引用元http://www.maryflower.jp/
お元気ですか?うめきちです(^o^)/
スタジオポノックの第1回長編作品「メアリと魔女の花」が2017年7月8日に公開されました。
原作はイギリス人作家メアリー・スチュアートの児童文学「The Little Broomstick」、「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」の米林宏昌監督による、一晩だけの魔女の冒険の物語です。
少女メアリ・スミスは霧の中の森で見つけた7年に1度しか咲かない不思議な花「夜間飛行(魔女の花)」をめぐってとんでもない冒険をすることになってしまいました。
今回紹介したい記事はこちらです。
「メアリと魔女の花」
- あらすじと感想
- 作品全体に散りばめられたジブリ
- キャスト
- 評価
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「メアリと魔女の花」
あらすじと感想
あらすじ
かつて魔女の国で争いがあり、「赤毛の魔女」が「魔女の花の種」を盗んで逃げました。
箒に乗って逃げた赤毛の魔女は力尽きて空から落ちて、魔女の花の種は森の中に散らばってしまったのでした。
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赤い館に住むシャーロット大おば様のところへ引っ越してきたメアリ・スミスはお手伝いさんのバンクスさんが作ってくれたお弁当を持って一人でピクニックに行きました。
一人で退屈していると黒猫のティブが現れました。
誘われるように森の中へついて行くともう一匹のグレーの猫ギブの出て来ました。
猫たちに連れて行かれた森の奥で、綺麗な青い光を放つ不思議な花をみつけました。
庭師のゼべディさんに聞いてみるとその花は「夜間飛行」という名の7年に1度しか咲かない花で、かつては魔女たちもこぞって探したという代物でした。
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その晩、血相変えたティブがやって来ましたが、翌朝にはいなくなっていたのでメアリは心配になって森へ探しに行きました。
その途中で猫たちの飼い主のピーターに出会い、こんな霧の濃い日には森へは入ってはいけないと言われたのに無視して森の奥へ入って行くのでした。
思った通り、昨日の場所にティブがいましたが、ギブはいません。
ティブの足下の木には蔦に守られるようにして古い箒が1本。
そしてティブが口にくわえていたのは一輪の夜間飛行の花でした。
その花を受け取ると不思議なことが起こったのです!
青い光が溢れだし、メアリの手のひらには不思議な模様「魔女の印」が現れました。
そして古い箒が『魔法の箒』となってメアリの前に浮いていたのです。
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箒とティブに連れて行かれた先は雲の中に浮かぶ魔女の国のエンドワ大学でした。
新入生と間違えられたメアリは調子に乗って高度な魔法を使って、特待生として入学を認められたのです。
校長室で願書を待っている間に夜間飛行が描かれた絵の中に隠された「魔法の呪文の本」を見つけ、なりゆきで持ってきてしまったのです。
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しかし魔女だとウソをついたことから大変な事態を引き起こしてしまうことに!
魔女の花を持っている事を知られてしまい、
「ピーターをさらったから、返してほしかったら魔女の花を持って来い!」
マダム・マンブルチュ-クから魔法の伝言が来て、メアリはピーターを救うために再びエンドワ大学へと向かうことになるのです。
マダム・マンブルチュ-クとドクター・デイがやろうとしている、恐ろしい計画のために騙されてメアリは捕まえられてしまいました。
そこにはピーターと猫のギブも捕まっていたのです。
ここから脱出するためにメアリは呪文の本に書いてあった
『すべての魔法を消す呪文』を使って逃げ出しました。
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ところが箒に乗って逃げようとしたところを見つかって、マダム・マンブルチュ-クの魔法の触手にピーターが捕まってしまったのです。
そして箒に導かれてメアリが辿り着いたのは古い一軒の家でした。
かつてこの家には赤毛の魔女が隠れ住んでいましたが、今は空家になっています。
家に入ったメアリは大きな鏡からシャーロット大おば様が見ているのに気がつきました。
大おば様が赤毛の魔女だったのです。
大おば様から昔の争いやその理由を聞いたメアリは、マダム・マンブルチュ-クたちの恐ろしい計画からピーターを救うためにもう一度エンドワ大学へ忍び込みました。
実験棟の機械の中で、魔法の実験に使われようとしているピーターを見つけたのですが・・・。
実験は失敗してピーターはスライムのような姿の
「すべての魔法が使える恐ろしい者」になってしまったのです。
でも、スライムの中に本当の彼はいました。
最後の手段でメアリはその手を摑んで、『すべての魔法を消す呪文』を使ったのです!
