お元気ですか？うめきちです(^o^)／

 

「ドロ刑」という面白いコミックスを見つけました。

 

集英社ヤングジャンプコミックスから2018年５月18日に発売された福田秀先生のコミックス「ドロ刑」1巻です。

 

主人公・班目勉が所属する捜査３課は窃盗やひったくりなどが担当なので、ドラマなどでお馴染みの捜査1課と比べればかなり地味系ですが、泥棒の検挙率は犯罪全ての検挙率の65％ということからいかに泥棒が多いのかと驚きです。

 

捜査３課の若い刑事・班目が伝説的な泥棒・煙鴉とタッグを組んで捜査に当たるというのでかなり面白そうですね。

 

ちなみのこのマンガはこの秋に連続ドラマとして10月から放送されるそうなので楽しみですね！

 

そこで今回はコミックス「ドロ刑」について紹介したいと思います。

 

（※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね！）

「ドロ刑」1巻

あらすじと感想

Episode;1　出会い

警視庁捜査3課第4係に配属された若い刑事・班目勉は立派なドロ刑になるために張りきっていました。

（※ドロ刑とは泥棒刑事の隠語。捜査3課は窃盗やひったくりなど泥棒を専門に扱う部署だからです）

しかし1年も経つころには素直な初々しさなんかどこかへ吹っ飛んですっかりやさぐれていました。

 

斑目が今、気になっているのは3年ほど前から目立ってきた『煙鴉』と呼ばれる窃盗犯で、侵入経路不明・手口不明で家の中を一切荒らすこともなく盗みを働き、毎回現場に残されているのはタバコの匂いだけという気妙なヤツでした。

 

けれど今現在、斑目は通称「啄木の正」瀬戸正次郎（71）の犯行を立証するために証拠集めの捜査をしています。

 

その頃、街の片隅の小さなオカマBARでは「ハルさん」と呼ばれる中年男が

 

「さみしいなあ」

 

と、つぶやきながら酒を飲んでいました。

 

 

ちょうどその時に鈴木刑事と班目が捜査のためにそのBARに立ち寄り、班目が「ハルさん」から立ち上るタバコのい匂いに気づいたのです。

 

「煙鴉!!」

 

いつの間にか出て行ってしまった男を追いかけながら班目は手錠を出しました。

 

ところが男は斑目の鼻をいきなりつまんで、

 

「証明できるの？ドロ刑さん」

 

その時、後ろから「班目!!つかまえろ!!」という声が！

 

ふり返るとBARのママが盗品の宝石を抱えてこっちにむかって走ってきます。

 

斑目は全力疾走で逃げようとするママを体当たりして逮捕したのですが、気がつけば煙鴉は消えていました。

 

その時に腰を強打した鈴木刑事は病院で検査すると大腸ポリープが見つかって入院することになり、班目は一人で取り調べをすることになったのですが・・・。

 

 

逮捕した「啄木の正」こと瀬戸正次郎に毎日取り調べして余罪の追及をする斑目ですが、のらりくらりと逃げられて今一つ確証を得られないままついに拘留期限は明日に迫っていました。

 

そんな時になぜか煙鴉が斑目に会いに来たのです！

 

煙鴉は班目の鼻をつまんだあの時に、班目のスーツの内ポケットから巧みに名刺を盗んで彼の勤務先を見つけ、こう忠告してくれたのです。

 

「ああいう職人気質のドロボウってのは本当は自分の仕事を自慢したくてたまらないんだ。けど、もちろんそんなコトはできない・・・優秀なだけに盗っ人ってのは孤独なモンなのさ」

 

 

この意味を理解した班目は、瀬戸の中指が異常に長いことからも彼の職人(?)としての美学を感じた汰のです。

 

そして斑目間がとった「啄木攻略法」とは、別の窃盗事件の現場の写真と使われた器具（細い棒）を見せて、

 

「あんたでないならこの一連の窃盗事件はこいつの仕事ってことか・・・」

 

するといきなり「どこが同じだ!!」

 

自分の泥棒としての芸術性を他人に盗まれてなるものか！と、405件すべての窃盗事件を自供したのでした。

 

☆「啄木の正」は逮捕される度に刑務所の中で自分の中指の骨を折って引っ張り、その苦痛に耐えながら指を伸ばしたと鬼気迫る口調で語る様子は、まさに指一本で仕事をするという彼の泥棒という職人の美学を物語っています。

泥棒を讃えるわけだはありませんがスゴイ人ですね＼(◎o◎)／！

 

