「初恋の世界」第63話「なんという一年」あらすじ・ネタバレ感想まとめ

お元気ですか？うめきちです(^o^)／

アラフォー女性の恋を切なく描く西炯子先生のマンガ『初恋の世界』第63話「なんという一年」が「月刊flowers」2月号（2021年12月25日発売）に掲載されました。

今回はスーパーで働くよっさんのお惣菜に注目が集まり、その一方では薫たちのこれからのことが色々と持ち上がってきていました。

ということで、今回は「初恋の世界・第63話（なんという一年）」を紹介したいと思います。

「初恋の世界」第63話（なんという一年）

あらすじと感想
64話目の予告
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「初恋の世界」を無料で読む方法
まとめ

（※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね！

初恋の世界・第63話「なんという一年」

あらすじと感想

結婚指輪

人間ドックの婦人科再検診にめんどくさがって中々行こうとしない薫に大家さんが「受けにゃ！」と叱っています。

薫はこの一年間に起こったあれこれに『たった1年でこんなに人生が変わるとは思わなかったなぁ』としみじみ思い出しながら常連さんたちにお礼を言っていました。

すると常連さんの1人が「小松っさん達は指輪はしとらんと？」と、鈴木くんたちは結婚指輪をしてるのに薫の指にはないことを指摘してきたのです。

とくにこだわりはなかった薫ですが、鈴木くんたちから話を聞いてなんだかいいなと思うのでした。

森の社長の話

そんなところへ森野社長がやってきたのです。

社長は上のレストランに薫とランチを食べに行き、薫がこの1年でこの店を盛り立ててきた手腕を褒めながらとんでもない爆弾発言をしました。

「俺ねぇ　そろそろ日本出て海外で暮らそうかと思ってさ」

「小松くん　社長やってよ！」

宴会の幹事じゃあるまいし・・とびっくりしている薫に社長はさらに畳み掛けてきました。

「小鳥遊くんも東京で店を持ってみろよ。まだ31だ、激戦地でライバルと腕を競い合いたいんじゃないかい？」

けれど小鳥遊は、

「俺はパリでそれをやってきましたから、ここにいることが料理人の俺が必死でつかんだ答えですから」

「妻を生んで育てたこの地で俺は妻と生きていきます」と答え、薫の答えもまた同じでした。

すご腕パート従業員よっさん！

「トミ子！早よ！始まる！始まる！」

竹下と富子が大慌てでテレビの前に急ぎます。

中学校の駐車場では修子の車のナビのTVに修子と生徒たちが群がっています。

テレビのニュース番組で今話題になっているメンチカツが映し出され、

「中吉さんの発案でメンチカツを肉屋さん並の贅沢さに作ったら、その美味しさが口コミで広がって今やこの行列なんです！」と緊張しまくっている店長がインタビューに答えていました。

すると売上を30％も増やしたすご腕パート従業員として紹介されたよっさんが大映しにされ、「売れる秘密ってなんでしょう？」と質問され、

「あのっ・・・がんばっておいしくな～れって思って作っています」

「うちの子供や親がおいしって喜んでくれるかなあって思って味を決めてます！」

そう笑顔全開で答えましました。

テレビを見ていた竹下は「香織さんカワイー！！」と絶賛し、

ナビのテレビを見ていた生徒たちは香織が修子と同じ年だと聞いてびっくりしています。

中吉家の両親や、香奈子親子、中松の元義母など反応も様々です。

リホームの相談と大家さんの亡き旦那さん

薫と小鳥遊は下宿の庭に木の枝で線を引きながらこの家をリホームする話をしていました。

ちょうど大家さんがきたので自分たちの想いを伝えると・・・。

そんなところへ大家さんの息子の義彦がきたので思い切ってこの家をリホームした大家さんと一緒に住みたいと相談したのです。

その話を聞いた義彦は自分の妻は義父の介護で手が回らないので、母と一緒にいてくれることがありがたいと言ってくれました。

大家さんは健康自慢だった自分の夫が「腹が痛か」って言い出し、胃がんで3ヶ月後にポックリ死んでしまったことを話してくれました。

夫が亡くなった後、1人では一日が長いから下宿屋を始めたんだと・・・。

薫はそんな話を聞いているうちに婦人科再検診が気になりだしました。

一方、庭では宅配便受け取った小鳥遊が、箱から結婚指輪を出していました。

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よっさんがマジで可愛い！
もともと可愛い人だけど、抑圧された生活から開放されて自分と子供のために生きると決めたことで輝いていますね～(*^^*)
あのメンチカツ食べてみたい！！こっちとしては気をもんでいた婦人科再検診ですが、大家さんの話を聞いてようやく重い腰を上げた薫。
結婚指を嬉しそうに見つめる小鳥遊。ホッと一段落した63話目でしたね。