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お元気ですか?うめきちです\(^o^)/
藤村真理先生の時代絵巻コミックス「めでたく候」2巻が2020年11月25日に発売されました。
「玉の輿」の語源となったと言われる一人の女”桂昌院”の生涯を描く日本一のシンデレラストーリー第2巻です。
- 慶光院(お万さま)にお使えするために江戸へ向かった光子。
- 菩薩のように優しく美しく年頃の近い慶光院.
- かどわかされた光子を助けた謎の白狐の面の侍は家光!
- やがて大奥に住む恐ろしいお方・春日局に衝撃的な出会いを果たした光子は、お万さまについて大奥に入るが、身分は最下位の御末(おすえ)・・・。
今回は「めでたく候」2巻の紹介をしたいと思います。
「めでたく候」2巻
- あらすじと感想
- 「めでたく候」2巻を無料で立ち読みする方法
- 「めでたく候」3巻の発売予定は?
- まとめ
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「めでたく候」2巻
あらすじと感想
ボロボロで江戸に辿り着いた光子
お万さまにお使えするために何人かの女たちと江戸へ向かった光子ですが、途中で山賊に襲われて皆泣きながら京へ逃げ帰ってしまう中、自分は帰っても家族に迷惑をかけるだけだと死にもの狂いでお万さまの元へとたどり着いたのでした。
お万さまは尼僧から還俗したために、髪が伸びるまでこの屋敷で過ごしているのです。
仲良くなった女中から大奥へ行ったら器量の良い光子は出世するかもしれない、そのためには、
「『上様のお目に留まること!』そうすればどんなに身分の低い女中でも、一夜にして上級女中に格上げよ!」
それを聞いた光子は、『なんだそんなことか』と、京も大奥も大差ないとがっかりしますが、女中はさらに、
「女がこんなに稼げる場所なんて大奥意外どこにもないわよ」と!
そんな話をしながらやがて光子はお万さまに挨拶するために部屋へと案内されます。
菩薩のようなお万さまは一人ぼっち
部屋の奥にいたのは菩薩のように美しく優しげなお万さまです。
その清らかな美しさに感動した光子は、女中からお万さまは上様に謁見した翌日にお供のものが全員消えてしまって今はひとりなのだと聞かされました。
そしてその首謀者が春日局だということも。
上様の乳母で、大奥を取り仕切っている春日局には誰も逆らえないと教えてくれました。
そんなある晩のこと、亮賢様にもらった仏像と一緒に月を眺めていた光子は、一人で屋敷内を歩いていたお万さまと行き合ってたわいもない話で意気投合します。
年頃の近いお万さまに亮賢様の面影が重なる思いがした光子は、一人ぼっちのこの方をお支えするのだと心に誓うのでした。
春日局との衝撃的な出会い
やがて大奥に住む恐ろしいお方・春日局が屋敷にやってきて、お万さまの世話係になった光子に目通りしました。
江戸に来る途中で山賊に襲われたことから「よもや山賊とグルではあるまいな?」とからかう春日局に、光子は思わず言ってしまったのです!
