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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
アニメ映画で大ヒットした「この世界の片隅に」のドラマ版・TBS日曜劇場「この世界の片隅に」最終回が2018年9月16日に放送されました。
どこに居っても絶対にすずさんを見つける自信があると、周作はすずの肩を抱いて言います。
「周作さん、うちをこの世界の片隅にみつけてくれてありがとう」
そんな二人の所に現れたのは、シラミだらけの小さな子供でした。
今回はTBS日曜劇場「この世界の片隅に」第9話最終回を紹介していきたいと思います。
TBS日曜劇場「この世界の片隅に」
- 第9話 最終回のあらすじと感想
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
■2018年7月の豪雨で大きな被害を受けた呉市と西日本各地の被災者の方たちの、無事と復旧をお祈りしてお見舞いを申し上げます。
TBS日曜劇場「この世界の片隅に」最終回
第9話 最終回のあらすじと感想
終戦を迎えたけれど・・・
終戦を迎えて平和になったはずですが、戦争が終わる前よりも物資が乏しくなって生活は厳しくなっていく一方でした。
それでも円太郎(田口トモロヲ)と径子(小野真知子)は再就職先へと頑張って働きに出かけていきます。
海兵団に行った周作(松坂桃李)はまだ戻って来られませんでした。
進駐軍の味
ある日、すず(松本穂香)が町へ出かけた時に進駐軍からチョコレートをもらいました。
どうやらおかっぱに切った短い髪型で子供と間違えられたようです。
その時、行列する人だかりを見つけたので何の行列かわからないけれど取りあえず並んでみました。
すると仕事帰りの径子に声をかけられたので2人で並んで、進駐軍の残飯雑炊とやらをもらって食べました。
なんだかよくわからない雑炊ですが、大変おいしかったようです。
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そんな暮らしの中で、サン(伊藤蘭)の着物もすずが祝言で着た晴れ着も、径子が娘の頃に着たハイカラな洋服もすべてわずかな食料との物々交換に消えていきました。
復員してきた志野の夫
その日もいつものようにすずたち若嫁が3人で畑仕事をしていると、段々畑の上の方に男の人が現れたのです。
それは戦地へ行ったままだった志野の夫の春男でした。
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祖母の手紙
そんなある日、草津の祖母・イト(宮本信子)から手紙がきました。
すずの母のキセノは8月6日に町へ買い物に出かけたきり行方がわからないままのようでした。
手紙を読んでサンの胸で号泣するすずは、その晩、広島へ行く許しをもらったのです。
「何でも一人でできんと・・・そうならんと・・」
これからは何でもひとりでできるようにと強く心に決めたすずでした。
すず、ひとりで草津へ行く!
すずはひとりで汽車に乗って広島の草津へと向かいました。
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草津の祖母の家に着くと、すずの顔を見るなりと駈け寄ってきて抱きしめてくれた祖母のイト。
「よう来てくれたねぇ・・・早うすみちゃんの顔を見に行ってやりんさい。喜ぶよ」
奥の部屋ではすみ(久保田紗友)が体の具合を悪くしてずっと寝ついたままでした。
すみから母は依然行方不明のままで、母を一緒に探した父もその後倒れて亡くなったと、その時の様子を聞かされたすずですが、
「知らせるの、遅うなってごめんね・・」そう言うすみに、労わるように寄り添って言いました。
「苦労をかけたね・・すみちゃん、早う来れんでごめんね」
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すみは原爆症に侵されていて、腕の内側にはすでにシミが浮きあがってきていました。
「うち、治るかねぇ・・・?」
それでも姉の顔を見たら元気が出てきます。
2人の姉妹の楽しそうな声を庭で聞いていたイトは嬉しそうでした。
周作、すずの後を追って広島に来る!
