【植物図鑑】ネタバレ内容と感想・樹の秘密とさやかの決心/キャスト&評価

     

2016-06-06_223933引用元http://shokubutsu.jp/

お元気ですか?うめきちです(^0^)

有川浩先生原作の劇甘恋愛ストーリー【植物図鑑】が2016年6月4日に公開されましたね。

原作は出会いからしてキュンキュンで読み進むうちにキュン死にしちゃうんじゃないかと思えるほどの甘く、あくまでも甘い物語です。

途中にある悲しい出来事もほどよいスパイスになっています。

主演は高畑充希さんと岩田剛典さん、監督は三木康一郎氏、主題歌「やさしさで溢れるように」を歌うのは6人組のボーカルユニット『Flower』です。

今回の記事は、

・映画【植物図鑑】のあらすじと感想

・樹の秘密とさやかの決心

・キャスト

・高畑充希と岩田剛典の演技力は?

・評価

・まとめ

以上を紹介していきたいと思います。

(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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映画【植物図鑑】のあらすじと感想

2016-04-08_205420引用元www.youtube.com

出会い

ある寒い冬の夜、河野さやかはコンビニへビールを買いに行った帰り、アパートの前に行き倒れている若い男を見つけました。

恐る恐る近寄ってみると、

「あら、なかなかイケメン!」

すると彼が

「お嬢さん、俺を拾ってくれませんか?咬みません。躾のできたいい子です」

酔ぱらっていたせいか、魔がさしたのか、さやかは無防備にも部屋へ上げ、カップ麺とシャワーとを貸て一泊させてしまいました。

同居人

翌朝、彼の作った朝ごはんの美味しさに早くも胃袋をわしづかみにされたさやかは、行く所がないならここにいてご飯を作ってくれないかと持ちかけ、同居することになりました。

樹と名乗ったその男は野草についての知識がハンパなく詳しくて、ある日誘われて出かけた河原で花冠を作ったり、フキやわらびなどの野草を摘んだり(狩りと命名)にどっぷりとはまりこんださやかは、毎週末の狩りを楽しみにするようになりました。

次第に樹に惹かれていくさやかは、いつものように2人で狩に出かけた時に樹が持っていた、彼には似合わないブランド物のハンカチに気がつきました。

(あれは絶対に女の子からのプレゼントだ・・・)

さやかはどうしても気になって夜中に樹のバイト先のコンビニまで行ってしまったにです。

そこで「日下部くん」と呼ばれている樹と、親しそうにしゃべっている女の子を見て動揺し、急いで帰ってしまうさやかでした。

さやかの来店に気づいて慌てて追いかけてきた樹とさやかは気まずくなってケンカのような雰囲気に・・・

翌日、気まずさからアパートに帰りたくないさやかは久しぶりに会社の飲み会に参加しました。

そして、どうしても家まで送って行くと言って譲らない会社の先輩・竹沢ともめている所に樹が現れました。

さやかを迎えにきたのです。

アパートに帰ったふたりは険悪な雰囲気でしゃべっています。

酔った勢いでついにさやかは樹に言いました。

「私には、嫉妬する理由があるもん。樹のことが好きだもん、でも酔ぱらっているから明日になったら忘れてください、ごめんなさい」

「引き金一つ目!好きな女の子に手を出さない条件で同居しているオレの身にもなってくれよ!」

「わたしだって・・」

「引き金二つ目!もう引き返せないからな!」

そして、二人の関係は同居人から恋人へと変わったのでした。

2016-06-07_142224引用元www.youtube.com

突然の別れ

樹と暮らして半年あまりが過ぎたある日、さやかが部屋に帰るとテーブルの上に置かれた手紙にひとこと

『ありがとう』

最初から苗字さえ知らなかった樹は、元々いなかったように自分の痕跡をすべて消していなくなっていました。

樹の行方を捜して、彼がバイトしていたコンビニに押しかけて行き、樹の情報がわからないなら、ハンカチの彼女の住所を教えてくれと詰め寄り、個人情報だからと断られてしまうのでした。

