引用元http://www.nhk.or.jp/moribito/
お元気ですか?うめきちです(^o^)/
NHK90年大河ファンタジー「精霊の守り人」最終章9最終話「旅立ち」が2018年1月27日(土)に放送されました。
タルシュに囚われてしまったバルサとタンダ。
トゥグムを連れ去ったガカイを追ってタルシュの本陣へと向かうチャグムとジンとカーム。
今まさに水に飲みこまれようとしているヨゴノ宮、その中でその様子を見つめる帝。
3年に渡り3部作で綴られた「精霊の守り人」全シリーズの最終回です。
新ヨゴ国の命運は如何に!?
今回の記事は
「精霊の守り人」最終章
- 「精霊の守り人」最終章9最終話「旅立ち」のあらすじ感想
- まとめ
以上の紹介をしたいと思います。
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「精霊の守り人」最終章
「精霊の守り人」最終章9最終話「旅立ち」
見どころと感想
全シリーズの最終回です!感無量ですね~!
どこを取っても全部が見どころでしたが、何と言ってもナユグのCGはすごかったです!!
空を覆う異界の景色や、ヨゴノ宮に襲いかかって来る濁流・・・スゴイのひとことです。
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そして次にタルシュ本国が滅びたと聞いた時のラウル王子の絶望感と、それがヒュウゴの遠大な計画であったと悟った時のラウルの様子です。
ヒュウゴの心からの叫びを聞いた時、それまで父や兄に対抗するために残忍なまでに戦を進めてきたラウル自身の戦いが終わった瞬間でした。
ヨゴノ宮でシュガがこの国の成り立ちと星読たちの過ちを帝に謝った場面では、シュガの話を黙って聞いていた帝が
「私は神として、天の怒りを受け入れなければならない」
そう静かに答えた時の帝の表情は、やっとすべてに納得したというような苦しみから解き放たれたみたいな晴れ晴れとした顔に見えます。
やがて水に飲みこまれた帝は、魂を飛ばしてきたチャグムと出会い、長い間のわだかまりをすべて流してやっと親子として抱きしめ合うことができてとても幸せそうです。
そしてなんといっても、金の鳥を飛ばしたトロガイの術はすごいです!
ラストでトゥグムの記憶に残る美しいトロガイはビックリです!!
白髪のウイッグをつけた美しい高島礼子さんです(≧▽≦)
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おまけのシーンでガカイが崖の上で目を覚まし、水に沈んだ新ヨゴ国の光景を目にしてビックリしていますが、岩の上から1羽の怪鳥が彼ことを餌として狙っています。うまく逃げることができたのでしょうか・・・。
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あらすじ
バルサとタンダはタルシュの本陣の納屋の中で背中合わせで縛られていましたが、突然タンダの首がガクンと前に落ち、タンダは意識を無くします。
以前、生死の境にいた時に魂を飛ばすことを覚えたタンダは、事態をトロガイに知らせるために魂を飛ばしているのです。
タンダの魂は森を抜け、懐かしい小屋の中で呪文を唱えているトロガイの前に現れました。
タンダに人々に洪水が来ることを知らせてくれと言われたトロガイですが、
「人は住み慣れた所からそう簡単には離れられないさ・・・」
そう答えるトロガイに向かって
「それなら何のために我々呪術師がいるんですか!」
コチャやアスラのように、この世とナユグの狭間に生まれて来たような人は他にもいるはずだというタンダの言葉にトロガイは心を決めました。
それはトロガイにしか使えない秘術『光の鳥』という、魂をバラバラにして鳥の姿に変えて飛ばし、危険を知らせていく命がけの方法です。
その頃、王宮ではガカイがトゥグム王子を連れ去ったと騒ぎになっていました。
チャグムとジン、カームがその後を追ってタルシュの本陣へ向かって馬を走らせていました。
納屋の中では魂を戻したタンダとバルサがここから早く逃げなければと話している所へ、ヒュウゴがやって来て縄を解くと、バルサだけを連れて行こうとしました。
「待ってくれ!都はもうすぐ水の中に沈むんだ!!」
タンダの叫びに「そういうことか・・・」ヒュウゴはつぶやきながらバルサを連れ去って行くのでした。
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ラウルの所に休戦を申し入れにやってきたチャグムたちの前に、バルサを連れて陣屋の中から現れたラウルは、捕らえられたバルサの姿を見て驚くチャグムたちにラウルは鷹揚に言いました。
「この戦の何が無駄なのか、申してみよ。」
「この新ヨゴ国はもうじき消えてなくなる!」
ナユグの春がユサ山脈や青霧山脈の雪を解かし、大洪水を起こそうとしているから早く逃げてくれとチャグムは必死に訴えます。
それは以前からヒュウゴが時折見ていたモノと同じもので、「信じるか?」と言うラウルの問いかけに、ヒュウゴは「はい、信じます」と言うのでした。
一方、新ヨゴ国の王宮出は民を山へ避難させてほしいと懇願しているシュガの姿がありました。
シュガは、かつてこの国をトルガル帝が建国した時に聖導師として仕えていたナナイ大聖導師はいずれこの国が消えることを予言していたと言っています。
