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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
西炯子先生の最新意欲作【たーたん】1巻がフラワーコミックスαから2016年9月9日に発売されました。
西炯子先生といえば、「娚の一生」や「姉の結婚」などアラフォー女性の恋を描いたマンガで知られています。
本作品はビッグコミックオリジナル2号(小学館)から数週間おきでの連載を開始しました。
少女マンガから、青年誌へと進出した西先生の初の作品ということです。
もてない・冴えない男・金もない上田敦は15年前に友人から赤ん坊を預かりますが、その友人は殺人犯で刑務所に入っています。
そして彼が刑期を終えて出所してくるのは1年後・・・。
父親たーたんは気の弱い43歳なのにまだ童貞。
けれどなぜか気の強い中学生の娘がいます。
なにやら訳ありな親子のコメディチックな物語の始まりです。
今回の記事は
・【たーたん】1巻のあらすじと感想
・【たーたん】2巻発売日予想
・まとめ
以上の紹介をしていきたいと思います。
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
【たーたん】1巻のあらすじと感想
1話)
15年前の運命のその日、その男はポケットの中の全財産5万円を使って童貞を捨てようとしていました。
勇気をふりしぼって風俗店に向かおうとしたその瞬間に、もう一方のポケットに入っていたケータイが鳴り出したのです。
電話の相手はケーサツ、内容は中学の同級生が殺人事件を起こして逮捕されたというものです。
同級生のたっての頼みで生まれたばかりの彼の子供を預かることになってしまいました。
上田敦(28)はこうして童貞のまま父親になったのでした。
(たーたんと言うのは鈴が幼い頃、とうさんとと上手く言えなくてたーたんと言ったまま定着した呼び方でした)
あの時、預かった赤ん坊の鈴は15歳の多感な中学3年生になり、童貞のまま父親になった上田敦は43歳、宅配便の仕事をしています。
仕事帰りに商店街で偶然に鈴と出合い、一緒にスーパーで夕飯の買い物をしてかえることにしました。
鈴は時々、母親のことを聞いてきます。
母親のことはなんとかごまかして答えますが、実の父親が殺人犯とは言えません。
「必ず迎えに行く」と言った同級生の刑期が終わるその日まであと1年でした。
いつかは言わなければならないことだけど、どう切り出せばいいのかわからない難しい問題でした。
2話)
仕事に真面目で頼まれれば他の人の配達まで手伝ってしまうお人好しの上田敦は、娘のことになると人が変わったように険しくなります。
心配でたまらないのです。
スカート丈やちょっとしたおしゃれにも口うるさく言う父親をうっとうしく思い、目を盗んで鈴は友人たちと遊びに行ってしまいますが、夕方になるとやっぱり気になって帰ってきます。
イライラしながら帰りを待っていた上田は
「私がいないとダメなんだから」
という鈴のつぶやきについ、ヘラっと顔がゆるんでしまうのでした。
3話)
季節は春、転校生の吉川さんは制服が違っていたり、母子家庭だったりすることでクラスメイトの女子にいじめられていました。
曲がった事がきらいな鈴は、いじめに加わるどころか吉川さんと友達になってしまいました。
今日も上田敦は人の配達仕事まで手伝って事務この妹尾さんに怒られていました。妹尾さんは上田敦の気の弱さがイライラするほど嫌いでした。
鈴は、学校の帰りに吉川さんを家に誘いました。
たーたんと鈴と吉川さんの3人で晩ごはんを食べて、吉川さんが帰るときに
「またおいで」
と言ってくれたたーたんに、鈴はとてもうれしい気持ちになりました。
4話)
吉川さんは趣味で小説を書いています。
まだ人に見せるようなものじゃないからと言う吉川さんに、見せれるようなモノになったら見せてねと二人は女子トークをしています。
吉川さんのお父さんはすぐに殴る人だったので、お母さんと逃げて来たのだそうです。
だから殴らないたーたんはすばらしいのだそうです。
『お父さんは再婚の話とかなかったの?」
と聞かれたので
「イケメンでもないし、お金持ちでもないし、最近ハラも出てきたしモテル要素ないじゃん」
そう言うと、
「男の人ってわかんないよ」と吉川さん。
家に帰ってからお母さんの写真を見ていると吉川さんの言葉が頭をよぎりました。
『男の人ってわかんないよ』
こんなにキレイなお母さんが結婚したたーたんって・・・。
こうなると気になってしかたありません。
