お元気ですか?うめきちです(^0^)
のだめカンタービレで一世を風靡したニノ宮知子先生の新境地【七つ屋志のぶの宝石匣】7巻が2018年5月11日に発売されました。
質屋・倉田屋の娘・志のぶ×宝石店に勤めるイケメン顕定を中心に繰り広げられるミステリーコメディは、今回はノアの兄・青山菖蒲が絡んできます。
菖蒲の目的とはいったい?
今回の記事は、
【七つ屋志のぶの宝石匣】7巻
- あらすじと感想
- 【七つ屋志のぶの宝石匣】8巻の発売日予想
- まとめ
以上の紹介をしていきたいと思います。
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
【七つ屋志のぶの宝石匣】7巻
あらすじと感想
Story.25
もうすぐ志のぶの高校の文化祭です。
志のぶのクラスの出し物は『猫カフェ』で、さすがに本物の猫は無理なので生徒が猫耳とシッポがついた衣装を着てウェイトレスをやるのです。
また、部活(志のぶは剣道部)の方では『猫夜叉』の演武を行います。
でもただの演武では面白くないので、猫バージョンのコスプレでやることになったのです。
志のぶはどちらもやりたくないので逃げ出しますが、廊下で美術部の秋元摂子にぶつかってしまいました。
ぶつかった拍子に摂子は持っていたラピスラズリの珠を落としそうになり、間一髪受けとめたのですが、そのラピスラズリを見た志のぶはその大きさに驚いてしまったのです。
『男性教諭モテモテ現象』は「女子高あるある」のひとつですが、志のぶの高校も女子高だったので例にもれず、美術部ではまさにその真っ最中でした。
美術部顧問の三沢先生は今、石を砕いて絵具にして絵を描くことにはまっていました。
2年の奈良明日香と秋元摂子が顧問の三沢先生を取り合って、家にあったラピスラズリやアズライト、クジャク石など高価な石をプレゼントして気を引こうとしていたのです。
★!!!(@_@;)
三沢先生が制作中の石で輝く絵を見た志のぶも、思わず石をプレゼントしたくなるほどでした。
デュガリーの顧客の秋元夫人からの招待で文化祭に来た顕定と鷹臣は、夫人と一緒にその絵を見ました。
そしていい絵だと評価した夫人が買い取ることになりました。
★志のぶの母・百合江の高校時代での「女子高生あるある」は恐ろしかったですね~。
ターゲットになった先生は地獄を見たこと間違いなしです・・・お気の毒です(T_T)
Story.26
宝石鑑定士の内藤浩二は宝石を題材にした推理小説作家・真島孝史朗の大ファンで、今日は顕定と一緒に『真島孝史朗展』で、小説に登場したジュエリーたちを見物していました。
「このリング・・・何だか変・・・」
なぜか後ろから志のぶの声が聞こえて驚いた顕定ですが、内藤は志のぶがそのブルーグリーンダイアのリングを見ただけで「照射」だと言ったことに驚いたのでした。
そこへ渋谷隼人と名乗る青年が現れました。
実は隼人の母親は真島孝史朗の恋人で、彼に妻子があることを知らずにつき合い、ある日突然彼の妻が訪ねて来たことから真島の嘘を知って姿を消したのです。
そして真島に知らせることもなく隼人を産んで育てて半年前に亡くなり、残された隼人は奨学金とバイトで建築家を目指して大学で勉強していました。
隼人は父かもしれない真島孝史朗の展覧会を訪れた時に偶然、志のぶの言葉を聞いて自分が持っている母の形見のブルーグリーンダイアのリングも、もしかしたら偽物かもしれないと志のぶたちに鑑定を頼んだのです。
志のぶはこの件は質屋の自分ではなく、ちゃんとした鑑定士の内藤に鑑定してもらって鑑定所を作ってもらおうと提案しました。
★時間をかけた機械鑑定も、志のぶの眼力には太刀打ちできないので悔しそうな内藤が気の毒ですね(笑)
その結果、リングは本物で売ったら1000万円くらいするスゴイものだったのです!
真島孝史朗はとんでもない嘘つきでしたが、その愛は本物で、隼人の母親は愛されていたことが証明されました。
そしてもう一つ、顕定の提案でDND検査をして隼人が真島の子供であると証明されましたが、隼人は真島の遺産は相続放棄しました。
その話を顕定から聞いた真島夫人は、隼人の母親を怨む気持ちは消えて彼が自立するまでの学費と生活費を支援することにしたのです。
今回の一件を居酒屋で話していた顕定都内塔ですが、志のぶの眼力に感心した内藤が冗談で「黒い組織に狙われるかも」と言うと、顕定は怖い顔をして釘を刺しました。
「誰にも言うんじゃねーぞ!」
★顕定が内藤に向けた顔は怖かったですね~!
