【疾風ロンド】ネタバレと感想&見所・生物兵器をめぐるドタバタコメディ!

     

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引用元http://www.shippu-rondo-movie.jp/

おげんきですか?うめきちです(^0^)

原作・東野圭吾氏、監督・吉田輝幸氏、そして主演は阿部寛さんによる爆笑サスペンス映画【疾風ロンド】が2016年11月26日に公開されました。

大学の研究所から盗まれた生物兵器「K-55」が隠されている場所は特定不明の雪山!

密かに捜索にあたるのはしがない研究員の栗林!

しかもタイムリミットは4日!

しかし、栗林はスキーは超ドヘタクソだったのです。

彼は恐ろしい生物兵器から世界を救うことができるのでしょうか!?

今回の記事は、

◆【疾風ロンド】の見どころ

◆【疾風ロンド】のあらすじと感想

◆キャスト

◆評価

◆まとめ

以上の紹介をしていきたいと思います。

(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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【疾風ロンド】の見どころ

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引用元http://www.shippu-rondo-movie.jp/

映画【疾風ロンド】の見どころは、まずは何と言ってもスキーとスノーボードのバトルシーンだと思います。

オリンピックを目指しているスノーボードの選手・瀬利千晶とドドメ色の帽子をかぶった怪しい男の手に汗握る滑降シーンはドキドキものです。

そして、スキー場のパトロール係員・根津昇平が高速バスを追って猛スピードでトラックを操る場面は一見の価値があります(≧▽≦)

さらに柄本明さんが演じる身勝手の塊・東郷教授は、一発殴ってやりたくなるようなキャラです。

【疾風ロンド】のあらすじと感想

とある大学の研究室で「K-55」という炭疽菌から作られた恐ろしい生物兵器が盗まれました。

犯人はこの研究室の研究員で、「K-55」の身代金として3億円を要求してきたのです。

しかし、犯人の男は雪山に「K-55」を埋めた後すぐに不運な事故に合い、亡くなってしまいました。

男が最後に送ってきた映像から「K-55」が隠されている場所はスキー場だとわかりました。

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引用元http://www.shippu-rondo-movie.jp/

目印のテディベアのぬいぐるみが林の中の樹に貼りつけられています。

「K-55」はその樹の根元に埋めてあるのです。

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引用元http://www.shippu-rondo-movie.jp/

そのスキー場というのは、日本で最大級のスキー場「野沢温泉スキー場」だということがわかりました。

しかも、タイムリミットは4日間!

4日経つと隠し場所を知らせる電波を出している計器のバッテリーが切れてしまうのです。

研究室の教授”東郷雅臣”から「K-55」の捜索を命じられて、いやいや野沢温泉スキー場にやって来たのはしがない研究員の栗林和幸でした。

彼はスキーがとってもヘタクソでした。

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引用元http://www.shippu-rondo-movie.jp/

ゲレンデでであった幼い女の子から「ヘタクソー!」と言われるほどの腕前でした。

彼は息子の秀人を連れて来ていましたが、秀人はスノボーが趣味でした。

けれどまだ14歳の中学生、難しい年頃でもあり親子の中はギクシャクしていました。

栗林はゲレンデで捜索を開始しましたが、この広大なスキー場のどこにあの小さな瓶が埋められているのかと思うと気が遠くなるようでした。

スキー場のレストラン「かっこう」で捜索の結果を検討していると、ドドメ色の帽子をかぶった怪しい男が近づいてきました。

この男は、「K-55」を持ちだした犯人の仲間の女”折口真奈美”から「K-55」の横取りを依頼されていたのです。

折口真奈美は同じ研究室の研究員で、「K-55」を奪うために教授の部屋に盗聴器をしかけてあったので、情報はすべて筒抜けでした。

捜索を開始して間もなく、スキーがヘタな栗林は転んで足をケガしてしまいました。

困り果てていると、スキー場でケガをした栗林を助けてくれたパトロール係員の根津昇平と、その恋人のオリンピックを目指すスノーボードの選手の瀬利千晶が代わりに探してくれることになりました。

(彼らには「K-55」は重病の人を助けるためのワクチンだとウソを言いました)

