詩歌川百景 第7話「深呼吸のできる場所」ネタバレ感想 ・8話の予告

     

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お元気ですか?うめきちです(^o^)/

吉田秋生先生の名作「海街diary 」のスピンオフ物語「詩歌川百景」の第7話「深呼吸のできる場所」が月刊フラワーズ2021年9月号に掲載されました。

 

第7話は、和樹の家族関係と彼らが安心して深呼吸できる場所についてが描かれています。

男にだらしなかった和樹の母親と、義理といえ和樹と姉弟のお姉ちゃん(すず)、そして妙が切れそうな姉弟の絆をすずとのNYAINのやり取りでつなげてくれて・・・。

今回は吉田秋生先生の新作「詩歌川百景」7話目「深呼吸のできる場所」の紹介をしたいと思います。

詩歌川百景7話目「深呼吸のできる場所」

  • あらすじと感想
  • 月刊フラワーズの検索はこちらから
  • 8話目の予告
  • 「詩歌川百景」を電子書籍で無料で試し読みする方法
  • まとめ

(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「詩歌川百景」7話目「深呼吸のできる場所」

あらすじと感想

消防訓練と剛が告る話

今日は河鹿沢温泉の消防訓練が行われていて、新人消防団員の和樹と剛は訓練中に雑談して団長のヤッソさんに怒られています。

一方、3人組の一人類は訓練中に近所のおばさんたちに関係ない役場関係の話題を振られてもそつなく丁寧に対応して2人に尊敬の眼差しを向けられるのでした。

雑談の内容は「剛が妙に告ろうとしている」というものでしたが、剛は妙がこの町に住むようになってすぐの頃に聞いた『深呼吸ができなくなったから』という謎めいた答えが気になっていて『本当はこの町に来たくなかったんじゃないか』と気を使って告白できないでいたのです。

でもヤッソさんのとこの新入社員が妙に気があると知って『冗談じゃねえ』と意を決したようでした。

剛の話を聞いた和樹と類は感心したりあきれたりしていましたが、そこへ軽トラで妙が防火訓練弁当を配りにきてくれたのです。

しかしそれで妙が免許を取ったことに気づいた剛がガガーンとショックを受けるのでした。

(剛は免許のない妙を車でホームセンターに乗せていく時がチャンスだと狙っていたようでした)

その日は倉さんも防火訓練に参加するはずでしたが、風邪を引いてしまって休んだのでウチヘイさんが防火訓練弁当を持って様子を見にきてくれ、そこへ大女将もお見舞いにきてくれました。

飯田の義父が残してくれた古い家

西岸の高台にある眺めのいい古家は和樹の母の陽子と浅野さんが再婚して買った家で、大叔父の飯田栄がリフォームしてくれたものです。

今は空き家となっているこの家を、類と和樹は「スモールオフィス・プロジェクト」という企画の一環でにオフィスか宿泊用として貸し出すために下見にきていました。

登記簿や戸籍を見ればその家の情報がわかってしまうんだという類は、司法書士だった大叔父が和樹と守の養子縁組とほとんど同時期に地権者である陽子と売買契約をしていたことを見つけ、「2人に確実にこの家と財産を確実に残すためにおこなったことだろう」と言いました。

大叔父には実子がないので大叔父夫婦が亡くなれば財産はすべて姪である陽子が相続することになり、この家も財産も和樹たちの手には渡らないのです。

異性関係にだらしない陽子を大叔父はあきらめながらも慈しみ、浅野さんが亡くなったすぐあとにネットで知り合った男との間に生まれたばかりの守も引き取ってくれました。

「実子と養子は同じ法律上の権利がある」と類。

「・・・おれはこの町に来た時に初めて深呼吸ができた気がする」と和樹。

和樹の実の父親はいつ怒りだして殴るかわからないDV男だったので息をするのも気にしていたのです。

「でもおふくろはすぐに別の男と付き合いだして結局同じことのくりかえしだ。浅野さんのこともまたかと思ったよ。でもおれと智樹をとても可愛がってくれた」

浅野さんと連れ子のすずと暮らした数年が和樹にとって最初で最後の「家族」のイメージで、あっという間に終わってしまった幸せな時期でした。

すずとは今でも年賀状の付き合いはあるけれど、去年墓じまいして鎌倉にお墓を移したし、親の勝手でくっついただけの姉弟だからたぶんもう縁は切れてしまうだろうと言う和樹です。

