お元気ですか?うめきちです(^o^)/
映画「パーフェクトワールド~君といる奇跡~」が2108年10月5日に公開されました。
主演は岩田剛典さん&杉咲花さん、監督は「流れ星が消えないうちに」の柴山健次監督による奇跡の恋の物語です。
ある日、川奈つぐみは学生時代の初恋の相手鮎川樹に再会したけれど、彼は車椅子に乗る生活を余儀なくされる障害者になっていました。
今回は泣けるラブストーリー・映画「パーフェクトワールド~君といる奇跡~」を紹介したいと思います。
映画「パーフェクトワールド~君といる奇跡~」
- あらすじと感想
- キャスト
- 評価
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
映画「パーフェクトワールド~君といる奇跡~」
あらすじと感想
再会
インテリアコーディネーターとして働く川奈つぐみ(杉咲花)は、ある日、取引先との飲み会で一級建築士となった高校時代の初恋の相手鮎川樹(岩田剛典)と再会しました。
高校時代と変わらず明るい笑顔に再びときめいてしまったつぐみですが、彼が帰る時に両腕で体を持ちあげるようにして引っ張り、車椅子に乗り込むのを見てしまいました。
一緒にいた同僚は息を飲み、「彼との恋愛はないわ~」と言うのですが、つぐみはビックリはしたけれどなざかその言葉には反発を感じるのでした。
諦めなかった樹
仕事で打ち合わせのために樹の職場を訪れた夜、ふたりで樹の行きつけのレストランで食事をしました。
その時に樹から大学3年の時に交通事故に合って脊椎を損傷して歩けなくなり、絶望したけれど建築士になる夢はあきらめなかったこと、一級建築士となった今、頼まれた仕事は積極的にこないしたと、仕事への熱い情熱を静かに語ってくれました。
☆大変な目にあったのに前向きな樹が眩しすぎます(#^^#)
つぐみでなくても惚れてしまいますね~
でも、樹がつぐみに「おれ、時々漏らしちゃうんだよ。排泄障害って言うんだ」という言葉にはショックを受けました。
脊髄損傷ですから少し考えればわかることですが、普段そういう現実までは考えたことはあまりなかったです。
コンペの資料
それから数日後、樹が高熱を出した樹は緊急入院したことを知ったつぐみは病院へ駆けつけます。
そこで樹の上司である渡辺剛(マギー)から脊椎を損傷すると感覚が鈍くなってケガをしても気づかずに悪化させてしまうのだと聞きました。
けれどタイミングが悪いことに、ちょうどその時抱えていたプレゼンテーション用の資料の絵を仕上げている最中だったのです。
渡辺はイラスト無しで応募するから大丈夫だと言いましたが、それでは受かるはずもない事はわかっていました。
高熱をおして、明日の締め切りに間に合わせようと必死に仕上げようとしている樹に
「また次がんばればいいじゃないですか」
心配するつぐみに
「次があるかもわからないのに・・・今やらなきゃダメなんだよ」と言うのです。
その言葉につぐみは看護師に強く頼みました。
「どうかやらせてやってくだい。私がついていて無理はさせません!」
やがてその絵の仕上げを手伝うつぐみは彼への気持ちが溢れてくることに気づくのでした。
もう恋愛はしないと決めている樹
なんとか間に合ったコンペでは優勝こそできなかったものの佳作となり、それをきっかけに仕事が決まってつぐみと一緒に仕事をするようになりました。
それから2人は休みの日も一緒に美術館に出かけるようになり、少しづつ距離が縮まっていくのでした。
しかし樹は事故に遭ってからこの身体では誰も幸せにすることはできないと、付き合っていた恋人とも別れ、二度と恋愛はしないと決めていたのです。
つぐみの告白
樹の決心を聞いたつぐみですが、やはりあきらめることなどできるはずもなく、ある雨の日についにその気持ちを止められず「好きなんです」と告白してしまうのでした。
つぐみの不器用でまっすぐな気持ちが頑なだった樹の心を徐々に溶かし、二人は付き合うことになりました。
ある時、里帰りすることになって同郷である樹の車で送ってもらうことに。
ところが樹の車から下りたところを父親の川奈元久(小市慢太郎)に見られ、つき合っている事を告げると驚いた両親はアレコレ言って反対するのでした。
ふたりを引き裂く悲劇
