「コンフィデンスマンJPプリンセス編」ネタバレ感想・ダー子母親に!

     

コメント 2020-07-23 140858引用元https://confidenceman-movie.com/

お元気ですか?うめきちです(^o^)/

長澤まさみさん主演の映画「コンフィデンスマンJPプリンセス編」が2020年7月23日に公開されました!

2019年5月に長澤まさみさん主演の映画「コンフィデンスマンJPロマンス編」に続き、映画版第2弾です!

コロナ禍の影響で延期されていたのがようやく公開されましたね!!

第2弾公開は詐欺じゃなかったー!良かったー(^O^)

まるで特撮か?と思わせるほどの大掛かりな詐欺とシリアスになりきれないあのメンバーのドタバタと、またもや登場した赤星栄介!

そして我らがダー子さんが今回は母親役を演じます!

  • 他界した世界有数の大富豪フウ家の当主レイモンドの10兆円とも言われる遺産をめぐり、仲の悪いブリジット、クリストファー、アンドリューの3姉弟が火花を散らす!
  • しかし執事トニーが相続人として発表したのは隠し子のミシェルだった!
  • ”ミシェル”を名乗る世界中の詐欺師たちが“伝説の島”ランカウイ島に集結する中、フウ家に入り込んだダー子、ボクちゃん、リチャードの3人+ミシェル役のコックリ!
  • ミシェルの殺害を依頼された赤星が次期当主のお披露目パーティーでダー子を見つけ・・・!

仕掛けだらけ、伏線だらけのアッという間の2時間!!

そこで今回はメッチャ面白かった映画「コンフィデンスマンJPプリンセス編」について紹介したいと思います。

映画「コンフィデンスマンJPロマンス編」

  • 内容と感想
  • キャスト&相関図
  • 評価
  • まとめ

なお、たいへん悲しいことですが、「コンフィデンスマンJPプリンセス編」に出演の三浦春馬さんの急死を悼み、謹んで御冥福をお祈りいたします。

(※記事の内容にはネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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映画「コンフィデンスマンJPプリンセス編」

内容と感想

“伝説の島”ランカウイ島の大富豪フウ家

映画の舞台はシンガポールの“伝説の島”ランカウイ島というとても綺麗な島です。

この島にあるフウ家のお城で、世界有数の大富豪フウ家の当主レイモンド・フウ(北大路欣也)が息を引取り、ベッドの傍らに立つ執事トニー(柴田恭兵)が悲しみをこらえきれなくて泣き、またその数年前、街外れの小さなおもちゃ屋夫婦がフウ家によって無理やり立ち退かされて酷く恨むシーンから始ります。

相続人は隠し子

父の死によって10兆円とも言われるフウ家の遺産をめぐり、てブリジット(ビビアン・スー)、クリストファー(古川雄大)、アンドリュー(白濱亜嵐)という仲の悪い3姉弟が火花を散らす中、執事のトニーが相続人として発表したのは隠し子のミシェルでした!

ミシェルの存在は誰も知らなかったことから世間は騒然となり、すぐさま”ミシェル”を名乗る世界中の詐欺師たちがランカウイ島に集結し、偽者と見破られて追い出されていく中、ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人+ミシェル役のコックリ(関水渚)もフウ家に入り込みました。

その1ヶ月ほど前のある日、東京の街中でダー子は偶然、悪徳詐欺師ヤマンバ(濱田マリ)の手下でスリに失敗して殴られているコックリという少女を助けて、彼女をミシェル、自分は母親のみさ子という設定でフウ家に入り込む計画をたてたのです!

