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お元気ですか?うめきちです(^0^)
よしながふみ先生の最新刊『大奥』18巻が2020年6月26日にヤングアニマルコミックスより発売されました。
- 家茂薨去!!悲しみの親子(ちかこ)は・・・?
- そんな中、ついに王政復古の大号令が!
- しかし事態は将軍・慶喜の思惑とは違う方向に進みはじめ、大奥の中も落ち着かない日々が・・・。
今回は「大奥」18巻の紹介をしていきたいと思います。
「大奥」18巻
- あらすじと感想
- 「大奥」19巻:最終特装版の発売日予定
- 「大奥」を無料読み&試し読みする方法
- 18巻の続きをすぐに読みたい方はメロディ10月号を検索!
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「大奥」18巻
あらすじと感想
ちか子の妙案
家茂の無事を祈るちか子は、ある時とんでもない妙案を思いつきました!
それは家茂の代わりに自分が懐妊して、生まれた子を将軍の子とするというものです。
相談を受けた天璋院と瀧山は困ってしまいますが、諸々の事情を知っているなどの条件から最終的に厳選されたのは黒木でした。
「で また某でございますか」
「すまぬ。黒木」
この頃、瀧山から面倒な場面で便利使いされがちな黒木です。
やがて黒木が極秘にちか子の夜伽をする日がやってきました。
準備を整えてちか子の部屋で待つ黒木は、女装のちか子が入ってきて驚きますが、そんなことよりも彼女が、
「上さんのためならこの体を使う事などいといはせん。さあ早よしてや。ちっとも恐ろしくなんぞあらしまへん!」
その発言に悲しみを覚えて、「こんなことを上様が喜ぶはずもございません」と、止めるように説得することに。
ところがそこへ瀧山が急報を伝えに飛び込んできたのです。
それは家茂が5日前に大阪で亡くなったという信じられない恐ろしい知らせでした。
脚気という持病をおして上洛した家茂は最後までこの国の平和のために、長州軍との戦を止めようと尽力していました。
家茂の突然の薨去
その帰りを今日か明日かと待ち望んだ家茂が、あろうことか5日も前に亡くなっていたことを知らされて呆然となるちか子・・・。
黒木と瀧山に下がるように命じたままちか子は暗い闇の中へと落ちていくようでした。
一方、家茂薨去の知らせを聞いて悲しむ勝は慶喜に呼び出されて、
「上様薨去の一件は、長州との停戦のためのまたとない好機である」
と、将軍が亡くなったので戦争をしている場合ではないから停戦に応じるようにと長州を説得するようにと命じられ、ますます慶喜のことが大嫌いになりました。
とはいえ、次期期将軍である慶喜の命に従わないわけにはいかないので、一人で長州へ向かい、死を覚悟で会談の日に臨むのでした。
宸翰
一方、大阪から戻ってきた能登(お志摩)が、ちか子に家茂からの伝言を言付かっていると会いにきました。
それは家茂が帝に願いでて書いてもらった宸翰(しんかん)と、家茂の将軍らしい立派な最後の言葉でした。
しかし能登に「まことの上さんの最後の事を教えてたも!」と食い下がり、ようやく教えてもらった家茂の最後の様子に・・・。
そしてもう一つの土産である家茂自らあつらえた二人分の着物に、涙が止まらないちか子でした。
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瀧山の過去
瀧山は大奥に入る前は、陰間を生業とする男娼でした。
けれど成長して陰間として一番いい少年の時期を過ぎてしまった瀧山はこの先どうやって生きていこうかと悩んでいた時に、時の老中:阿部伊勢守正弘に拾われて大奥に入り今に至るのです。
昔の夢を見た瀧山は『より広大で堅固な鳥籠に移されただけかもしれぬな・・・』と思うのでした。
そんな中、新しく瀧山の小姓となった仲野は新人ながらとても気配りができる少年で、『久々の当たりだな』と喜ぶ瀧山です。
場面は変わり、天璋院に会いに来ていた勝は、慶喜から「長州との停戦」を命じられて何とか合意を得て戻ってきたと慶喜に報告すると、すでに「帝からの勅命で停戦命令が出された」と聞かされて、命がけで自分がやったことが徒労に終わったことを知って激怒していました。
「しかしそれでも幕臣としてここへ来たのはなぜだ?」と聞かれ、
