「初恋の世界」4巻ネタバレ感想 恋と仕事!40歳女の決心・5巻発売日予想

     

2018-05-10_202337

引用元https://www.amazon.co.jp/

お元気ですか?うめきちです(^0^)

アラフォー女性の恋を切なく描く西炯子先生の【初恋の世界】4巻が2018年5月10日にフラワーコミックスアルファから発売されました。

「モリノカフェ」の方針を巡って小松薫(40)と小鳥遊穣(30)は対立状態が続いています。

小鳥遊はついに小松の上に爆弾を落としてしまいました。

「俺、この店が欲しいんです。俺の店のスタッフになって永遠にコーヒーを淹れてください」

今回の記事は、

【初恋の世界】4巻

  • あらすじと感想
  • 【初恋の世界】5巻の発売日予想
  • まとめ

以上の紹介をしていきたいと思います。

(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【初恋の世界】4巻

あらすじと感想

第19話 ここはどこ 私は誰

モリノカフェの支店長・小松薫とアルバイト店員小鳥遊穣は、店の方針についてずっと対立したままでした。

そんなある日、ついに小鳥遊は爆弾を落としました。

「この店が欲しいんです」

東京ならいざ知らず、こんな田舎町ではコーヒーが主体の店なんか流行るはずもなく、いっそ普通の喫茶店として営業する方が利益につながるという小鳥遊の主張はしごくもっともなことでした。

★でもそのために恋愛をしかけたりとかは失策でした。

純情さが逆に40歳という年齢からくる疑い深さに拍車をかけている小松くんのプライドを、深くキズつけるだけですからねぇ。

う~ん小鳥遊が若いってことなのかしら・・・。

一方、東京の本店に新しいスイーツの講習を受けに来ていた鈴木は、モリノカフェの社長・森野耕平に角島店の内情を打ち明けていました。

アルバイトの名前が小鳥遊穣だと聞いた社長は、そのまま黙認することにしたのです。

★小鳥遊ってやっぱり有名なフレンチのシェフだったんですねぇ!

そんでもってスランプに陥って放浪の旅に出てしまっていたとはビックリです!!

第20話 大人だから

地元の一族経営の酒蔵の三男・井出寿三郎(38・独身)は名目上は営業二課係長ですが、デキル二人の兄の影で幽霊のようにぼんやりとして誰からも当てにされず地味に仕事をしていました。

父から言われて取引先の中吉家に挨拶に行くと、ちょうどそこによっさんが子供を連れて帰って来てたのです。

よっさんは寿三郎を見てあることを思いつき、彼を誘いだして車で出かけました。

行く先は大浦氏の家でした。

よっさんは大浦氏に寿三郎をくっつけて、不倫をやめさせようと企んでいたのです。

ところがこの二人は以前合コンで出会っていて、その時に大浦氏が恋人のことで大泣きしたりとかあまり良い思い出はなく、むしろ気まずい方の二人でした。

よっさん自身はクズな夫のせいでさみしい日々を送っていましたが、ある日営業で訪ねて来た銀行の支店長と地元話で盛り上がってしまい、ちょっとだけテンションが上がりました。

★何だかよっさんと大浦氏に恋の予感が?

どっちのカップルも難しそうですが、あるかなぁ・・・。

コーヒーの試飲の拡大を計画中の小松くんは釣堀までも出撃していて、ファイトー!!

第21話 思惑の渦巻き

今度の日曜にサンライズポートで”ラーメンキング”というイベントが行われます。

小鳥遊は雑誌記者の女性に誘われて出かける約束をしていました。

黒岩嬢は竹下をラーメンキングに誘いますが、フラれてしまい一人で行くことに。

ところが竹下は小松を誘っていました。

でも小松は行く気がなく、その当日になって竹下に叩き起こされて嫌々出かけることになりました。

★何だか出だしから漫才のねたみたいです。

会場で4人が偶然に出会い、もそれぞれ入れ替わりながら隣の席に座ってラーメンを食べてしゃべるところなんかまるで吉本のネタのような一幕ですが、このテンポがいいですねぇ~(笑)

その一方で小松と竹下を見つめる黒岩嬢の焦りがヒシヒシと伝わってきて、何とかしてあげたいとつい思ってしまいます(;´Д`)

黒岩嬢にとって小松は憎い恋仇に変わってしまったのです。

切ない設定ですねぇ・・・。

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第22話 お菓子とパンと思惑と

小松は常連さんたちの間で評判になっている新しいパン屋「ゴンゾーの店」に来ていました。

ここで買いこんだバゲットでサンドイッチを作って食べてみるとめちゃくちゃ美味しいのです。

ぜひコーヒーと一緒に出すパン系メニューに加えたいと思った小松は、店主にパンを提供してほしいと頼みに行きました。

この店は店主の青年が一人でやっているので、とても手が回らないと断られれてしまうのですが、再度交渉に行くとそこで何故か小鳥遊が働いていたのです。

★この設定、絶対あると思いました!