一方、息子の秀人はスキー場で仲良くなった地元の中学生の女の子”育美”とスキーをしていました。

そこへスキーで滑ってきた彼女の友人の”高野裕紀”と”川端健太”が、これから秘密の場所(キケン区域)へ滑り行くと言っていました。

裕紀と健太はキケン区域の林の中に入り込んで滑っている時に、テディベアが樹に貼り付いているのを見ましたが、気持ち悪いのでスルーしました。

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「かっこう」は裕紀の親の店で、秀人と育美が話しているところに裕紀がやってきましたが、彼の顔を見ると、母親が姿を隠してしまうのです。

この親子もなにやらギクシャクしていました。

裕紀の家では数ヶ月前に、中学校で流行したインヒルエンザに感染した裕紀から妹が感染したせいで亡くなったのだと、育美が教えてくれました。

だだから裕紀のお母さんは中学の友達を憎んでいるという噂があるのだと言いました。

捜索はなかなか進まず、ついにタイムリミットの4日目がきてしまいました。

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引用元http://www.shippu-rondo-movie.jp/

根津たちがゴンドラで山頂に向かっている時に、預かっていた計器が急に反応したのですが、そこはゲレンデでした。

林ではないのでおかしいと思い、調べてみるとテディベアを幼い女の子が持っていたのです。

急いで探しましたが、女の子は名古屋から来た家族連れですでに高速バスに乗って名古屋へ向かった後でした。

根津はバスターミナルに停めてあったトラックで、まだ出発したばかりの高速バスを追いかけることにしました。

やっと追いついた高速バスを止めて、女の子の一家にテディベアのことを聞くとスキー場でぶつかった中学生の男の子にもらったと言っていました。

目印が無くなってしまって万事休すだと頭を抱えていると、その中学生男子は郁見の友達の川端健太だとわかったので、テディベアがあった場所を聞くために「かっこう」に来てくれと頼みました。

やっと「k-55」が見つかりそうだと栗林は教授に電話をかけて報告しました。

しかし、盗聴器から筒抜けの情報によって折口真奈美から指示されたドドメ色の帽子の男は、健太に「自分は栗林だ」と騙してて連れて行ってしまいました。

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引用元http://www.shippu-rondo-movie.jp/

健太がドドメ色の帽子の男に連れて行かれたことを知った栗林と根津たちは途方に暮れていました。

するとカウンターの中にいた裕紀が「テディベアなら自分も見た」と言ったのです。

根津は裕紀をスノーモービルに乗せて、千晶はスノーボードで現場へ急ぎました。

何としてもドドメ色の帽子の男より先にワクチンを掘り出さなければなりません。

裕紀が雪の中に埋められている「k-55」見つけて栗林から預かったケースに無事に収めたところに、ドドメ色の帽子の男と人質にされた健太が現れました。

ケースが入ったリュックを取られてしまった直後、スノーボードで追いついてきた千晶が今度はドドメ色の帽子の男を追いかけます。

林の中や、ゲレンデなどところ構わず逃げまわる男を追いかけて、オリンピック候補の千晶の実力は爆発しました!

それを目撃したスキー客が、つい動画に撮ってしまうほどの猛追です。

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引用元http://www.shippu-rondo-movie.jp/

