引用元http://hitsuji-hagane-movie.com/
お元気ですか?うめきちです(^o^)/
映画「羊と鋼の森」が2018年6月8日に公開されました。
主人公・外村直樹に山崎賢人さん、ピアニストの双子の姉妹・佐倉和音には上白石萌音さん・由仁には上白石萌歌さん、そして監督は橋本光二郎監督です。
「羊と鋼の森」とは、原作は宮下奈都氏、コミカライズは水谷愛氏、そして実写映画と、ピアノの調律師をテーマに三通りに楽しめるスグレモノの作品です。
ある日の夕方、偶然の出会いから調律師を志した外村直樹は、体育館で聞いたピアノの音に深い森を感じるのでした。
今回の記事はこちらの紹介です。
映画「羊と鋼の森」
- あらすじと感想
- キャスト
- 評価
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
映画「羊と鋼の森」
あらすじと感想
ピアノとの出会い
「その時、僕は17歳だった」
この映画は主人公・外村直樹(山崎賢人)のナレーションと、板鳥宗一郎(三浦友和)が体育館のピアノを調律するシーンから始まります。
将来に夢もなくぼんやりと毎日を過ごしていた高校2年の直樹が偶然見た、調律の場面に心を引きつけられてやがて調律師の道へと進んでいく物語です。
「ピアノは世界につながっている!」
心にそう感じたままを家族に打ち明けて調律師の専門学校に進んだ直樹は、東京の専門学校で2年間勉強して卒業後は地元の楽器店に就職しました。
調律師
その職場には大先輩の板鳥をはじめ、柳伸二(鈴木亮平)、北川みずき(堀内敬子)、秋野匡史(光石研)らに囲まれて、仕事とその合間に調律の練習をするという忙しい毎日を送る直樹でした。
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毎日コツコツと頑張る直樹に板鳥は自分が使っていた調律用のハンマーをプレゼントしてくれました。
そして直樹が板鳥が目指す音はどんなものかと聞くと、彼の好きな作家の言葉でこう教えてくれたのです。
『明るく静かに澄んで懐かしい文体。
少し甘えているようでありながら、
きびしくふかいものを湛えている文体。
夢のように美しいが現実のようにたしかな文体。』
★ずしっとくる重い言葉ですね(#^^#)
双子との出会い
直樹は日々、彼の教育係になった柳に連れられて助手として顧客の家を訪問して調律の仕事をしていました。
そんなある日、直樹は調律に訪れた佐倉家で和音(上白石萌音)・由仁(上白石萌歌)という双子の姉妹に出会いました。
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姉の和音のピアノは静かで控えめ、妹の由仁のピアノは明るくて自由という、双子なのにまるで違う演奏をするのです。
直樹は和音の音に強く引きつけらていました。
調律がすんだピアノを試し弾きした和音が
「これでいいです」と言うと、由仁は
「もう少し明るい音にしてください」と言いました。
調律を終えて職場へ戻る途中で直樹がそのことを話題にすると、柳は
「由仁が和音の音を明るくするためにああ言ったんだろう」と言うのでした。
その後、少しづつ腕を上げてきた直樹は一人でも調律の仕事に行くようになり、
担当するピアノも次第に増えていきました。
★南隆志(森永悠希)のピアノを調律に行ったシーンでは泣けましたね~。
14年前に両親を亡くしてからピアノを封印していた隆志が、亡くなった愛犬の首輪を手に持って調律が終わるのを待っていた時は無気力な表情だったのに、試し弾きするとその表情は一変して明るく生気に満ちたものに変わるところが感動的でした。
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挫折
その後、ピアノのコンクールに双子が出場することになり、佐倉家に行った直樹はつい和音の音を中心に調律してしてしまったのです。
そしてコンクールに出場したふたりの結果が気になっていた直樹に信じられない電話がかかってきました。
由仁がピアノが弾けなくなってしまったので調律にはもう来なくていいという恐ろしい内容でした。
