「空海ーKU-KAIー」ネタバレ感想&見どころ紹介・妖猫が悲しすぎる!

     

2018-02-26_205255引用元http://eiga.com

お元気ですか?うめきちです(^o^)/

日中合作の歴史映画「空海ーKU-KAIー美しき王妃の謎」が2018年2月24日に公開されました。

演技派俳優の染谷将太を主役に、美しきヒロイン・楊貴妃はチャン・ロンロン、監督には『始皇帝暗殺』などで知られるチェン・カイコー監督による圧倒的な映像美が話題になっています。

遣唐使として長安に渡った若き僧侶”空海”と詩人白楽天が楊貴妃の死の謎に挑むミステリーファンタジーです。

今回紹介したい映画はこちらです。

「空海ーKU-KAIー美しき王妃の謎」

  • あらすじ
  • 見どころと感想
  • キャスト
  • 評価
  • まとめ

(※なお、ネタバレを含みますので結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

スポンサードリンク

「空海ーKU-KAIー美しき王妃の謎」

あらすじ

怪異

今から1200年前、遣唐使として唐へ渡った空海(染谷将太)は都・長安で密教の教えを乞うために「青龍寺」への入門を望んでいましたが、入門を拒まれて帰国しようと考えていました。

そのころ、長安では時の皇帝が異常な死を遂げ(国民には風邪と公表)、都の役人・陳雲樵(チン・ハオ)の妻春琴(キティ・チャン)が人語を話す黒猫のいう言葉に従って庭を捜すと大金を発見したのです。

しかし同時に春琴は猫に取り憑かれ、様子がおかしくなっていくのでした。

空海と白楽天

皇帝の病を治すために王宮に呼ばれたのにその変死に遭遇した空海と、同じくその場に居合わせた記録係りの役人・白楽天(ホアン・シュアン)は皇帝の死に方に疑問を持ちました。

そして空海はその場に落ちていた猫の毛と不穏な気配を感じていました。

その後二人は再会し、役人を辞めた白楽天が、かの大詩人・李白(シン・バイチン)を超える詩人を目指していることを知ります。

瓜翁

ある日のこと、瓜翁(チェン・タイシェン)が幻術を使って瓜を増やして売りさばくのを見抜いた空海は瓜翁と知り合うことに。

その帰り道で、黒猫が白楽天に「詩はできたのか?」と訊ねてきましたが、彼は「嘘だらけの長恨歌」の新たな制作に行き詰っていたのでした。

楊貴妃

黒猫は30年前に死んだ玄宗皇帝(チャン・ルーイー)と楊貴妃(チャン・ロンロン)が可愛がっていた猫であることをつきとめた空海と白楽天は、楊貴妃の死の真相を探るために調査を始めたのです。

暗躍する妖猫と、振り回される空海と白楽天。

楊貴妃の恐ろしいまでの魅力は、かの阿倍仲麻呂(阿部寛)やその側室白玲(松坂慶子)をも恋の罠で不幸にするのでした。

楊貴妃の死と黒猫

やがて楊貴妃を殺すように命じたのは玄宗皇帝であったことがわかり、彼女の死に関わった者達とその血筋の人々を死に追いやっている理由が明らかになってきました。

亡くなった楊貴妃の遺体を古い墓に葬ることにした玄宗皇帝は石棺の中に楊貴妃を入れると、その場に彼女を守るようにと黒猫に命じて置き去りにしました。

ところが実は楊貴妃は死んだと見せかける妖術をかけられていたことを知っている”白龍(リウ・ハオラン)”と”丹龍(オウ・ハオ)”兄弟は、戻って来て愛する楊貴妃を助け出そうとしますがすでにこと切れた後でした。

甦るはずなのになぜか?

そこにはまた別の策略が!!

妖猫

悲しみにくれる白龍は、悲しみのあまり黒猫に魂を移してしまったのです。

妖猫となった黒猫は楊貴妃の甦りを信じながら、玄宗皇帝を亡き者にし、関わった人間を次々と滅ぼしていくのでした。

30年後、真相にたどり着いた空海と白楽天、そして旅にから帰ってきた丹龍(瓜翁となっていた)が墓にやって来て黒猫=白龍をなだめて成仏を説得します。

怪異が去った都で、白楽天は長恨歌をそのままの形で残し、空海は青龍寺に迎え入れられるのでした。

✒電子書籍で読みたい方はこちらから検索してくださいね↓

✒コミックスで読みたい方はこちらから検索してくださいね↓

見どころと感想

見どころはズバリ美し過ぎる映像です!!

衣装、背景、小物までに至る緻密なセット、そして目を奪う圧巻の幻術。

どこまでが現実でどこからが幻想かわからいくらい目まぐるしくキラキラしい画面がすごいです。

冒頭での瓜翁の幻術にも驚きましたが、玄宗皇帝の極楽宴のシーンでの幻術は映画とわかっていてもどうやるんだろう?なんて考えてしまいました(笑)

そして喋る猫!

白龍の楊貴妃への想いが猫に乗り移って妖猫となってしまいました。

予告編などで空海の物語かと思っていましたが、開けてみれば空海と白楽天の探偵ものでした。

二人が探していたのは楊貴妃の死の真相ですが、この楊貴妃がヨーロッパ人かと思うほどアジア系から離れていたのが残念。

他国の血が混じっているという設定ですからこれでいいのでしょうが、楊貴妃ですからもう少し中華系の美人でやってほしかった気もしました。

スポンサードリンク

キャスト

  • 空海・・・・・染谷将太さん
  • 白楽天・・・・ホアン・シュアンさん
  • 阿倍仲麻呂・・阿部寛さん
  • 白玲・・・・・松坂慶子さん
  • 楊貴妃・・・・チャン・ロンロン
  • 大師・・・・・火野正平さん
  • 玄宗皇帝・・・チャン・ルーイーさん
  • 李白・・・・・シン・バイチンさん
  • 高力士・・・・ティアン・ユーさん
  • 陳雲樵・・・・チン・ハオさん
  • 春琴・・・・・キティ・チャンさん
  • 玉蓮・・・・・チャン・ティエンアイさん
  • 白龍・・・・・リウ・ハオランさん
  • 丹龍・・・・・オウ・ハオさん
  • 麗香・・・・・シャー・ナンさん
  • 瓜翁・・・・・チェン・タイシェンさん
  • 黄鶴・・・・・リウ・ベイチーさん

  • 監督・・・・・チェン・カイコー監督
  • 原作者・・・・夢枕獏氏

評価

私個人の評価です。

幻術のシーンや衣装・背景・セットなど美しすぎて見惚れてしまいましたが、空海本人の物語とはちょっと違ったので残念ということで(☆2.8)差し上げたいと思います。

まとめ

今回はこちらの映画の紹介でした。

「空海ーKU-KAIー美しき王妃の謎」

  • あらすじ
  • 見どころと感想
  • キャスト
  • 評価
  • まとめ

すごいスケールの映画でした(≧▽≦)

ではでは(^0^)/
✒書籍情報↓Amazon

sponsored link

  • このエントリーをはてなブックマークに追加