第23話 生きてきました40年

閉店後、小松は小鳥遊にあのパン屋でなぜ働いているのかと聞いてみました。

すると小鳥遊は「ゴンゾーの店」のパンを食事メニューにつけようと考えているのだと答えたのです。

それはまさに小松がやろうとしていたことと同じでした!

思いあまって小松は東京の社長に相談に行きましたが、逆にこう言われてしまいました。

「そこまで面倒なことになってるなら本社に戻るかい?」

それは小松にとって負けを認めろということでした。

★社長は小鳥遊のことをシェフとしてかっているので、このまま別バージョンのモリノカフェにしてもいいと思ってるんですかねぇ。

もしかしたらこの二人がくっつけばいいとか、面白がっているとかかも?

そして同じ頃、大浦氏は恋人の林田に子供が欲しいと囁いていました。

たまたま病院に行った時に、黒岩嬢が婦人科で妊娠できるか検査に来たのだと話したのがきっかけだったのですが、林田はいずれ結婚は必ずするが子供はダメだと言うのです。

ところがそんな黒岩嬢の恋も、竹下にハッキリ断られてしまうのでした。

黒岩嬢の気持ちを知らない小松は、小鳥遊とのいざこざを黒岩嬢に相談すると

「東京へ帰れば?」

そう事もなげに言う黒岩嬢は、今日こそ本気で小松に

「私が竹下君と上手くいくためには、あんたが邪魔なんだ!」と言ってしまいました。

★読んでて涙が出そうでした。

大浦氏は林田なんかに躓いて可哀想です。

さらに4巻は全編に渡って黒岩嬢の結婚願望が悲しくて・・・。

でも一番罪なのは竹下くんの鈍感さですね!

第24話 これでいいのだ

閉店後の暗い店内で小松が一人で泣いていると、忘れ物をした小鳥遊が入ってきました。

そして本社に戻されるかもしれないと小松が言うと、

「ここにいてコーヒーを淹れてください」

「俺の店のスタッフになってください。できれば永遠に」

まるでプロポーズのように聞こえるセリフを言うのです。

でもその後、いろいろ考えた末に小松が出した結論は、ランチはやめてコーヒーのテイクアウトをすることでした。

そして小鳥遊には出ていってもらうことにしたのです。

テーブルの上に小鳥遊が置いて行った店のカギを見つめながら小松は「これでいい」と思うのでした。

★小松くんが仕事に生きる決心をした瞬間でした。

ところで小鳥遊と同棲しているOLのおねえさんってもしかしてご飯を作ることを条件に部屋に住まわしてあげてるパターンなんでしょうか?

恋人っぽくないし、この二人はその線が濃厚ですねぇ。

そして小松くんには本気でプロポーズめいた言葉を吐いた小鳥遊ですが、こじれ体質の彼女には理解してもらえずに別れることになってしまったってことが残念です。

小松くんが40歳だから複雑になってるけれど、もしも25歳だったら簡単なことだったのにって思うと人生ってままならないですね。

よっさんにも何だか不倫のフラッグが見え隠れしています。

でも彼女の場合は支店長さんも独身ポイ感じだから、クズダンナなんかさっさと離婚しちゃえばいいので幸せは案外近いかもしれませんね。


【初恋の世界】5巻の発売日予想

【初恋の世界】5巻の発売日は1~3巻の発売状況からがだいたい7ヶ月ごとのようですから、次の発売日は2018年12月頃ではないか予想してみました。

※「初恋の世界」5巻は2018年12月10日に発売されました。

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まとめ

今回の記事は、

【初恋の世界】4巻

  • あらすじと感想
  • 【初恋の世界】5巻の発売日予想
  • まとめ

以上の紹介でした。

人生のターニングポイントに来た女ごころの切なさに満ちた4巻でした。

5巻ではハッピーが待っているのでしょうか?

ではでは(^0^)/

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