終わるまでは扉は開かないと言われ、抵抗虚しく桂昌院の人生ドラマの幕は開けたのでした。
旅の僧侶・亮賢様
善峰寺という山寺に母親と弟の平四郎と共に住み込んでいた光子(十歳)は、山の中で犬のシロを探していて偶然行き倒れていた旅の僧侶・亮賢を見つけて助けました。
山寺に運び込まれた亮賢は、善峰寺の僧たちとは違ってとても美しい顔をしていて、光子はひと目で好きになってしまったのです。
元気になった亮賢がシロと光子に礼を言いながら彼女を見て、
「あなたは将来、高い地位につくかもしれませんね」と言ったのです。
そのとき始めて亮賢の名を知った光子ですが、その映像を見ていた家光はすごく機嫌が悪そうです。
行き倒れの女
やがて亮賢が寺をさる時に寂しそうにしている光子に、彼は自分が彫ったお地蔵様だと一体の仏像をくれました。
離れがたい気持ちの光子は寺の門まで亮賢を送っていくのですが、そこに女がひとりうずくまっていたので『また行き倒れかも』と思った光子は寺で休むように言ったのです。
ところが女は光子を殺そうと短刀を振り下ろし、気づいたシロに飛びかかられ、亮賢の錫杖に打たれて短刀を落としてしまいました。
間一髪で助かった光子ですが、女は「お前に本庄の姓を名乗らせてたまるもんか!!」とわけのわからないことを叫んでいます。
「この子は女の子だ!この寺に男児はおらぬ!」と亮賢。
ショックで気を失った光子が目を覚ましたときに、女に斬られたはずのシロはどこかへ行ってしまって戻ってはきませんでした。
京の町、本庄家の跡取り:平四郎
やがて熱が下がった光子がシロを探しに行こうとすると、母が「明日、京へ行くので支度しなさい」と言いました。
この寺を出て京の町で暮らすのだと言う母に連れられて向かった先は、一軒の屋敷で、そこで待っていたのは平四郎の父だという侍だったのです。
光子の父は野菜売りだったはずなので、この人は平四郎だけの父でした。
母も本平四郎を庄家の跡取りとして扱い、武士の家にあっては連れ子である光子との扱いには大きな差があり、彼女の居場所はないと感じていました。
そしてその夜、目を覚ました光子は母が父と睦み合うところを見てしまったことから、母が物の怪になってしまったと感じてしまいます。
そして「わたしのお父様はこの人じゃない!」と家を飛び出してしまったのです。
右も左も分からない京の町をさまよっていた光子は、やがて香ばしい匂いに釣られてあぶり餅売りのおばばのところたどり着きました。
おばばはお腹を減らしているらしい光子に焼きすぎたと言ってあぶり餅をくれ、「お寺に帰りたい」と泣く光子に辛いことを乗り越える秘訣として「よろこんで受け入れるのじゃ」と教えてくれますが・・・。
光子、大奥へ
ところで光子があまりにも亮賢様、亮賢様と言うので、家光の機嫌がどんどん悪くなっていくのを見かねたシロが、打開策として講談師に何か告げると時間を早回しして「寛永十六年(1639)」光子が名を「玉」と改めて大奥へ入る場面へと変わりました。
やがて12歳になった光子美しい少女に成長しますが、あの夜の母の姿がトラウマになってしまい、一生嫁がない方法はないかと悩んでいました。
そこへ本庄の父から二条家からの要請で大奥勤めをしなかいと持ちかけられたのです。
かくして光子は六条家の姫君、後の「お万さま」の侍女として江戸へ行くことになりました。
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大奥の時代劇ドラマでしか知らない桂昌院ですが、こんな少女時代だったんですね~。
女は子供を産むために生きているとされていた時代ですからさぞや生き難かったことでしょうね。
たった12歳で大奥へ行くことを決めてしまうなんて・・・。
ところでツンデレの家光様がなんかすごくカワイイんですが・・・!
男嫌いの光子と男色家だった家光がどういう風に恋仲になっていくのか楽しみですね!
「めでたく候」1巻を無料で立ち読みする方法
次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
「めでたく候」2巻の発売予定は?
「めでたく候」2巻は2020年11月25日に発売されました。
まとめ
今回は「めでたく候」1巻の紹介でした。
イヤイヤイヤ~続きが待ち遠しいマンガですね!
ではでは\(^o^)/
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