お元気ですか?うめきちです(^o^)/
昭和で一大ブームを巻き起こした不変の名作「男はつらいよ」の主役フーテンの寅さんの少年時代を描いた「少年寅次郎」がNHK総合にて2019年10月19日21:00から放送されました。
- 昭和11年226事件の前夜、雪の降る中、団子屋のの妃に捨てられた赤ん坊。
- 5年後、友達思いの腕白坊主に育った寅次郎は、川で鰻を取って叱られ・・・。
- それからしばらくして妹のさくらが生まれ、2番目に守るんだと心に誓う寅次郎!
井上真央さんが割烹着姿で登場しますが、これがすごく似合うんです!
そこで今回は「少年寅次郎」第1話について紹介したいと思います。
「少年寅次郎」第1話
- あらすじと感想
- キャスト
- 見逃し配信
- 第2話の予告
- まとめ
(※なお、ネタバレを含みますので結末を知りたくない方はご注意くださいね!)
「少年寅次郎」第1話
土曜ドラマ【#少年寅次郎】
いよいよ放送!
80年前の柴又。あの団子屋から始まるんです。
原作 #山田洋次 脚本 #岡田惠和 主演 #井上真央https://t.co/XsStOI6Off#NHKドラマ pic.twitter.com/gJSHIcYzNn— NHKドラマ (@nhk_dramas) October 19, 2019
あらすじと感想
昭和11年、歴史を揺るがす226事件の前夜、東京葛飾柴又の団子屋、くるまやの前に赤ん坊が置かれた。
誰の子か承知の上で、車光子(井上真央)は育てることを決める。
帝釈天の御前様(石丸幹二)に寅次郎と名付けられて5年、寅次郎はわんぱくに。
光子の夫、平造(毎熊克哉)は、そんな寅次郎が気に入らない。それでも愛情を注ぐ光子が大好きな寅次郎なのに、母を裏切るような出来事が起きる。
でも、寅次郎の心情を知った光子は… そして、さくらが誕生して…
引用元https://www.nhk.or.jp/
ここまでは公式サイトで発表されているあらすじです。
ここから先はもう少しだけ詳しく!
捨て子
雪が降る寒い夜。
「もうお客なんか来ないから店を閉めようか」という車光子。
それを聞いて、コッソリ店の金庫からお金を抜きとって「町内のより合いに行ってくらぁ!」と出かけていく夫の車平造。
翌日には日本中を震撼とさせる226事件が起こるとは誰も知らない昭和11年2月25日の夜更けのことでした。
葛飾柴又にある「車菓子舗」の戸を激しく叩く音に気づいた光子は何事かと思って戸を開けると、そこには生まれたばかりの赤ん坊が置き去りにされていたのです。
赤ん坊には「平造さんの子供です 名前はありません どうかよろしくお願いいたします」という手紙が付いていました。
それを見た義父・車正吉(きたろう)は、息子のしでかしたことにショックを受け、手紙をクシャクシャと丸めてしまうのでした。
そんなこととは知らないぐうたら男の平造は、その頃馴染みの店で遊んでいます。(赤ん坊の母親は平造の馴染みだった芸者のお菊(山田真歩)です)
翌日、長男の昭一郎(村山陽央)に手伝わせて赤ん坊に重湯を飲ませていたところに、義弟の車滝造(泉澤祐希)とその妻のつね(岸井ゆきの)がやって来ました。(後のおいちゃんとおばちゃんです)
「東京中に軍隊があふれてえらいことになっているぜ!」
226事件のことを話しに来た2人は、光子が赤ん坊を抱いているのを見てビックリ仰天!!
しかも兄の平造がよその女に産ませた子だと知って、驚きをすっ飛ばして怒りさえ感じていたようです。
そこへ何も知らない平造が鼻歌を歌いながら帰って来ました。
平造は赤ん坊が自分の子だと知らされて驚きますが、お調子者のこの男はあろうことか子供のいない滝造夫婦の子にすればいいなんて言ってみんなに怒られて、2階へとっとと逃げてしまいます。
寅次郎と命名!
