お元気ですか?うめきちです(^0^)
以前に見つけて笑っちゃうほど面白かった【残念ないきもの辞典】の続編が発行されました。
今回も表紙からして笑ってしまいました。
今泉忠明氏監修、下間文恵氏・フクイサチヨ ミューズワークス・作画、丸山貴史氏・文、
高橋書店発行の
【おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典】という本です。
地球上に「生きている or 生きていた生き物たち」の中には一生懸命に生きているのにどこかとっても残念な姿を見ることがあります。
日々 進化は続き、新しい生物が生まれていますが、中にはなんでこうなったんだろう?と首をかしげたくなるほど残念な進化をした物もいます。
どれも進化の結果なんですから、それなりの理由はありますけどね。
そこで今回紹介したい本はこちらです。
- 【続ざんねんないきもの事典】の内容と感想
- まとめ
以上の紹介をしていきたいと思います。
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
【続ざんねんないきもの事典】の内容と感想
第1章 ざんねんな進化のお話
役に立たない能力や不思議な体の生き物たちは、進化のしかたをまちがえてしまったのかしら?と思いたくなる例もたくさんあります
けれど彼らにもそれぞれに譲れない理由があってそうなったのです。
普通の理屈では考えられない理屈で、弱くても小さくても運が味方して生き残ってきたのが『進化』です。
その進化には条件は3つありました。
- 環境の変化
- 突然変異
- 広大な空間
これらの条件を満たしてたまたま生き残ってきた生き物たちの、進化の過程でのあれこれを忘れて残った名残の部分が変だったのです。
第2章 ざんねんなこだわり
私たちの感覚からすれば、
「なんでそんなことをするの?」
そうツッコミたくなることを、彼らなりのこだわりと理由でもっての行動を紹介した26例です。
例えば
『ラッコはお気に入りの石をなくすと、ご飯が食べれらなくなる』
『ダンゴムシはおしりから水を飲む』
など一見すれば「えー!?」と思うような事も、彼らなりの意味不明なこだわりと理由がありました。
それは思わず吹き出してしまうようなものでした。
第3章 ざんねんな体
「なんでこんな体になったんだろう?」
そう思ってしまうほど、あり得ない体の仕組みを持った生き物たち34例のお話しです。
『ステゴザウルスの脳みそはたこ焼きサイズ』
『ザリガニは顔からおしっこを出す』
など、「マジか~」と、つい笑ってしまうような体にはとても真面目な理由があったんですね。
第4章 ざんねんな生き方
この章では冒頭から
『もっとラクな方法があるんじゃない?』
とツッコマれている生き物たち31例のお話しです。
『サメは泳ぎ続けないとどんどんおぼれる』
『ティラノサウルスは肉の食べ過ぎで病気になった』
など、生きるために必要なのに、そのせいで命の危険もあるという矛盾を解説してくれます。
第5章 ざんねんな能力
最後はせっかく持っている特殊能力を生かし切れない残念なお話しです。
中には命がけの技もあり、そこまでやる必要があるのかと目が点になってしまうような23例です。
『ウマは全力で走ると死ぬ』
『イベリアトゲイモリはピンチになると骨が飛び出す』
とてもすばらしい能力なのに、すごく宝の持ち腐れ、無駄としか言えないもったいなさは不思議でなりません。
必要から編み出した特殊能力でも、つい笑ってしまうネタになるものばかりです。
✒詳しくはこちらもご覧ください↓
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感想
第1弾の「ざんねんないきもの」では何だろうと思ってつい手に取ってしまいましたが、これが実に面白い内容でした。
そして第2弾、ワクワクしながら買いました。
今回も「へ~そうなんだ!」と感心しつつ、プッと吹いてしまいたくなるような残念さに満ちた1冊でした。(笑)
私的には第1弾の方がインパクトがありましたが、進化の結果こうなったという残念さはやっぱり笑えました!
こうすればもっと良かったのになぁと思っても、それは私たちではなく彼らの主観でそれが一番良かったってことなんですからしかたありません。
もしかしたら人間のやっていることが彼らから見たらすごく残念なこともあるかもしれませんよね?
そう遠くない未来には、人間を含めて生き物すべては宇宙へと向かって進化していくのは当然のことですね。
その時、さらにどんなふうに変わっていくのかスゴク興味深いです。
爆笑しつつも未来の地球を考えさせられる1冊でした。
第1弾の関連記事はこちらをご覧ください↓
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まとめ
今回紹介した本は
- 【続ざんねんないきもの事典】の内容と感想
- まとめ
以上です。
普通に暮らしていれば全く知らずに済んでしまう生き物たちのまさかの生態、面白かったですね!
第1弾・第2弾合わせて夏休みの自由研究に使えそうです。
ではでは(^0^)/
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