引用元http://tsumafuri.jp/
お元気ですか?うめきちです(^o^)/
映画「家に帰ると妻が死んだふりをしています」が2018年6月8日に公開されました。
「Yahoo!知恵袋」に投稿された質問から一大ブームを巻き起こしたコミックエッセイの実写映画化です。
ぶっとび妻・加賀美ちえに榮倉奈々さん、超普通の夫・加賀美じゅんには安田顕さん、監督は李闘士男によるちょっとすてきなラブストーリーなのです。
まさにタイトルの通り、毎日帰宅すると部屋の中では妻が死んだふりをしているというシュールな映画ですが、そこには深い意味がありました。
今回の記事はこちらの紹介です。
映画「家に帰ると妻が死んだふりをしています」
- あらすじと感想
- キャスト
- 評価
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
映画「家に帰ると妻が死んだふりをしています」
あらすじと感想
毎日死んだふり
加賀美じゅん(安田顕)とちえ(榮倉奈々)は結婚3年目の夫婦で、今日までいたって普通に暮らしていました。
ところがある日、じゅんが家に帰ると妻のちえが口から血を流して血まみれでリビングに倒れていたのです。
「ちえっ・・・ちえっ!?」
まさか死んでいる!????
強くゆすっても全く反応しないちえにビックリしたじゅんは焦りまくって救急車をよぼうとして117を押していました。
すると彼の後ろで笑い声が!
「ビックリした!? さ、ご飯にしましょ!」
口から血をしたたらせながら嬉しそうに笑うちえを見て、再度びっくりしたじゅんはもう何が何やらわかりませんでした。
★ほんとーにビックリしましたよ~!
映画館のお客も一瞬固まっていました。
次の日、じゅんが家に帰ると今度は大きなワニがちえの頭を咥えていました。
「・・・ワニに食われてる・・・」
その次の日は頭を矢に貫かれていたり、討ち死にした戦国武将だったり、軍服を着た兵士姿で名誉の戦死を遂げていたりと、じゅんにとっては全く意味不明の行動に悩まされるばかりでした。
一体何が言いたいんだろう?何か不満があるのだろうか?
悩みつつも最近では死んだふりに付き合ってさらに芝居を盛り上げることもするようになっていました。
★これだけ色々なコスプレをするんだじゃお金もかかるだろう、金持ちめ!と思っていたら、ワニやその他のアイテムに値札がついていて「中古品¥○○」とか100円ショップの商品だったりで、無駄に高い買い物してるわけじゃないんだとちょっとホッとしました。
結婚3年目の条件
ところでじゅんには一つだけ心に引っかかるものがあったのです。
前の妻とは結婚3年で離婚してバツイチだったじゅんは、今度の結婚にはある条件をつけていました。
『結婚3年目になったら、その後も結婚を続けていくかどうか話し合おう』
ちょうど3年目になった今、始まった妻の異常な行動はじゅんにとって理解不能でした。
佐野夫妻
なので、会社で隣のデスクに座る後輩の佐野壮馬(大谷亮平)に相談すると「昼間ずっと家にひとりでいて寂しいんじゃないですか? 今夜、4人でご飯食べませんか?」
佐野が予約してくれたお洒落なレストランで加賀美夫妻と佐野夫妻で食事をし、ちえは佐野の妻の由美子(野々すみ花)と友達になりました。
ちえと友達になった由美子は元気な女性で、二人でバッティングセンターに行ったりするようになりましたが、ある日ちえに、子供ができないと泣きながら悩みをうちあけるのでした。
その後もちえの死んだふりは相変わらず続き、「月がきれいですね」なんて意味不明の言葉を言ったりします。
それなら外へ出たらどうかと、じゅんはパートの仕事を紹介してみたりしました。
クリーニング屋の横山老人
ちえはじゅんに紹介されたクリーニング屋のパートに行くことになりました。
妻を亡くして一人でクリーニング屋を営む老人・横山(品川徹)は、飼っていた文鳥の1羽が死んでしまったので、ちえと二人でお墓に埋めてやりながらつぶやきました。
「二人でいられる時間を大切にするんだよ」
ちえと父の昔話し
静岡で一人で寿司屋を営むちえの父親の進一(蛍雪次郎)が倒れたという連絡が入ったのはそんな頃でした。
二人は急いで病院へ駆けつけ、ちえが入院の手続きに行っている時にじゅんは進一から意外なことを聞かされました。
ちえが5才の時に突然、妻を亡くして幼い子供を抱えてこれからどうやって生きていけばいいのだろうと途方にくれる進一でした。
毎日ヘトヘトになるまで仕事や家事をこなし、夜、眠っているちえの横で仏壇の遺影を見てつい泣いてしまったりするのです。
ある夜、進一が家に帰ると寝ているはずのちえがいません。
