引用元renta.papy.co.jp
お元気ですか?うめきちです(^0^)
雨隠ギド先生の作品【甘々と稲妻】1巻、たいへんおもしろいです~!
半年前に奥さんを亡くして、一人で娘の子育てに奮闘する父親・犬塚公平は高校の数学教師です。
今日も5歳の幼稚園児の娘・つむぎちゃんの「おいしい~」の顔を見たくてご飯を作ります。
でも、実は料理はうまく作れないので、たまたま偶然知り合った女子高生の飯田小鳥ちゃんと一緒に作っています。
つむぎちゃんと小鳥ちゃんとお父さんのほのぼの”お料理カルテット”は、今日は何のごちそうを作るのでしょうか!
今回の記事は、雨隠ギド先生の作品雨隠ギド先生の作品【甘々と稲妻】1巻のあらすじと感想を紹介していきたいと思います。
(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
【甘々と稲妻】1巻あらすじ
料理のできないお父さんが娘のつむぎちゃんのためにご飯を作ろうと奮闘し、ひょんなことから関わりを持った小鳥ちゃんと一緒に料理をする物語です。
そもそも、なんで一緒に料理をしようと思ったのでしょうかね?
・料理を教えてもらえるし、つむぎが喜ぶ
・一人で食べるご飯は寂しい
・きっと双方とも愛情のこもった食事に飢えていた
その1. 制服とどなべごはん
「おとさん おはよーっ」
5歳の娘・つむぎに起こされるお父さんの犬塚公平は高校の数学の教師です。
半年前に奥さんを亡くしたばかりの悲しみもまだ癒えない中、子育てに奮闘しています。
がっばってはいるけれど、やはり料理は苦手なので、いつもコンビニ弁当や冷凍食品のお惣菜に頼る毎日でした。
ある日の日曜日、おとさんとつむぎはお花見に出かけます。
満開の桜の下、泣きながらおにぎりを食べている女の子に出会いいました。
彼女は飯田小鳥、女子高生です。
「ここが母の店です。今度、食べに来てくださいね」と、【ごはんやさん恵】のチラシをくれました。
おとさんはつむぎにおいしいものを食べさせてやりたくて、【ごはんやさん恵】にやって来ましたが、あいにく店主(小鳥の母親)の都合でお休み。
けれども店では小鳥が待っていました。
そして、すーっごくおいしいご飯を土鍋で炊いてくれると言っています。
でもホントは土鍋でご飯を炊いたことなんてない小鳥はイチかバチか飯盒炊爨の要領でやってみました。
小鳥が台所で働く姿に、つい亡くなった奥さんの姿を重ねてしまうおとさんでした。
やがて、炊きあがったご飯のおいし~いことったら!
「ンマ~~イ」「おとさんンマ~~イ」
と言うつむぎの声に涙があふれてしまうおとさんでした。
そしてつむぎに、
「これからは父さんがおいしいものを作るよ」と約束しました。
それを聞いていた小鳥はつい、
「それなら、私とご飯を作って食べませんか?」
と、誘ってしまっていました。
その2. 豚汁とみせあかり
それからしばらくした水曜日の夜、また小鳥とつむぎ、おとさんは次のターゲット「豚汁」に地挑戦しました。
実は飯田小鳥はおとさんが勤める高校の1年A組犬塚先生が副担をするクラスの生徒だったのです。生徒の顔をまだ覚えていない困った先生だったのです。
クラス担任の保坂先生に事情を話すと、
「一度、母親とも話してみなさいよ」
と言われ、小鳥の母親と面接をするためだったのです。
でも、またしても母親は急な仕事のために不在でした。
仕方ないので、今日は特別ということで「豚汁」作り挑戦となったのです。
途中で、小鳥が刃物恐怖症ということがわかり、小鳥は味付け係に任されました。
刻む係りはもちろんおとさん、メニューの係りはつむぎです。
出来上がった豚汁を美味しそうにほうばるつむぎの様子を見ながらおとさんは
「めちゃめちゃうれしいですね」
と涙が出そうな顔でつぶやくのでした。
そして次の約束をしてしまうのでした。
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その3. つむぎとおまたせのハンバーグ
ある日、幼稚園でつむぎは粘土工作をしていました。
粘土が足らないと言うとお友達が自分の粘土を使っていいよと言ってつむぎにくれたのです。
大喜びで粘土を持ち帰ろうとすると、意地悪な男の子に「ドロボー」と言われてケンカになってしまいました。
幼稚園からの連絡で急いで迎えに行くと、相手の男の子が謝っても「ぜったいにいや!」と言って許しませんでした。
次の日になっても機嫌は直りません。
事情を聞いた小鳥は、今回はハンバーグを作ることにしょうと言いました。
つむぎの大好物はお肉!ハンバーグは先日からのリクエストです。
けれどもつむぎの落ち込みの原因は実は他にあったのです。
「ドロボーじゃないけど・・粘土をいっぱいもらって・・返さなかったつむぎは悪い子になったのかな・・・」
自分は親に迷惑をかける悪い子になったと思って落ち込んでいたんです。
おとさんは必死で「どんなつむぎでも、お父さんは大好きだよ!」と言いました。
やっと元気を取り戻したつむぎはみんなで一緒に作った煮込みハンバーグを食べながら泣いてしまいました。
小鳥がつむぎに、粘土で何を作ろうとしたのか聞くと「おとさんのたんプレ!」
今日は犬塚先生の誕生日だったんです!
