和泉かねよし【女王の花】13巻ネタバレ内容と感想・土妃との決戦

     

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お元気ですか?うめきちです(^0^)

【女王の花】13巻 和泉かねよし先生の新作が2016年2月26日に発売になりました。

前作・12巻までに亜姫と薄星は、王位を継ぐ立場と金髪碧眼の胡人という違い過ぎる身分に苦しみながらも「この身は離れ離れになっても心は共にある」と、永遠の愛を誓いあうふたりでした。

しかし、再び運命の流れは、お互いに慕う気持ちを封じ込めようとする二人を、容赦なく土妃との戦いの場へと押し出していくのでした。

いよいよクライマックスへと突入していくこの13巻!どんな展開になっていくのでしょうか?

今回の記事は『女王の花』第13巻のあらすじと感想、それからもう一つ・14巻の発売予想について紹介していきたいと思います。

(※なお、ネタバレのため、結末を知りたくない方はご注意くださいね)

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『女王の花』第13巻あらすじと感想

第一王妃の黄妃と幼い亜姫を虐げ、黄妃が亡くなると王女亜姫を黄国への人質として送ってしまうように仕向けたのは第二王妃の土妃でした。

土妃は黄妃と亜姫が憎くて憎くてたまらなかったのですね。

でも、そもそも土妃はなぜこんなにも黄妃たちをを憎むのだと思いますか?

1.自分は第2王妃であったから

2.土妃の産んだ王子がダメ王子だったから

3.亜国を自分の祖国、土国の属国にしたいから

いろいろな理由が思う浮かびます。

黄妃たち親子が邪魔だったことには間違いないと思いますが、土妃の異常な性格は歪んでいるので細かいところまでは凡人の私にはわかりかねますよ。

とにかく怖い人ですね。

詳しくはこちらもご覧ください

土妃との決戦の始まり

曾国の首都、曾都で亜姫の出陣の準備は着々と進んでいます。

蛇波流は亜姫に頼まれた大量の「黄国」の旗を納めて、別れの挨拶に来ました。

次は西の方へ行こうかと思っていると言い、

ひざまずき亜姫の手にキスをして「さらばです 美しい姫君」

と言う挨拶をしますからたぶん、ヨーロッパの方へいくつもりなのでしょうね。

亜姫は曾国の助力を得て土妃を打ち破り、祖国を取り戻すべく決起することを決心しましたが、薄星の命を守るために、自ら薄星を遠ざけようとして蛇波流に彼を一緒に連れていってくれるようにと頼みます。

すべての準備を整え、黄軍、曾軍を従えて亜姫の軍はついに進撃を開始しました。

進軍の号令を受ける、その兵の中には薄星の顔もありした。

蛇波流とは一緒には行かなかったのですね。

やはり薄星は亜姫と離れるなんていうことは考えられないのですね。

土妃の率いる亜軍が陣を構える地点へと進軍してきた亜姫と曾軍・黄軍は主軍拠点を構え、そこには黄の旗がひらめいていました。

亜姫は黄軍と共に行動していると見ている土妃は、斥候からの急報を受けて亜姫の居場所を特定し、攻撃を開始しました。

けれど、まもなく別の場所にも黄の旗が掲げられているという報告があり、亜姫の計略にハマったことを知りました。

亜姫はこのために大量の黄の旗を蛇波流に用意させたのです!

初戦は亜妃の思わくどおりの勝ちいくさとなりました。

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抑えても抑えきれない薄星の心

薄星は亜姫から、

「身分も軍もない。その腕力以外何一つ持たないおまえがどうやって私を救えるの。薄星には生きて欲しい、だからここから去って…」

と懇願され、薄星は何も言い返せない自分が情けなくてたまりませんでした。

やけになって仲間に誘われるまま、陣に集まってきた遊女たちの所へ行き、一人の女と関係をもってしまいました。

しかし、それはかえって虚しさをつのるらせ、逆に亜姫への思いの深さを再確認させられてしまうだけでした。

一方亜姫は陣中で女に腕をかれませている薄星に偶然、行き会ってしまい息が詰まるほどの悲しみを感じるのでした。

薄星と別れようとする悲しみに耐えるためにいっそう感情を殺し、ただ土妃を打つのみの剣となるよう自分を律する亜姫が悲しいです。

ホントに切ないですね…メロドラマです。

土妃の愛

土妃は、大国「土国」の美しい姫として生まれ、周りから天女のようにちやほやされて育ち、父王の野望を叶えるがために亜国の第二王妃となりました。

しかし、亜王は土妃を愛しはしませんでした。

常に周りからその美しさを愛され、ぜひにも欲しいと望まれることが当たり前だった土妃にはそれは信じがたいことでした。

土妃は王に愛されないショックを隠すかのように一人息子の王子を溺愛し、この王子のためにこの亜国を誰にも渡さないと誓いました!

土国の父や兄たちにさえ渡さない!

ましてや黄妃や亜姫などには絶対に渡しはしない!

私の愛を侮るような王は要らない!

私の愛こそがすべての正義だ!

と言い切る土妃はもはや狂っているようです。

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土妃が黄妃親子を憎む理由、それは黄妃親子に対する王宮の理不尽さに何も戦おうとせず、ただ美しいだけの籠の鳥のようにひたすら耐えて暮らしている王妃黄妃が理解できなかったからのようです。

「自分なら愛する子供のためならどんなことでもする、たとえ泥血にまみれても!」

夫に愛されない寂しさゆえに王子を溺愛し、ボンクラにしてしまったのかもしれませんね。

やがて戦局は土国の参戦によって土妃に有利になってきます。

土妃が実家である土国を戦いに誘いこんだのでした。

たくらみ

そのころ曾国では、亜国の宰相高諷が曾王を訪ねて来ていました。

土妃と手を結べという申し出に曾王はどう出るのでしょうか?

腹黒く策士な担ですから、どんな難癖をつけこの申し出にどう出るのか、乞うご期待ですね。

『女王の花』14巻の発売時期予想

和泉かねよし先生からの情報ということですが、14巻の発売時期は2016年8月28日頃の予想です。ただし、諸事情により時期がずれることも有りとのことです。

(※14巻は2016年8月26日に発売されました)

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書籍情報

まとめ

今回の記事は『女王の花』第13巻のあらすじと感想、それと14巻の発売予想について紹介してみました。

物語はいよいよクライマックスです。

この土妃との決戦で勝った方が亜国の女王となります。

もし土妃が勝ったならば、その先は考えるのも恐ろしいですね。

きっと亜姫が勝って亜国の主となり、かつての豊かな亜国を取り戻してくれることと思いますが、それにはまだ解決しなければならない問題が山積みで、最後に特大の一点が出て来ていました。

ほんとに担って計算高いというかなつうか、う~んなやつですね!

14巻でいったいどんなどんでん返しが待ってるかと思うと恐ろしいです。

ではでは(^0^)/

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