【超高速参勤交代リターンズ】ネタバレ内容と感想・キャスト&評価/見所も!

     

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お元気ですか?うめきちです(^0^)

2014年に公開された【超高速参勤交代】の

続編・【超高速参勤交代リターンズ】が

2016年9月10日に公開されました。

『参勤』は行きのことです。

と言うことは

帰りもあるってことなんです!

帰り・つまり『交代』を、

またもや高速で行わなければならない

理由が湯長谷藩にはありました。

宿敵「老中・松平信祝」の画策によって、

湯長谷藩が壊滅に危機に

陥っているというのです。

またもやボロボロになりながら、

さまざまな奇策を講じて故郷を目指して

まっしぐらに走る彼らには

帰る故郷はまだあるのでしょうか?

そこで今回の記事は、

・【超高速参勤交代リターンズ】の

あらすじと感想

・キャスト

・評価

・見どころや裏話

・まとめ

以上の紹介をしていきたいと思います。

(※なお、ネタバレのため、

結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【超高速参勤交代リターンズ】のあらすじと感想

参勤交代

参勤交代の「参勤」は江戸まで行くこと、

対して「交代」は帰ることです。

国元に帰るまで大名としての

威信を損なわないように最後まで

しっかりとやり遂げなければなりません。

少しのミスでも大事になりかねないのが

武士の世界なのです。

「参勤」を済ませて「交代」の途中の

湯長谷藩の一行に国元から

とんでもない知らせが届きました。

なんと、故郷の湯長谷で

一揆が起こったと言うのです。

一大事

一揆が起こったことが公になれば、

湯長谷藩はお取り潰しになってしまいます。

湯長谷藩の藩主・内藤政篤と藩士たちは

公儀の奉行が来る前に、

一揆を収めなければならいので大急ぎで

故郷を目指して帰ることになりました。

その猶予は2日しかありません。

軍資金などない彼らは

馬や早駕籠の調達など無理なので、

帰りもやっぱり走って帰るのでした。

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引用元https://www.youtube.com

たった2日の道中ですが、

(普通に大名行列をすれば

1週間以上かかります)

途中の関所で一度くらいはきちんとした

大名行列を見せなければ

一万五千石の大名としての

体裁が保てません。

なのでまた、途中の村で

中間役のアルバイトを雇ったり、

足りない人数は人形で

ゴマ化したりするのです。

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引用元https://www.youtube.com

ある関所では、すでに湯長谷藩の一行の

手配書が出ていて武士姿では

すぐに捕まってしまうので、

棺桶に入った死人のフリをしたりします。

川を渡って流されたり、

飛脚より早く走ったり、

いくつも山を超えてようやく

目指す湯長谷城に戻って来ました。

しかし、時すでに遅く、城の門の外では

湯長谷藩の荷物が焼かれていたのです。

お取り潰し

江戸から大急ぎで

2日で駆けつけたのにも関わらず、

すでに公儀の奉行は帰った後でした。

湯長谷藩をお取り潰しにして、

そのあとに尾張柳生家が新しい藩主として

入ってしまったのです。

すべては湯長谷藩に恨みを持つ

老中松平信祝と、城と領地が欲しい

尾張柳生家の企みです。

湯長谷で起こった一揆は

百姓のフリをした武士のようだったし、

手配書が異常な早さで出されたのも

すべては湯長谷藩の藩主・内藤政篤を

陥れる策でした。

一行は城下の村に隠れてどういしたら

城を取り返せるのか考えましたが、

なかなか良い案は浮かびません。

そうこうするうちに、

城の中に捕らえられている藩士たちが

明日、打ち首にされるという

知らせが届きました。

松平信祝はこれを見物するために、

江戸からはるばる湯長谷まで

来るというのです。

鬼畜ですね!

