【初恋の世界】1巻ネタバレ内容と感想・アラフォー女店長&2巻発売日予想

     

2016-09-14_180546

引用元https://www.amazon.co.jp/

お元気ですか?うめきちです(^0^)

アラフォー女性の恋を切なく描く西炯子先生の最新刊【初恋の世界】1巻が2016年9月9日にフラワーコミックスアルファから発売されました。

気がつけば40歳・・・

東京のコーヒー専門店「モリノカフェ」の店長・小松薫は40歳は角島県の支店へ転勤になってしまいました。

しかし、角島支店ではビックリするような事が起こっていたのです。

今回の記事は、

・【初恋の世界】1巻のあらすじと感想

・【初恋の世界】2巻の発売日予想

・まとめ

以上の紹介をしていきたいと思います。

(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【初恋の世界】1巻のあらすじと感想

第1話) あれ?ちょっと待て

その日、40歳の誕生日を迎えた小松薫が思ったことは「あれ?ちょっと待て」でした。

小松薫はコーヒー豆や器具の販売会社「モリノコーヒー」が新しく作ったライフスタイル提案型カフェ「モリノカフェ」の店長です。

バリスタの資格も持ち、カフェの店長として「豊かな空間で本当においしいコーヒーを」という社長の思いを実現するべく日夜ガンバってきました。

しかし今、目の前のバースデーケーキに刺さった40という数字のろうそくは、人生の短さ?就職してからあっという間の22年を感じさせるものでもありました。

誕生日をお祝いしてくれたカフェの仲間たちと複雑な心境を語り合いながら過ごすのでした。

そんな彼女に突然の転勤の辞令がやって来たのはそれから数日後のことでした。

赴任先は、奇しくも故郷の角島県。

小松は最近大がかりな断捨離をして荷物は少なく、彼氏もなし。

転勤できない理由など全くありませんでした。

第2話) 誰なんだ お前は?

故郷、角島県に着いた小松薫は迎えに来てくれた高校時代のツレのよっさんとランチをし、久々の再会をよろこびあいました。

よっさんと別れた後、転勤先のカフェを覗きに行ってみると、そこには信じられない風景が広がっていたのでした。

東京でコーヒー専門店「モリノカフェ」をそれなりのプライドを持って店長として切り盛りしてきた小松の目の前に現れた「モリノカフェ」角島支店は、タバコOK、ランチありのどこにでもあるおっさんやおばさんがたむろする喫茶店でした。

しかもアルバイトの男の小鳥遊(たかなし)がマスターと呼ばれ、店長はただの従業員と化していました。

そして小鳥遊がスカウトしてきたウエイトレスの野口さんと3人で店を回していたのです。

しかも、肝心要のコーヒーは飲み放題のただのブレンドコーヒーになっていました。

第3話) 井戸の四人

今日は高校時代のからのツレたちと改めてよっさんの家で再会を祝して集まりました。

中学校教師の大浦修子、バツイチの黒岩富子、主婦の中村香織(よっさん)は学生時代にBL同人誌を作りあった同志でもありました。

彼女たちに、2日前の目が点になってしまった出来事の愚痴を話してみました。

店長鈴木の話では、あの男は去年の冬に「モリノカフェ」に客としてやって来て、翌日も、その次の日もやって来て、気づいたらバイトになっていたのです。

そして「モリノカフェ」は昔ながらの喫茶店になってしまいました。

けれど、業績は上がっているのです。

この事態をどうしたものかと悩む小松薫でした。

第4話) 帰れない

小松薫の新居は『朝食付き月3万円』の間借りでした。

朝早くから起こされて、たっぷりの朝食にめげていました。

ここを紹介してくれたのは、例のバイトの小鳥遊でした。

部屋探しは前店長の鈴木さんに頼んでおいたのに、なぜかこうなりました。

田舎にありがちなことですが、大家さんは例にもれず、小松薫が独り身なのを心配して口を出して来るのでした。

今日も”マスター小鳥遊”は元気に店を仕切っています。

3日後に引き継ぐ小松薫は変更事項のメモをとっていました。

すると、小鳥遊が賄いにパスタを作ってくれたのですが、スゴク普通の味でした。

3日後、閉店後に店長引き継ぎと鈴木さんの送別会の時に、ウエイトレスの野口さんが

「昨日、妊娠していることがわかたんで~、結婚することになって彼の実家に引っ越すことになったんで~短い間でしたがお世話になりました~みなさんもお元気で~」

突然、野口さんが店を辞めてしまったのです。

鈴木さんも東京の本社に帰ることになっていたので、これはピンチです!