「愛しい女性(家茂)から「徳川を頼む」なんて請われたらもうどうしようもないじゃございませんか」と、寂しそうに微笑むのでした。
瀧山へのたくさんの贈り物とは
大奥総取締として絶大な権力を持つ瀧山の所には毎日たくさんの贈り物が届けられ、仲野はただただ感心するばかりでした。
そんなある日、火事見舞いに多額の見舞金を出してくれた瀧山のおかげで助けられた商人たちからお礼の品だと言って最高級品の革小物が贈られたのですが、それを見た瀧山が「さらにこれらを100欲しい」と注文したのです。
それを見ていた仲野は『噂通り瀧山さまは大奥から中奥へ移るための、幕閣への贈り物なんだな』と思い、自分の大奥勤めももうすぐ終わりかと残念に思うのでした。
ところがその数日後、瀧山は大奥に仕えるすべての男衆たちを集めて告げたのです。
「大奥はいずれ近いうちに慶喜公が将軍職につく。そうなれば質素倹約のために今いる男衆たちは大半が暇を出されることのなるだろう。そうなる前なら、まだ暇金(退職金)も今まで通り支払うことができるので、帰る家がある者は今のうちに1人でも多く大奥を去ってほしい」
やがて6割の男衆たちが大奥を辞めることになり、瀧山は彼らへのはなむけだと言って先日注文した最高級品の革小物や、たくさんの記念の品を配りました。
『そいうことだったのか』と、感激した仲野は、その後も瀧山の元に残ることを決心しますが・・・。
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帝の崩御
ある日のこと、土御門に京のちか子の実家である橋本家から手紙が届きました。
開けてみると、中身はちか子宛てだったので持っていくと、そこには一言だけ「謀反人は岩倉と薩摩」と書かれていたのです。
その筆跡は帝のものではと気づいたちか子は、宸翰の文字と比べてみて間違いないと確信しました。
そこへ帝が崩御したと黒木が知らせに飛んで来たのです。
帝から届いた手紙の内容が内容だけに天璋院に相談に行ったちか子は、帝が岩倉具視に毒殺されたという噂が流れていると聞かされるのでした。
長袴の廃止
そしてその後、大奥に大事件が起こったのです!
「長袴の廃止」を命じられた大奥では、税をつくし、美しさを競った長袴を短く切らなければならなくなりました。
瀧山もその命だけは受け入れ難く悔しい思いをしていましたが、
「それならばいっそすっきりと無地の麻で新しい裃をお仕立てになっては?」
という仲野の提案に、「城表の役人たちと瀧山さまでは中身が違います!!」と説得されてしまったのでした。
大政奉還
その1年後、ついに慶喜は大政奉還をしていまいました。
慶喜は土佐藩から出された「大政奉還建白書」に乗ることで討幕派の矛先を変えることができ、ゆくゆくは政権が再び自分の元に戻ってくると考えていましたが、帝が「王政復古」を宣言したことで徳川の行く末が大きく揺らぐのを感じた天璋院と瀧山でした。
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家茂の死を嘆くちか子・・・何度読んでももらい泣きしてしまいました(ノД`)・゜・。
瀧山の演説にも泣かされました!
いよいよ幕末、最大のクライマックスへと近づいてきましたね。
次の19巻が最終巻だと知ってちょっとガーンとなってしまったのは私だけじゃないと思います。
歴史だからしかたないですが、終ってほしくないですね。
どんな結末が待っているのかドキドキします。
「大奥」19巻:最終特装版の発売日予定
「大奥」19巻最終巻は、「小冊子付特装版」と「通常版」の2種類です。
- 発売日・・・2021年2月26日
- 特装版予定価格・・・1980円(税込み)
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「大奥」を無料読み&試し読みする方法
毎回、次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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まとめ
今回は「大奥」18巻の紹介でした。
ドキドキの18巻でした。
泣けましたね~。これだから時代劇はやめられません。
ではでは(^o^)/
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