松平信祝の陰謀

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引用元https://www.youtube.com

ところで、松平信祝の陰謀は

湯長谷藩のお取り潰しだけでは

ありませんでした。

ちょうどその頃に、

日光東照宮に参詣に行っている

将軍吉宗の暗殺も計画していたのです。

将軍を亡き者にした後に

自分が将軍になるつもりなのです。

前作で、湯長谷藩の金山に目を付けたのも

このための資金集めだったのです。

密かな調査でこの事実を突き止めた

町奉行の大岡越前と

湯長谷藩江戸屋敷の秋山平吾は、

松平信祝に心酔する犯人の一人を捕らえ

計画を自白させたのです。

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引用元https://www.youtube.com

湯長谷城が内藤政篤たちの手で

奪還されたことを知ると、

松平信祝は戦をしかけてきました。

総勢約1000人の兵を連れて

湯長谷を目指して進軍して来ます。

それに引きかえ、

湯長谷方は総兵力7人の超小勢です。

しかし、一騎当千を旨とする

湯長谷武士の戦いぶりはすさまじく、

松平信祝軍の中の柳生の兵は

無駄な戦いを避けてさっさと尾張へ

帰ってしまいました。

大岡越前

松平方と湯長谷方の大将同士の

にらみ合いが続いているところへ、

大岡越前と秋山平吾が

駆け付けてきました。

松平信祝に

「お前の陰謀はすでに露見している。

大人しく縛につけ!」と

説得しますが、当然聞くはずもありません。

伯父である老中首座の松平輝貞も

やって来ました。

「甥とは言えもうかばい切れぬわ!」

と、松平信祝をひっ捕らえて連行して

行きました。

一揆騒ぎを収めた内藤政篤らは

今、国中をあげて壊された田畑の復興に

全力を注いでいます。

捕らえられた松平信祝は

島送りの刑になりましたが、

江戸城の幕閣たちは刑が軽すぎるのでは

と言っているので、

もう二度と江戸に帰って来ることは

ないでしょう。

感想

今回もたくさん笑わせてもらいました。

後半の湯長谷城奪還の場面では、

誘拐された側室のお咲を助け出した場面で、

お咲が自分は迷惑ばかりかけるから

やっぱり牛久の宿場に戻るというのを、

内藤政篤が引き留めるシーンがあります。

その時お咲は

「私は本当は殿さまの傍にいたいけど、

殿さまの気持ちを聞かせてほしいの・・」

と甘えてきます。

けれど、今はまさに

柳生家の手練れたちとのチャンバラの

真っ最中なのです。

「今、言うのか?」

と絶句する内藤政篤です。

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引用元https://www.youtube.com

まるでギャグまんがのようですね。

吉本新喜劇かと思ってしまいました。

死体に化けたり、川を流されたり

七転八倒で城までたどり着くまでも

笑わせてくれましたが、

武士の本領は戦いだと言わんばかりの

後半の戦闘シーンも見ものでした。

シリーズ化してくれたらいいなぁと

密かに思うのですが無理でしょうか。

無理だなぁ・・・と言う声が

遠くで聞こえたかも(笑)

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キャスト

内藤政醇・・・佐々木蔵之介さん

お咲・・・深田恭子さん

雲隠段蔵・・・井原剛志さん

荒木源八郎・・・寺脇康文さん

秋山平吾・・・上地雄輔さん

鈴木吉之丞・・・知念侑李さん

増田弘忠・・・柄本時生さん

今村清右衛門・・・六角精児さん

大岡忠相・・・古田新太さん

瀬川安右衛門・・・近藤公園さん

猪坂三太夫・・・渡部裕之さん

森極蔵・・・中尾明慶さん

柳生玄道・・・宍戸開さん

福田弥之助・・・橋本じゅんさん

荒木富江・・・富田靖子さん

与作・・・大鶴義丹さん

琴姫・・・舞羽美海さん

茂吉・・・神戸浩さん

徳川吉宗・・・市川猿之助さん

松平輝貞・・・石橋蓮司さん

松平信祝・・・陣内孝則さん

相馬兼嗣・・・西村雅彦さん

監督・・・本木克英氏

原作・・・土橋章宏氏

評価

私の個人的な評価です。

今回も楽しませていただきました。

前作は(笑)シーン満載でしたが、

本作は殺陣シーンや戦の場面もあり、

時代劇色がたっぷりでしたので

(☆3.5)を差し上げたいと思います。

見どころや裏話

1・見どころはやっぱり超特急で

故郷の湯長谷藩に帰る場面もですが、

松平信祝が湯長谷に攻め込んでくる

ところではないでしょうか?

湯長谷武士って

こんなに強いんだ~ってビックリです!

2・陣内孝則さんの演技が

クサ過ぎるくらいクサい悪者ぶりで

あっぱれです!

3.さらに秋山平吾役の上地雄輔さんの

殺陣のシーンはすごいです!

手に汗握り、鬼気迫る名シーンは

見ごたえ十分です。

4・そして、湯長谷の森の中にある

露天風呂に、

敵の諸坂三太夫(渡部裕之さん)と

湯長谷藩の荒木源八郎(寺脇康文さん)が

偶然とは言え一緒に入浴する場面です。

二人とも鍛えられたいい体をしています。

これは見どころですぞ(笑)

(裏話)

ところで猿の菊千代ですが、

撮影の合間にみんなには

お手をしてくれるのに、深田恭子さんに

はなかなか懐いてくれなかったようですね。

美人パワーも猿には届かなかったのかも

・・・いいえ、美しすぎて猿ながら

恥ずかしかったのかもしれません。

まとめ

今回の記事は、

・【超高速参勤交代リターンズ】の

あらすじと感想

・キャスト

・評価

・見どころや裏話

・まとめ

以上の紹介でした。

時代劇コメディとして

大変面白かったですね~。

まだ見ていないあなたには、

是非観て欲しい映画です!

ではでは(^0^)/

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