お元気ですか?うめきちです(^o^)/
吉田秋生先生の名作「海街diary 」のスピンオフ物語「詩歌川百景」の 第11話「炎上」が月刊フラワーズ2023年1月号に掲載されました。
第11話は、類に対する原光司の妬み心が暴かれます。
- 河鹿沢の盆行事「火送り神事」で今年の新成人として”一番松”を務める和樹たち。
- 怪文書の犯人・原光司は自分の仕事を類が横取りしたと妬み・・・。
- 「火送り神事」当日、祭りの真っ最中に乱入した原光司!
今回は吉田秋生先生の新作「詩歌川百景」 第11話「炎上」の紹介をしたいと思います。
詩歌川百景第11話「炎上」
- あらすじと感想
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- 12話目の予告
- 「詩歌川百景」を電子書籍で無料で試し読みする方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
詩歌川百景 第11話「炎上」
あらすじと感想
龍のやぐら上り
河鹿沢の盆行事「火送り神事」で今年の新成人として”一番松”を務める和樹はじゃんけんで負けたので、やぐらの上に龍を登らせる「龍のやぐら上り」の役を仰せつかっていました。
その様子を見ながら、宮本は林田に「悦子の具合はどうだ?」と聞いています。
心の病になってしまった妻の悦子のことを隠そうとしていた林田は娘の莉子に「お母さんが(力ル卜宗教団詐欺)加害者になったらどうするんだ」と諌められ、近所の人たちの助けを借りることにしたのだと宮本に話しました。
山深いこの町では火事を恐れて各家での送り火はしないかわりに「火送り神事」が行われます。
原光司の妬み
「怪文書の件だけど・・・」と類が和樹と妙に怪文書の犯人・原光司に役場の主査と宮本が話し合ってくれたそうだと話していますが、原は自分の仕事を類が横取りしたと妬んでいることからそう簡単には収まらないだろうと妙は思っていました。
それよりももっと重大なことは、もしも原が類のプライバシーについて知ってるかどうかということです。
類が剛に恋してるなんてことを知られたらそれこそ大変ですが、どうやらその秘密は知られたいないようでした。
「悪意なんて龍がもってってくれればいいのにな」とつぶやく和樹。
「ムリよ」という妙。
町の診療所の愛先生は、信用できるクリニックと被害者家族の会を紹介したので林田がさっそく連絡を取ると言っていたと類に教えてくれました。
「こういう問題はとてもデリケートでおそらく専門家でも手探りなの。だからどう向き合っていくかは一緒に考えましょう」と元気づけてくてれるのでした。
火送り神事の一番松
やがて「火送り神事」の時間となり、一番松を務める和樹・類・剛はお清めのみずをぶっかけられたあと御神火を移した松明を掲げて帷子稲荷神社を出発、旧河鹿沢小学校の校庭に組まれているやぐらを目指します。
一番松は到着するや素早くやぐらに点火し、一気に燃え上がる火柱で自分が火傷しないようにスピードが勝負です。
自分たちが着けた火に感慨深く見入っている3人。
類の功績を褒める役場の川上や林田。
爆発した原光司
「いい気なもんだな!」とそこへ登場したのは原光司でした。
「人の仕事を盗んでおいてよく言うぜ!」
「その話はもうすんだのでは・・・?」と類。
原光司は川上から飲み屋で話のついでに町のHPのリニューアルについて何かアイデアはないかと声をかけられたのを仕事を頼まれたと誤解したようで、いくら誤解だと言ってもすべて建前で類が横取りしたと言って聞きません。
そして類につっかかってきたのです。
力いっぱい張り手をされて尻もちをついた類。
「いいかげんにしろ!」と原光司を羽交い締めにする剛。
そこへ駆けつけた原武司が息子の光司を殴りつけて林田親子の前に土下座して謝り、宮本たちは原親子を何処かへ連れて行きました。
微妙な空気となってしまった「火送り神事」ですが、「ご神火が鎮火したぞ!水入れだ!」という消防団長の声と倉さんの落ち着いた〆の言葉で一変され、無事に終わらせることができたのでした。
”一番松”という神の使いに手を出してしまった原光司は、その後、この町での居場所を失くし、東京の友人を頼って出ていったそうです。
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とうとう原光司の歪んだ嫉妬心が爆発してしまいましたね。
でもこれでイヤなヤツはいなくなったので良かったちゃあ良かったってことですが・・・。
”一番松”という神の使いに手を出してしまったことで怒り心頭の「妙齢の御婦人方」パワーにはさすがに勝てないからおいそれとは帰ってこれないでしょうね。
きっと深く反省してくれ・・ないだろうな・・こういうヤカラは・・・。
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12話目の予告
「詩歌川百景」12話目は、月刊フラワーズ2022年5月号(2023年3月28日頃発売)に掲載されます。
関連記事:詩歌川百景 第12話「解けない謎」あらすじとネタバレ感想
「詩歌川百景」を電子書籍で無料で試し読みする方法
どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
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まとめ
今回は吉田秋生先生の新作「詩歌川百景」 第11話「炎上」の紹介でした。
- 河鹿沢の盆行事「火送り神事」で今年の新成人として”一番松”を務める和樹たち。
- 怪文書の犯人・原光司は自分の仕事を類が横取りしたと妬み・・・。
- 「火送り神事」当日、祭りの真っ最中に乱入した原光司は・・・!
ではでは\(^o^)/
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