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お元気ですか?うめきちです(^o^)/
「今度のるーみっくわーるどはMAO!」というキャッチフレーズの元、高橋留美子先生が犬夜叉に続くシリアス怪奇ロマンとして描き上げた「MAO」2巻が、早くも小学館サンデーコミックスから2019年11月18日に発売されました。
- 鐘呼さまの謎を解き、教団の裏側を暴く菜花たち。
- しかし鐘呼は最後に恐ろしい予言を残す・・・。
- 菜花はそれが関東大震災のことだと知るが、五行町には謎の要石があった!
そこで今回は「MAO」2巻の紹介をしたいと思います。
「MAO」2巻
- あらすじと感想
- 「マオ」3巻の発売日は?
- 「マオ」を無料試し読みする方法
- まとめ
(※、なお、ネタバレが含まれていますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「MAO」2巻
あらすじと感想
第1話 鬼神の出処
スパイとして会場にもぐり込んだ菜花は守り石がどんどん売れていく中、隣にいた依子という少女が宗玄という男に連れていかれるのを見ながら、
「鐘呼さまの予言通りにお父様が亡くなってしまった」
「鐘呼さまニセモノ呼ばわりしたからバチが当たった」
などという人々の言葉が気にかかります。
その頃、摩緒は死んだ男の家に埋められていた人形にこめられた鬼神を呼び出す儀式を行っていると乙弥が教えてくれました。
一方、父親を亡くして身寄りが亡くなった依子は今日から教団で暮らすように指示されますが・・・。
明日には父親の道場の権利を正式に教団に移す手続きをする・・こんな風に土地建物が教団に乗っ取られていると乙弥は言うのでした。
その晩、依子の所へ鬼神を連れた摩緒が現れ、「鬼神はあなたの父上を呪い殺してなどいないと言っている」と言うと、依子は父を死の予言から救いたかったと告白します。
同じ頃、菜花は乙弥と共に教団の建物の地下の隠し部屋で古い呪法の本を見つけました。
ところが隠し部屋への入り口の蓋は鐘呼によって閉じられてしまったのです。
第2話 教団の裏側
貂子の家に匿われた依子は、どうやら父親にかけられた呪いをはねつけるモノだと言われて渡された薬(毒)を飲ませてしまったことを話します。
隠し部屋に閉じ込められてしまった菜花たちは自力で蓋を破壊し、助けに来た摩緒に古い呪法の写本とこの下に人骨が3人分見つけたと言いますが・・・。
そこへ駆けつけてきた宗玄に疑惑を感じていた鐘呼は自分の力にも限界を感じていました。
さらに写本は宗玄が盗んできた物で、玄宗が呪いをかけて教団と鐘呼の神通力を示すためだったことが分かり・・・。
第3話 呪い返し
宗玄は目標の家の門前に呪いの人形を埋めてその家の家人を呪い殺し、身寄りを失た信者を言いくるめて家屋敷を奪って殺してその遺体を地下の隠し部屋に隠していました。
しかし宗玄は自分の神通力を過信するあまり、摩緒に鬼神による呪い返しをされてしまうのでした。
宗玄の悪事を知っていながら見逃していた鐘呼は、
「もう終わりです・・・父さん・・・自首してください」と言います。
やがて警官たちに手錠をかけられて連行される2人を見てざわめく信者たちに、彼女は最後の予言を残しました。
「みんな・・・帝都から逃げなさい!間もなくこの世は終わる!大地が裂け、大きな炎の竜巻が帝都を襲う・・・!」
第4話 鐘呼さまの予言
もとの世界に戻ってきた菜花は、大正時代に行ってからまだ1時間しかたっていないことにホッとしますが、家に帰って調べてみると鐘呼が言っていた予言が「関東大震災」のことだと知りました。
翌朝、いつものスムージーを飲まされて気分最低の菜花ですが、幼い頃に巻きこまれた陥没事故と関東大震災の日時が9月1日正午ごろだったことに引っかかりをかんじて再び白羽くんに手助けを頼むのでした。
そして図書館で借りた本から「黒煙の上空からのぞきこむ大きな猫を見た・・・」という証言を見つけたのです。
第5話 要石
翌日学校へ行くと、白羽くんが郷土史から気になる部分があったと言って、「要石」のことを話してくれました。
「要石」とは地震を鎮める霊石のことです。
神様が地下で地震を起こす大ナマズの頭と尾を要石で動けないように押さえているもので、茨城の鹿島神宮と千葉の香取神宮に正式な要石があります。
ところが五行町にもそういう巨大な石が埋まっていて、五行町の人たちはそれを要石として奉っていましたが関東大震災で突然消失してしまい、その後には巨大な穴が残されていたと記録されていました。
さらに五行町周辺では何件かの吸血魔事件があったとも教えてくれました。
一方、摩緒は患者の妖から近頃地震が多くて、3日前の地震で裏山が崩落したので見入ってみると要石を奉っていた辺りに大きな洋館が建っていたと聞き、見に行ってみるとそれは教会だったのです。
そこで裏山を調べてみると、土の中から結界に使われていたしめ縄の切れ端が見つかったことで「もしやあの教会の中に猫鬼が!?」と戻ってみると、教会の中は床一面血の海で気妙な修道女が「摩央・・・体ヲ・・差シダセ」と迫ってきます!