一方、呉の北條家では周作がやっと海兵団から帰ってきましたが、広島に向かったすずと行き違いになってしまったので翌日すぐに広島に向かいました。
ところが草津でもすずと行き違いになってしまうのでした。
見る影もなくなってしまった広島の街を歩き回ったすずが、河岸でぼんやりしているところを周作はようやく見つけました。
2人で岩の上に座ると、
「ここでわしらは会ったんじゃ・・・こまい頃に・・」
「はい・・覚えています・・」
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「この世界がどんなに変わっても、どこに居っても、わしはすずさんを見つける自身がある!」
「うちをこの世界の片隅に見つけてくれてありがとう・・・ほんで、もう離れんでずっとそばに居ってください」
2人は呉に帰るために広島駅へ向かいました。
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節子との出会い
広島駅でお弁当のおにぎりを食べていたすずは1個落としてしまいました。
それを拾ったのは幼い女の子でした。
この子はあの8月6日、原爆にやられて重傷を負った瀕死状態の母親と歩いて広島駅までやって来ました。
そして母親はそのまま亡くなり、子供は駅の周辺を彷徨っていたようです。
ボロボロの服を着て、拾ったおにぎりを差し出すその子にすずは優しく言いました。
「ええよ。食べんさい。お腹すいとるんじゃろ?」
するとその子は、すずの右腕にしがみついて「お母ちゃん」と言ったのです。
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子どもをみつめるすずは、思わずつぶやきました。
「この広島でよう生きとってくれんさったね・・・ありがとう」
それはもう生きていないかもしれない母や、亡くなってしまった父、そして今だに見つからない大勢の広島の人たちを思い、小さな子供が生きていてくれたことへの素直な感動でした。
☆このシーンは泣けてたまりません。
すずが女神様のように見えました(ノД`)・゜・。
節子、二人の子供になる!
やがて呉の北條家に着いた3人は、ビックリしている両親や径子に経緯を話します。
けれどその間にもみんな体がかゆくなってきました。
シラミだらけの子供の名前は、胸に縫いつけられた名札に節子と書かれていました。
径子は大切にしまってあった晴美の服を持ちだしてきて着せてくれました。
節子はそのまま北條家の子供になりました。
☆径子も節子の登場によって、晴美を失った悲しみから救われたみたいでよかったです~
それからしばらくたった頃、隣組の男たち(円太郎、周作、成瀬、春男)は今朝も4人揃ってそれぞれの職場に出勤していきました。
女たちも仲よく、それぞれの場所でおしゃべりをしながら働いています。
その頃、江波の海岸では無事に復員してきた水原哲が「生きるで!」と海に誓っていました。
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野球場のすずさん
節子は北條の家を掃除しながら、佳代と江田に自分がすずと周作の子供になった話をしながら懐かしい個の家が綺麗になって生き返って行くのを喜んでいました。
「さて、そろそろ行こうか、すずざんのところへ!」
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節子が連れて行ってくれたのは野球場でした。
すずは広島カープの大ファンで、いわゆる『カープ女子』なのだそうです。
「負けんさんなー!広島ー!!」
それは大声で広島を応援している白髪の女性の後ろ姿でした。
☆今回は最終回ということもあり、もう最初からドキドキでした。
すずと周作のこともそうですが、この頃の人たちは切り替えが早かったんですね~。
切り替えと言うか、潔さと言うのか、開き直りと言うか、とにかく戦争は終わったんだから次のステップへ向かって突き進もうという強いエネルギーを感じさせられました。
特にラストに出てきた水原哲!生きるパワーは誰よりも強いですね~!
すずさんの最後のセリフ「負けんさんなー!広島!!」は、大災害に見舞われた広島、呉市、西に本各地へのエールにも聞こえます!
それにしても小さな節子がこの広島でよく生きていたと思うと、奇跡を感じずにはいられません。
「この広島でよう生きとってくれんさったね・・・ありがとう」
すずの言葉に涙が止まりませんでした。
でも、節子は被爆者なんです。
こんな子供を作り出さないためにも、戦争を忘れないためにも、このドラマを残して毎夏、放送してほしいと思いました。
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まとめ
今回はTBS日曜劇場「この世界の片隅に」第9話最終回の紹介でした。
最後まで泣けました。
ではでは(^0^)/
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