引用元https://www.waka-okami.jp
お元気ですか?うめきちです(^o^)/
TVアニメや原作の青い鳥文庫で大人気の「若おかみは小学生」がアニメ映画化されて、2018年9月21日から公開されました。
両親を亡くしたおっこがおばあちゃんの旅館「春の屋」で、最初にできた友達は幽霊のウリ坊だった!
「小学生が若おかみって何~??あり得んし!」って思っていましたが、意外や意外!マジに感動したので紹介したいと思います。
アニメ映画「若おかみは小学生」
- あらすじと感想
- キャスト
- 評価
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
映画「若おかみは小学生」
あらすじと感想
春の屋旅館
小学6年生のおっこ(関織子)は両親と3人で花の湯温泉のおばあちゃん(関峰子)の旅館に出かけた帰り道で、お父さん(関正次)が運転する車に対向車線から車が飛び出してきた車がぶつかってくるという大事故に巻きこまれてしまいました。
両親は亡くなり、無傷で助かったおっこはおばあちゃんが女将として経営する旅館『春の屋』に引き取られることになったのです。
「春の屋」は女将と仲居のエツ子さん、板前の康さんの3人で切り盛りしている5部屋しかない小さな旅館でした。
今までの生活とは全く違う環境に放り込まれたおっこの前にさらに驚きの事実が!
おっこの部屋の中には、峰子の幼なじみのウリ坊(立売誠)の幽霊が浮かんでいたのです。
他にも7歳くらいの少女の幽霊・みよちゃん(美陽)と小鬼の鈴鬼がいて、4人はすぐに仲良しになりました。
☆おっこでなくてもこれにはビックリですが、いわゆる妖怪モノかと疑ってしまいましたよ。
でも、こういう経緯があったんですね~
若おかみ誕生!
ウリ坊はおっこに「峰子ちゃんを助けてやってくれ」と頼みました。
跡継ぎのいない「春の屋」で、いつの間にかウリ坊の思惑どおりにおっこはこの春の屋の若おかみになることに決まり、おばあちゃんが仕立て直してくれた着物を着て毎日若おかみ修行に励むおっこでした。
☆峰子と春の屋の行く末を心配するウリ坊としてはこの誘導はアリですね~!!
でも若おかみとは言っても、まだ小学生なので学校へ行かなくてはなりません。
ピンヒラ
花の湯小学校に転校したおっこは、クラスメイトの花の湯温泉一の大旅館「秋好旅館」の跡取り娘・真月(秋野真月)と「あなたは若おかみじゃなくてバカおかみなんじゃないの?」と、早くもライバルになったのです。
真月はいつもエラそうな態度で、ピンクのヒラヒラドレスを着ていたので「ピンヒラ」と陰で呼ばれていましたが、大旅館の跡取りという自覚はハンパなくて色々な企画をどんどん打ち出し、旅館経営についてすごく勉強している才女でした。
☆ただのお嬢様じゃないってことですね。
水領さんという占い師
「春の屋」のお客様でグローリー・水領さんという占い師の綺麗なお姉さんがいました。
水領さんは占い師という仕事のせいで恋人にフラれて傷心旅行でこの旅館を訪れました。
お客様のことを一番に考えるおっこの真心が通じて、元気を取り戻した水領さんに誘われて町で一番のショッピングモールに行くことになったのですが・・・。
水領さんの車でショッピングモールに行く途中で対向車を見ているうちに、おっこは両親を亡くした事故を思い出して気分が悪くなってしまったのです。
でもしばらく休憩して落ち着いてから再び買い物に出かけて、綺麗な服をたくさんプレゼントしてもらったのでした。
☆健気ですね~。
対向車が迫ってくるような映像は、事故を思い出すには十分なおそろしさです(;´Д`)
親を亡くした悲しみは・・・
ある日、おばあちゃんからお使いをたのまれたおっこはその途中で、体調が悪そうにしている神田幸水とあかね親子を見かけて春の屋に連れてきたのです。
神田幸水は有名な小説家ですが、あかねは母親を亡くしたばかりで悲しみのせいで身も心も落ち込んでいました。
けれどおっこも両親を亡くしたばかりだと知り、少しづつ落ち着きを取り戻したあかねは旅館を去る頃にはすっかり元気を取り戻していたのです。
☆あかねと言う名前から女の子かなって思いますが、自分のことを「ぼく」って言うし、どこからどう見てもちょっとカッコイイ少年にしか見えませんでした。
ほんとは♂♀どっちなんでしょうか?(笑)
お別れの時がくる
花の湯温泉の御神楽は、今年はおっこと真月が旅館の跡取り娘同士として舞うことになっていて、仕事や練習に忙しい毎日で、なかなか覚えられないおっこは真月に怒られてばかりでした。
またその頃からウリ坊やみよちゃんたちの姿が透き通って見えにくい時があるようになったのですが、それはもうすぐお別れの時が来るということらしいのです。
☆ウリ坊たちがいなくなるその日は御神楽を舞う日なのだそうです!
木瀬文太との出会い
しばらくしてある雑誌に神田幸水の書いた記事が載り、女将と若おかみの写真入りで「春の屋」のことが紹介されていてました。
それからその記事を見たお客さんが『小学生若おかみのおっこ』目当てにやってくるようになり、その中には木瀬文太とその家族・妻の寅子と息子の誠人がいたのです。
☆真月が潰れそうな旅館とからかっていましたが、スゴク上向きないい傾向ですね~。
これもおっこのお客様ファーストな姿の賜物でしょうか(#^.^#)
木瀬は病院を退院したばかりで食事制限があり、味の濃い食事を止められていました。
康さんが工夫した料理も彼の口には合わないようでほとんど食べてくれまないので、おっこは秋好旅館へ行きました。
病院の外でくらいはもう少し味のはっきりした物が食べたいという木瀬の要望を叶えるために、おっこは勉強家の真月に何か良いアイデアはないか聞こうと思ったのです。
ライバル同士で意地もありますが、今はプライドよりもお客様が優先だと言って、暗い夜道を秋好旅館へ向かいました。
☆ホントに目的のためならちっこいプライドなんか直ぐにかなぐり捨てることができる!