和音に合わせた調律をしてしまった自分の責任かもしれないと、自分を責める直樹を柳は
「お前のせいじゃない!」叱りますが、地の底まで落ち込んで浮上出来ない直樹でした。
そんな彼に追いうちをかけるように祖母が亡くなったという電話が入ったのです。
森の入り口で祖母が残した言葉
祖母の葬儀のために実家に帰った直樹は、翌朝、森につながる裏庭で弟の雅樹から質問されました。
「世界が繋がっているってどういう意味だったんだ?」
質問に答えず、スルーした直樹に腹を立てた雅樹は怒鳴りました。
「なんでいつもそうなんだよ!なのにおばあちゃんは兄さんの事をいつも自慢していたんだ・・・なんでだよ・・・?」
『あの子は森で迷っても必ず帰ってくる。大丈夫だよ』
祖母がそう言っていたと聞かされた直樹は、自分が森に迷いこんでいたことに気がつき、森の入り口でいつも見守っていてくれた祖母を思い出していました。
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柳の結婚式
実家から戻った直樹は柳が来月結婚するので、その披露宴で和音がピアノの生演奏を担当すると聞かされました。
そしてもちろん、彼女の弾くピアノを調律することになった直樹ですが、会場で調律したピアノを和音に弾いてもらった時に周囲の騒音に邪魔されるピアノの音に違和感を感じました。
直樹は急いで直そうとしましたが、広い会場とざわめく人々の起こす音にどうすればいいのか迷っていました。
すると由仁が会場の隅へ走っていって「ここまで音を飛ばして!」と言うのです。
由仁のおかげでピンチを脱出できた直樹は、あらためて自分の目指すものが見えてきました。
そして板鳥に言ったのです。
「僕はコンサート調律師になりたいです!」
一方、和音はピアニストを目指したいと宣言し、由仁もまたピアノを諦めることはできないのでピアニストではなく調律師になりたいと言うのでした。
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★調律師って一見地味に見えますが、この映画を見るとなかなかすごい根性がいる職業だということがわかりました。
由仁の調律師もちょっとみてみたいかも?
それにしても上白石萌音・萌歌姉妹、びっくりでした!!
ピアノを演奏するシーン 凄かったですね!!
萌音さんと萌歌さん、2人並ぶとスゴイ美人ってわけじゃないけど圧巻の存在感ですね~。
しかも髪型を同じにしたら見分けがつかないカモしれません(笑)
それに映画の中で演奏されるたくさんの曲の素晴らしかったです~!
思わず聞き惚れてしまいましたよ~!
映画を観終った後、しばらく頭の中でピアノが鳴り続けていました。
それもそのはずです!ピアノ演奏を担当したのはあの盲目のピアニスト『辻井伸行氏』なんですもんね~(≧◇≦)
☆
キャスト
- 外村直樹・・・・山崎賢人さん
- 柳伸二・・・・・鈴木亮平さん
- 佐倉和音・・・・上白石萌音さん
- 佐倉由仁・・・・上白石萌歌さん
- 北川みずき・・・堀内敬子さん
- 濱野絵里・・・・仲里依紗さん
- 上条真人・・・・城田優さん
- 南隆志・・・・・森永悠希さん
- 外村雅樹・・・・佐野勇斗さん
- 秋野匡史・・・・光石研さん
- 外村キヨ・・・・吉行和子さん
- 板鳥宗一郎・・・三浦友和さん
- 監督・・・・・・橋本光二郎監督
- 原作・・・・・・宮下奈都氏
- ピアノ演奏・・・辻井伸行氏
- 作曲・・・・・・久石譲氏
コミカライズされた原作も面白かったですね~。
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評価
私個人の評価です。
映画の中で奏でられる音楽が素晴らしかったので(☆4)を差し上げたいと思います。
まとめ
今回の記事は、
映画「羊と鋼の森」
- あらすじと感想
- キャスト
- 評価
以上の紹介でした。
静かに進んで行くようでいて激しさを秘めた熱い物語でした。
DVDになったらもう一度見たい映画ですね。
ではでは(^0^)/
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