引用元：『九月の恋と出会うまで』公式サイトより
お元気ですか？うめきちです(^o^)／
高橋一生さん×川口春奈さん、山本透監督、原作の松尾由美先生による映画「九月の恋と出会うまで」が2019年3月1日に公開されました。
- 新居に引越してきたばかりの北村志織は、エアコンの穴から聞こえてくる未来からの気妙な声に頼まれて平野の尾行をする。
- 志織の部屋に空き巣が入り部屋はメチャメチャ。
- タイムパラドックスによって命の危機に見舞われるかもしれない志織を助けるために、ふたりでシラノ探しを開始する。
恋とSFが上手く絡み合ってすてきな大人の恋愛ファンタジーでした。
高橋一生さんのファンには見逃せない作品です。
そこで今回は映画「九月の恋とであうまで」を紹介したいと思います。
映画「九月の恋とであうまで」
- あらすじと感想
- キャスト
- 評価
- 原作＆コミックス紹介
- まとめ
（※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね！）
映画「九月の恋とであうまで」
あらすじと感想
不思議な声
2018年9月14日に、カメラが趣味で、とあるステキなマンションに引っ越してきた北村志織（川口春奈）は、新しい2Aの部屋と新しい環境と、これからの生活に胸をふくらましていました。
このマンションは何か芸術的なことをしている人しか住むことができない物件でした。
引用元：『九月の恋と出会うまで』公式サイトより
ところがその夜の9時、エアコンの穴から未来からの声が聞こえてきてビックリ！
シラノと名乗るその声に、隣の2Bの部屋に住む平野（高橋一生）の尾行をしてほしいと頼まれます。
なぜそんなことを頼むのか理由も教えてくれないシラノは「大切なことなんです」の一点張りでした。
けれども未来からの声である証拠に明日からの新聞記事の見出しを教えてくれ、それが全部あたっていたのです。
シラノの声は毎晩9時に話しかけてくるようになりました。
2018年9月27日
2週間後の9月27日、休みだというのに風邪で熱があったのにも関わらず無理して尾行をしていた時に、志織は突然気妙な感覚に襲われます。
それはちょうど午後3時頃のことでした。
そして夕方、マンションに帰ると志織の部屋は空き巣に入られていてメチャメチャに！
警察が帰った後、9時になってもシラノの声は聞こえて来ず、この事件以降、シラノの声はしなくなってしまいます。
訳がわからず腹立ちまぎれに隣の窓を見ると、無かったはずのエアコンが取り付けられていたのでそのせいかと思った志織は、たまたま窓から顔を出した平野に、
「なんでエアコンを着けたんですか！」と怒鳴ってしまうのでした。
慌ててカーテンを閉じた志織でしたが、その直後に訳がわからないと文句を言いに来た平野は高熱のせいで倒れてしまった彼女を看病してくれました。
その後、警察がやって来て犯人は逮捕されたけれどただの空き巣ではなく、強盗殺人犯で近くの主婦が犠牲になったと知らされ、志織の部屋に侵入したのは午後3時頃だと聞かされたのです。
タイムリープ
引用元：『九月の恋と出会うまで』公式サイトより
行きがかり上関係者となった平野に、志織は自分の部屋で聞こえたきた未来からの声のことを話すと小説家志望だった彼はこういう話しは大好物だとバカにすることなく信じてくれて、もしかしたらそれは志織を守るためだったのではないかとも言いだしたのです。
平野の立てた仮説では、本来なら空き巣に殺されていたはずだった志織を助けるために未来のシラノがタイムリープして過去を書き換えたのではないかということでした。
でもその結果、過去を変えてしまったことで起ったタイムパラドックスによって最悪の場合、1年後の9月27日に志織は再び殺されてしまうか、歴史からその存在を消されてしまうかかもしれないと恐ろしいことを言いました。
シラノを探す
そうならないようにするためには本物のシラノを探してもう一度同じように未来から志織に話しかけてもらって彼女が死なない未来を固定してもらう必要があるのだと、シラノ探しをすることになりました。
引用元：『九月の恋と出会うまで』公式サイトより
シラノに該当するような人物はいないのかという平野の質問に、ふと思いあたる人が一人浮かびました。
大学の頃につき合っていた真一（古舘佑太郎）は海外の大学院に進学してそのまま自然消滅してしまったので、もしかしたらという気持ちがありました。
ちょうどその頃、マンションのオーナー・権藤（ミッキー・カーチス）の孫が海外から帰って来ると聞いていましたが、オーナーから紹介された孫が真一だったのです。
