お元気ですか?うめきちです(^o^)/
昭和で一大ブームを巻き起こした不変の名作「男はつらいよ」の主役フーテンの寅さんの少年時代を描いた「少年寅次郎」第2話がNHK総合にて2019年10月26日21:00から放送されました。
- 7歳になった寅次郎・・・戦況はだんだん厳しくなってきて砂糖が手に入らず団子屋の商売は上がったり・・・。
- そんな中、平造に赤紙が!
- さらに滝造にも・・・!
そこで今回は「少年寅次郎」第2話について紹介したいと思います。
「少年寅次郎」第2話
- あらすじと感想
- キャスト
- 見逃し配信
- 第3話の予告
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「少年寅次郎」第2話
あらすじと感想
昭和19年、寅次郎(藤原颯音)は国民学校で立たされてばかりだが元気いっぱい。
優秀だが体の弱い義兄の昭一郎(山時聡真)の代わりに、妹のさくらを守って頑張る。
そんな時、父の平造(毎熊克哉)に赤紙が。
悲しみをこらえる母、光子(井上真央)に、父への愛を感じる寅次郎だった。
さらに昭一郎が病に倒れ帰らぬ人に。
抜け殻のような母の姿に、自分が代わりにいなくなればいいと思う寅次郎だが、大空襲の日、母が寅次郎のために見せた行動は…
引用元https://www.nhk.or.jp/
ここまでは公式サイトで発表されているあらすじです。
ここから先はもう少しだけ詳しく!
召集令状
昭和19年、7歳・国民学校の2年生になった寅次郎は相変わらず立たされてばかりだが元気いっぱいで、帝釈天の御前様にゲンコツをもらっています。
兄の昭一郎は優秀だが体が弱く、寅次郎は兄の代わりに妹のさくらの子守りをしたりしてがんばっていました。
そんな中、父の平造に赤紙が来ます。
光子は飲み屋で酔っぱらってしまった平造を連れに行った帰り、平造が歌を歌いながら歩いているところを憲兵に「この非常時に何をやっとるか!」と咎められますが、反対に詰め寄りました。
「主人は今日、招集礼状をいただき、五日後には戦地へ旅だって行きます。せめてそれまでの間、酒くらい飲んでもいいのではないでしょうか!?」
悲しみをこらえて気丈に振る舞う母・光子の姿を見る寅次郎。
「なあ、母ちゃんって父ちゃんのこと好きだったのか?」と。
「そりゃそうだろ・・・夫婦だからな」と昭一郎。
そして平造が出征していく日に(この頃は出征兵士の数を悟られないように静かに見送るのですが)寅次郎は、
「車平造君、ばんざーい!」と大声で叫び、慌てた御前様が口を塞ぎます。
「バカだね~」
平造はそう言いながらも、寅次郎の頭を初めてなでてやり、昭一郎の頭をなで、光子に「行ってくる」と言って出征して行きました。
兄の死
しばらくすると、叔父の滝造(泉澤祐希)の所にも赤紙がきて団子屋は辛い空気に包まれますが、さらに体の弱かった昭一郎が病でれ帰らぬ人になってしまうのでした。
抜け殻のような母の姿に、自分が代わりにいなくなればいいと思う寅次郎は、御前様(石丸幹二)の所に行って、
「俺がいなくていいのにさ・・・俺なんかが残ってしまってお母ちゃんとさくらがかわいそうだよ」
そう言いますが、そんな彼に御前様はゲンコツをくれ、娘・冬子(荒井美羽)がスイカを持って現れます。
冬子は、寅次郎が妹のさくら(落井実結子)にスイカをあげようとして上手く食べさせられないのを見て、小さくちぎってそっとさくらに食べさせてくれました。
東京大空襲
その後、東京大空襲の夜、防空壕に逃げこんだ寅次郎が様子を見に出ようとすると冬子はそっと手を引いて止めてくれます。
やがて、防空壕に逃げこんで難を逃れた車一家まですが、寅次郎は何を思ったのか土手に登ってはるか向こうの燃え盛る下町を一晩中眺めていました。
夜が明けてきたのに気づいた寅次郎が家に帰ろうと歩いていると、光子が「寅ちゃん・・・寅ちゃん・・・どこにいるの?」と必死で探していたのです。
光子は後ろに立っていた寅次郎に気づくと、一散に駈け寄って彼の頬を叩き、そしてきつく抱きしめて泣き崩れて・・・。
「バカー!!どこに行っていたんだよ!死んでしまったのかと思ったじゃないか!!あんたまでいなくなったら私はどうすればいいんだよ!」
終戦
そして8月15日、日本は戦争に負けました。
大人たちが「玉音放送」を聞いて泣いてる傍らで、寅次郎たち子供たちは元気に遊んでいます。
やがて戦兵隊さんたちが地から引き揚げてくる中、平造と滝造からの連絡はまだありませんでした。
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第二話はどのシーンでも泣けました(ノД`)・゜・。
平造矢滝造の出征が決まった時の光子や家族の辛い思いは元より、昭一郎が亡くなってしまう場面では胸がつまります。
泣きながら兄を見舞う寅次郎が鼻の下に墨をつけているのを見た昭一郎が「寅はいいなあ・・・」という言葉を残して亡くなり、抜け殻のようになった光子が義父・正吉(きたろう)に「申し訳ありません」と畳に額をすりつけて泣くシーンは涙が止まりませんでした。
ラストで大人たちは音放送を聞いて泣いているのに、寅次郎たち子供が元気な声をあげて遊んでいるのが、あまりに対照的過ぎてここでも泣けました(ノД`)・゜・。
☆
キャスト
- 寅次郎の育ての母・光子・・・井上真央さん
- ぐうたらな父・平造・・・毎熊克哉さん
- おいちゃん・竜造・・・泉澤祐希さん
- おばちゃん・つね(竜造の妻)・・・岸井ゆきのさん
- 帝釈天住職・御前様・・・石丸幹二さん
- 車寅次郎・・・藤原颯音さん(子供時代)・井上優吏さん(少年時代)
- 祖父・正吉・・・きたろうさん
- 兄・昭一郎・・・村山陽央さん(子供時代)・山時聡真さん(少年時代)
- 妹・さくら・・・落井実結子さん(子供時代)・野澤しおりさん(少女時代)
- お菊・寅次郎の海の親・・・山田真歩さん
- 午前様の娘・冬子・・・荒井美羽さん
- 朝日印刷女工・サトコ・・・森七菜さん
- 中学教師・坪内散歩・・・岸谷五郎さん
- 散歩先生の娘・夏子・・・井頭愛海さん
見逃し配信は?
💡NHKオンデマンドで放送後2週間配信されます(見逃しみ放題パック・月額990円)
引用元https://www.nhk.or.jp/
第3話の予告
寅次郎(藤原颯音)の父、平造(毎熊克哉)が復員したが、人が変わったように何かにおびえ、可愛がっていた娘のさくらを拒否する。
光子(井上真央)は不安を募らせるが、祖父の言葉と寅次郎の機転が少しずつ平造を元の暮らしに戻していく。
中学生になった寅次郎(井上優吏)は、裏の朝日印刷の工員・さとこ(森七菜)のことが好きらしいと、おいちゃん(泉澤祐希)とおばちゃん(岸井ゆきの)は気付く。しかしさとこは鰻屋の千吉(尾上右近)といい仲のようで、寅次郎の初恋に暗雲が…。
引用元https://www.nhk.or.jp/
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まとめ
今回は「少年寅次郎」第2話についての紹介でした。
第2話は涙無くしては観れない回でした・・・。
ではでは(^o^)/
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