「少年寅次郎」第3話ネタバレ感想・平造復員&寅次郎の恋愛遍歴の始まり

     

無題

お元気ですか?うめきちです(^o^)/

昭和で一大ブームを巻き起こした不変の名作「男はつらいよ」の主役フーテンの寅さんの少年時代を描いた「少年寅次郎」第3話がNHK総合にて2019年11月2日21:00から放送されました。

  • 復員してきた平造は人が変わったようになっていた。
  • 次の春、中学生になった寅次郎に初恋が訪れるが・・・。
  • さとこの恋人はろくでなしだと平造が言う。

そこで今回は「少年寅次郎」第3話について紹介したいと思います。

「少年寅次郎」第3話

  • あらすじと感想
  • キャスト
  • 見逃し配信
  • 第4話の予告
  • まとめ

(※なお、ネタバレを含みますので結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「少年寅次郎」第3話

あらすじと感想

寅次郎(藤原颯音)の父、平造(毎熊克哉)が復員したが、人が変わったように何かにおびえ、可愛がっていた娘のさくらを拒否する。

光子(井上真央)は不安を募らせるが、祖父の言葉と寅次郎の機転が少しずつ平造を元の暮らしに戻していく。
中学生になった寅次郎(井上優吏)は、裏の朝日印刷の工員・さとこ(森七菜)のことが好きらしいと、おいちゃん(泉澤祐希)おばちゃん(岸井ゆきの)は気付く。

しかしさとこは鰻屋の千吉(尾上右近)といい仲のようで、寅次郎の初恋に暗雲が…。

引用元https://www.nhk.or.jp/

ここまでは公式サイトで発表されているあらすじです。

ここから先はもう少しだけ詳しく!

復員してきた平造は・・・!

戦争が終わっても中々連絡のない平造の帰りを待ちわびる光子は、夫がいつ帰ってきてもすぐわかるように店先に布団を敷いて寝ていた大晦日の晩の事、玄関の戸がガタガタいう音に気づいて開けてみると平造が帰ってきていました。

けれどようやく復員してきた平造は、人が変わったように何かにおびえ、寝ている間もうなされて、可愛いはずの娘のさくらまで避けるようになっていたのです。

それをずっと見ていた祖父・正吉は、

「きっと戦地でさくらぐらいの子供を殺したのかもしれない・・・」

と、今でいう「PTSD」ではないかと言いました。

そしてそれから一月後、正吉はインフルエンザに罹ってしまい、苦しい息の下で平造に言ったのです。

「お前が抱えてるおっかないモノは俺があの世に一緒に持ってってやるよ。だからもとのいいかげんでろくでなしの男に戻れ」

親心だなぁ・・・「元気になってしまったらカッコ悪いがな」と冗談言ってたおじいさんはそのまま死んでしまい、言葉通り平造の苦しみを取り去ってくれたんですね。

滝造の復員

それからしばらくして滝造が復員してきました。

滝造の顔を見て初めて涙を流し、ようやく少しづつ元の口の悪い平造に戻っていくのでした。

寅次郎の初恋

やがて車家の仏壇に飾られた昭一郎と正吉の写真が見守る中で、寅次郎に初めての恋が訪れたのです。

  中学生になった12歳の寅次郎は、裏の朝日印刷の工員・さとこにほのかな想いを抱くようになります。

彼の初恋は滝造(おいちゃん)とつね(おばちゃん)から見ても一目瞭然だったのですが・・・。

そんな中、寅次郎は街頭占いのじいさんに「女難の相が出ている」と言われます。
そしてある嵐の晩に、朝日印刷の住込み工員のさとこの部屋が被害を受けて水浸しになってしまったので、社長の息子の桂梅太郎(後のタコ社長)が車家に避難させたのです。

さとこの突然の登場に嬉しくてデレデレする寅次郎ですが、みんなで鍋を囲んで話しているうちにさとこが鰻屋の千吉といい仲のようだということがわかってしまいました。

ガックリくる寅次郎をよそに、光子はさとこの仲人をやる話までして盛り上がるのでした。

さとこを前にした寅次郎の百面相!面白かったですね(#^.^#)

ろくでなしの千吉

ところが相手の千吉という男はとんでもないろくでなしだったのです!

「歌舞伎役者のような顔」と光子たちが話したように、イケメンの千吉はモテモテで毎日、彼が店先で鰻を捌く姿見に来る女たちで黒山の人だかり!!

