「アルスラーン戦記(10)」ネタバレ感想 亡国のイリーナ姫・11巻発売日も

     

2018-11-09_162900

お元気ですか?うめきちです(^o^)/

マンガ・荒川弘先生&原作・田中芳樹先生の新巻「アルスラーン戦記」10巻が2018年11月9日にKCマガジンから発売されました。

カレンダー付き特装版も同時発売です。

ルシタニアに滅ばせれてしまったマルヤム国の美しいイリーナ姫の願いはヒルメス王子に会うことでした。

一方、王太子アルスラーンの名に置いてパルス全土に飛ばされた檄に呼応した諸侯たちがペシャワール城に続々と終結してきています。

ついにアルスラーンは決心しました!

今回の記事は「アルスラーン戦記」10巻の紹介をしたいと思います。

「アルスラーン戦記」10巻特装版

  • あらすじ
  • 感想
  • 「アルスラーン戦記」10巻特装版の内容は?
  • 「アルスラーン戦記」11巻の発売日
  • まとめ

(※なお、ネタバレを含みますので、結末を知りたくない方はご注意くださいね!)

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「アルスラーン戦記」10巻

あらすじ

第59章 討伐の礎

魔の山「デマヴァント」を震源地とする大地震は、パルス国の東部一帯とシンドゥラ西部にも大きな被害を与えたようでした。

その頃、ナルサスに腕を切られた魔導師は”尊師”に失敗を報告していました。

しかし尊師は地震によって蛇王ザッハークの再臨が早まるかもしれないと喜び、魔導師を大量の蛇に襲わせるのでした。

 

その年の4月、王太子アルスラーンの名に置いてパルス全土に飛ばされた檄に呼応した諸侯たちがペシャワール城に続々と終結してきていました。

その中には「レイ城のルーシャン」「オクサス領主の息子・ザラーヴァント」「狼に育てられた者の異名を持つイスファーン」などの勇猛果敢は勇者たちや、「ザラの役所の会計担当・パティアス」などの出身地も身分も様々な者たちで、まだまだ集まって来そうな勢いでした。

けれども人が集まる所には必ず争いもあるということから、ナルサスは国政にかかわる重要な役職に彼らの中の有能な人物を当用するという手法を取りました。

すると旧い家臣も新しい家来も能力さえあれば平等にチャンスが与えられるという噂がアッという間に広まり、集まった兵は10万に達するほどに膨れ上がったのでした。

一方、ヒルメスはサームとザンデと共に、ルシタニア兵が立てこもったザーブル城を眺めていました。

ヒルメスはクバートに言われた言葉を思い出して仮面を外した顔を露わにしてサームたちを驚かせながら、ザーブル城を攻略する相談をしていました。

第60章 ザブール城の決戦

ヒルメス達は城内に通じる3本の水路の一つに油を流して火をつけて火攻めにすると同時に別の水路から兵を侵入させ、アッという間に籠城していた兵たちを城から出ざるおえない状況に追いこんでザブール城を陥落させてしまうのでした。

しかし大司教ボダンはすでにとっとと逃げ出した後で、イアルダボート神に忠誠を捧げるルシタニア兵たちはどんなに脅してもボダンの行方を白状しませんでした。

その頃、ボダンはマルヤムに向かって逃走していました。

第61章 マルヤムの使者

かつてナルサスが収めていたダンバルド内海に面したダイラム地方の岸部に、マルヤム国の傷だらけの軍船が1艘現れました。

乗組員は村人に領主かそれに相当する人に合わせてくれと頼むのですが、のんき過ぎる人々が取りついでくれた地方役人も危機感がまるでありません。

そんな平和ボケした町の様子を山の上から見ていたルシタニア軍が突如襲撃してきたのです。

阿鼻叫喚を極める町にたまたまやって来たクバートが追い払ったルシタニア兵は、逃げた先にいた別の旅人”盗賊ゾット族のメルレイン”に退治されてしまうのでした。

妹を探す旅をしているというメルレインの妹の名前は「アルフリード」といいます。

彼らの強さを目の当たりにしたマルヤムの者たちと女官長ジョヴァンナは、是非ともイリーナ内親王を助けてほしいと頼みこんできたのです。

第62章 亡国の王女

マルヤムとルシタニアは対立関係にあったといっても400年間それなりにうまくやってきたのですが、3年前から急にルシタニアが侵攻してきて、ある夜ボダン率いる聖堂騎士団が王宮に火を放ち国王と王妃を殺したのです。

