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お元気ですか?うめきちです\(^o^)/
タダノなつ先生の切ないラブストーリー「束の間の一花」1巻が2021年4月23日にKCデラックスから発売されました。
- 余命2年と宣告された女子大生・千田原一花が恋をしたのは大学の准教授・萬木先生だった。
- 諦めていた一花の人生が動き出す。
- けれど告白もしないうちに彼は学校をやめてしまい、その理由は萬木先生も不治の病だった?
今回は余命ありの切ないラブ・ストーリー「束の間の一花」1巻の紹介です。
「束の間の一花」1巻
- あらすじと感想
- 「束の間の一花」2巻の発売日予定日
- 「束の間の一花」を無料で読む方法
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「束の間の一花」1巻
あらすじと感想
出会い
千田原一花は高校2年の時に病気が発症して医師から余命2年と言われたのです。
けれど脳天気な性格のせいか元気に高校を卒業し、死期が近づいているのを感じ始めつつも普通に大学受験して大学生になっていました。
そして大学登校初日に駅でパスケースを拾ってくれた男性と、学内で迷子になっていた一花は運命の再会をしたのです。
それがこの大学の哲学の准教授の萬木(ゆるき)先生でした。
新入生説明会に遅刻しそうだった一花と一緒に会場まで走ってくれた萬木先生のことが気になってしかたない一花は即決で彼の授業を取り、その授業を話をもっと聞いていたいと追いかけるようになったのですが・・・。
別れと再会
一花が2年に上がった時に、萬木先生は何も言わずに学校を辞めてしまいました。
それから3ヶ月たったある日、同じ路線だったようで偶然 駅で萬木先生に再開した一花は彼が自分の名前を覚えていてくれたことで涙が出そうなほど感激したのです。
けれど萬木先生は学校を突然辞めてしまった理由に病院で余命1年を宣告されたのだと言いました。
くたばり損ないの告白
「くたばり損ない」同士の一花と萬木先生はこうして再会し、一花の執念もあってかその後、台風の日にまた出会って勢いで告白してしまうのですが・・・。
いきなり告白した自分が恥ずかしくて驚いている萬木先生を置いて家に帰ってしまった一花は、どうしていいのかわからず、病気のこともあって友達にも相談できないと、嫌がる弟の大樹に相談しましたが、家族の恋バナなんてキモいと拒否られます。
が、大樹は萬木先生も先がないことを聞いて「諦めんなら早めに諦めなよ」と、「生きがいのゆるゆる先生が先にいなくなったら姉ちゃんまでいなくなりそうな勢いじゃん、そそたら母さんとかが悲しむだろ」とつきあうことに反対するのでした。
けれどその晩、一花のスマホに萬木先生からのメールが入って二人は会って話をすることになりました。
デート
待ち合わせ場所の水族館で一花はで初めてのデートを楽しみ、萬木先生も楽しそうにしていたはずなのに、その帰り道で「会うのは今日で最後にしよう」と言ったのです。
ということで、二人で最後の電車に乗って一花の最寄り駅で降りたらそれで別れのはずが、どうしても諦められない彼女は電車の扉に中に立つ彼の腕を引っ張って引きずり下ろしてしまいました。
「先生が好き!私のためなら「キライ」くらい言ってください。死ぬほど好きだから・・・」
「俺は病気だから・・・」と何度も言う萬木先生は押し負けて「また会おう」と言うことに。
一花倒れる
ところで「死ぬほど好き」と言っている一花ですが、自分も病気でもうすぐ死ぬことが言えず、そのストレスからかプラネタリウムでデートしていたときに過呼吸になってしまいました。
母親と病院で診察してもらうと病気が活動期なのかもしれいと言われて入院をすすめられますが入院する気はないと言う一花。
そんな彼女に大樹は「ゆるゆるといて苦しいならなんで行くんだよ!?その調子じゃ姉ちゃん死んじゃうよ」と再度付き合いを反対します。
「だってさ・・・うちにいたって死ぬんだよ・・・考えたくないんだよ。怖いんだよ。先生といれば全部忘れられて幸せなんだよ」
「私だって普通の女の子みたいに幸せになりたい」と言った一花は、そのまま倒れて病院に運ばれることに。
萬木先生の事情
一方、萬木先生の発病は去年の夏のことでした。
大学生の時に両親と祖父母を亡くしてからは子供の頃からの「先生になる」という夢だけが生きる希望だった彼は、家庭菜園をやっていた両親に倣ってベランダでトマトを育てていました。
ある日、体の異常を感じて検査を受けた結果、余命を宣告されてしまった彼は翌年の1月いっぱいで学校を辞めることにし、トマトの鉢も隣の人に譲って身の回りの整理をし始めたのですが、その喪失感ははかりしれないものでした。
そんな中、一花と再会してつきあうようになったのです。
デート中に過呼吸を起こして家に帰った彼女が良くなったとメールで知らせてきたので夕方また会うことをしていつもの駅で待っていた萬木先生の前に現れたのは、一花ではなく弟の大樹で、
「一花はきません。姉は倒れて病院に運ばれました。あんたはしらんだろうがけどもう長くないんだ。」
「なのにあんたのせいで苦しんでる。だからもう会わないで」
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不治の病の二人の出会いから、突然の別れ、再会、始まった交際・・・そしてまた離れ離れに。
そんな物語の全編に散りばめられた、出会いから現在に至るまでのふたりのほのぼのしたふれ合いや一花のあふれそうな恋心が、切なくて悲しくて、最初の数ページで心を鷲掴みにされました!
二人にとってこの先に待っているのは確実に訪れる死ですが、なんで主人公二人が不治の病なんだよ!?と思わず「なにそれ?」と目を疑ってしまいました。
物語的にはありかもしれないし、まあ実際にそういうカップルもいるかもだけど、こうやって目の前に突きつけられると辛いですね。
救いは一花の明るさでしたが、それも彼女が感じてる怖さの裏返しの明るさだったんですねぇ・・・。
久しぶりに手放しで泣ける物語の始まりですね(TдT)
「束の間の一花」2巻の発売日予定日
「束の間の一花」2巻の発売日は2021年6月23日です。
「束の間の一花」を無料で読む方法
次はどうなるのかとドキドキしますが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
まとめ
今回は切ないラヴ・ストーリー「束の間の一花」1巻の紹介でした。
ラストを想像して今から泣けてしまいます(T_T)
ではでは\(^o^)/
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