再会後、真一は志織にもう一度やり直さないかと言いましたが、志織は返事ができませんでした。
（ここから先はネタバレになりますので、結末を知りたくない方はご注意ください）
失恋
そんな時に志織に茅ヶ崎への転勤話が持ちあがりました。
「平野さんがシラノだったらいいのに・・・1年後のことなんかもういいの・・・」
志織が平野にそう言うと平野は怒りだしました。
「バカなことを言うんじゃありません！」
「自分にはシラノにはなる資格はない！そこまで志織さんのことを好きじゃないんだ！真一さんにシラノのことを話して実行してもらってください!!」
引用元：『九月の恋と出会うまで』公式サイトより
志織のことを守ると言ってくれた平野のことをいつしか好きになってしまっていた志織ですが、失恋してし茅ヶ崎へと引っ越していきました。
2019年9月27日
そして月日は流れ、1年後の運命の日の9月27日、半休を取った志織は茅ヶ崎の海岸で海を見つめていました。
引用元：『九月の恋と出会うまで』公式サイトより
すると志織のスマホに知らない番号の電話がかかってきて、出てみるとその声は平野だったのです。
「僕がシラノでした！」
そう言った平野は、この1年に起こったことを話してくれました。
シラノは平野だった
志織が引っ越していったあと、当然2Aには真一が入ると思っていたら彼はまた海外への転勤が決まって出ていくと言い、シラノの話は聞いたけれど自分じゃないと言うのです。
それならば自分があの部屋に引越したいとオーナーに頼みに行くと「本物の小説家になったらね」と言われてしまいました。
そこで一念発起して書き上げ小説が新人賞を受賞し、9月14日のその授賞式から飛んで帰った平野が2Aに入れたのはもうすぐ夜9時という時間でした。
何もないガランとした部屋へ入り、どうしたものかと思っていると突然気妙な感覚に襲われて、気づくとエアコンの穴から小さな音楽が聞こえてきました。
「北村さん、北村志織さん！」
平野はその時点からシラノになることにしたのです。
やがてシラノとは本当は自分だったことに気づきました。
そして今、生きている志織の前に立ち、「好きです。一目惚れでした！」と告白して、抱きしめ、キスしている平野でした。
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一気に観てしまいましたね～(#^.^#)
ステキな大人のロマンスでした。
本当に運命の人だったんだなぁとウルウルきちゃいました。
こういうSFっぽいものってやり過ぎて途中で白けてきちゃうことがよくありますが、この映画はファンタジーな部分もとても納得できて素直に観ることができました。
川口春奈さん、可愛かったですね。
「冤罪弁護士」の気が強い女弁護士・和倉とは全くタイプが違う役なのでどんな女性を演じてくれるのか期待していましたが、期待通りの可愛さで良かったです(#^.^#)
高橋一生さんが年齢的にも恋愛映画はもう難しいかもしれないからとこの映画のオファーを受けたとおっしゃっていましたが、もっとたくさん出てあの独特の天然さでウットリさせて欲しいと思いました。
原作ではぬいぐるみのバンホーがけっこう重要な役割をしていて、志織が殺されていたシーンとかあったのでどうなんだろうと思っていましたが、映画では省かれていたんでグロイ場面がなくて良かったけど、ちょっと残念でもありました。
キャスト
- 平野進・・・・高橋一生さん
- 北村志織・・・川口春奈さん
- 倉・・・・・・浜野謙太さん
- 祖父江・・・・中村優子さん
- 香穂・・・・・川栄李奈さん
- 森秋真一・・・古舘佑太郎さん
- 権藤・・・・・ミッキー・カーチスさん
- 監督・・・・・山本透監督
- 原作・・・・・松尾由美氏
評価
私個人の評価です。
高橋一生さんのとつとつとした、でも毅然とした喋り方が大好きなんですよね。
川口春奈さんとの両想いなのにすれちがってしまう恋物語は、高橋さんのグラグラキュンキュンするセリフばかりでたまりませんでした！
ということで、えこひいきを差し引いても（☆4）を差し上げたいと思います。
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まとめ
今回は映画「九月の恋とであうまで」を紹介しました。
もう一度見直したいステキな映画でした。
これはかなりおススメです！
ではでは（^0^）/
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