お元気ですか?うめきちです(^o^)/
昭和で一大ブームを巻き起こした不変の名作「男はつらいよ」の主役フーテンの寅さんの少年時代を描いた「少年寅次郎」第5話最終回がNHK総合にて2019年11月16日21:00から放送されました。
- 散歩先生に光子の腰は早く病院に入った方がいいと忠告される寅次郎。
- ろくでなし男の平造が余命いくばくもない光子と過ごし、手を握る・・・。
- 寅次郎はさくらただ1人に見送られて出発する!
そこで今回は「少年寅次郎」第5話最終回について紹介したいと思います。
「少年寅次郎」第5話最終回
- あらすじと感想
- キャスト
- 見逃し配信
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「少年寅次郎」第5話最終回
土曜ドラマ【#少年寅次郎】
絶対に絶対に絶対に観てもらいたい最終話。
放送まであと1時間。
語り継がれる回になる予感!https://t.co/XsStOI6Off#NHKドラマ pic.twitter.com/RwdDQwewF8— NHKドラマ (@nhk_dramas) November 16, 2019
あらすじと感想
光子(井上真央)がしきりに腰を押さえるように。
車家の人々は心配でならないのに、平造(毎熊克哉)だけは知らん顔。
そんな父が許せない寅次郎(井上優史)は・・・。
寅次郎は香具師(やし)の政吉という男と知り合い・・・。
いよいよ車家の人々の運命が動き出す。
引用元https://www.nhk.or.jp/
ここまでは公式サイトで発表されているあらすじです。
ここから先はもう少しだけ詳しく!
寅次郎13歳、さくら(野澤しおり)7歳の時
散歩先生(岸谷五郎)の娘の夏子(井頭愛海)のことで平造とケンカした寅次郎は家出して帝釈天の防空壕に隠れていました。
そんな時に、寅二郎は香具師(やし)の「般若の政吉」と知り合います。
滝造(泉澤祐希)もつね(岸井ゆきの)もさくらも、彼がどこにいるのか知っていてまいにちこっそりお弁当なんか持っていくものだから、光子だっておおよその見当はつきます。
そこでちょいと驚かしてやろうかなんて光子がコッソリ防空壕を覗きに行ったのです。
そしてわざとなだめたりすかしたりしながら「寅ちゃん・・・家に帰って来ておくれよぉ~」と泣きまねしたりして、ようやく家に帰るように説得したその帰り道、腰が痛そうな光子に「おぶされよ」と背中を向ける寅次郎。
光子はその背に負ぶわれて家に帰りますが、いつの間にか大きくなった涙がこぼれるのでした。
一方、滝造夫婦は元の職場から声がかかって再び昔の和菓子職人に戻るために車家を後にします。
夏子の家出
そんなある日、夏子が血相変えてくるま屋へ飛びこんできて「今晩泊めてください!」といったのです。
いったいどうしたのかと思った光子は、夏子のことを寅次郎とさくらに任せて散歩先生の所へ行ったみたのです。
親子喧嘩の原因は、夏子がビオラ奏者の男性とお付き合いしているということを知った散歩先生が、相手の顔すら見ないうちに頭ごなしに反対したからでした。
光子は先生がずいぶん反省していると言います。
夏子は今夜一晩だけ車家に泊まり、翌日寅次郎に「鯉を釣ってほしい」と頼みました。
鯉は散歩先生の大好物で、これを仲直りの印にしたかったようです。
中々鯉が釣れないのを見かねた平造は、その辺にいた子供を使って寅次郎が食べていたおにぎりを餌にしろとコッソリ教えに行かせるのでした。
散歩先生の忠告
夏子と寅次郎が鯉を届けに行くと散歩先生が寅次郎を呼び止めて、光子の腰のことを心配して早く病院で診てもらった方がいいと言いました。
散歩先生の奥さんは、光子みたいに腰が痛いと言いながら医者にも行かず、病気を重くして亡くなったのです。
どうしたら母ちゃんを病院に連れていくことができるだろうかと考えた寅次郎は御前様の所へ行きました。
するとそこに偶然にも滝造とつねもいたので、散歩先生から聞いたことを話して光子を上手く病院に連れていく方策を考えてもらったのです。
「一休さんじゃないんだから・・・」と言いながらも御前様は、光子の前でつねが腹痛でも起こして一緒に病院について行ってくれと頼む芝居をしてはどうかということになりました。
首尾よく柴又病院に光子を連れてくると、御前様から先に話しを聞いていた医者が診てくれたのですが・・・。
光子はすい臓がんだったのです!