家の中をあちこち捜し回るとタンスの上に隠れていたちえが忍者のかっこうで飛び出してきました。
「にんにん お父さん、私は探せば必ず見つかるよ!」
それから毎晩、ちえはかくれんぼをするようになり、進一はそれにつき合ううちに寂しさを忘れるようになりました。
★『にんにん』ってハットリくんのことでしょうか?懐かしいです~(≧▽≦)
「お母さんは死んでしまってもうどこにもいないけど、私は生きてここにいるからだいじょうぶ!寂しくないよ、安心して」
そう言っているんですね~。
きっと死んだふりの理由もこういうことなのかもしれませんね。
前妻と3年で離婚したという事実が、じゅんにとっては大きなトラウマになっているとちえは感じていたんじゃないでしょうか。
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佐野夫妻の事情
ある日、じゅんたちは佐野夫妻を家に招いてホームパーティーをしました。
ソファの向こうに隠してあったワニを見つけた由美子が大喜びしたりと和気藹々と楽しんでいた4人でした。
ところが突然、佐野がちえに忠告したのです。
「先輩は疲れているんです。男は外に7人の敵がいる。家に帰った時くらいはダラ~っとなりたいんですよ。」
それを聞いていた由美子の顔色が変わり、急に取り乱して叫びました。
「私たちのことなんか何も知らない癖に、それがあなたの本音なのね!」
その場は何とか収まり、ちえの取りなしで機嫌も直った由美子はワニをもらってニコニコ顔で帰っていきました。
★その後、佐野夫妻は子供が出来ないことが理由の一つで離婚することになるのですが、女にとっての不妊治療の辛さって男にとってのそれよりも比べものにならないくらいはるかに重く心を占めているってことなんですよね。
それを理解できない佐野は、じゅんを庇うつもりが逆に重大な失言をして夫婦の間に亀裂を生じさせてしまうという大失態をおかしました(;´Д`)
佐野は離婚の報告をしながら、自分が産婦人科で不妊の検査をして屈辱的だったとじゅんに話しています。
でも女性に比べれば男はそう何回も病院へ行くわけではないのに、自分ばかりがこんなにキズついたって顔して、コイツダメだなと思ったのは私だけじゃないと思いますよ!
月がきれいですね
その後、死んだふりはやめたけれど、なおも様々なミニ芝居に形を変えて続いていきました。
ところでじゅんは、進一から聞いた幼いちえの行動と今のこの奇妙な行動はリンクしていると考えました。
そしてちえの本から偶然見つけた「月がきれいですね」という言葉が「愛しています」の意味だと知り、ちえの謎の行動の意味をやっと理解したのです。
「君と行きたい所があったよ」
そう言ってちえを誘って出かけた先はふたりの思い出の場所でした。
小さな小川に架けられた橋の上でじゅんは言いました。
「もしかしてだけどね・・・」
★このあとの二人の会話は突然の突風の音にかき消されて聞こえませんが、何となく想像できますね~(#^^#)
ちえがいつも「月がきれいですね(愛しています)」と言い続けた意味は、「自分勝手な3年目の条件は無効だ!」ってことのわかりずら過ぎる表現だったんだなぁとやっとわかりました。
根気強く理解しようと頑張ってくれたこの夫に「💮」あげたいです!
♡めでたしめでたし♡
☆
キャスト
- 加賀美ちえ・・・・榮倉奈々さん
- 加賀美じゅん・・・安田顕さん
- 佐野壮馬・・・・・大谷亮平さん
- 佐野由美子・・・・野々すみ花さん
- 蒲原・・・・・・・浅野和之さん
- 横山・・・・・・・品川徹さん
- 進一・・・・・・・螢雪次朗さん
- 監督・・・・・・・李闘士男監督
- 原作(作)・・・・K.Kajunsky氏
- 原作(漫画) ・・・ichida氏
- 脚本・・・・・・・坪田文氏
- 主題歌・・・・・・チャントモンチー
参考元https://eiga.com
原作も面白そうですね~。
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評価
私個人の評価です。
死んだふりをこんなにやる続けるほど、死ぬまで一緒にいたいと思っているちえさんに(☆3.6)を差し上げたいと思います。
まとめ
今回の記事は、
映画「家に帰ると妻が死んだふりをしています」
- あらすじと感想
- キャスト
- 評価
以上の紹介でした。
久々に面白い映画でした。
あのワニの模型、私も欲しいです(笑)
ではでは(^0^)/
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