マダム・マンブルチュ-クたちの邪悪な魔法の数々は消え去りました。
エンドワ大学は元の緑があふれる美しい姿を取り戻し、
元の姿に戻ったピーターとメアリは2匹の猫を抱いて、箒に乗って懐かしい家に帰って行きました。
✒原作はこちらからご覧ください↓
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感想
ストーリーは原作が児童文学なので単純ですが、映像はさすがに元ジブリスタッフだけある美しさで大満足です。
ネット上ではパクリとか色々な評価があるようですが、私的にはジブリな部分を探すのが逆に面白かったですね~。
でも、できればラストでもう少しマダム・マンブルチュ-クたちを懲らしめてくれたらよかったのになぁと、ちょっと残念でした。
瓦礫の中から出て来た彼らは何のダメージも受けてないどころか、まるでマンガなオチで
「マジか~」
と、少々消化不良気味に感じてしまいました。
何度でも見たいシーンはやっぱりメアリが魔女の花で一日だけの魔女になるところです!
ちなみにメアリのカバンが使い勝手が良さそうでかわいいので欲しいかも!って思いました(*´▽`*)
✒気になった方をこちらをご覧ください↓
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作品全体に散りばめられたジブリ
★エンドワ大学の校長マダム・マンブルチュ-クが最初に登場するシーン⇒「ハウルの動く城」の荒れ地の魔女が登場するシーン。
引用元http://www.maryflower.jp/
引用元https://matome.naver.jp/
★ドクター・デイ⇒「千と千尋の神隠し」のクモジイ。
引用元http://www.maryflower.jp/
引用元https://matome.naver.jp/
★メアリが猫のを連れて箒に乗る⇒「魔女の宅急便」のキキと猫のジジ。
引用元http://www.maryflower.jp/
引用元https://matome.naver.jp/
★ピーター⇒「もののけ姫」のアシタカ。
引用元http://www.maryflower.jp/
引用元https://matome.naver.jp/
★マダム・マンブルチュ-クの魔法の触手⇒「もののけ姫」の祟り神から吹き出す呪いのヒル。
引用元http://www.maryflower.jp/
引用元https://matome.naver.jp/
★エンドア大学の実験棟⇒「天空の城ラピュタ」の空飛ぶ城。
引用元http://www.maryflower.jp/
引用元https://matome.naver.jp/
他にもたくさんありました。
もっと探してみるとおもしろいかも!
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キャスト
メアリ / 杉咲花さん
ピーター / 神木隆之介さん
マダム・マンブルチュ-ク / 天海祐季さん
ドクター・デイ / 小日向文代さん
赤毛の魔女 / 満島ひかりさん
フラナガン / 佐藤二朗さん
ゼベディ / 遠藤憲一さん
バンクス / 渡辺えりさん
シャーロット / 大竹しのぶさん
監督・・・米林宏昌監督
原作・・・メアリー・スチュアート氏
評価
私個人の評価です。
ジブリの「魔女の宅急便」のパクリとか、いろいろな評価が話題になっていますが、物語全体のワクワク感やキラキラ、いかにも童話という最後はハッピーエンドという安心感が
「幼い子供にも見せたいな」と思わせてくれました。
なので(☆3.8)を差し上げたいと思います。
まとめ
今回紹介した記事は、
「メアリと魔女の花」
- あらすじと感想
- 作品全体に散りばめられたジブリ
- キャスト
- 評価
- まとめ
以上です。
子供向けとは言え、さすが元ジブリスタッフの映像の美しさは写真かと思わされるほどでした。
いろいろ言われていますが、見る価値は大いにあると思う作品だと思います。
ではでは(^0^)/