おげんきですか?うめきちです(^0^)
「図書館戦争-LOVE&WAR-」で話題なった最強タッグ:弓きいろ先生✕有川ひろ先生の自衛隊三部作シリーズ「塩の街 Scene-1」が2021年LaLa10月号に掲載されました。
LaLa10月号には文庫版「塩の街」の版掛けかえカバーの付録がついています!
- 白い塩の柱が立ち並ぶ街の中で行き倒れた”谷田部遼一”は大きなリュックを背負っていた
- 小笠原真奈と秋葉に助けられて向かったのは由比ヶ浜海岸
- リュックのファスナーを開けると中には塩害に遭った人間の、まだ形の残るカケラが入っていた・・・。
そこで今回は2021年LaLa10月号に掲載された「塩の街」Scene-1をしていきたいと思います。
「塩の街」Scene-1
- あらすじと感想
- 「塩の街」この続きはいつ読める?
- 原作の紹介
- まとめ
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「塩の街」Scene-1
あらすじと感想
塩の柱が立ち並ぶ街
街中に立ち並ぶ白い塩の柱は世界中に広がった塩害による被害の痕跡で、もはや何の変哲もない景色の一部となった街中を大きなリュックを背負った”谷田部遼一(26)”は空腹と疲れで道端に倒れ込んでいました。
真奈との出会い
そこへ声をかけてきたのが小笠原真奈という高校生くらいの少女でした。
彼女からもらったリンゴが遼一にとって2日ぶりの食べ物だと知った真奈は、自分が世話になっている”大家さん”のところへ彼を連れていきました。
すると当然ですが、大家の秋葉に「捨ててこい!!」と怒鳴られ、それでも真奈が食い下がって何とか中へ入れてもらった次第です。
部屋の中ではテレビで『東京湾 謎の結晶』というニュースが流れていました。
今、東京湾には巨大な謎の塩の結晶がそびえているんです!
秋葉の話ではもはやテレビが映るのは東京だけかも、それも切れ切れに国営放送だけというありさまで、ネットも電話も通信サービスも軒並みダウン状態なのです。
「結晶から怪電波でも出てるんじゃねぇかって噂もあるぞ」と秋葉。
そんな中で野菜炒めと味噌汁とご飯という真奈の手料理が出されると、
「こ・・・こんないいもの食っていいの・・!?」
このご時世では食料も配給制となり、遼一の地元ではその配給さえも止まってしまっているのでこんなまともな食事になどめったにありつけませんでした。
遼一は由比ガ浜へ行きたい
遼一の目的は『泳げるくらいきれいな海へ行くこと』だと知った秋葉が、周辺の海水浴場を紹介すると鎌倉の由比ヶ浜に目が止まった遼一が「由比ヶ浜って今日中に着けますか?」と聞くと、
「ここから鎌倉までざっと50km、電車が生きてりゃものの1時間だが一般人が歩けるのはせいぜい40km、しかも健脚者で万全の体調と軽装の場合だ」
今の遼一にはとても無理そうですが、そう言われても遼一は「でもそこがいいな。道 教えてもらえます?」と、由比ヶ浜に行くことを決定していました。
とはいえすでに疲れ切っている上に足の裏はズルズル状態で、しかもメッチャ思いリュックを背負っているのです。
「何とかなりませんか・・・?」
不安げに自分を見上げる真奈の視線に負けた秋葉は、遼一が群馬から来たことを聞いてこのまま放っといたら行き倒れ確定というフラグを立てられて交通手段を探しに外へ出ていったのでした。
出発!
そして数時間後、秋葉が持ってきた廃車寸前の乗用車で、これに乗って由比ヶ浜を目指すことになりました。
車に乗ると遼一は疲れ切っていたためにすぐに眠ってしまいました。
しばらくしてガス欠になると、ガソリンスタンドなんか開いてないからそこいらに乗り捨てられている放置車からガソリンをいただいてくることに。
鍛え上げられた体つきの秋葉とかたや高校生くらいの真奈・・・妙な組み合わせですが、秋葉の口調から彼が真奈を大切に思っているんだと感じる遼一でした。
やがて夕方になって由比ヶ浜に到着した一行は、人がいようが世界がどうなろうが変わらず美しい景色に見とれていました。
「恐竜が死んだときだって地球は不都合なく回ってたんだ」と自然界の無常と摂理を語る秋葉。
リュックの中身は・・・
ここでようやく遼一がリュックを下ろしてファスナーを開けました。
すると中にはまだ顔の形が残った塩の結晶が!
「海月(みつき)って言うんだ」
そう言いながら優しく微笑む遼一・・・。
それは塩害に遭った人間”海月”のかけらでした。
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・・・怖い発想です(-_-;)でもコロナウイルスのことを思えばありえないことはないですね・・・。リュックに中の人はおそらく遼一の恋人だったのかもしれませんね。最終ページの塩のカケラになった人の手の残骸と、それを知らんぷりして通り過ぎていく人の姿がシュール過ぎて不気味でした。
「塩の街」この続きはいつ読める?
このマンガの続き「塩の街Scene-2」は、2021年9月24日発売の「LaLa11月号」に掲載されます。
関連記事:「塩の街」第2話ネタバレ感想・由比ヶ浜の海に溶ける恋人たち
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原作の紹介
LaLa10月号に文庫版掛けかえカバーの付録がついている有川ひろ先生の原作「塩の街」の検索はこちらからどうぞ!
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まとめ
今回はLaLa10月号に掲載された弓きいろ先生✕有川ひろ先生による自衛隊三部作シリーズ「塩の街 Scene-1」の紹介でした。
塩のカケラのなってしまった海月をきれいな海につれてきた遼一・・・。
彼の優しい微笑みが切ないです。
ではでは\(^o^)/
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