でもうぶなさとこは映画に誘われたくらいのことで結婚まで考えて、田舎からの見合い話も断ってしまうくらいでした。

ある日、「給料が出たからお礼に鰻をおごるね」とさとこに誘われた寅次郎は千吉の店でご馳走になりました。

その頃、千吉が彼に会いにくる女たちから懐にこずかいを入れてもらったりするのを平造が見ていて、店に帰るとすぐに「アレはダメだ!」と言い出したのです。

すると光子たちも近所で聞いてきた話からその意見には同意しながらも、その「千吉評価」がまるで平造そのものだとイジリ倒すのでした(笑)

さとこの失恋・寅次郎の失恋

そんな中、客として現れた千吉が連れの女とイチャイチャしながらダンゴを食べていたところへ、寅次郎とさとこが帰ってきたのです。

千吉に気づいた寅次郎は、なんとかさとこが彼を見ないように阻止しますが、二人をみてしまったさとこが千吉に詰め寄りました。

けれど千吉は「お前みたいな田舎者の工員なんか俺が相手にするとでも思ってるのか!」と吐き捨て、ショックを受けたさとこはそのまま走り去ってしまいます。

あたふたする寅次郎につねが追いかけろと指示し、橋の柵にもたれて泣いているさとこを見つけました。

寅次郎と話しているうちに次第に落ち着いてきたさとこは田舎へ帰る決心し、寅次郎は初めての失恋を知ります。

これが寅さんの恋愛遍歴の始まりだったんですね~・・・「寅ちゃんは優しいね」と言われてなんとも複雑な表情の寅次郎・・・・切ないです(ノД`)・゜・。

その後、寅次郎は河原で捕まえてきた蛇を千吉の捌く鰻の桶にコッソリ入れて、蛇が腕に巻き付いてきた千吉が悲鳴を上げるのを見てザマアミロという顔をするのでした。

そんなある日、寅次郎が実は光子が産んだ子ではないと知ったさくらが泣きながら帰ってきたのです。

さくらは寅次郎の顔を見るとどこかへ走って行ってしまいますが、彼女の行く先なんかお見通しの寅次郎は河原の土手で泣いているさくらを見つけて、「お兄ちゃんがかわいそうだ」いう彼女に、そんなこはないよといいます。

「俺は幸せ者だよ。大好きなお母ちゃんの子供でいられるし、世界一の妹もいる。だからお父ちゃんにも感謝してるんだよ」

そんな二人の会話を物陰から聞いていた光子は、いい子に育ったと御前様にお礼を言いいにいくのでした。

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寅さん、ホントにいい男だね~(#^.^#)

その後も片思いばっかりだけど、いい男ぶりはこんなころから培われていたんですね。

ドラマを見ながら「男はつらいよ」が思い出さます。

藤原颯音さん(子供時代)もさることながら、3話の中学生になった寅次郎を演じる井上優吏さんも寅さんそっくりで、まるで寅さんがそのまま成長しているようで嬉しいですね~♡

キャスト

  • 寅次郎の育ての母・光子・・・井上真央さん
  • ぐうたらな父・平造・・・毎熊克哉さん
  • おいちゃん・竜造・・・泉澤祐希さん
  • おばちゃん・つね(竜造の妻)・・・岸井ゆきのさん
  • 帝釈天住職・御前様・・・石丸幹二さん
  • 車寅次郎・・・藤原颯音さん(子供時代)・井上優吏さん(少年時代)
  • 祖父・正吉・・・きたろうさん
  • 兄・昭一郎・・・村山陽央さん(子供時代)・山時聡真さん(少年時代)
  • 妹・さくら・・・落井実結子さん(子供時代)・野澤しおりさん(少女時代)
  • お菊・寅次郎の海の親・・・山田真歩さん
  • 午前様の娘・冬子・・・荒井美羽さん
  • 朝日印刷女工・サトコ・・・森七菜さん
  • 中学教師・坪内散歩・・・岸谷五郎さん
  • 散歩先生の娘・夏子・・・井頭愛海さん

見逃し配信は?

💡NHKオンデマンドで放送後2週間配信されます(見逃しみ放題パック・月額990円)

2019-10-19_173517引用元https://www.nhk.or.jp/

第4話の予告

寅次郎(井上優史)は中学2年生になり、平造(毎熊克哉)に批判的な視線を投げることを、光子(井上真央)は心配する。

勉強はからきしだが、担任の散歩先生(岸谷五郎)の英語の授業だけは理解はできないけど好き。

ある日、散歩先生に呼ばれた寅次郎を待っていたのは、13年前くるまやの前に寅次郎をを置いて消えた産みの母のお菊(山田真歩)だった・・・。

引用元https://www.nhk.or.jp/

まとめ

今回は「少年寅次郎」第3話についての紹介でした。

あと2話しかないのは残念でたまりません(ノД`)・゜・。

ではでは(^o^)/

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