鈴は日曜日に、仕事に出かけたたーたんを尾行してみました。
すると・・・
たーたんの仕事ってけっこう女の人と出会う仕事だったのです。
とても複雑な気持ちになってしまい、帰宅したたーたんに理不尽に八つ当たりしてしまう鈴でした。
5話)
学校で吉川さんに
「私といるといじめられるんじゃない?」
と聞かれた鈴は、自分なら3倍にして返すから心配ないと答えました。
そんな勝気な鈴を見ながら吉川さんは
「上田さんって亡くなったお母さんに似たのかしらね?ほら、お父さんっておとなしいし・・」
と言うのでした。
一方、上田敦は悩んでいました。
最近の鈴は両親のなれ初めとか、どうして結婚したのかとか、どーしてどーしてと聞きたがります。
どうやってゴマかしたものか・・・。
そんなたーたんの態度に、鈴はお母さんは死んだんじゃなくて、たーたんにあいそをつかして出て行ったんじゃないかと考えました。
もしかしたら、お母さんは生きているかもしれないと思うようになったのです。
6話)
鈴は風呂の中で考えていました。
『たーたんは絶対何かをかくしている!』
上田敦はビールを飲みながら考えていました。
『いくらなんでもそろそろ鈴に本当の父親のことを話さなければ・・・』
『覚悟を決めて、勇気を出すんだ、今夜こそ!!』
「鈴!話があるんだ!!」
そう言って飛び込んだ先の風呂場で入浴中の鈴にブッ飛ばされました。
だんだん扱いづらくなってきた娘のことを職場の妹尾さんに相談してみました。
妹尾さんは自分が中3くらいの時、父親は厄介な存在でほとんど口をきかなかったと言いました。
「そんなもんじゃないですか?いつまでもべったりな方が不健全な気がします」
そんな時に、鈴の学校に臨時の美術の先生がやって来ました。
名前は奥村智絵先生、年は43歳です。
鈴のお母さんと同じ名前と年齢でした。
7話)
『ひょっとして、ひょっとしたら奥村先生は私の生き別れのお母さんかもしれない』
鈴の妄想はふくらんでいきます。
鈴のお母さんもともえという名前なのです。
早合点しない方がいいよと言う吉川さんの忠告ももはや鈴の耳には届かなくなっていました。
心配した吉川さんが、奥村先生にそれとなく先生の若い頃のことを聞いてみました。
すると先生は昔、すごく太っていて眉の所に大きなホクロがあったそうなのです。
鈴のお母さんの若い頃の写真とは似ても似つかないみたいです。
この吉川さん情報も鈴は自分の都合のいいようにダイエットしたとか、解釈してしまいました。
そしてついに、たーたんと先生にサプライズをしかけようと考えたのでした。
8話)
鈴の頭の中は奥村先生がお母さんになっている妄想でいっぱいです。
「たーたん、今度の日曜に久しぶりにどっかに出かけよう」
と持ちかけました。
奥村先生にもあらかじめ、『相談したいことがあります』と手紙を出しておきました。
鈴とたーたん、二人は公園に行きました。
上田はついに真実を話さなければならない時が来たと覚悟しました。
そこへやって来たのは奥村先生です。
『15年ぶりの再会よ!』
鈴が気をきかせたつもりで、ジュースを買いに行っている間に二人はいろいろと話しをして、どうやら鈴が先生を生き別れた母親だと思っていることに気がつきました。
鈴の本当のお母さんはもう亡くなってしまっているのですが・・・。
先生は鈴に、自分は鈴のお母さんではないことを優しく告げてくれました。
鈴の誤解は解けましたが、鈴の中ではお母さんは生きている説はまだ有効でした。
本当の父親のことを話すのは今しかないと勇気をふり絞っている上田に、鈴は
「鈴の本当のお母さんはどこにいるの!?」
と言う容赦のない問いかけをするのでした。
おまけ)
たーたんと鈴の4コマまんが2編です(笑)
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【たーたん】2巻発売日予想
【たーたん】2巻の発売日予想はまだ未定ですが、雑誌掲載の様子などから考えると、2017年後半、または年末かもしれません。
また、はっきりした情報が入り次第更新して行きたいと思います。
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書籍情報
【たーたん】1巻
まとめ
今回の記事は、
・【たーたん】1巻のあらすじと感想
・【たーたん】2巻発売日予想
以上の紹介でした。
面白いお話でしたね~。
早く続きを読みたいですね!
たーたんと妹尾さんはくっつくのでしょうか!?
ではでは(^0^)/
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