杏初主演【オケ老人!】ネタバレの内容と感想/キャストや評価・見所も

     

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お元気ですか?うめきちです(^0^)

右も左も老人だらけでそれこそ世界最高齢の

オーケストラ映画【オケ老人!】が

2016年11月11日に公開されました。

映画初主演の杏さんと監督・脚本は細川徹氏、

原作は荒木源氏による映画【オケ老人!】は

老人ばかりのアマチュアオーケストラ

『梅が岡交響楽団』の音楽コメディです。

ひょんなことから老人ばかりの『梅響』に

入団してしまい、指揮までも任されてしまった

高校教師・小山千鶴の涙と笑いの奮闘の物語は、

観ているこちらも何か楽器をやりたいと

思わされてしまいます。

今回の記事は、

◆映画【オケ老人!】の見所

◆映画【オケ老人!】の内容と感想

◆キャスト

◆評価

◆まとめ

以上の紹介をしていきたいと思います。

(※なお、ネタバレのため、

結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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映画【オケ老人!】の見所

見どころはまずは、何と言っても

最初の老人ばかりのオーケストラの

メチャ下手具合と、

ラストの素晴らしい演奏でしょうか!!

信じられない上達ぶりです。

次は左とん平さんの大根クラリネットが

笑わせてくれます。

大根や人参でもいい音がでるんですね~。

そして杏さんの熱演がスゴイです。

杏さんはこの映画が初めての主演映画

ということでかなり力が入り、

がんばったそうです。

杏さん扮する小山千鶴の指揮者ぶりは

泣いて笑って、全部すごく

カッコよかったです(^◇^)

千鶴に年下の彼氏を上手に手なづける手管を

伝授しようとお節介を焼く、

黒島結菜さんの野々村和音役も

女子高生なのにお節介おばさん的で

笑わせてくれました。

映画【オケ老人!】の内容と感想

入団ミス

梅が岡高校の数学教師として赴任した来た

小山千鶴は地元のオーケストラの

コンサートに感激して、

ヴァイオリニストとして入団の申し込みの

電話をしてみました。

あっさり入団を許可された千鶴は翌日、

練習日に参加するためにヴァイオリンを

持って練習場所に行きました。

しかしやって来る人はお年寄りばかりで、

なかなか団員らしき人はやってきません。

おかしいなあと思いながらも良く見てみれば、

このお年寄りたちはみんな楽器を

持ってきているのです。

「・・・?」

するとそこへやって来た一人の老人は

『梅が岡交響楽団』の

指揮者でコンマス・野々村秀太朗でした。

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引用元http://oke-rojin.com/

この『梅響』は老人ばかりのオーケストラで、

その実力はビックリするほど下手でした。

さらに驚いたことに、この街には

『梅が岡交響楽団』と

『梅が岡フィルハーモニー』という

2つのオーケストラがあったのです。

千鶴は『梅フィル』と間違えて『梅響』に

入団してしまったのです。

痛恨のミスでした。

しかも心臓発作で医者から音楽活動を

止められた野々村の代わりに指揮を

することになってしまったのです。

翌日、学校で野々村の孫の和音に

「入団ありがとうございます。

おじいちゃんをよろしく」と

ダメ押しの挨拶までされてしまいました。

因縁の関係

元々は『梅響』だけだったのですが、

ある時に団員の大澤義郎が

大勢の主力団員を引き連れて退団し、

『梅フィル』を立ち上げてしまったのでした。

おかげで今や、老人ばかりの

弱小オーケストラとなってしまいました。

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引用元http://oke-rojin.com/

しかも野々村秀太朗が経営する

「野々村電気」のすぐ近くには大手の電気店

「オオサワデンキ」があり、

野々村電気の土地を狙っているのです。

掛け持ち

趣味とは言え、やるからには良いところで

やりたいというのは普通の心情です。

何度も『梅響』を退団しようとしましたが

阻止されてしまうので、『梅フィル』と

掛け持ちでいくことにしたのですが・・・。

『梅フィル』の練習はとてもハードです。

アパートでも練習できるようにと

買いこんだ室内置き型の防音室に

籠る日々がつづきました。

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引用元http://oke-rojin.com/

掛け持ちで梅響に行けない日は和音の彼氏の

大沢コーイチ(ピアノが弾ける)に

代理を頼みこんでがんばりました。

(この大沢コーイチくんは大澤義郎の息子ですが、

父親のやり方には疑問を持っていました)