さらに足元の血だまりの中から無数の修道女たちが現れ、同じように「命ヲ差シ出セ・・・」と言ってその口を異様に尖らせて襲いかかってきたのです。
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第6話 結界の守人
こいつらは猫鬼の結界の守人で、床から染み出る猫鬼の血を吸っていたノミの妖でした。
そいつらとの戦いの末、ノミ妖に襲いかかられた摩緒が血を吸われて間一髪というところで、突然現れてそいつを蹴り飛ばしたのは菜花だったのです。
ボロボロになってしまった摩緒は、いったん家に戻って手当てしながら事の経緯を菜花に話した後、疲れきって眠ってしまいました。
菜花は関東大震災のことを伝えたかったけれど言いそびれてしまいます。
第7話 囮
乙弥の話では、摩緒は900年生きているとはいえ、すでに体が限界にきていて昔よりキズの治りが遅くなり蠱毒汁を飲んで眠り、体の回復を待ってるのだそうです。
その時、窓の外には無数のノミ妖怪が貼り付いているのに気づいて焦る菜花!!
けれど目を覚ました摩緒は、そっと菜花の頬に触れるのです。
ドキッとする菜花に「日が暮れたら妖たちをここから引き離してあの教会に連れて行け」と言ったのです。
菜花の頬に触れたのは、自分の血をつけて囮に使うためだったのです!
腹を立てる菜花ですが、しかたなく乙弥と一緒に妖をおびき寄せますが、悲鳴を上げて逃げ出した菜花の目が猫の目のようになっているのに乙弥は気づきました。
菜花が逃げまわっていた頃、摩緒は教会の周りに何やら仕掛けを作っています。
第8話 水の顎
逃げまわっていた菜花が教会の近くまで来ると、彼女よりも濃い摩緒の血の気配に引き寄せられた妖たちが教会の前に立つ摩緒に襲いかかりました!
ところがあっという間に血を吸いつくされたかのように見えた摩緒は、実は彼の血まみれのシャツを来た藁人形で、本物の摩緒が『水の顎の術』で滅してしまったのです。
大きな亀がノミの妖を食べてしまうその様子を呆然と眺める菜花に乙弥は、
「この世のものは陰陽五行の木火土金水のいずれかに属し、火の属するノミの妖は水に属する玄武に剋されたのです」と教えてくれたのです。
やがて摩緒は玄武によって破壊された教会の下から現れた要石に切りかかりますが、はじき飛ばされて術を破られてしまいました。
第9話 あの日の記憶
その後、菜花はようやく自分が96年後の未来から来た人間で、9月1日に関東大震災という大きな地震が起きて要石も消えてしまったという記録が残されていたことを伝えることができたのです。
ついでに「大きな猫」が上空から燃えさかる街をのぞきこんでいた記録があることも。
「だからちゃんと逃げてよ!」と言って元の世界に戻った菜花は、何故か今度は1ヶ月も過ぎていることにビックリして急いで家に帰りました。
家に入ると中は真っ暗だし、おじいさんは眠ったままで起きないし、自分はまた入院したことになっていたし、何か気妙な感じを覚えます。
朝になっていつものように激不味いスムージーを仕方なく飲みますが、だるくて力が出なくなった菜花は、摩緒にもらった「解毒剤」を思い出して飲んでみたのです。
すると突然あの陥没事故に遭った日の記憶が甦り、菜花と両親はおじいさんが危篤なので病院に向かっていたときに事故に遭遇したことを思い出したのです。
「おじいちゃん・・・本当に私のおじいちゃんなの?」
第10話 始まり
いったいどういうことなのか、解毒剤の意味を知りたくてまたもやゲートをくぐった菜花は摩緒の治療院に行ってみますが誰もいません。
「大地震が来るから逃げろと言ったから逃げたんだ・・・」
心細くて泣きそうな菜花ですが、その後ろに現れたのは摩緒だったのです。
「猫鬼に出会う千歳一隅の機会だ。この地を離れるわけにはいかないよ」
そういう摩緒の顔を見て少し安心した菜花ですが、その時、突然大地震が 起りました!!
家の外では火球の妖が飛び、家々に炎を撒き散らす中黒煙の向こうに大きな猫の目が現れたのです。
その時、菜花の体は急に熱くなり、猫鬼の気配を感じた摩緒の目は猫のように縦長になっていました!
ようやく高橋留美子先生らしい展開になってきました!
菜花の体に隠された謎や、摩緒と菜花の猫目、危篤だったはずのおじいさんと魚みたいな顔の魚住さんの正体は?
激マズなスムージーの中身は何?
謎だらけです!
大震災の夜に姿を現した猫鬼との関連は!?
早く3巻が読みたいものです!!
そこで「マオ」3巻の発売日は?
「マオ」3巻の発売日は2020年1月17日頃です!
「マオ」を無料試し読みする方法
どうなるのかとドキドキしましたが、文章で読むより画があるほうが格段に面白いのは請け合いです!
☟詳しくはこちらをご覧くださいね☟
まとめ
今回は「MAO」2巻の紹介でした。
謎だらけの2巻でした。
この伏線を回収してくれるのはいつなんでしょうか?
早く次が読みたいです!
ではでは(^o^)/
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