おっこってスゴク芯の強い子ですね!
いつもとっても上から目線の真月ですが、本当は優しい子なので役に立ちそうな本を調べてくれて、高級牛肉まで待たせてくれたのです。
おかげで薄味でもとても美味しい料理を出すことができて木瀬はすごく喜んでくれました。
☆このシーンは木瀬が大満足で食べている料理がスゴク美味しそうで、「一口ちょうだい!」って言いたかったです(#^.^#)
そして木瀬の顔を見ているおっこも満足そうで、まさに若おかみの顔でした。
おっこの悲しみ
食事をしながら木瀬の妻・寅子夫はが大きな交通事故に遭って意識不明で入院していたと言っていましたが、事故の相手がおっこのお父さんだと知ったおっこは驚きと怒りと悲しみで部屋から飛び出して廊下の柱にすがって泣き崩れるのでした。
☆おっこが号泣するこの場面は、可哀想で思わずもらい泣きしそうになりました。
絶対にこういう設定になるんだろうなと思ってたけどやっぱり?みたいなカンジで、またその泣き声が胸が締め付けられるようでたまんなかったです・・・。
これって12歳の子にはそうとうきついんじゃないかい?と思うと辛いですね。
大人だって普通じゃいられません!!
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悲しくて悲しくてどうしようもないおっこを、お父さんとお母さんの幽霊は一生懸命に慰めてくれました。
ようやく落ち着きを取り戻したおっこが「春の屋」に戻って来ると、秋好旅館から真月と迎えの車が来ていて木瀬一家が「春の屋」を出て行くところだったのです。
理由を察したおっこは「気にしないでお戻り下さい」と言うのですが、木瀬は「俺がここにはいられないんだよ」と言うのでした。
でもおっこのことが大好きな誠人は、おっこと離れたくないと言って抱きついてグズっています。
両親を亡くした悲しみを乗り越えたおっこは木瀬にこう言ったのです。
「花の湯温泉のお湯は神様から頂いたお湯だからどんな人でも拒みません。どうか旅館にお戻りください」
おっこの言葉を聞いて木瀬は部屋にもどることになりました。
そんな「春の屋」に、胸騒ぎを感じて車を飛ばしてきた水領さんが来てくれました。
その様子を静かに見ていた真月もきっと辛かったと思います。
御神楽
今日は花の湯温泉のお祭りの日です。
おっこと美月は御神楽のまえに禊をしていますが、美月は彼女が生まれる前に亡くなった姉・美陽を思ってお湯の中で泣いていました。
御神楽を舞うおっこは見物人の中に両親がいるのを感じ、ウリ坊たちが空に消えていくのを感じていました。
☆心に沁みる良い映画でした。
是非子供に見せたい映画の一つに加えたい1本です。
おっこが幽霊や魔物を当たり前に友達になることができるのは子供だからではなくて、やさしいからだってあらためて感じさせてくれました。
子供映画だと思って高を括っていましたが、かなりマジで感動しちゃいました!
「春の屋」がほんとうにあったら行ってみたいですよね!!
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キャスト/声
- おっこ(関織子)・・・小林星蘭さん
引用元https://www.waka-okami.jp
- 真月(秋野真月)・・・水樹奈々さん
引用元https://www.waka-okami.jp
- ウリ坊(立売誠)・・・松田颯水さん
引用元https://www.waka-okami.jp
- 美陽(秋野美陽)・・・遠藤瑠菜さん
引用元https://www.waka-okami.jp
- 鈴鬼 ・・・・小桜エツコさん
引用元https://www.waka-okami.jp
- 関峰子(おばあちゃん)・・・一龍斎春水さん
引用元https://www.waka-okami.jp
- エツ子さん(田島エツ子)・・・一龍斎貞友さん
引用元https://www.waka-okami.jp
- 康さん(蓑田康之介)・・・・てらそままさきさん
引用元https://www.waka-okami.jp
- 関正次(お父さん)・・・薬丸裕英さん
引用元https://www.waka-okami.jp
- 関咲子(お母さん)・・・鈴木杏樹さん
引用元https://www.waka-okami.jp
- 神田幸水・・・設楽統さん(バナナマン)
引用元https://www.waka-okami.jp
- 神田あかね・・・小松未可子さん
引用元https://www.waka-okami.jp
- グローリー・水領・・・ホラン千秋さん
引用元https://www.waka-okami.jp
- 木瀬文太・・・山寺宏一さん
引用元https://www.waka-okami.jp
- 木瀬寅子・・・折笠富美子さん
引用元https://www.waka-okami.jp
- 木瀬将太・・・田中誠人さん
引用元https://www.waka-okami.jp
- 監督・・・高坂希太郎監督
- 原作・・・令丈ヒロ子氏・亜沙美氏(絵)
評価
私個人の評価です。
登場人物すべてがそれぞれの想いに一生懸命な姿が印象的で、不覚にもほろりときてしまいました。
ということで(☆4)を差し上げたいと思います。
まとめ
今回はアニメ映画「若おかみは小学生」の紹介でした。
ホントに良い映画でした。
DVDが出たら買いたいです!マジです!!
ではでは(^0^)/
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