「あの人もここでは深呼吸はできなかったんだろう」

和樹は飯田の義父が守を引き取る時に陽子に親子の縁を切るように約束させたので、母親の連絡先どころか今どうしてるかさえわからないと言いました。

ヤッソさんの過去と噂話

その数日後、類と役場の職員と和樹は倉さん、町会議員の宮本秋成さん、ヤッソさんらを連れて、「スモールオフィス・プロジェクト」のために高台にある和樹の家に来ていました。

そこで和樹と剛は、ヤッソさんが町中の噂話で聞いた話の『ムショ帰りの元反しゃ』はフェイクでただのケンカで拘置所に入ったことがあっただけで、話のついでに倉さんがヤッソさんの紹介であずまやに入ったことは事実だと類から聞かされました。

そんな話をしながら和樹は飯田の義父と親しかった倉さんは、おれたち兄弟の事情はよく知っていて色々と世話をしてくれたけれど、おれは「倉さんの過去」をほとんど知らないと気づくのでした。

川の中に温泉が!

そんなある日、ひと仕事終えた和樹は妙が川の中でなにかしているのに気が付きました。

「何やってンだ」と近くに行ってみると、クレソンを取りに来ていた妙が「ここから温泉が湧いてるみたい!うっすらあったかいでしょ?」と、そう言われて手を入れみた和樹は川の水を口に含んでみて、

「硫黄泉じゃないな、「かじかの湯」みたいな強い酸性泉でもない」と、

河鹿川の東岸は硫黄泉で西岸では炭酸泉がよく出ることなどを話すと、妙が「湯守りみたい」と感心したように言うのでした。

絢子と寿子の噂話

そんな話をしていたところへ、橋の方へ歩いてくる絢子と寿子の姿が!

「めんどくさいのが来た!」妙は和樹を引っ張って橋の下へ隠れ、そんなことには気づかない二人はおしゃべりをしながらお寺の方へ向かっていきます。

寿子は麻耶子が見合い話に乗り気でないことをグチり、絢子は和樹の母の陽子が見た目パッとしなかったのに彼氏が絶えなかったのが謎だったと話しています。

すると寿子が陽子はモテるのではなくて安売りの女だったから安物買いの男が寄ってきただけだと言ったのです。

それを聞いた妙がカッとなって立ち上がりかけますが、それを和樹が止めて、

「よせ。本当のことだ。おれだってずっとそう思ってた。今さら腹なんか立たない」と。

そう言いながらも他人に言われると心がざらつくような気がする和樹。

伊那守山の展望台の眺め

妙は和樹にクレソン取りを任せて軽トラを取りに行くと、和樹を乗せて猛スピードで伊那守山の展望台へ向かいました。

駐車場に車を停めた妙は展望台までの階段を和樹を急き立てて登っていきます。

「ここよ。お姉ちゃんがこの町で一番好きだった場所」

てっぺんに着いた妙は、この場所からの眺めが鎌倉に似ていることから浅野の父が好きだった場所で、父の命がもう長くないと知ったすずが一人でよくきた場所だと教えてくれたのです。

「中学生の女の子がたった一人で心細かったろうね。それでもお姉ちゃんはどうしてもここへ来たかった。つらかったんだろうね」

NYAINNですずとつながっている妙は、すずから聞いて知っていたのです。

「「和樹 元気にしてる?」「湯守りは火傷と縁が切れないっていうけどケガしてない?」ってフツーに入ってるけど、これって弟を気遣う「お姉ちゃん」の言葉でしょ?」

親の都合でいきなり家族なった和樹とすずは、離れ離れになってからゆっくり姉弟になっていったのだと妙は言います。

「お姉ちゃんもここで深呼吸したのかな」としみじみ言う和樹に、妙は「お墓参りに行ってくれば?」と勧めました。

すずが「和樹 お墓参りに来れないかな」って言ってるようです。

夏休みになったら守を連れて鎌倉に行ってみようと思う和樹でした。

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確かに家族って、居なければ居ないで、居れば居るでやっかいなものですね。
普通の家族でもそう感じるんですから、和樹のような境遇ならなおさらです。

「離れ離れになってからゆっくり姉弟になっていったのだ」という妙の言葉は刺さりました!
ほんと、近くに居ないだけで思い合うことができるのが家族なんだなぁとしみじみ思いました。

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8話目の予告

「詩歌川百景」8話目は、月刊フラワーズ2021年1月号(11月28日頃発売)に掲載されます。

「詩歌川百景」を電子書籍で無料で試し読みする方法

どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!

☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟

 http://bihauku-4.xsrv.jp/archives/38435

まとめ

今回は吉田秋生先生の新作「詩歌川百景」7話目「深呼吸のできる場所」の紹介でした。

今回の話も深かったですね~。

ではでは\(^o^)/

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