 

Episode;2　カラクリ

斑目は煙鴉からの電話で自分のスマホをヤツに盗られたことに気づいて仕方なくカフェで待ち合わせて返してもらうことにしました。

 

その日の班目は空き巣の被害にあった女性宅に向かう途中だったので寄り道したのです。

 

が、せっかく煙鴉を目の前にしてサヨナラするほどボケてないので、そのまま煙鴉の手首に手城をかけて被害者の元へ向かいます。（もちろん被害者宅での捜査中は煙鴉は車の中に手錠でつないでおきました）

 

しかしそんな手錠などで煙鴉をつないでおけるはずなどありません。

 

一方、被害者宅の捜査の方は盗られたのは部屋に置いてあった数千円の現金だけで他に被害はなさそうです。

 

そこへまたもや現れた煙鴉が一言言いました。

 

「おかしいとは思わない？まっとうなドロボウなら間違いなく隣のマンションの方を狙う！」

 

忍び込みにくい形で人目にも付きやすい上にわざわざ４階のこの部屋に侵入する不合理さを優先させる理由。

 

「ドロボウを理解することこそが『ドロ刑の本質』なんだよ」

 

煙鴉の言う『合理性の中の不合理』という言葉のピースを当てはめて考えた時、斑目の頭に浮かんだのは【被害者の職業➜空き巣➜真の目的】という図式でした。

 

急いで被害者の女性に少しでも部屋の中に違和感を感じる部分はないかと聞いてみたところ、

 

お風呂とキッチンがなんとなくいつもと違うような気がすると言ったのです。

 

その結果、浴室のシャワーヘッドとキッチンのシンクから指紋が出ました。

 

この犯人は気に入った女性の部屋に侵入することに喜びを感じるという性癖みたいなので、斑目は罠をしかけてみることにしたのです。

 

罠がしかけられているとは気づかない犯人はまたもや侵入してきて、キッチンにあった唐辛子入り激辛カレーを食べました。

 

辛さに驚いて牛乳を飲んだ犯人は、次はシャワーを浴びてさっぱりしようとしたのですが、シャワーヘッドにも大量の辛子が仕込んであり、顔や目がしみてたまらずバスルームから出てタオルで顔をこするとそこには画鋲が刺してありました。

 

ショックで泣き出した犯人の男はその場で現行犯逮捕となったのです。

 

上手く犯人逮捕ができて喜んでいた斑目のスマホにまたもや煙鴉からのメッセージが！

 

今度はパトカーに乗せてあったケータイを盗られていました(笑)

 

☆煙鴉に気に入られちゃった班目は煙鴉に翻弄されっぱなしで、的確な助言をもらえる反面スゴク遊ばれていて、真面目な内容なのになぜかコメディになっててつい笑っちゃいます(≧▽≦)

事件が解決したあとで班目がズボンをはいてないのは何故かと思ったら激辛カレーを食べてお腹を下した犯人の○ン○をかけられてんですね～www

Episode;3　泥棒と刑事

斑目は煙鴉が盗んだ宝石についての情報を得ようと例のBARを訪れましたが、本当に何も知らないらしいママから、

 

「常連のハルさんに聞いてみると言いわ」

 

斑目は”でハルさん”が来るまで待っているうちに酔って眠ってしまいました。

 

そこへやって来た”ハルさん＝煙鴉”が吸ったタバコの匂いで目を覚ました斑目は、煙鴉がハルさんだと知って驚き、名前を教えろと迫りました。

 

すると自分と勝負して勝てたら教えてあげると言ったのです。

 

勝負の内容は、「この住宅街でどちらがよりドロボウ好みの家をみつけられるか」でした。

 

高い塀やダミーの防犯カメラなど泥棒に入りやすそうな要素を言い合う二人は、とあるアパートの集合ポストの103号に書かれたメモに目を付けました。

 

それはその家の住人の情報を泥棒やセールスマンが勝手にメモしておいたものでした。

 

ところがメモを書かれた103号の窓からまさかの泥棒が入っていたのです！

 

斑目はそのまま窓から犯人逮捕に向かい、煙鴉は腕に隠した工具を使って入り口が開かないように細工します。

 

斑目の体当たりの力技で3人組の泥棒を捕まえることができました。

 

犯人逮捕はできても勝負は煙鴉の勝ちということで、彼の要求は「また仕事について行きたい」でした。

 