思い詰めたさやかは樹の情報を求めて、偶然駅で見かけた彼女の後をつけて行き、警察に捕まってしまったりもしたのです。

泣いて泣いて、泣き尽くしたさやかは樹のレシピを見て料理をし始めました。。

樹がいなくなって一人になったさやかの季節は巡り、いつか樹と初めて出会った季節になり、それも過ぎていきました。

さやかは樹と二人でした狩りをたどって、彼の教えてくれた野草料理を作っていたのでした。

再会

ある日、さやかのところに書籍郵便が届けられました。

差出人は「日下部樹」、とても立派な植物図鑑の本でした。

パソコンで調べてみると、この本の出版記念パーティーが今日の14時からあることを知り、大急ぎで会場へ行ってみました。

パーティー会場にいた樹は、自分が写真家として認められた喜びにキラキラと輝いていました。

2016-06-07_142141引用元http://ameblo.jp

あんなに会いたくて久しぶりに見た樹は、なんだかとても遠くに行ってしまったように感じてさやかは家に帰りました。

アパートに帰りついたさやかは玄関の脇に座りこんでいる樹をみつけたのです。

「そんなところで何してんの?」

樹は二人の思い出の河原にさやかを連れて行きました。

そこですべての訳を話し、

「これからはいっしょに生きて行きたい」

と告白するのでした。

感想

劇甘ラブストーリーの旗手・有川浩先生の原作小説とは少し設定が変わっている所もありましたが、概ねは変わらずの甘々ぶりでした。

観おわった後、しばらくはボーっとなってしまいましたよ。

さやかの無防備ぐあいも、樹の秘密主義も、父親からの猶予期間というのも、つっこみどころ満載の物語でしたが、余韻たっぷりに酔わせてくれましたので良しといたします。

スゴク良いラブストーリーを堪能した気分にさせてくれました。

樹の秘密とさやかの決心

最初の出会いの時に有名なセリフの「お嬢さん、ぼくを拾ってくれませんか?咬みません。躾のいい犬です」といい、突然、姿を消してしまうときのあまりにも念入りな痕跡の消し方など、そもそも樹とはどういう男なんでしょうか?そして、さやかの決心とは?

・樹の本名は『日下部樹』

・樹は有名な華道の家本の長男だった。

・生け花よりも野の花やカメラの方が好きだったので跡継ぎになる運命から逃れるために家出して全国を放浪していた。

・父親と話し合いの末、自由を手に入れて今は写真家として独立している。

・何とか写真家としてとして世間に認められるようになってきたのでさやかの所にプロポーズしにもどってきた。

秘密にするほどのことではないような気もしないでもないですが、本人にしてみれば重大なことなのかもしれないですね・・男のコケンとか。う~ん・・・

実は見栄っ張り男なのかも?

さやかの方も出会いからして、なんらかの予感があったのかもしれませんね。

・「あら、ちょっとイケメン!」なんて思っちゃった。

・いくら酔っていたとしても部屋に上げてシャワーまで使わせて、あげくにハウスキーパーという同居人の提案なんてなかなかできない。無防備過ぎ!

・つまり無意識ではあるが、一目ぼれで、未来の運命を感じていたのかもしれないです。

赤い糸なんですね~!

だから突然、樹がいなくなって泣いて、泣いて、泣いた末、「待ちたいだけ待つことにしよう」とけなげな決心をしたのかもしれないです。

何はともあれ、さやかの粘り勝ちでしたね♡

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キャスト

河野さやか/高畑充希さん

日下部樹/岩田剛典さん

阿部丈二さん。今井華さん・谷澤恵里香さん・相島一之さん・酒井敏也さん・木下隆行さん・ダンカンさん・大和田伸也さん・宮崎美子さん

監督/三木康一郎氏

主題歌『やさしさで溢れるように』/Flower

高畑充希と岩田剛典の演技力は?

高畑充希さんはさすがの演技力です。

樹に恋する乙女なシーンも、彼がいなくなって涙が溢れて止まらないシーンも一緒に泣けました。

岩田剛典さんはカッコよかったですね~。

こんないつもニコニコやさしそうな彼氏がいたらいいなぁとつくづく思いましたが、もう少し男臭い感じも欲しかった気がします。

でも植物図鑑なだけに草食系なのでこれでいいのですね(笑)

評価

私個人の評価です。

なんだかんだ言ってもやっぱり文句なしの(☆4)を差し上げたいと思います。

お約束のたっぷり詰まったロマンチックな激甘ラブストーリーでした(笑)

まとめ

今回の記事は

・映画【植物図鑑】のあらすじと感想

・樹の秘密とさやかの決心

・キャスト

・高畑充希と岩田剛典の演技力は?

・評価

以上を紹介してみました。

マジ、胸キュンな映画でしたね!

原作の小説『植物図鑑』の方も、ぜひみなさんにも読んでもらいたいです!

ではでは(^0^)/

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