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お元気ですか?うめきちです(^0^)
TVでも話題になっている「残念ないきもの辞典」の第4弾「もっとざんねんないきもの辞典」が2019年6月27日に発行されました。
今泉忠明氏監修、作画 / 下間文恵氏・森永ピザ氏・ミューズワークス、文 / 有沢重雄氏・野島智司氏・澤田憲氏、高橋書店発行で、表紙カバーのジンベイザメと取り巻く動物たちが目印のこの本は彼らの幸せそうな表情についほっこりさせられてしまいます。
何冊読んでもこの笑顔の裏の残念な部分がたまらなく愛しいですね~(#^^#)
そこで今回は第4弾「もっとざんねんないきもの辞典」を紹介したいと思います。
第4弾「もっとざんねんないきもの辞典」
- 内容と感想
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、ご注意くださいね!)
第4弾もっとざんねんないきもの辞典
内容と感想
第1章 進化の歴史のお話
まず最初は「牛」に代表される昔の人が考えた生き物ができた方法をはじめとして、大昔にいた動物といなかった動物を化石から生き物の進化を説こうとした博物学者”ラマルク”、『種の起源』で生き物の進化が起こるしくみを明らかにした博物学者”ダーウィン”のお話が解りやすく説明されています。
第2章 すごいけどざんねん
「アホウドリはうんこを国にされた」
アホウドリが何百年もサンゴ礁の上にうんこをしまくった結果、カチカチに固まってできた島がやがて「ナウル共和国」という立派な国になりました。
一見すごいと思っちゃうけれど、よく考えればスゴイ中にも残念さがある「24例」のお話です。
でも面白いんですよね(#^^#)
第3章 体がざんねん
「松ぼっくりはリスに食べられてエビフライみたいになる」
ハイキングに行ったりすると見かけるエビフライみたいな形の松ぼっくりですが、リスに食べられた結果の姿なのだそうです。
子供向けの教育番組や身近な自然をテーマにしたTV番組でもよく取り上げられることもある「松ぼっくり⇔エビフライ」ですが、こういうことだったんですね!
他にも雨が降るとクシャミが止まらなくなる「ミャンマーシシバナザル」とか、身体の構造からちょっと残念な「27例」を紹介しています!
どこがどう残念なのか気になりますね!
第4章 生き方がざんねん
「アデリーペンギンは石にふりまわされる」
アデリーペンギンはオスが石を集めて巣作りしてメスにプロポーズします。
なのでお嫁さんが欲しい彼らはみんなせっせと小石を集めるんですが、中にはズルいヤツもいて、他のペンギンが集めてきた石をコッソリ盗んじゃうちゃっかりものもいるんです。
もちろん見つかればケンカになるんでしょうね。
スパルタ教育するカナダカワウソや、おばあちゃんの方がモテるハイイロゴケグモなど、「マジですか?」と言いたくなってしまう「32例」です。
第5章 能力がざんねん
「サクラはまわりの草を殺す」
桜は日本人にとっては出会いや別れなど人生のポイントを彩る特別な植物ですが、そんな感動的な場面の一方で、地面に落ちた葉が「クマリン」という毒成分を作って根元に草が生えにくくするという作用があるんだそうです。ビックリですね!
かと思えば、ショウジョウバエのメスはモテすぎてうっとうしくなると男臭いニオイを出してオスのふりをして逃げるとか、ウコンハネガイは身体を光らせて自分の肉の不味さを猛烈アピールして敵から避けてもらおうとするなど、「え?そうなの??」って思っちゃうくらい本人にとってはすごく大切なことなんだろうけどねという「21例」です。
ほかにも「ざんねんな○○くらべ」など、動物一つ一つによって違う比較なども思わずクスッとさせてくれます。
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このシリーズを読んでいると、パーフェクトで無駄のない進化なんかないんだなぁと思います。
人間だって見方を変えればきっと残念な部分はいっぱいあるんだと思いますから、やっぱりそこんとこお互い様なんですね(*´▽`*)
この本を読むと「みんな生きてるんだな~平和だな~」と感じさせてくれます。
まだまだ知らないことだらけの地球、興味深いなぁと思います。
まとめ
今回は第4弾「もっとざんねんないきもの辞典」の紹介でした。
ホントに「ざんねんだっていいじゃないか~」ですね(笑)
でも地味に面白いのでぜひ読んでみてくださいね!
ではでは(^0^)/
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