ぼくちゃんはフウ家の給仕人、リチャードは大使館員の渡辺、五十嵐(小手伸也)はホテルの使用人としてカウアイ島へ。

コックリがレイモンドの娘のミシェルであるという証明のためにとの親子鑑定は、ぼくちゃんが睡眠薬を仕込んだ飲み物をブリジットに飲ませて眠らせ、彼女の口の粘液を採取しました。

当然、親子鑑定は99.999%の確率で確定し、隠し子ミシェルはブリジットたちから命を狙われることとなったのです。

危険を感じたダー子はぼくちゃんをボディガードに指名し、3ヶ月後に行われる次期当主のお披露目パーティーを目標にミシェルはプリンセスとしての勉強にはげむことになりました。

3人の秘密

ところで後にわかることですが、フウ家の3人の姉弟には心に秘めた秘密がありました。

  • ブリジット・・・・フウ家の当主よりも小さな幸せを望み、無名の画家ユージーン(濱田岳)と密かに想いあっている。
  • クリストファー・・・子供の頃から昆虫博士になりたかった。
  • リチャード・・・・・お金よりも愛がほしくて男の恋人と毎日を過ごしている。

しかしこれは超極秘事項で、3人とも自分が当主となるべく教育されて育ったのでした。

お披露目パーティー

やがて3ヶ月が過ぎ、ついに次期当主ミシェルのお披露目パーティーの日がやってきました。

パーティー当日は各地から次々と要人がやってきましたが、中には用心するべき危険人物も混じっていて恋愛詐欺師のジェシー(三浦春馬)の顔も!

特に赤星栄介(江口洋介)はアンドリューの依頼でミシェルの命を狙っていました。

ところが赤星は偶然、ダー子たちがここにいると知って作戦変更!

ダー子たちが狙っているお宝を横取りしようと考えたのです。

「面白くなってきやがった!」と言ってニヤリと笑う赤星!

そんな周りの喧騒をよそにパーティーは順調に進んでミシェルの新当主としての挨拶も立派に済み、当主の証である”御璽(ぎょじ:特別な印鑑)”授与の場面でミシェルは手が震えて御璽を落としてしまいました。

最前列で見ていたダー子はすぐに駆け寄って御璽を拾ってミシェルに渡します。

この時、御璽を偽モノにすり替えて渡し、本物はダー子のバッグへ隠してしまいました。

赤星はこの様子をじっと見ていたので、ダー子たちの狙いがフウ家の財産ではなく、御璽だということに気づいたのです。

御璽はブラックマーケットに出品すれば数十億円にもなり、そうしなくてもこれを使えばフウ家から多額のお金を引き出すことも可能です。

本物のミシェルの行方は

その頃、トニーは当主就任パーティーまでには戻ると言って下町に出かけていました。

トニーはある情報筋からミシェルが偽者だと知り、同時に本物の存在も突き止めていて会いに来ていたのです。

しかしレイモンド・フウの恋人だった女性から、ミシェルが生まれる前に事故にあってお腹の赤ん坊は死んでしまったと聞かされて愕然とするトニーですが、15年前に彼女がレイモンドからもらったという手紙を買い取ることに。

手紙を読んだトニーはレイモンドが3人の子どもたちと、隠し子ミシェルのことをどう考えていたのか知りました。

爆弾犯

ところがトニーがパーティー会場に戻ってきた時に事件は起こったのです!

身体中に爆弾を巻きつけた男がアンドリューを捕まえて会場に現れました。

ミシェルの立つステージのすぐ前で男は起爆装置を掲げて、「フウ家の奴らと一緒にオダブツだ」と叫んでいます。

「コックリ、逃げるのよ!」ダー子は叫んでミシェルの腕を引っ張りますが、彼女はダー子の手をほどいて男の方へ行ったのです。

「私が当主のミシェル・フウです。私のことを覚えていますか?この間はマンゴーをどうもありがとうございました」

その男は、ミシェルがダー子と一緒にフウ家から逃げようとして街中を走り回っていた時にぶつかったマンゴー売りのおじさんだったのです。

男は数年前にフウ家に立ち退かされたおもちゃ屋で、ミシェルとぶつかった時に妻の形見の人形を落としてしまい、悲しみが再燃して破れかぶれになったのでした。

けれどミシェルはあの時、男が立ち去った後で人形を拾っていました。

「あなたに返さなければとずっと持っていました」

ミシェルは人形を男の手に渡し、代わりに起爆装置を受け取って彼を抱きしめました。

トニーの決断

トニーはその一部始終を見ていて、次期当主はやはりミシェルしかいないと考えたみたいです。

彼にとっては、ミシェルが本物かどうかよりフウ家のために役に立つかどうかだけが重要だったからでした。

パーティーの後で4人の兄弟姉妹だけを呼んで昼間手に入れた手紙を見せました。

そこにはレイモンドが父親として子供たちをどう思っていたかが切々と綴られ、自分はいい父親ではなかったが3人が本当に幸せになるためにはミシェルを当主として認めてほしいと書かれていたのです。

3人は父親の手紙に感動し、あらためてミシェルが当主として認められた瞬間でした。

ダー子たちの危機!

