「ポーの一族青のパンドラ（Vo4.影の道）」あらすじとネタバレ感想・1巻の予告

お元気ですか？うめきちです(^o^)／

萩尾望都先生の最新作「ポーの一族青のパンドラ」（Vo4.影の道）が2023年フラワーズ1月号に掲載されました。

待ちに待った第4話、さっそく読んでみましたが、とんでもない展開でした！

キングポーの馬車で影の道を走るエドガーとファルカ。
キングポーはまだ人間でイオンと呼ばれた頃の話をした。
そこでハンナを仲間にしたことやポーの島が海底に沈んだも話も・・・。

今回は月刊フラワーズ1月号に掲載された「ポーの一族青のパンドラ」（Vo4.影の道）を紹介したいと思います。

「ポーの一族青のパンドラ」（Vo4.影の道）

Vol.４のあらすじと感想
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「ポーの一族　青のパンドラ」1巻発売日情報
まとめ

（※なお、ネタバレを含みますので結末を知りたくない方はご注意くださいね！）

「ポーの一族青のパンドラ」（Vo4.影の道）

Vol.４のあらすじと感想

影の道

キングポーの馬車に乗って影の道を走るエドガーとファルカ。

キングポーは不安にかられるエドガーに乞われて昔話を始めました。

キングポーがまだ人間だった頃の話

紀元前2千年頃、まだ幼い子供だったキングポーは”イオン”という名で、母のために岩山に登って赤い毒蜂の蜜を不死人のアルゴスから受け取りました。

やがて成長したイオンは島同士の争いで瀕死の重傷を負いますが、アルゴスが現れて助かりました。

ケガが良くなったらアルゴスの住む岩山に来るように言われて、よくわからないままに行ってみると岩山の洞窟で”血の神”という青い壺を見せられ、やがてその壺から青い霧に操られて神となって人を喰う怪物になったのです。

洞窟に戻ると人間に戻って自分がしたことを嫌悪しますが、やがてまた洞窟へと・・・。

この繰り返しが続き、100年ほどかかってイオンは完全な不死人となりました。

完全な不死人となったイオンは早くからアルゴスから仲間の作り方を教わっていたにもかかわらず「怪物になるのは自分だけでいい」と仲間をつくりませんでした。

老ハンナ・ポー

そのうちポーの島にも人が増え、ある時夢見をする目立つ姉妹が現れたのです。

妹は明るい夢を見ますが、姉の方は島が沈んでしまうという暗い夢ばかりを見て島の人たちから迫害されるようになり、命からがらイオンのところへ逃げてきました。

それは老ハンナ・ポーだったのです。

イオンは初めての仲間としてハンナを完成させ、その数年後に島は近くのテラ島の海底火山の爆発に巻き込まれて海の中へ消えてしまいました。

キングポーの仕事場

キングポーの馬車はヨークへ着くとローマ時代のマルチングラ塔の地下へと潜り、彼の仕事場へと到着しました。

「エドガー、手袋を取って両手を出せ。両手に残っている炎を取ってやろう」

そう言って1本の剣をエドガーの手の平へ当てたのです。

すると激痛とともにエドガーの手の平の焼け焦げは取れました。

「バリー」

いきなりキングぽーがバリーに呼びかけ、

「いるのだろう!?　アランのトランクを出せ。アランの炎も剣に移すぞ！」

するとそこにバリーの姿が現れたのです。

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紀元前2千年ですか・・・。
スゴイとしか言えません。サスガですがねぇ・・。キングポーも人間だったと聞いてビックリしましたが、まあどのバンパネラも最初は人間ですからね。それにしても、ラストでのエドガーの炭化した手に剣を当てて炎を移すというのはすごかったです。トランクの中のアランってもしかして消し炭みたいになっているんでしょうか？早くきれいなアランに会いたいですね。