お元気ですか?うめきちです(^0^)
「図書館戦争-LOVE&WAR-」で話題なった最強タッグ:弓きいろ先生✕有川ひろ先生の自衛隊三部作シリーズが早くも話題沸騰で「塩の街 Scene-2」が2021年LaLa11月号に掲載されました。
- 由比ヶ浜の波打ち際で海月だった塩の結晶を海に溶かす遼一
- 世界中を巻き込んだ大恋愛だったと笑った彼は、恋人と同じ海に溶けるためにここにやってきた
そこで今回は2021年LaLa11月号に掲載された「塩の街」Scene-2をしていきたいと思います。
「塩の街」Scene-1
- あらすじと感想
- 「塩の街」この続きはいつ読める?
- 原作の紹介
- まとめ
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「塩の街」Scene-
あらすじと感想
日本全土で突如として始まった『塩害』は関東圏の人工を3分の1まで減らし、原因も予防方法もわからないまま人々を恐怖のどん底へと突き落としました。
そして今、雨風にさらされたまま林立した白い柱となってオブジェ化したものが、元は人であった死体のかけらであることを誰も気にすることもありません。
遼一と海月
そんな中、美しい由比ヶ浜の波打ち際で遼一がリュックの中から取り出したのは”海月”と言う名の女性の結晶でした。
「あんたの恋人か?」
「最後の瞬間だけそうだったかも」
遼一と海月は幼なじみで、大人になってからもずっと隣りにいると思っていた存在でした。
恋人にとはついぞ思ったこともなく、それぞれ別の人と付き合って別れ、やがて海月が結婚することになって離れていく関係だったのですが・・・。
海月が最後に選んだのは・・・
ある晩、突然 遼一のアパートに泣きながら現れた海月は体から塩が吹き出していて塩化が始まっていました。
「怖い!怖いよ 遼ちゃん・・・!」
「泣くな!溶けちまう 海月!」
潮の香りがし始めた海月は、こんなになってからやっと自分が遼一のことを好きだったことに気づいて、最後は彼のそばで死にたいと思った言いました。
「ごめんね 遅すぎるよね・・・」
「俺も好きだから!だから泣くな!!」
遼一は腕の中の海月にキスしました。
「海月女の唇はもう固くて、口の中は塩辛かった。こんなことにならなかったらきっとお互いが好きだったなんて気づかなかった・・・」
「遼ちゃ・・・あ・・あい・・・してる・・・」
最後にそう言い残して塩の結晶になってしまった海月をリュックに入れて遼一はここまで連れてきたのです。
由比ヶ浜の海に溶ける海月
「どうだ海月 ここならキレイだろ?」
そう言って、取り出した彼女の顔にキスして海の中に溶かし、残りの塩もすべてキスとともに海へと撒きました。
そんな遼一の姿を泣きながら見ていた真奈と、その肩を抱きしめている秋葉。
「関係ないのに泣いてごめんなさい」
「ごめんはこっちだよ。きついものを見せた」
「俺たちはこんな結末だったけど、君が思ってるほど悲しくないから・・・」
そう言いながら遼一は、
「俺たちが恋人同士になるために、世界はこんな異変を起こしたんじゃないかーーなんてさ」
「他の連中はあんたたちの巻き添えか。傲慢なラブストリーだな」
テヘヘと笑いながらスッキリした顔で手を差し出した遼一と秋葉は握手し、続いて真奈とも握手して「ありがとう」と言いました。
「ーーじゃあ元気でな」
由比ヶ浜の海に溶けた遼一
秋葉は真奈の肩をぐいっと押して足早にその場を離れながら、「振り向くな。お前はもう見るな」と言う言葉を聞いて『ああ じゃあ 間違いないんだ・・・』と、さっき握手した遼一の手のひらに塩が吹きはじめていたのに気づきました。
「幸せに決まってんだろ。世界中を巻き込んだ大恋愛だって自分で言ったんだ」
遼一は海月を海に溶かして自分も同じ海に溶ける・・・そのためだけにこのキレイな海に来たのです。
日が沈む頃、波打ち際に座っていた遼一の姿はもうありませんでした。
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うう ・・・泣けました(ToT)
涙なくしては読めないマンガです。しかし「世界中を巻き込んだ大恋愛」とか、明るすぎです~~~。
覚悟を決めてしまった人間てこんな明るく笑えるものなんですね。
海岸で海月だった塩の結晶にキスするシーンなんてたまりません(T_T)
ただ見ているしかない真奈と秋葉は胸がえぐられまくっていると思います。
ヤバい・・・また泣けそうです・・・
「塩の街」この続きはいつ読める?
このマンガの続き「塩の街Scene-3」は、2021年10月22日発売の「LaLa12月号」に掲載されます。
関連記事:「塩の街」第3話ネタバレ感想・脱獄犯に狙われた真奈と秋庭
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原作の紹介
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まとめ
今回はLaLa11月号に掲載された弓きいろ先生✕有川ひろ先生による自衛隊三部作シリーズ「塩の街 Scene-2」の紹介でした。
涙涙涙の「塩の街 Scene-2」でした。
ではでは\(^o^)/
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