世界的な指揮者ロンバール

ところで、近々行われる

『梅フィル』のコンサートに、

世界的な指揮者”フィリップ・ロンバール”が

来るというのです。

大喜びの千鶴はなんとしても

ロンバールの指揮でヴァイオリンを

弾きたいとがんばりました。

しかしどんなにがんばっても千鶴の実力は

『梅フィル』の求めるレベルには

達することはできず、

ついにクビになってしまいました。

梅響!!

音楽への自信を失ってしまった千鶴は

ヴァイオリンを辞めようと思いました。

野々村にそう告げに行くと、

「今、辞めると後悔するよ?」

と、再び止められてしまいました。

なんだかんだと話し合っていると

そこに意外なお客が来たのです。

それはあの”フィリップ・ロンバール”

その人でした!

彼は大切にしている古いラジカセの修理の

依頼に来たのです。

今どきの電気屋はこういう物の修理が

できないと嘆いていました。

それを野々村がチョイチョイと

直してしまったからそれはもう、

大感激されてしまいました。

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引用元http://oke-rojin.com/

そして野々村たちが『梅響』という

オーケストラをやっており、そこにいた千鶴は

つい先日『梅フィル』をクビにされた事を

知るととても同情してくれました。

またロンバール自身も、

大沢はじめ梅フィルのやり方は

気に入らないから『梅フィル』の仕事は

辞めて梅響に協力すると言うのでした。

けれど野々村は『梅響』の指揮者は

ここにいる千鶴だからと、

ロンバールの申し出を断ったので

ロンバールはさらに感激してしまうことに!

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引用元http://oke-rojin.com/

こうなっては千鶴も腹を括って『梅響』の

指導にがんばりました。

それから大沢コーイチや

ロンバールの協力もあり、

『梅響』の老人たちはメキメキと上達して

若い団員もずいぶん増えました。

コンサート

ずいぶん上達してすっかりオーケストラの

風貌になった『梅響』のメンバーに、

次の目標としてコンサートを開こうと

千鶴は提案しました。

ロンバールは『梅響』のために

作曲をしてくれるというし、メンバー一同

やる気満々で練習に励みました。

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引用元http://oke-rojin.com/

明日はコンサートと言う日の夜、

千鶴はある男性の誘われて

ちょっとステキなレストランにに

来ていました。

その男性というのは、

同じ学校の同僚・坂下くん(年下)です。

千鶴は彼にほのかな恋心を抱いていて、

恋愛に目ざとい和音にはなにかとハッパを

かけられていました。

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引用元http://oke-rojin.com/

ふたりはかなりいい雰囲気で

食事をしながら会話し、プレゼントなんかも

貰ったりして過ごしていました。

坂下くんが

「僕、もう23歳だけど遅くないですよね?」

と、意味深な問いかけをしてきます。

きっと告白に近い意味だろうと思った千鶴は

「大丈夫です!」

と答えました。

翌日、ついに第一回定期演奏会の日を

迎えました。

会場の音楽堂はお客さんが

入りきれないくらい大勢来ています。

みんなドキドキして緊張しまくっています。

しかし廊下で大澤義郎一派にイヤミをいわれ、

負けるもんかというやる気がわいてきました。

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引用元http://oke-rojin.com/

曲目は「威風堂々」

「ロンバール作曲・大根協奏曲」

「新世界より」などです。

みんな絶好調の演奏で

最後の曲にさしかかったところで

急に大きな雷が鳴り、会場の電気が

消えました。

しばらくしても復旧しないみたいでざわつく

お客さんたちがロビーの方へ移動しようかと

し始めた時に、千鶴は閃きました!

