お元気ですか?うめきちです(^0^)
清水茜先生の最新作【はたらく細胞】3巻が2016年6月9日に発売されました。
人の体の細胞を擬人化して、その働きや関わりを分かりやすくマンガにした作品です。
大人気で連載中のこのマンガは「このマンガがすごい!2016男編第7位」「全国書店員が選んだおすすめコミック2016第2位」などにランクインされています。
3巻ではキラーT細胞とヘルパーT細胞の青春時代も描かれていて、ふたりのライバル意識の理由の一端がわかります。
今回の記事は、
・【はたらく細胞】3巻のあらすじと感想
・白血球(好中球)さんの装備図解
・【はたらく細胞】4巻の発売日予想
・まとめ
以上の紹介をしていきたいと思います。
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
【はたらく細胞】3巻のあらすじと感想
血液循環
方向音痴の赤血球さんはいつもみんなにばかにされていました。
「これではいけない!いつまでも半人前じゃみんなの足手まといになってしまう・・・」
一大決心を固めた赤血球さんは、今度こそ最後まで迷わず1人でこの体の循環器を一周してみせようと地図とメモを手に循環器巡りの一人旅?に出ました。
出発してすぐに雑菌の襲撃に合い、いつものように風のごとく白血球さんが現れて雑菌をたいじしてくれました。
白血球さんが道案内をしようかと声をかけてくれたようですが、『自分の力だけでやり遂げて見せる』オーラ全開の赤血球さんには聞こえません。
「おせっかいはやめておくか・・・」
白血球さんは今回はそっと見守る役に徹することにしました。
赤血球さんは何とかたどり着いた下腿静脈のスゴイ人出にもみくちゃにされながら心臓へ行き、やっと肺に着いてCO2とO2を交換して最終目的地の毛細血管に向かいました。
自分ひとりで無事に細胞さんにO2を届けることができて大喜びする赤血球さんの姿を、物陰からそっと見つめていた白血球さんは猛烈に感動していました。
風邪症候群
新米の細胞さんは周りに友達もいなくて、毎度毎度、自分のコピーを作り、その世話を焼く仕事に飽き飽きしていました。
「なんか面白いことなかな・・・」
と一人ぼやいている所へ現れたのは、何だかかわった細胞さんでオシャレな星模様の帽子をかぶっていて「キシシシ!」としかしゃべらないヤツでした。
何だか面白そうだったのでついて行ってみると、キラー細胞さんたちが訓練しているところでした。
帽子をかぶった細胞さんが彼らの何かプレゼントを渡しました。
キラー細胞の班長さんがプレゼントの箱を開けると、それはビックリ箱になっていて班長さんに鋭いパンチをお見舞いしたのでした。
いたずらの面白さに味を占めた細胞さんは、帽子の細胞さんと一緒にいたずらをしまっくていきます。
しかし、細胞さんはそろそろ仕事に戻らくちゃいけないからまた今度遊ぼうと帽子の細胞さんに言うと、彼がおそろいの帽子をくれようとしましたが、なんと、この帽子はただのオシャレな帽子ではなく、恐ろしい細菌だったのです!
オシャレな帽子の細胞さんはウイルス感染細胞だったのです。
細胞さんはせっかく友達ができたと思ったのに利用されそうになっていたことを知り、ショックでしたが、ウイルス感染細胞では友達にはなれないどころか殺されてしまいます。
白血球さんが来て、大量増殖しているウイルス感染細胞たちをやっつけてくれました。
そして白血球とキラー細胞さん、新米の細胞さんはせっかく知り合った同じ体で働く者同士、しばしの交流会を楽しむのでした。
胸腺細胞
キラーT細胞さんはとてもマッチョで強い男です。
そして短気でした。
ヘルパーT細胞さんはイケメンだけど、いつも紅茶を飲んでいる優男です。
しかもかなりタカビーなヤツでした。
二人は顔を合わせればいつもケンカです。
いったいこの二人はどういう関係なのかとみんなが不思議に思っていると、樹上細胞さんがそっと教えてくれました。
「彼らは胸腺学校時代の同期なんだよ」
もちろん二人とも今の二人とは大違いで、キラーT細胞さんはどっちかと言うと泣き虫で、能力はあるのにすぐに涙が出てしまうタイプでした。
一方、ヘルパーT細胞さんは気が強く、プライドも高く負けず嫌いなのでなんでもそつなくこなす嫌なタイプでした。
見習いT細胞だった頃に胸腺学校の試験で、全体の2~3%しか残れない難しい試験があり、その試験でキラーT細胞さんが失敗しそうになった時に
「体内最強奥義 抗原第大撲殺 木端微塵拳だ!」
と大声で教えてくれて試験をパスすることができたのでした。
ヘルパーT細胞さんはもちろん受かりました。
最終的にそれぞれ別々の行く道を決めた二人は、今もケンカするほど仲がいいというあの諺を体現する二人となったのでした。
見た目のビジュアルは対照的になって も中身は変わっていないようですね。
獲得免疫
ある日、仕事中にぼんやりしていた記憶細胞さんはまったく覚えのない映像が頭に浮かび、本来の仕事は抗原との過去の戦いを記憶する役目の自分が、もしかしたら・・・!