何だかんだと言いながら志のぶのことを心配するツンデレ顕定には、ついニヤニヤしそうになります(#^^#)へへへ
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Story.27
モデルのノアは心機一転、女優に方向転換しました。
しかしノアには「青山菖蒲」という切り捨てたい兄がいて、何かとノアの周りに現れるのです。
今回も兄が経営するレストランのパーティーに顕定を通じて招待されましたが、顕定はノアの気持ちを考えると言えませんでした。
そんなある晩、一緒にご飯を食べている時にノアに聞かれたのです。
志のぶは婚約者である顕定のことをどう思っているのかと。
「モノ?」
呆れ顔のノアを前にして、質流れ品である自分は志のぶのモノ的な存在かもしれないと顕定は思うのでした。
でもそれは顕定にとって自分の確かな存在理由でもあったのです。
結局、顕定はレストランのパーティーのことはノアには言わず、志のぶと鷹臣と3人で出かけました。
ところがそのパーティーで、挨拶に来た菖蒲と一緒にいた彼女のネックレスを見た志のぶが
「そのダイア・・・合成?」
と、つい言ってしまったのです。
顕定は志のぶを慌てて連れていってしまいましたが、その一言をスルーする菖蒲たちではありません。
彼らは何か企んでいるようです。
★志のぶはあのダイアのネックレスが「何もなくて怖い、クローンみたい」と言いますが、どういうことなんでしょうか?
もしかして闇のルートで大量生産された後ろ暗い訳ありのモノなのかも?
そうすると、実業家・青山菖蒲の正体は・・・ヤバイですね~。
Story.28
実は青山菖蒲の目的は『虎徹』でした。
電話の相手に虎徹や志のぶのことを話しています。
★7巻で初めて姿を現した『虎徹』は顕定たちの仲間でタイで買い付けをしている男で、見た目弱そうだし鷹臣にこき使われているみたいですが、どんな人間なのか気になりますね。
そんなある日、ピンクトルマリンのリングを買い取ってほしいと思い詰めた顔をした女性が倉田屋に現れました。
話を聞いてみると、そのリングは別れた彼氏から貰ったもので、何度返しても受け取ってもらえず最近はストーカーされていると言うのです。
志のぶはリングに呪い殺されるレベルの恐ろしさを感じました。
ふと思いついて見せの外を覗いてみると、物陰にその男が立っているのが見えたので、警視庁刑事部の警察官・しょーちん(百合江担当)に電話して来てもらいました。
念のため、彼女はしばらく身を隠すことにして一件落着したかにみえたのですが・・・。
今度はその男が倉田屋に嫌がらせに来たのです。
そしてある日、学校帰りの志のぶが路上で襲われました。
男が志のぶの後をつけている男を目撃したまる万亭の田中さんからの通報で、駆け付けたしょーちんと顕定の目の前でハサミを持った男にポニーテールを摑まれたのです。
思わずふり返りざまに竹刀袋(木刀入り)で男のみぞおちを突いてやっつけました。
志のぶの手から血が出ているのを見て我に返った顕定は、慌ててハンカチで傷を抑えて止血しますがその手は震えていたのです。
★このシーンで顕定がどれだけ志のぶのことを大切に思っているのかがわかるってもんですね~(#^^#)
青ざめた表情で、ハンカチを持つ手が震えてるなんてすごく心配した証拠です。
志のぶは自分が顕定の中でどんな位置にいるのか少しわかって嬉しかったと思います♡
ラストでやっと虎徹が出てきますが、彼はタイで宝石の買いつけをしているようです。
この情けなさそうな男・虎徹がこれから物語に絡んできて、顕定が探している「赤い石」とどう関わっているのか気になるところですね。
はやく次が読みたいです!
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【七つ屋志のぶの宝石匣】8巻の発売日予想
「七つ屋志のぶの宝石匣」8巻の発売日は、7巻までの発売ペースが4~5ヶ月おきなので2018年9月~10月くらいではないかと予想してみました。
また詳しい情報が入り次第更新していきたいと思います。
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➜【七つ屋志のぶの宝石匣】6巻 顕定の過去!ネタバレ感想と7巻発売日予想
まとめ
今回の記事は、
【七つ屋志のぶの宝石匣】7巻
- あらすじと感想
- 【七つ屋志のぶの宝石匣】8巻の発売日予想
- まとめ
以上の紹介でした。
やっと虎徹が登場しました。
志のぶの不思議な力をめぐって何か良からぬことが起きそうで心配ですね。
ではでは(^0^)/
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➜【七つ屋志のぶの宝石匣】6巻 顕定の過去!ネタバレ感想と7巻発売日予想
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