野々村がいつも持っている

ライト付きのペンをタクト代わりしたのです!!

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引用元http://oke-rojin.com/

千鶴がペンライトをかざすと

会場のざわめきはウソのように静まり、

『梅響』のみんなはその光に

吸い寄せられるように再び音楽を

奏で始めました。

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引用元http://oke-rojin.com/

暗闇の中、小さな光に導かれ

響き渡る素晴らしい演奏に観客たちは

みんな感激の涙を流していました。

その中にはあの大澤義郎もいたのです。

彼は生まれ変わった『梅響』の

素晴らしい音楽の前にすっかり心を入れ替え、

今までの数々の非礼を謝りました。

その一方、ロビーの片隅では一つの物語の

幕が引かれようとしていました。

コンサートの大成功を祝いに来た坂下くんが

千鶴にある告白をしようとしていました。

千鶴は愛の告白だと思い、ドキドキしながら

彼の口が開かれるのを待っています。

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引用元http://oke-rojin.com/

そして彼の口から出た言葉は

「僕も諦めていた夢を追いかけるために

フランスへ行きます!

もう23歳だし、遅いと諦めていたけれど

パテシエになるためにがんばって来ます!!」

夢に向かうパワーをもらった坂下くんは

目を輝かせています。

千鶴はボーゼンとしています。

柱の陰から恋人同士の会話を期待して

聞き耳を立てていた和音は

ガックリしています。

失恋

定期演奏会が終わった後も、

『梅響』がんばっています。

指揮の千鶴は鬼気迫る迫力です。

「なんだか千鶴ちゃんスゴイ迫力だねぇ」

と、大澤義郎が野々村に聞くと、野々村が

「和音に面白い話を聞いたんだよ・・・」

すると千鶴が

「野々村さん!!!」

今日も『梅が岡交響楽団』は快調です。

感想

いやー【オケ老人!】

おもしろかったです!

音楽映画は大好きですが、

これはもう絶品です。

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引用元http://oke-rojin.com/

練習中に譜面の陰で

アンパン食べてたり、

補聴器が外れたりとか、

酸素吸入してるのに

トランペット奏者だったり、

老人たち一人一人が

個性的なこともスゴイですが、

杏さんがいいですよね(^◇^)

飛びきりの美人じゃない分、

表情がとても豊かで特に

口元の演技が面白いです。

事あるごとに唇がヒュッと歪んだり、

口角が上がったり下がったりで

もうそれだけで笑わせてくれるんです。

そして最後に『梅響』が奏でる

暗闇の中の演奏は感動でした。

もちろんきちんとオチがついて

失恋するところもはずせません。

まだ見ていない方は

ゼヒゼヒ観てくださいね!

書籍情報

小説【オケ老人!】

キャスト

小山千鶴 / 杏さん

野々村和音 / 黒島結菜さん

坂下くん / 坂口健太郎さん

野々村秀太朗 / 笹野高史さん

及川さん(クラさん) / 左とん平さん

花田富雄(トミー) / 小松政夫さん

花田昌江(マーサ) / 藤田由美子さん

戸山(棟梁) / 石倉三郎さん

清水真弓(真弓センセイ)/ 茅島成美さん

宮崎しま子(しま子 )/ 喜多道枝さん

竹岡亮吉(ラバウルさん)/ 森下能幸さん

大沢コーイチ / 萩原利久さん

フィリップ・ロンバール

/ フィリップ・エマールさん

通訳・アリノ / 飛永翼さん

大沢義郎 / 光石研さん

監督・脚本・・・細川徹氏

原作・・・荒木源氏

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評価

私の個人的な評価です。

あ~面白かった~(≧▽≦)

今年1番の面白い映画かもね!

ということで、(☆5)を差し上げます。

まとめ

今回の記事は、

◆映画【オケ老人!】の見所

◆映画【オケ老人!】の内容と感想

◆キャスト

◆評価

以上の紹介でした。

DVDが発売されたら購入したい映画に

また一つ笑いと感動の名作が加わりました。

皆さんもぜひ観てください!

ではでは(^0^)/

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