「むかし、とあるお坊様に言われました。あなたは将来高い地位につく相があると」
その見立てが正しいなら、自分はこんなところで死ぬわけがない、江戸に辿り着けないわけがない!それはすべて運命の導きだと言い放った光子に興味を持った春日局は、
「面を上げい」
顔を上げた光子は、目の前にいる射抜くような鋭い目をした春日局に負けまいと見つめ返したのでした。
かどわかされた光子と白狐の面の家光
春日局と衝撃的な出会いを果たした光子は、その数日後に初めてのお給金をもらって仲良しの女中と町へ買い物に出かけましたが、そこで男にかどわかされてしまったのです。
弟の平四郎によく似た笑顔にころっと騙されて、眠り薬入のお茶を飲まされた光子が目を覚ましたところは見知らぬ小屋の中で、さっきの男と仲間たちが光子を売り飛ばす話をしていました。
そこへ突然現れたのは白狐の面を被った妙な侍で、あっという間に悪者をやっつけて光子を助けてくれたのです。
外へ連れ出された気絶している光子の傍で、白狐の面の侍が女の隠密に
「お万のためではないだろう。嘘をつくな。本当のことを申せ!」と刀を向けています。
女は本当は光子を失いたくなかったのだ言うと、侍は
「ワシも甘く見られたものだのう。覚悟はできているであろうな」と。
そして面を外した侍は、
「どんな些細なことでも嘘は嘘じゃ。この家光に嘘をつく者は許さぬ」と言ったのです。
運命
場面は上映会場にもどり、家光がお忍びで城下に出ていたことを知った春日局が家光を叱りつけています。
そこでやっと光子はあの晩の白狐の侍が家光だった知ったのでした。
「まさか あの日助けた女子がワシの側室になり、将軍の生母になり、女だてらに従一位まで上り詰めるとはの・・・運命とは不思議なものだな」
懐かしそうに言う家光に、光子はあの女の隠密はどうなったかと聞くと、「そこにいる本人に聞け」と言われてフリ勝ってみると、そこにいたのは仲良しだった女中だったのです。
あのあと暇を出されてすぐに流行り病で死んだのだと聞き、「自分のせいで・・・」と思った光子は家光に「なぜ暇をお出しに?彼女は何も悪くないのに」と詰め寄ると、
「ワシに嘘をついた」
さらに
「些細な嘘、大きな嘘、良い嘘、悪い嘘、それを決めるのは一体誰だ?」
「将軍の命を守る者に嘘は決して許さぬ!」
そう強く言い切る冷たくて正しいこの男に、光子は恋をしていたんだとと思い出しました。
そして自分の知らないところで誰かに助けられてきたことや恨まれてきたことを思い知る光子ですが、死んでしまった今、どんなに後悔してももう逃げ場はなくただ終わってしまった人生を見ることしかできなんだと観念するのでした。
御末の浮舟
場面はお万さまについて大奥に入るところです。
お万さまはお籠に乗ったままお城に入りましたが、光子自身はまさかの最下位の「御末(おすえ)」という身分です。
光子はここでは「浮舟(うきふね)」という源氏名を名乗り、同じく御末の「明石(あかし:後の夏殿)」に色々と教わることになったのですが・・・。
明石は「絶対に上級女中になってやる!」という強い目的意識のある女でした。
なので、浮舟がお末仲間にアカギレに効く薬草やニキビが治る薬草を教えて評判になったことことを妬んで、かつて浮舟がかどわかされたことがあることから、「キズモノにされたのだ」と噂を流したのです。
浮舟は明石と取っ組み合いの大喧嘩をしたことで、瀬川から噂の真偽を問いただされますが、
「白虎さまが助けてくれたんです!決してキズモノになんてなってない」と断言します!
その様子を、襖の向こうで聞いていたのは春日局でした。
瀬川は御台所が浮舟に会いたいと言っていることから、御末のままでは会わせることはできないので、役職を引き上げてもいいかと聞いています。
春日局は「好きにせい」と言いながら、
「僧侶の話が本当化どうか見定めてみようぞ」と面白そうにつぶやきました。
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その春日局にたてつく光子の根性もすごいですが^^;
明石との取っ組み合いのケンカも、その後のふたりの関係を匂わせて面白いですね!
かくして大奥を舞台に、女の戦いは続行するのですwww
次巻も楽しみです!!
「めでたく候」2巻を無料で立ち読みする方法
次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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「めでたく候」3巻の発売予定は?
「めでたく候」3巻は2021年8月25日に発売されました。
関連記事:「めでたく候」3巻ネタバレ感想 猿VS秋野の木登り合戦
まとめ
今回は「めでたく候」2巻の紹介でした。
女だてらに従一位まで上り詰めた女と家光に言わしめた光子!
この後、二人がどうやって出会うのか、明石との攻防戦は?
次も面白そうですね!
ではでは\(^o^)/
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