一方、会場の外に残されたダー子たちは赤星とその手下たちによって外へ連れ出され、危険を察知した五十嵐が駆けつけたときには御璽を奪われて、五十嵐もろともナイフで刺殺されてしまったのです。

そしてミシェルがダー子を探しに来たときには死体すらなく、ダー子たちはいなくなってしまいました。

あんたはプリンセス

ところが翌朝、ミシェルは窓の外の砂浜にダー子とぼくちゃん、リチャードがいるのを見て、急いで駆け寄りました。

そして「一緒に逃げる」というミシェルにダー子は言いました。

「あんたは本物のプリンセスになったんだ。私はどこまで行っても偽者・・・。これからはこのフウ家のお城があんたの居場所だよ。あんたはこれから世界中のあんたみたいな子どもたちを助けてあげるのが仕事。」

「私たちはなりたいと思ったものには何にでもなれる!」

「あんたが向かうのはあっち」

そう言ってダー子が指差した方にはトニーが立っていました。

赤星の悔し涙

場面は変わり、赤星が御璽を鑑定人に鑑定させて偽物だと言われています。

よく見ると御璽の裏にはまたもや「ダー子」と刻まれていました。

赤星は悔し紛れに御璽を投げつけ、窓や壁を蹴りまくっていますが、窓から空を見てニヤリと笑い、その目には涙が浮かんでいました。

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ここからはダー子たちの仕掛けたコンゲームの種明かしです!

ダー子たちは当初はコックリを偽者と見破られたら手切れ金をせしめるつもりだったのです。

そのためにミシェルとみさ子の素性を調べに来る人間にはダー子の子猫:鈴木さん(前田敦子)たちに嘘の証言をさせることに。

しかし偶然トニーが金庫から御璽を出しているのを見て、目標を御璽に変えました。

御璽に触れることができるのは一番早くて御璽授与のとき!すり替えるチャンスはその時1度きり!

首尾よく御璽を偽物にすり替えたら頃合いを見計らって船で逃げると決めました。

  • 当日に入るはずのナイフ投げの大道芸人たち(ニューヨークにいる)にはモナコ(織田梨沙)を通じてジェシーの写真集で釣り、パーティー会場でジェシー本人に合わせるように仕掛けて、脱いだ大道芸の衣装を盗む。
  • その衣装を出張ラーメン店としてパーティー入りした韮山波子(広末涼子)モナコが着て大道芸人に扮する。
  • 大道芸人たちはダー子たちの命を狙っていることから、当日はわざとナイフに刺されて死んだふりをするためにプロテクターに血糊を仕込んで着用。(ただし、五十嵐には詳しく伝えてなかったので彼だけ本当に刺されてケガをする)
  • 一方、本物のミシェルはこの世にはいないとトニーに思い込ませてコックリでいいと決断させるために、急遽スタア(竹内結子)にレイモンドの筆跡を真似た手紙を書いてもらい、彼の秘密の恋人だった女に扮装してもらう。

などなどの大仕掛けをした上でお披露目パーティーに望んだダー子ですが、なぜか御璽をすり替えるのを止めたのです。

リチャードは「ダー子ちゃんはこの時もう決めていたんだよね」と言いました。

結果的に偽物の御璽は赤星に盗られ、またもや彼に悔しい思いをさせてやることになりました(笑い)

ところが最後にもっと大物の詐欺師がいました!