ジョバンナと数人の側近で二人の姫「ミリッツァ内親王」と「イリーナ内親王」を脱出させようとしましたが、姉のミリッツァは敵の矢に射られて最後の力を振り絞って妹を逃がし、自身は塔から身を投げて亡くなったのでした。

マルヤム金貨500枚とサファイヤの首飾りで交渉成立したクパートとメルレインが紹介されたイリーナは、生まれつき目が見えないけれど清純で美しい姫でした。

第63章 盗賊の仕事

クパートはダイラムの町の人々をにわか仕込みとは言えあらゆる戦法を用いて指揮し、

「ルシタニア兵を一兵たりと逃がすな!」

全員敵を倒して町とイリーナを守りきりました。

その後、すっとぼけようとするジョバンナから約束どおりの謝礼を受け取ったクパートたちは、イリーナが待っていると言うので船室へ行くと彼女の口から信じられない言葉が語られたのです。

イリーナはヒルメスに会いたいので力を貸してほしいと言いました。

彼女にとってヒルメスは特別な存在だったのでした。

ヒルメスが嫌いなクパートは関わりたくないと思っていると、メルレインがその役を買って出たのです。

どうやらメルレインはイリーナに一目惚れしたようでした。

第64章 シャプールの弟

一方、ペシャワール城では10万にも膨らんだ兵達を出兵させる計画を立てていました。

出兵は5月10日に決定しましたが、その前にナルサスはアルスラーンに話しておきたいことがあるので時間を作ってほしいと頼んできました。

話しは1対1ではなくキシュワード卿ら側近たちも交えてのものでした。

ナルサスが語った話しは、銀仮面卿ヒルメスが実はアルスラーンの従兄にあたり、その父であるオスロエス5世がアンドラゴラス王に弑されたのではないかという疑惑があるというアルスラーンにとって残酷な内容だったのです。

けれど噂を信じたヒルメスがアルスラーンとアンドラゴラス王を憎むあまり、ルシタニア人と手を組んで他国の兵をパルスに引き入れて戦を仕掛け、王位を得るためだけに国民を苦しめているのだと聞いたアルスラーンはヒルメスよりも先にルシタニアと決着をつけると決心しました。

そんな中、突然火事が起きました。

放火犯は黒い衣に仮面をかぶった怪しい魔導師で、兵たちの体に巻きついて蛇のように絞め殺すのです。

そいつは槍の切っ先に立って蛇を吐き出すというとても人間わざとは思えない異常な術を使う魔導師で、立ち向かったのはまずはギーヴ、そしてイスファーンでした。

魔導師にとどめを刺したイスファーンを労うナルサスに『兄シャプール』の名を出すと、それを聞いたギーヴが言ったのです!

「シャプールにとどめを刺したのはこの俺だ」

一瞬にして空気が変わってしまった二人はこの後 !?

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感想

ちょっと色々とドキドキしちゃった第10巻でした。

中でもラストシーンの衝撃は怖いですね~。

この後どうなるんだろうと思うと気になって仕方ありません(;´Д`)

それと麗しのイリーナ内親王の想い人がヒルメス王子とは!

こっちの展開もスゴク気になりますね!

イリーナ姫の存在が鬼畜のごときヒルメスにどんな影響を与えるのか!!

11巻の発売が待ちどおしいかぎりですね(≧▽≦)

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「アルスラーン戦記」10巻特装版の内容は?

「アルスラーン戦記」2019年カレンダー付き特装版。

美麗原画が、ポストカードサイズの月替わりカレンダーに!

裏面は、その月にちなんだ1コマ漫画12か月分を荒川先生が描き下ろし!

ここでしか見られないアルスラーン達の(秘)イラストは必見!!

引用元https://www.amazon.co.jp

「アルスラーン戦記」11巻発売予想日

「アルスラーン戦記」9巻の発売日予想は、今までの発売スケジュールから2019年5月頃と予想しました。

また詳しい情報が入り次第更新していきたいと思います。

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まとめ

今回の記事は「アルスラーン戦記」10巻の紹介でした。

ヒルメスって案外素直なとこもあるのかもってちょっと思っちゃいました。

ではでは(^0^)/

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