やっと追い詰めたのに、あわや逃げられそうになっているところへ根津が追いついて来て猛アタックをかましてリュックを取り戻したのでした。

取り戻した「K-55」を「かっこう」で待っている栗林の所に届けますが、栗林がうっかり落としてしまいコショーの瓶にすり替えらえていることに気がつきました。

その時、栗林が口を滑らせてワクチンではなく生物兵器だとバレてしまいました。

必死で隠そうと言い訳する栗林に息子の秀人が

「いつもウソばかり言うな!ホントのことをいってくれ!」と怒りました。

腹を括った紅林は恐ろしい生物兵器であることを打ち明けて、「K-55」の行方を捜しました。

「K-55」は裕紀が隠していました。

さっき、雪の中から見つけた時に、すり替えたのです。

自分のせいで妹が死んでしまったので、この薬で何人か死んだらお母さんは気が晴れて元気になるかもしれないと思ったのです。

やっとのことで本物の「K-55」を取り戻した栗林は教授に電話して事の次第を報告しました。

すぐさま研究員が東京から取りに来るということでした。

夜、部屋で秀人に「K-55」のことをなぜ世間に公表しないのかと問い詰められて、研究所と息子との間で板挟みになって栗林は苦しみました。

飲み物を買って来ると言って部屋を出ていき、しばらくロビーにいてから帰ると秀人はもう寝ていました。

夜遅くやって来た研究員の折口真奈美に「K-55」を渡して、これでお役御免と安心した栗林は秀人とのことを考えました。

朝になって秀人に

「世間に「K-55」のことを公表することにした。これからお前に苦労かけることになるがすまないな」

と、晴れ晴れとした顔で話しました。

その直後に突然、教授から電話がかかって来ました。

驚いたことに、昨夜の研究員が戻ってこないと言っています。

教授は怒りのために大声で怒鳴りまくり、部屋中の家具に当たり散らしているようです。

すると、何かがポトッと落ちました。

それは折口真奈美が仕掛けた盗聴器でした!

そのころ、折口真奈美はドドメ色の帽子の男”ワダハルオ”と共に成田にいました。

海外へ飛び、「K-55」を売りに行くつもりです。

とんでもないことです。

再び頭を抱えている父親を見て、秀人は部屋の窓を開けて積もった雪の中から何かを取り出しました。

それはまさしく「K-55」の瓶でした。

昨夜、栗林がロビーへ行ったスキに隠したのです。

「お前は世界を救ったぞー!!」

東京へ帰り、栗林は教授に「K-55」を公表すると宣言しました。

家で秀人がTVをつけると、ニュースで成田空港で怪しい男女が捕まったと言っています。

怪しい女が、ジュラルミンのケースを開けたらみんな死ぬと騒いでいるので警察が開けてみると、中から出てきたのは、秀人が「K-55」の代わりに入れた萎びたフランクフルトソーセージでした(笑)。

書籍情報

小説【疾風ロンド】

感想

思わず笑ってしまいました!

ハラハラドキドキの連続ですごく面白かったです。

スリルと笑いが交互にやって来て、

こんなにも二転三転する捜索劇はなかなか出会えません。

さすがに東野圭吾氏の原作がすごいんだなあと感動してしまいました。

柄本明さんの東郷雅臣教授のあまりの身勝手なキャラには逆に大爆笑でした。

それにしても、スキーとスノボーのバトル、すごかったですね。

カメラワークがすごいです!

後ろからついてきたスキー客がスマホで撮った動画がネットに公開されてアクセスがすごいって言うシーンがありますが、もしも現実ならなら見ちゃいますよね!

大島優子さんがスノボーができるからこの役を抜擢されたそうですが、ずいぶん上手なのにはびっくりしました。

またもう一度見て大笑いしたい映画です(^◇^)

キャスト

栗林和幸 / 阿部寛さん

根津昇平 / 大倉忠義さん

瀬利千晶 / 大島優子さん

ワダハルオ / ムロツヨシさん

折口真奈美 / 堀内敬子さん

葛原克也 / 戸次重幸さん

栗林秀人 / 濱田龍臣さん

高野誠也 / 志尊淳さん

フロント係 / 野間口徹さん

高野由美子 / 麻生祐未さん

軽擦官 / 生瀬勝久さん

高野裕紀 / 望月歩さん

川端健太 / 前田旺志郎さん

山崎育美 / 久保田紗友さん

牧田 / 鼓太郎さん

ワタナベカズシゲ / 堀部圭亮さん

店員 / 中村靖日さん

係員 / 田中要次さん

運転手 / 菅原大吉さん

山野 / でんでんさん

東郷雅臣 / 柄本明さん

監督・・・吉田輝幸氏

原作・・・東野圭吾氏

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評価

私の個人的な評価です。

スキー場のシーンがすごかったのと、二組の親子の和解にしんみりさせられたので、

(☆3.5)を差し上げたいと思います。

まとめ

今回の記事は、

◆【疾風ロンド】の見どころ

◆【疾風ロンド】のあらすじと感想

◆キャスト

◆評価

以上の紹介でした。

たくさん笑わせてもらいました。

阿部寛さんのコメディは顔を見ただけで吹いてしまいます!

ではでは(^0^)/

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