「白兎と獣の王子」完結5巻あらすじ&ネタバレ感想 聖獣はケモモだった!

     

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スクリーンショット 2024-03-30 171019引用元https://www.amazon.co.jp/

お元気ですか?うめきちです(^0^)

友藤結先生の「贄姫と獣の王」のスピンオフ「白兎と獣の王子」5巻(完結巻)が2024年4月19日にHCコミックスから発売されました。

 今回はサリフィと王様の登場もあります!

 

  • スバルをエドワズに拐われてしまい、後を追うラヴィはリオンを置いていくと宣言する。
  • 「良い人も悪い人もみんな守りたい」と宣言するリチャード。
  • リチャードの聖獣は魔物のケモモだった!?

今回は「白兎と獣の王子」5巻(完結巻)の紹介をしていきたいと思います。

「白兎と獣の王子」5巻(完結巻)

  • あらすじと感想
  • 「白兎と獣の王子」5巻を無料試し読みする方法
  • まとめ

(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「白兎と獣の王子」5巻

あらすじと感想

置いていかれた・・・

スバルをエドワズに拐われてしまい、後を追うためにラヴィはリオンを置いていくと宣言します。

ここより先はリオンを連れて行くには危険すぎるし、何よりもラヴィが予想している通りなら連れて行くわけにはいかないのです。

「お前は俺に嘘をついているな」

ラヴィはリオンがオズマルゴの王子リチャードではないかと考えていたのです。

置き去りにされてしまったリチャードは必死に後を追いかけますが・・・。

雄になる瞬間!

ところがひとりぼっちになってしまったと悲しみにくれるリチャードの前に現れたのは、必死に彼の後を追いかけてきたケモモだったのです!

「ケモモがいっしょなら大丈夫!」

一人じゃなかったと心の底から感じたリチャードはスバルを助け出すためにエドワズが行くところに向かう決心をしました。

※もうすでに顔つきからして違います!(*^^*)

スバルとラヴィの行方を探すリチャードは道中でビーシアと出会いますが、ビーシアはこの短期間で驚くほど成長したリチャードの強い魔力の気配と雄の顔を感じて毛皮が逆立つような気がしました。

最終調印式

一方、オズマルゴとヨアナの最終調印式が行われるのでアヌビスたちはニアメールの遺跡群に向かっています。

ヨアナ側が執拗に調印式を急かしたのを訝しく思ったレオンハートですが、そこには魔族と人間の寿命の違いがありました。

人間は魔族よりも寿命が短いので、ヨアナの王はすでに年老いていて「自分の命があるうちに」と急いだのです。

エドワズ VS リチャード

その頃、エドワズはスバルを崖から吊るして生贄にしようとしていました。

魔族の国と人間の国の国交正常化のための正式調印式が行われるこの地で再び生贄を捧げれば今度こそ完全に魔族と人間は分断してしまう、それを狙っていたいたのです。

しかしそこにラヴィが現れて・・・!

さらに怪我をしたラヴィを守り、スバルを取り返すためにリチャードとビーシアが現れました!

ところが彼らのスキをついてビーシアを捕まえたエドワズはスバルに彼女の短剣を投げ、それで自害しろと言ったのですが・・・。

なんとリチャードが人間の姿になってどうしても必要なら自分が生贄になると言い、自分の身分を明かしました!

「ぼくはテディ(エドワズ)はそんなことしないって信じてる」と、エドワズが自分に優しくしてくれてうれしかったんだと必死に説得しようとします。

けれど追い詰められていたエドワズは魔力をぶつけようとして・・・!

王の威厳

「そこまでだ」

その声とともに崖の上に現れたのはレオンハートでした!

エドワズは人間とのハーフであるレオンハートを侮っていましたが、王である彼の強大な威圧を受けたことで獣王族の血脈を感じて『これこそほんらい魔族のあるべき姿!』と感じ入っていました。

しかしそこにエドワズを守ろうとするリチャードが!

魔族と人間の間に禍根を残したいエドワズは自ら魔力を暴走させようとする!

リチャードを守るためにエドワズに魔力をぶつけようとするレオンハートの前に、エドワズを守ろうと飛び出したリチャード!

魔力が尽きて崖下に落下していくリチャードを助けに来たのは、なんとケモモだったのでした。

聖獣

リチャードは魔力を分けてくれて『ぼくもつよくなった りおん ぼくたちはふたつでひとつ』というケモモの声を聞き、大きな魔物の姿に変身した彼の背に乗ってレオンハートの前に戻ってきたのです。

魔物であるケモモの額には王家とつながる聖獣の証があり、それを見たレオンハートは

「リチャードは魔物を魂の番としたのだ!」と驚愕したのでした。

聖獣ケモモの背に乗ったリチャードは「ぼくは良い人も悪い人も全部守れる王様になりたい!」と言いました。

リチャードの言葉を聞いたレオンハートは、

「この父よりも優しく大きな王となれ!」と認めてくれました。

崖から転落するエドワズを間一髪で助けたラヴィは、

「魔族も人間もない。ただひとりの友としてエドワズに正面から向き合うことだった」と言いました。

そしてそれをリチャードに教えられた気がすると・・・。

母上!

その後、ラヴィは故郷に帰ることにしたとリチャードに別れを言いに来たら「ぼくも一緒に行く!!」と当然のように言う彼に、

「いけません。お師匠様を困らせてはダメよ」とたしなめてくれたのは母のサリフィだったのです。

「母上!」とサリフィの胸に飛び込んで泣きじゃくるリチャード。

そのスキにとこっそり合図するサリフィ。

いろいろゴタゴタあったけれど、調印式は無事に行われて二つの国は正式に友好国となったのでした。

アヌビスの春

最終調印式のあと、やることが増えすぎてヘトヘトなアヌビスはたくさんのお見合い話が持ち込まれる中、1通の手紙だけを取りました。

それはサーブルの第4王女テトラ姫からのもだったのですが・・・❤

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めでたしめでたしですね~(^o^)

ラストの「リチャード王子成長日記」では15歳になったリチャードが登場して可愛いウサギの少女キーリィと再会したり、調印式のときにはすでに生まれていたという双子の妹たちシイラとステラが出てきたりして、もうもうもうもうなんてすてきなハッピーエンドなんでしょうか❤

このシリーズはもうこれでお終いですと友藤先生はおっしゃっていましたが、でもでもでも、15歳になったリチャードと戻ってきたラヴィとスバルの”賞金稼ぎの精査”という冒険譚も読んでみたですね~(*^^*)

なにはともあれ、友藤結先生 すばらしいお話をありがとうございました。

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毎回、次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!

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まとめ

今回は「贄姫」シリーズ最終巻「白兎と獣の王子」5巻の紹介でした。

  • スバルをエドワズに拐われてしまい、後を追うラヴィはリオンを置いていくと宣言する。
  • 「良い人も悪い人もみんな守りたい」と宣言するリチャード。
  • リチャードの聖獣は魔物のケモモだった!?

ではでは\(^o^)/

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