お元気ですか?うめきちです(^o^)/
「鳩子さんは時々魔法少女」で話題をさらった 可歌まと先生の新連載「帝国の恋嫁」第1話がLaLa2021年5月号から始まり、付録の小冊子に0話目が掲載されました。
異世界の悪役妃に転生してしまった主人公が、断罪される運命うぃ避けるためにひたすら円満離婚を目指して奮闘する物語・・・なんですがwww
ありがちな異世界転生モノだというのに、何か目が話せない面白さが散りばめられてて俊足で読み終わってしまいました!
ということで今回は「帝国の恋嫁」の連載0話目&1話目の紹介をしたいと思います。
「帝国の恋嫁」0話目&1話目
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- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「帝国の恋嫁」0話目&1話目
あらすじと感想
0話目
前世の記憶
フィヴィルム帝国皇太子ルディウスとライヒア王国王女リリエルの婚姻が成立。
しかしリリエルはこの結婚が決まった時に前世の記憶を思い出し、自分が今いる世界が前世で愛読していたネット小説であることに気づいたのです。
その小説では異世界に飛ばされた『運命の乙女』である少女が皇太子と出会い、困難を乗り越えて世界を救うファンタジーで、リリエルは『運命の乙女』を妬んでありとあらゆる手段で陥れようとする悪役妃という役回りだったのです。
目指すは円満離婚
小説の最後ではリリエルは数々の悪行が暴かれて処刑台へと送られてしまうという最悪の結末なのですが、前世の記憶に目覚めたリリエルは原作通りにはならないようにするために物語を円満離婚へと導こうと考えました。
- 悪の道には決して近寄らない
- 清く正しい皇太子妃を演じる
- 『運命の乙女』が現れたらいい感じに二人を祝福してフェードアウト
けれどネット小説では仮面夫婦だったはずの夫・ルディウスが感じの良い歓迎ムードを醸し出し、「何故?」と思う間もなく翻弄されてしまいそうになるリリエルです。
焦りながらも前世で読んだ小説に現状が酷似していることを語り、何とか初夜を回避するも彼は物語の中でもステキで完璧な皇子様だったし、現状でも甘い言葉を垂れ流して口説いてくるのでドキドキしっぱなしの状況に追い込まれていくのですが・・・。
ある日、「皇太子殿下がお気の毒ですこと・・・」という陰口を立ち聞きしてしまったことから、ルディウスは帝国の安定のために仲睦まじいフリをしていると気づいて「それだー!!」と思ったリリエルでした。
この大きな帝国の中では色んな人がいて反ライヒアや反ルディウスのような人間ももちろんいるけれど、前世の小説時代からルディウスのことは嫌いじゃなかったリリエルは思わずルディウスに反感をもつヤカラに反論してしまったのです!
「文句があるなら私にお言いなさい。殿下はどんな時も変わりなく民のために身を尽くしておいでです。殿下への侮辱はこの私が許しません!」
けれどその結果、ルディウスの心はますますリリエルに向かい、
「私と二人で運命に抗ってみませんか」と言わしめるのでした。
関連記事: 「帝国の恋嫁」特別編&ふろくボイスドラマのあらすじとネタバレ感想
1話目
お披露目パーティー
ひたすら円満離婚を画策するリリエルに対して、恥ずかしげもなく愛を囁き続けるルディウスに懇願するのですが・・・。
「再三申し上げている通り、殿下はいずれ『運命の乙女』が異世界から舞い降りてきます!ですから、私に対する過剰なスキンシップはなさらないで・・・」
「過剰も何も、あなたは私の正式な妻なのですが・・・」
「そんなもの!乙女が現れた際には道端にポイですわ!!」
こんな噛み合わないやり取りを続けるふたりですが、リリエルとしては何としてもバットエンドだけは避けたい一心で決意を固めていました。
そんなある日、皇太子妃のお披露目パーティーが行われると聞いたリリエルは、『原作の足音がする・・・!』と怯えを隠しつつ、「死地へ赴くつもりで」パーティーに挑むことにしたのです。
そのためには周りは全て敵と考えて、パーティーの招待客に関する情報を得なければなりません。
悪の集団から身を守るために資料を読み漁って勉強するリリエルは、うっかり処刑台に落ちないために地味妃を演じて社交界を乗り切ろうと考えますが・・・。
そんな彼女を見つめるルディウスの目は・・・。
やがてパーティー当日
あらゆる情報を把握して立ち回るリリエルは、今、自分を取り巻いている「味方」だと言う貴族たちが、原作では彼女を利用するだけ利用して旗色が悪くなるとあっという間に全員去っていったことを知っていました。
そして悪しき皇太子妃リリエルは誰にかばわれることなく惜しまれることもなく1人で処刑され、彼らは保身のために皇太子を裏切ったことや、運命の乙女が聖なる力で皇太子を救ったことも!
なのでリリエルはすり寄ってきたヒルテ伯爵たちに、
「私は私なりの方法で帝国の皆様と良い関係を築きたいのです」
自分としてはルディウスのことは嫌いではないので、『この先の殿下の苦労のひとつくらい軽くできたらいいな』という気持ちで、
「伯爵にも見舞っていただけたら嬉しいですわ」とニッコリ微笑んだ迫力に、気圧されてしまう貴族たち。
さらにそんなリリエルに、
「あなたの気が変わるまで口説き続けるつもりですから」と頬を染めながらダンスに誘う諦めの悪いルディウスがいました。
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よくある転生・悪役妃ものだけど、最悪の設定と結末を回避しようと足掻くリリエルと、最初から変わり者の彼女しか目に入らないルディウスの噛み合わない会話が妙に笑わせてくれるところがつぼっちゃいますwww
小説の設定を知っているとはいっても翻弄されまくってるリリエルのときめきにキュンキュンしちゃうところもいいwww
『運命の乙女』とやらの登場も楽しみだし、主人公がどうやって運命をひっくり返すのかこの先の展開が面白そうですね(*^^*)
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この続きはいつ読める?
「帝国の恋嫁」第2話はLaLa6月号(2022年4月22日発売)に掲載されます!
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まとめ
今回はLaLa2022年5月号に掲載された先生の新連載「帝国の恋嫁」0話目&1話目の紹介でした。
悪役妃がどうやって小説の設定を覆すのか、この先が楽しみですね!
ではでは\(^o^)/
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