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「それならばなぜこの地を選んだのかという疑問についてずっと考えていましたが、それは神ではなく人が新しい世界を築いて行くのだということを伝えようとしたのではないのではないでしょうか・・・。
しかし、代々の星読みたちはその事を読み解くことをせず、この国を神が君臨し、神が守る国なのだと民に信じさせてきました・・・そしてそれは代々の帝たちをも苦しめてきたことだったのです」
シュガの言葉を静かに聞いていた帝は答えました。
「そなたの申す通りならば・・・天が怒っているのだ。なれば私は神としてそれを受け入れなければなるまい・・・。すぐに民を逃がすがよい」
同じ頃、タルシュの本陣ではラウルとチャグムが対峙している最中でしたが、突然の地響きにみな驚いていました。
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とっさにカームがバルサに短槍を渡し、間髪入れずにバルサはラウルに短槍を突きつけました。
「動くな!動けばこの王子の首は飛ぶ!!」
動揺するタルシュ軍。
その時、セナがタルシュ本国のベリス総督からの書状を持ってきて、それをヒュウゴが読み上げられました。
それはタルシュ本国が滅んだというあり得ない内容でした。
混乱するラウルは、その時これらすべてはベリス総督とヒュウゴの計画であったのだと悟りました。
そしてバルサに向かって「私を殺せ!」と命じるのでした。
負けた自分は死ぬのだと。
しかしそんな考えをバルサは許しませんでした。
「負けたから死ぬだと!?負けた者こそ生きろ!!」
バルサにさんざん打ち据えられて、ラウルが足下の泥に足を取られて転ぶとそこはしみ出してきた地下水で泥沼となっていました。
泥の中に転がり、放心しているラウルに跪いてヒュウゴはそっと告げました。
書状の続きには、ラウル王子を迎えたいと書いてありました。
「武力で守られるのではなく、新しい大陸のあり方を求めるためにラウルの力が必要なのです。我々と共に南の大陸のために力を尽くしてください!そのために国を焼かれ、親兄弟を殺されてもあなたについてきたのです!」
ヒュウゴの言葉を聞いたラウルは、泥の中で人目もはばからず泣くのでした。
それは残忍なラウル王子の仮面を脱ぎ棄てた瞬間でもあったのでしょう。
青霧山脈の奥深い一本の大樹の根元でトロガイは激しい呪文を唱えています。
トロガイの老いた身体が蔦に覆われ、繭のようになったその中で金の鳥になるトロガイの魂が生みだされようとしていました。
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やがてオッカ村や星読ノ塔、各地で光の鳥が飛んで行くのが目撃されていました。
「逃げろ!」
鳥はアスラやコチャ、見える者たちみんなに警告していきます。
山の宮を目指していたバルサたちが急斜面を登っていた時に、突然チャグムが意識を失い岩場に倒れ込んでしまいました。
宮殿の後ろに広がる滝の上に叢雲のように大水が盛り上がってくるのを、帝は夢を見るように見つめています。
アッという間もなく水に飲みこまれた帝が、ふと気づくと目の前にチャグムがたっていました。
二人はじっと見つめ合い、ゆっくりとチャグムが近づいて帝を抱きしめました。
その温もりに帝は幸せそうに微笑むのでした。
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「父上が神になられた・・・」
バルサに抱えられて目を覚ましたチャグムが辛そうに言いました。
ほどなく到着した山ノ宮にはシュガとが二の妃待っていました。
そして
「殿下!」
一人で歩いているところを見つけられたトゥグムが山の宮に現れました。
ガカイは崖から落ち、トゥグムは光の鳥が綺麗な女の人になってここに連れて来てくれたと言いました。
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山ノ宮のテラスでバルサとチャグムは感慨深げに話しをしています。
「チャグムが帝になるんだねぇ・・」
「戦をした私は神にはならないよ。私はヨゴ人もヤクーも同じように自分の荷を自分で背負い、自分の足で歩けるような国にしたいんだ・・・バルサのように」
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森の中のタンダの小屋からは夕げの煙が登っています。
「ただいま」
バルサが戸口に短槍を立てかけると、
「おかえり」
と、小屋の奥から声が聞こえ、タンダの暖かい笑顔が向かえるのでした。
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まとめ
今回の記事は
「精霊の守り人」最終章
- 「精霊の守り人」最終章9最終話「旅立ち」のあらすじ感想
- まとめ
以上の紹介でした。
3年間続いた「精霊の守り人」ⅠⅡⅢでした。
録画をもう一回見直してから、小説とコミックスとアニメを見直そうと思いました。
ではでは(^0^)/
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