すでに手の施しようもなく、そのまま入院となりました。
このとことを聞かされた平造はショックでどこかへ飲みに行ってしまい、数日たってベロベロに酔っぱらって病院に来ましたが、寅次郎を見るとすぐに帰ってしまったのです。
それからしばらくたったある日、再び平造が病室にやってきて光子の手を握り、光子も彼の手を握りしめます。
なんだかんだ言っても心の底では二人は愛しあう夫婦なんですね。
光子の死
やがて光子は亡くなり、帰って来ない平造の代わりに寅次郎が喪主を務めて葬儀を済ませると、御前様が「立派だったぞ」と彼の肩を叩いて褒めてくれました。
その日の夕方、ようやく帰ってきた平造はまたもやベロベロに酔っぱらっていて、光子の仏前でまたしても寅次郎に絡んできたのです。
堪忍袋の緒が切れた寅次郎は平造を突き飛ばして、止める滝造を振り払ってその上に馬乗りになって泣きながら何度も殴りつけました。
その晩、寅次郎は小さな風呂敷包みを一つ持って、
「おいちゃん、おばちゃん、さくらのことを頼みます。俺はここにはいない方がいい!」
そう言って出て行きました。
柴又駅に向かう14歳の寅次郎の後を、幼いさくらがトボトボとついていきます。
「どこへいくの?」
「お前は見所がある。働きたくなったらいつでも来いと言ってくれる人がいるんだ!」
そして「お金はあるの?」と聞くさくらに自分の財布を見せる寅次郎ですが、さくらは自分の小さな財布からお札を出して兄の財布へ入れたのです。
「こんなにどうしたんだ?」
「無駄遣いしないからよ」
そうして寅次郎はたった7歳の妹・さくらだけに見送られて旅立って行ったのです。
さくらが一人で車家に戻ってつねの胸で泣いている頃、平造は柴又駅の前でウロウロしていました。
それから数ヶ月後、寅次郎から元気そうな手紙が届き、香具師の見習いをしてがんばっていると書かれていました。
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光子と平造の病室でのシーンは泣けましたね~(ノД`)・゜・。
ろくでなしの平造のことを光子がどれだけ愛していたか、平造の方も好き放題やりながらもその心の底にはやっぱり光子なんだと思い知らされる、究極の夫婦愛のシーンでした。
このオヤジ、ホントに不器用ですよね。
もう少しうまくやれば寅次郎との父子仲にここまで亀裂が入ることも無かったのに・・・。
ラストシーンで大人の寅さんみたいな上着を着て下駄売りの口上を述べまくる寅次郎が、数年後の寅さんを彷彿とさせてくれて笑ってしまいました!
感動的なドラマでしたが、たった5話ではもったいないドラマだったと思います。
もっとたくさん少年時代の寅さんのエピソードを見たかったですね~
キャスト
- 寅次郎の育ての母・光子・・・井上真央さん
- ぐうたらな父・平造・・・毎熊克哉さん
- おいちゃん・竜造・・・泉澤祐希さん
- おばちゃん・つね(竜造の妻)・・・岸井ゆきのさん
- 帝釈天住職・御前様・・・石丸幹二さん
- 車寅次郎・・・藤原颯音さん(子供時代)・井上優吏さん(少年時代)
- 祖父・正吉・・・きたろうさん
- 兄・昭一郎・・・村山陽央さん(子供時代)・山時聡真さん(少年時代)
- 妹・さくら・・・落井実結子さん(子供時代)・野澤しおりさん(少女時代)
- お菊・寅次郎の海の親・・・山田真歩さん
- 午前様の娘・冬子・・・荒井美羽さん
- 朝日印刷女工・サトコ・・・森七菜さん
- 中学教師・坪内散歩・・・岸谷五郎さん
- 散歩先生の娘・夏子・・・井頭愛海さん
見逃し配信
💡NHKオンデマンドで放送後2週間配信されます(見逃しみ放題パック・月額990円)
引用元https://www.nhk.or.jp/
まとめ
今回は「少年寅次郎」第5話最終回についての紹介でした。
終わってしまいましたね~(ノД`)・゜・。
ではではーー
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