仕方ないけど勝負は勝負なので「OK」すると、「ハルト」と煙鴉は名前を教えてくれたのです。

 

タバコを吸いながら「僕らいいチームになるよ」と言った煙鴉に

 

「ドロボウと刑事だ!!!」

 

そう怒鳴る斑目でした。

 

☆ドアがひしゃげるほどの体当たりって、斑目って何者？

タックルする構えとか彼の体格からもしかしたら学生時代はアメフトでもやっていたんでしょうかねぇ？

 

Episode;4　車探し

あれから斑目の捜査につてくるようになった煙鴉はその日も朝からついてきましたが、

「僕　朝弱いんだよねー糖分入れないと脳が動かない」と言いながら甘い飲み物が欲しいと要求しています。

 

2人が向かった先では車が盗まれた夫婦がケンカをしていました。

 

傍に止めてあるパトカーには彼らの娘が不安そうに座っています。

 

斑目が別の刑事に話しを聞きに行っている時に、パトカーの中の少女に煙鴉が手品を見せてあげていました。

 

すると少女は必死な顔で「お願い！車を見つけて」と頼んできたのです。

 

今回の車両盗難事件は他にも多発していることから外国人絡みが予想されました。

 

斑目も少女から車を探してと頼まれるのでした。

 

☆それにしても妙な所で正義感が空回りする人ですね～斑目って！

夫婦げんかの仲裁に変な理屈を言うから煙鴉までも固まってるし(笑)/

Episode;5　見つけたもの

少女に頼まれてしまった以上は頑張って車を見つけようとする斑目と煙鴉のところに署から監視カメラの映像が届きました。

 

盗まれた車はトラックの荷台に積みこまれて埼玉方面へ向かっています。

 

それを見ていた煙鴉は何か気になるところがあるみたいです。

 

「隠す所を見たからって本当にそこにあるとは限らない」

 

そう言って中央監視室で監視カメラの映像を見ていた煙鴉が、今回の事件で考えられるカラクリを教えてくれました。

 

☆なるほど・・・。

 

その足で問題のトラックを所有している会社・ヘブンズオートへ行ってみました。

 

今日は休みみたいで誰もいませんが、窓から覗いていてみるとうかつにも二重帳簿が開いてたまま置かれているのが見えます。

 

そこに書かれていた「大白埠頭」へ行ってみると、狙いはビンゴで盗難車が何台も隠されていました。

 

斑目は急いで上司の小島に連絡を入れて援護を頼みましたが、早くても到着するのは30分後。

 

犯人たちが出港する時間に間に合わないので何とか足止めする方法はないかと考えていると・・・。

 

窃盗団が騒ぎだしたのです！

 

なぜか、まだ積み荷が終わってないのに船が出てしまいました。

 

「まさかあいつ、船を盗んだのか!!?」

Episode;6　さがしもの

煙鴉は盗難車の部品やペットボトルを使って聴診器を作り、積みこまれたコンテナの中の音を聞いています。

 

すると「クーン」という泣き声が聞こえました。

 

その車に積まれたケージからあの子に頼まれた犬を救い出した煙鴉は、そのまま船を盗んで勝手に出港させてしまったのでした。

 

乗船していた窃盗団の仲間はすぐさま操縦室へ押し入ってきましたが、その後ろからはびしょ濡れの班目も来ています。

 

「何も盗むなと言っただろうおおお!!」

 

怒りマックスの班目に怖いものなんかありません!!

 

窃盗団はあえなく逮捕されて少女のペットの犬は無事に彼女の元に返されました。

 

☆ホントにどんな体力してんでしょうかね！この刑事!!

ドラマでも外人でプロのドロボウ3人相手に格闘なんてしませんよね！

 

犬を返しに来た帰りに班目が煙鴉に「この家の車、コンテナの中で固定ベルトが外れて傷だらけになってたんだとよ」と言いましたが、これって絶対に煙鴉がやったんですよね～(≧▽≦)

おまけマンガも爆笑でした!!

 

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ドラマ「ドロ刑」の放送はいつから？

■ドラマ「ドロ刑」の放送は2018年10月13日22：00～です。

 

引用元https://www.ntv.co.jp

 

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➜ドラマ「ドロ刑-警視庁捜査三課-」放送はいつ？キャストや1話目の内容

まとめ

今回は「ドロ刑」1巻の紹介でした。

 

なんか久しぶりにワクワクさせてくれるマンガですね～

 

2巻も楽しみです！

 

ではでは（^0^）/

 

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