引用元http://www.fujitv.co.jp/codeblue
お元気ですか?うめきちです(^o^)/
「コードブルー3」第6回では、フェロー二人が冷凍庫に閉じ込められての処置というのがテーマのようです。
しかも落雷で電源が落ちてしまってドアが開かなくなったという設定です。
冷凍庫といえば0度以下なのはもちろんですが、スーパーなどの冷凍庫ならもっと低温なはずです。
そんな過酷な環境ではたして的確な医療ができるのでしょうか。
そこで人間が耐えられる温度の限界と時間を調べてみました。
- 家庭用冷蔵庫とスーパーなどの冷凍庫の温度設定の違い
- 低体温症とは?
- そこから考えてみたこと・・
- まとめ
家庭用冷蔵庫とスーパーなどの冷凍庫の温度設定の違い
■家庭用冷蔵庫の温度設定
最近の家庭用冷蔵庫はー2℃~-18℃前後くらいだそうです。
■スーパーなどの業務用冷凍庫の温度設定
業務用冷凍庫の庫内温度-20℃~30℃と、かなり寒いです。
(※ちなみに私が働いていたスーパーでは冷凍庫内での作業は寒冷地仕様のジャンパーを着こんでなるべく短時間で済ませるというルールがありました。
しかもメガネは凍ってしまうので、金属フレームは避けた方が無難だと言われていましたよ。)
低体温症とは?
低体温症とは、気温12℃で手足の動きが鈍くなり始めます。
- 8℃以下なると痛みの反応が鈍くなってきます。
- そして身体の震えで体熱を作り、体を暖めようとする反射が起こります。
- その状態で寒さに耐えられるのは2~3時間ほどということです。
- 体温が直腸温で35℃(脇の下で34℃)を下回ると身体が激しく震え、身体がうまく動かなくなり、思考が鈍り、言葉が不明瞭になってきます。
- 無表情、無気力、無口、一時的な記憶障害になることもあります。
- やがて32℃を下回ると、エネルギーを使い果たし、震えが止まり、意識が朦朧としてきます。
- 30℃になると、意識がなくなります。
- 28℃を超えると痛みにも反応しなくなり、危険な状態に陥ります。
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そこから考えてみたこと・・
ドラマでは停電してから復旧まで2時間、冷凍庫のドアが開けられるようになるまで20分かかるということです。
ましてやドラマの設定では、冷凍庫に閉じ込められた横峯と灰谷はかなり薄着です。
冷凍庫内の棚や備品などは凍結していますから、素手で触れたら瞬間的にくっついて皮膚が剥がれてしまうこともあります。
まあ、灰谷は長袖シャツだし、横峯は庫内にあったジャンパーを羽織っていますが。
電源が落ちているとは言っても、容赦なく襲いかかってくる冷気はいかんともしがたい寒さで、たとえ10分20分でも手がかじかんで動かなくなってきてしまうんじゃないかなぁと思いました。
その場所で手術とか、かなりたいへんなことですよね。
それに長時間になれば低体温症の危険もあります。
業務用冷凍庫に入って医療活動をするのは、患者だけでなく医師にもかなりのダメージを与えかねないということです。
でも現実の救助活動ではこんな過酷な現場も、きっと有りうることなんですよね。
ドラマ的にはかなり盛ってあるとしても、救急救命ってたいへんな仕事だなあと改めて感じました。
まとめ
今回は人間が耐えられる温度の限界と時間を調べてみました。
- 家庭用冷蔵庫とスーパーなどの冷凍庫の温度設定の違い
- 低体温症とは?
- そこから考えてみたこと・・
つくづく冷凍庫内の事故って怖いなあと考えてしまいました。
でも低体温症って、冷凍庫に入っていなくても長時間のジョギングで汗をかき続けて体が冷えたりしてもなるんだそうなんですよ。
ではでは(^0^)/
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