「俺は抗原との過去の戦いを記憶しているだけてなく、とうとう予知能力まで身に付けてしまったのかーー!」と思ってしまったのです。
予知能力で見たこのウイルスが現れる時がこの体が終わる時ではないか !?
そんな妄想をしていた矢先にその「見覚えのないウィルス」が現れてしまったから、記憶細胞さんはパニックになってしまったのでした。
何とか予知能力を使って解決策を見出だそうと真剣です。
謎のウイルスには白血球さんが応戦していますが、その驚異的な増殖力には手を焼いています。
頼みの綱は、従来通りに記憶細胞さんの記憶に基づいてB細胞さんが抗体を作り、ウィルスを一掃することなのですが・・・
もう少しで未来が見えそうな記憶細胞さんは、過去の出来事の資料室でも未来の予知を求めて何かを念じているのです。
どうにも訳のわからないB細胞さんは
「あんたは未来よりも過去の出来事を思い出してくださいよ!!」
記憶細胞さんはB細胞さんに、本で頭を思いきり殴られてしまいました。
すると、それは突然記憶の底から甦ってきたのです。
実は過去に受けた、『おたふく風邪の予防接種』という記憶でした。
記憶細胞さんはすっかり忘れていたのです。
遅ればせながら思いだした記憶から作った「獲得免疫」の最強パワーで”ムンプスウィルス”というおたふく風邪のウィルスを一掃することに成功したのでした。
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ニキビ
何かの炎症反応を感じ取って白血球さんがやって来たのは毛根でした。
いったい何が起きているんだ!
そこでは、アクネ菌が大繁殖をして毛根の村を支配していました。
この事態のきっかけは些細なことから始まったのです。
表皮へ皮脂を送り込むパイプが皮脂汚れで詰まってしまい、それに目をつけた皮脂が大好物のアクネ菌が毛根の村へと入り込み、村を乗っ取ってしまったのです。
毛母細胞さんや皮脂腺細胞さんたちが必死で戦い、大勢の白血球さんたちも来てくれましてが、白血球さんたちの死体の山が築かれていくばかりでた。
白血球の死体は膿となりニキビが出来てしまいました。
(もう諦めるしかない、今までみんなで頑張ってきたのに・・・!)
すると、白血球さんは言いました。
「どれほど影響が小さくても、この体に雑菌がはびこるのは見過ごせない!それが俺たちの仕事なんでな」
白血球さんの戦いを見ていた他の毛母細胞さんたちや、皮脂腺細胞さんたちは
「今こそれわれも立ち上がるときで!」
みんなで力を合わせてアクネ菌に立ち向かっ行きました。
その方法とは、アクネきんが好きな皮脂を思いきり溢れさせて敵をおぽれさせて、白血球さんがとどめを刺すというものだったのてす!
みんなの力で小さな体毛の村はすくわれたのです。
その後、皮脂まみれの白血球さんはシャンプーしてもらいますが、とても大変な作業だったようですね。
次巻乞うご期待です!
書籍情報
白血球(好中球)さんの装備図解
スゴイですね!
まるでどこかの国の特殊部隊みたいです (゚д゚)!
【はたらく細胞】4巻の発売日予想
3巻は月間シリウス2016年2~5月号と7月号分の収録となっていました。
なので、4巻は8月号~12月号までの5冊分として、今年の年末あたりの発売になると思います。
ネットで検索してみたら、2016年12月28日という情報がありました。
年を越すよりも年末の方が売れると言われていますので、この情報はかなり信用できそうです。
(作者側になんらかの事情が生じれば、発売日の予想はまた変わってくると思います)
まとめ
今回の記事は、
・【はたらく細胞】3巻のあらすじと感想
・白血球(好中球)さんの装備図解
・【はたらく細胞】4巻の発売日予想
以上の紹介をしてみました。
なかなか面白い着想のマンガですよね!
キャラもイケメンだしね。
4巻の発売が楽しみです。
ではでは(^0^)/