光子は決心して帝釈天の住職・御前様に赤ん坊の名付け親になってもらうことにしました。
「狭い町の中でこの子の噂なんてあっという間に広まってしまうから、この先この子は生きるために大変だと思うんですよ。だからそんなことに負けないように、強くて、でもみんなに愛される愛嬌のある名前をつけてやってください」
そんな母の願いがこもった名前”寅次郎”が赤ん坊の名前になりました。
元気いっぱいの寅次郎
それから5年、よく食べ良く遊ぶ元気な腕白坊主に育った寅次郎(藤原颯音)は、友達思いな子でもありました。
平造はそんな寅次郎がうとましくて、しょっちゅう意地の悪いことを言うので、寅次郎は平造のことは苦手でした。
ある日、仲良しの一人が、
「母ちゃんの具合が悪くて朝から何も食ってないんだ・・・ああ腹減ったな・・・」
「おれに任せとけ!!」
寅次郎は仲良し2人を引き連れて帝釈天の本堂のお供えのまんじゅうを盗んでみんなで食べたのです。
すぐに御前様に見つかってゲンコツを喰らう悪ガキ3人ですが、そんな風に楽しくて普通な毎日を過ごしていたのですが・・・。
鰻事件
ある日、寅次郎たちは川で鰻を取ってそれを料理屋「川勢」へ持ち込んで小銭をもらったのです。
何食わぬ顔で家に帰ると、すでに光子は近所の人から聞いて知っていて、ものすごい剣幕で怒りました。
光子に問いただされて鰻を80銭で売ったことを白状した寅次郎ですが、そのお金を何に使ったのかは頑として言わなかったので、
「子供が川の恵で商売しちゃいけないんだ。お金は返しに行くよ!」
光子に連れられて川勢に向かう途中で、向こうから寅次郎の友達の母親が駈け寄ってきました。
「うちの子が家に借金取りが来て大変な事になっているって、寅ちゃんに泣いて言ったら「おれに任せとけ!」って言って鰻をね・・・だから今、川勢さんにお金を返してきたんだよ・・・ありがとうね寅ちゃん」
理由がわかって光子はホッとしますが、帰り道、後ろからついてくる寅次郎は大好きな母親に嫌われてしまったかもしれないと不安でたまりません。
「母ちゃん、ごめんよ・・・嫌いになんないでくれよ・・・ごめんなさい」
「何言ってんだい!嫌いになんてなるわけないだろう!お母ちゃんは嬉しかったよ。いい男だよ、寅ちゃんは!」
そう言いながら、光子は寅次郎の肩をつかんで、
「あんたも知ってるんだろうけど、お母ちゃんはあんたを産んだわけじゃない。あんたを産んだお母ちゃんは別の人だ。でもねぇ、あんたは私の息子だよ。自慢の息子だ!!」
そう言ってギュッと抱きしめるのでした。
妹・さくらの誕生
昭和16年12月8日、真珠湾攻撃を断行した日本は戦争に向けて一直線に進んでいきます。
やがて翌年、昭和17年3月、光子は臨月を迎えていました。
陣痛が始まった朝、車家では店を閉めてお産に備え、邪魔な平造は外に出されてやきもきしています。
寅次郎は光子の体が弱っていることを聞いていたので心配でたまらず、帝釈天で一心にお参りしていました。
駆け付けた滝造が、寅次郎がいないのに気づいて探しに来てくれました。
「やっぱりここだったか」
滝造はかねてから『もしもじぶんになんかあったら昭一郎と寅次郎のことをお願いね。うちの人なんかきっと持て余して逃げちまうだろうから』と、義姉から頼まれていたこともあって寅次郎のことを心配していたのです。
2人は帝釈天に光子の安産をお参りして、その後、寅次郎は御前様の許しを得て母を思いながら鐘を突かせてもらいました。
『ゴ~~~ン』
鐘の音が響く中、車家では赤ん坊の産声が響いていました。
「寅~生まれたよ!元気な女の子だ!お母ちゃんも元気だ!!」
知らせに来た兄・昭一郎と寅次郎、滝造、御前様、みんなで喜びあうのでした。
生まれた赤ちゃんは「さくら」と命名されました。
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いや~~もうクリクリ坊主の寅次郎がかわいいですね~~(#^.^#)
寅さんそっくりで、眉頭のでっかいほくろまであるなんて笑っちゃいました!!