その4. GWとおべんとう
ゴールデンウイークにつむぎとおとさんはピクニックに行く計画をたてました。
小鳥もお母さんとピクニックの予定です。
そこで、お弁当を一緒に作ることにしました。
がんばって作ったお弁当ををそれぞれに持って出かけようとした矢先、小鳥のお母さんはまたしても仕事でキャンセルになりました。
つむぎとおとさんは車で出かけましたが、口には出さないけれど小鳥が気になってしかたないふたりでした。
何となくざわついていて空模様がついに雨に代わりました。
雨でピクニックがダメになってつむぎが落ち込むかと思っていたら・・・
一人寂しく、ぼんやりとお弁当を食べていた小鳥のところに、「ここで一緒にお弁当を食べていいですか」と、ふたりがやって来ました。
おうちの中でピクニックの始まりです。
その5. お父さん屋さんのかぜんときスペシャル
つむぎが熱を出しました。
先日のピクニックで雨にぬれたせいでしょうか。
「何か食べたいものがあったら教えてな」
おとさんが聞くと
「スペシャルのやつ・・」
そこへ小鳥がお見舞いに来てくれたのです。しかも変装して!
なにせ、先生と生徒の間柄なので、他人からどんな誤解を受けるとも限りませんので、用心のためです。
いいところへ来てくれた!と、留守番を頼んでおとさんは急いで買い物に行きました。
帰ってきたおとさんが買ってきた物は、桃の缶詰でした。
桃の缶詰が犬塚家の風の時のスペシャルのやつだったんですね。
小鳥はきたついでにと、美味しい出汁の取り方を教えてくれて、つむぎのリクエストの食べ物をいろいろ作ってくれました。
帰り道、夕焼けを見ながら
『先生がもし 先生じゃなかったら・・・?』
と、何となく思ってしまう小鳥でした。
感想
犬塚先生が娘のつむぎちゃんのことをとても大切にしていて、それを素直に表現している様子にとてもほっこりさせられました。
キャラの絵がいいですよね!
つむぎちゃんの表情がすごくいいです!
愛情をいっぱいもらって育ってる子はこういう顔ができるんですよね。
このマンガは、おとさんの愛情と、雨隠ギド先生のこの作品への愛をひしひしと感じますよね。
それと、もう一つ、小鳥ちゃんの淡い恋心なんかもね。
3人はこれからどういう関係を築いていくんでしょうか。
書籍情報
まとめ
今回の記事は、雨隠ギド先生の作品雨隠ギド先生の作品【甘々と稲妻】1巻のあらすじと感想を紹介してみました。
奥さんを亡くして間もないのに犬塚先生と娘のつむぎちゃん、生徒の小鳥ちゃん
三人が作るご飯はどれもすごくおいしそうです!
所々に出てくるプロの技もとても参考になり、ちょっとやってみようかなって気にさせられます。
次巻ではどんな美味しいご飯を作ってくれるのでしょうか。
ではでは(^0^)/