2年前、香港で中華料理を食べていた時に、後継ぎがいないからもうすぐこの店をたたむと聞いたダー子たちが言った一言。

「後継ぎがいないなら、隠し子がいると言えばいいじゃない。そうすれば財産を狙った詐欺師がワンサカ集まってくるからその中から一番良さそうなのを選ぶのよ!きっと本物の後継ぎよりずっとデキがいいわよ!」

それを偶然にもお忍びで食事に来ていたレイモンド・フウが聞いていたのです。

彼はその後、この時に耳にした壮大な計画を実行したのでした。

今回の「コンフィデンスマンJPプリンセス編」もメッチャ面白かったですね\(^o^)/

景色も綺麗だし、衣装やセットもすごく絢爛豪華で、ビビアン・スーさん、古川雄大さん、白濱亜嵐さんも美人ばかりでドキドキワクワクしちゃいました。

それに柴田恭兵さんのカッコいいことったらないですね~

イケメンのおじいさん、ステキです!!

イケメンのおじいさんと言えば北大路欣也さんもステキでしたね。

今回のプリンセス編の一番大本の仕掛け人がレイモンド・フウだったというのが、一番ビックリしました!

そしてお約束の赤星が偽物を掴まされて悔しがるシーンは、彼はMの要素でもあるのかまたもやダー子にしてやられたことに怒りながらも、その反面なんか嬉しそうに見えませんでしたか?

実は赤星はダー子のことを憎からず思い、彼女にしてやられることに喜びを感じてるのかもしれませんね。

ところで映画の中でダー子がミシェルに度々言っていた「私たちはなりたいと思ったものには何にでもなれる!」は名言ですね~。

この一言に、「こんな私だってまだ何かになれるかも」と、なんだか勇気をもらえたような気がしました。

キャスト&相関図

  • ダー子・・・・・長澤まさみさん
  • ボクちゃん・・・東出昌大さん
  • 五十嵐・・・・・小手伸也さん
  • リチャード・・・小日向文世さん
  • コックリ:ミシェル・フウ・・・関水渚さん
  • ダー子の弟子:子猫:モナコ・・・織田梨沙さん
  • フウ家長女:ブリジット・フウ・・・・ビビアン・スーさん
  • フウ家長男:クリストファー・フウ・・古川雄大さん
  • フウ家次男:アンドリュー・フウ・・・白濱亜嵐さん
  • 亡き当主:レイモンド・フウ・・・・・北大路欣也さん
  • フウ家の執事:トニー・・・・・・・・柴田恭兵さん
  • ホテルの支配人・・・・・・・・・滝藤賢一さん
  • 謎の画家:ユージーン・・・・・・濱田岳さん
  • 悪徳詐欺師:ヤマンバ・・・・・・濱田マリさん
  • 元某国大統領夫人・・・・・・・・デヴィ・スカルノさん
  • スタア・・・・・・・・・・・・・竹内結子さん
  • 天才恋愛詐欺師:ジェシー・・・・三浦春馬さん
  • ハニートラッパー:韮山波子・・・広末涼子さん
  • 日本のヤクザ:赤星栄介・・・・・江口洋介さん
  • 悪徳美術商:城ケ崎善三・・・・・石黒賢さん
  • ダー子の子猫:鈴木さん・・・・・前田敦子さん
  • ちょび髭・・・・・・・・・・・・瀧川英次さん
  • バトラー・・・・・・・・・・・・Michaerl Keidaさん
  • 悪徳プロモーター:ホー・ナムシェン・・・生瀬勝久さん
相関図

コメント 2020-07-23 142018 コメント 2020-07-23 142144 コメント 2020-07-23 142250引用元https://confidenceman-movie.com/

評価

私個人の評価です。

景色が綺麗でしたね~!衣装が豪華でしたね~!

そして二重三重四重五重の伏線や仕掛けにまさか!まさか!がいっぱいでした。

ラストの赤星英介が悔し涙を流しながらも嬉しそうにニヤっと笑うところなんか絶品でしたね!!

ということで(☆4.8)を差し上げたいと思います!

まとめ

今回は、映画「コンフィデンスマンJPプリンセス編」についての紹介でした。

第3弾があるとスッゴク嬉しいです!!

ではでは\(^o^)/

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