それまでは元看護師の長沢葵(芦名星)がヘルパーとして樹の身の回りの世話をしてくれていましたが、彼女になった以上これからはすべてつぐみがやると言います。
けれど仕事をしながら障害者である樹の世話をするのは限界がありました。
ある日、駅のホームで電車を待っていた時に、通行人にぶつかられたつぐみはフラついてそのまま線路に落ちてしまったのです。
つぐみはすぐに駅員や通行人たちに助け出され病院に運ばれて、命に別条はありませんでした。
でも過労と診断されたつぐみは右足にケガをしたこともあり、そのまましばらく入院することになったのです。
けれども樹は駅で助けてくれた是枝洋貴((須賀健太)つぐみのクラスメイト)に
「川奈、過労だってな」と言われ、
駆け付けてきたつぐみの父親から「どうか娘と別れてください」と頼まれ・・・。
この足が立ち上がることができれば咄嗟に手を伸ばして捕まえることが出来たのに、それができなかった樹は自分の身体を呪い、健常者であったあの頃に戻りたいと悲しむのでした。
樹はつぐみに別れを告げました。
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桜と体育館の絵
樹と別れてからのつぐみはすっかり仕事人間に変わってしまいました。
がむしゃらに仕事をこなしていましたが、父親が脳梗塞で倒れてしばらく実家に帰ることになったのです。
幸い父親の症状は軽く済んだので自宅療養になり、母(伊藤かずえ)とつぐみで介護するようになりました。
その日、つぐみは久しぶりに懐かしい母校の桜の木とその向こうに建っている体育館を眺めて、あの頃、樹に憧れて彼を想って描いた「桜と体育館」の絵を思い出していました。
父の言葉
ところがその後すぐに、東京の長沢から樹が大きな手術をすることになったと連絡をもらったのです。
「もしも今、行かなかったら私はきっと後悔するから」
両親に樹の所へ行きたいと告げると、父親が静かにこう言ってくれました。
「俺もこの身体になってわかったことがたくさんある・・・決めるのはお前だよ」
樹の手紙
病院に駆けつけたつぐみは長沢から「もしものことがあったら渡してほしい」と樹から頼まれていたと1通の手紙を受け取りました。
『おれの手術は成功率はけっして高いものではなく、もしかしたら・・・と思うとどうしてもつぐみに会いたいと思った・・・』
やがて結婚するふたり
やがて回復した樹はつぐみにプロポーズしました。
「俺と結婚してください。つぐみと二人でいられれば完璧な世界だ!」
いくつもの傷害を乗り越えたふたりは今、教会の祭壇で誓いのキスをします。
白いウエディングドレスのつぐみとタキシード姿で車椅子に乗った樹はみんなに祝福されて幸せそうに笑っていました。
☆ラストシーンで指輪交換する時に重なり合う二人の手がとてもきれいだと思いました。
泣けはしませんでしたが、心にジーンとくる良い映画でした。
「自分は誰かを幸せにすることができない」との思い込みから、女性と付き合うことをあきらめていた樹の心の殻をこじあけたつぐみの努力と奇跡を思うと、ラストシーンの結婚式の笑顔にはうるっとなりましたけどね。
ホントに良かったね。お幸せに(*´ω`*)
キャスト
- 鮎川樹・・・・・岩田剛典さん
- 川奈つぐみ・・・杉咲花さん
- 是枝洋貴・・・・須賀健太さん
- 長沢葵・・・・・芦名星さん
- 渡辺剛・・・・・マギーさん
- 雪村美姫・・・・大政絢さん
- 川奈咲子・・・・伊藤かずえさん
- 川奈元久・・・・小市慢太郎さん
- 鮎川文乃・・・・財前直見さん
- 監督・・・・・・紫山健次監督
- 原作・・・・・・有賀リエ氏
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評価
私個人の評価です。
桜と体育館の絵がとてもきれいでした。
二人にはこの絵のように幸せに幸せになってほしいです。
なので(☆3.7)を差し上げたいと思います。
まとめ
今回は映画「パーフェクトワールド~君といる奇跡~」の紹介でした。
障害があったってもそれでもなお!という強い想い。
障害の有る無しを改めて考えさせられる映画だと思います。
ではでは(^0^)/
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