本社に電話して急きょ鈴木さんの服店長での留任を決めて、取りあえず明日からはこの3人体制でやることにしました。

そこで小松薫は、自分がこの店を預かるにあたって店内を禁煙にすると言い出したのでした。

第5話)  40歳の入り口

普通の喫茶店「モリノカフェ」を、「豊かな空間で本当においしいコーヒーを提供するモリノカフェ」に戻すべく贅沢なケーキを焼いています。

他のメニューはしばらくは続けることにしました。

やがてお客が入って来ました。

本日から禁煙になったと告げると、どの客も「タバコが吸えんならいいわ」と出て行ってしまいました。

せっかくサービスで提供した本格コーヒーには目もくれません。

中学教師をしている大浦修子は恋人と同棲している家に帰宅して、夕食を二人で作り仲よく食べました。

バツイチの黒岩富子は同僚で同級生の竹下くんと二人でモリノカフェにやって来ました。

中学生の時とは打って変わって美しくなった小松薫を見た竹下くんは開いた口がふさがらないほど驚いていました。

一方で黒岩富子は、小鳥遊を見て

「イケメンじゃん。でもどっかで見た気が・・・気のせいかな?」

と感じました。

小松薫は閉店後、帰宅する前に寄った本屋で小鳥遊を見かけたのでそのまま方向転換して別の方向へ向かいました。

すると小鳥遊がついてくるのです。

「店長の家はこっちの方じゃないでしょ?」

「ちょっとそこの公園に行こうかなと・・・」

公園で二人で話をしている時に、小松薫の首に毛虫が落ちてきたのです。

毛虫に刺されたみたいでパニックているところへ首にキスをされて呆然となってしまいました。

本当はキスではなく、虫の毒を吸ってくれたのですが。

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第6話) だからだめなの

『あれは何だったの?』

夕べのことが頭から離れない小松薫はついぼんやりしてしまいコーヒーがうまく入れられなくなってしまいました。

「ナポリタンですけどどうぞ」と、なにもなかったように渡された賄いのパスタは、先日のものとはうって変わってめちゃくちゃ美味しいのです。

小鳥遊という男がどういう人間か知りたくなってしまった小松薫は、下の名前すら知らないことを思い出して取りあえず履歴書を書かせようと思い立ちました。

しかし何だかんだと難癖つけて結局、「小鳥遊穣」という名前と生年月日しか記入しなくて帰ってしまったのですが・・・

なんと彼は10コ下・・・!

日曜日・・ぼんやりデパートの中を眺めながら歩いていると同級生の大浦氏がいました。

誘われるままに彼女の家に行くと、そこは大浦氏の彼氏の家でした。

大浦氏は恋人と同棲していました。

しかも彼には妻子があり、いわゆる不倫です。

二人の間にはある取り決めがあり、向こうの子供が成人するまでふたりの結婚はないのです。

それは10年も先のこと・・・。

「人生を捧げても構わないと思うほどの恋愛を小松くんはしたことがある?」

大浦氏はそう言いましたが、私たちもう人生の半分来てるのよ・・・

小松薫は帰りの電車の中で複雑な思いを抱えるのでした。

感想

40歳の初恋物語とでもいうのでしょうか。

何かに夢中になっていて気がついたら40歳になっていた・・・。

ちょっと気になった彼は10歳も年下っだったなんて、女なら少なからずショックなことです。

彼のちょっとしたいたずらに心を乱されてしまう少女のような40歳が可愛いです。

いくら見かけが若くても、自らつい引いてしまうところはあるはずですよね。

これから恋が始まるのか、年齢ゆえにくすぶっているだけなのか楽しみな作品です。

2巻の発売が待ちどうしいですね。

【初恋の世界】2巻の発売日予想

【初恋の世界】2巻の発売日はまだ未定のようですが、掲載月数から数えますとおそらく2017年3月頃の発売となると思われます。

またはっきりした情報が入り次第更新して行きたいと思います。

【追記・・・2017年3月10日発売予定という情報がありました。(2/20)】

書籍情報

【初恋の世界1巻】

まとめ

今回の記事は、

・【初恋の世界】1巻のあらすじと感想

・【初恋の世界】2巻の発売日予想

以上の紹介でした。

西炯子先生の作品はキャラクターの年齢こそアラフォーの大人の女性だったりしますが、中身はいつもまるで少女なんですよね。

読んでるこっちの方がドキドキしちゃいます。

早く2巻が読みたいです~!

ではでは(^0^)/

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