寅ちゃん役の藤原颯音くんさすがです!
寅さんが捨て子だったなんて知らなかったのでそこんとこはビックリでしたが、井上真央さん扮する車光子の懐の深いことに感激です。
それに井上真央さんの割烹着姿、似合いすぎるくらいにあってましたね~。
美人で割烹着が似合う、まさに昭和のお母さんですね(#^.^#)
それとは逆にバカ平造はぶん殴ってやりたいです!なので店のお金をくすねようとしてネズミ取りに挟まれるシーンはザマアミロ!でしたがね。
何でこんな男と結婚したんだか・・・。
浮気相手の産んだ子供なんて憎くて当然なのに(ドラマ中でも赤ん坊を抱きながら涙を流すシーンがありましたね)、「この子に罪はない」と言って自分で育てる決心をするなんて感激です(≧▽≦)
まさに母の鏡!!
光子の愛情に包まれてまっすぐに育った寅次郎の男気もスゴイ!
あの寅さんの惚れっぽくて情に厚い性格がもうすでにこの頃から芽生えていたとは♡
これは『男はつらいよ』の方ももう一回見直さなくちゃいけませんね!
キャスト
- 寅次郎の育ての母・光子・・・井上真央さん
- ぐうたらな父・平造・・・毎熊克哉さん
- おいちゃん・竜造・・・泉澤祐希さん
- おばちゃん・つね(竜造の妻)・・・岸井ゆきのさん
- 帝釈天住職・御前様・・・石丸幹二さん
- 車寅次郎・・・藤原颯音さん(子供時代)・井上優吏さん(少年時代)
- 祖父・正吉・・・きたろうさん
- 兄・昭一郎・・・村山陽央さん(子供時代)・山時聡真さん(少年時代)
- 妹・さくら・・・落井実結子さん(子供時代)・野澤しおりさん(少女時代)
- お菊・寅次郎の海の親・・・山田真歩さん
- 午前様の娘・冬子・・・荒井美羽さん
- 朝日印刷女工・サトコ・・・森七菜さん
- 中学教師・坪内散歩・・・岸谷五郎さん
- 散歩先生の娘・夏子・・・井頭愛海さん
見逃し配信は?
💡NHKオンデマンドで放送後2週間配信されます(見逃しみ放題パック・月額990円)
引用元https://www.nhk.or.jp/
第2話の予告
昭和19年、寅次郎は国民学校で立たされてばかりだが元気いっぱい。
優秀だが体の弱い義兄の昭一郎の代わりに、妹のさくらを守って頑張る。
そんな時、父の平造(毎熊克哉)に赤紙が。
悲しみをこらえる母、光子(井上真央)に、父への愛を感じる寅次郎だった。
さらに昭一郎が病に倒れ帰らぬ人に。
抜け殻のような母の姿に、自分が代わりにいなくなればいいと思う寅次郎だが、大空襲の日、母が寅次郎のために見せた行動は…
引用元https://www.nhk.or.jp/
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➜「少年寅次郎」第2話ネタバレ感想・東京大空襲!寅を探す光子の姿に号泣
まとめ
今回は「少年寅次郎」第1話についての紹介でした。
絶対に面白いと思っていましたが、予想通り面白かったですね。
次回の展開が楽しみです。
ではでは(^o^)/
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